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お湯を沸かす時に気をつけたい節約テクニック5選

お湯を沸かす費用

ガス台の炎自宅でお湯を沸かすにも様々な方法があり、最もお得な方法が何かと議論されることがあります。

電気ポットや電気ケトル、ガスでお湯を沸かすなどの比較がありますが、電気代もガス代も定期的に変わりますし、地域や契約方法によっても差があるので、これといった正解を出すのは難しいものです。

特にガス代は都市ガスとプロパンガスでかなり費用が違うので、一概に正解を出すことは出来ません

一般的には電気ケトルが最も効率が良いとは言われていますが、今ある道具を無駄なく使うことこそが、結果的に最も節約になるものです。

最も効率の良いお湯を沸かす方法にこだわるより、今現在お湯を沸かしている方法の中から、効率よくお湯を沸かすテクニックを取り入れてみてください。

そこで今回はお湯を沸かす時に気をつけたい節約テクニックを紹介します。特定の道具ということではなく、既に所有している道具で出来るテクニックです。

1 常温の水からお湯を沸かす

ペットボトルのミネラルウォーター常温の水とは冷蔵庫で冷やさた水でお湯を沸かさないという意味です。ペットボトルのミネラルウォーターを使用している家庭だと、多くの人が実践していると思います。

参考飲料水を節約するテクニック

これを水道水でも応用するような事です。お湯を沸かす費用をかなり節約することが出来ます

特に水温が低い冬場には大きな節約になってくれます。2リットルぐらいのペットボトルに水道水を入れて常温に戻してからお湯を沸かすことで、大幅に光熱費を節約することができます。

参考鉄たまごより錆びにくいてつまるが優秀!

またこのペットボトルの入れて常温に戻す方法は、水道水の塩素が気になる人にもおすすめです。水道水の塩素は光(紫外線)に当たると自然と抜けていきます。

天気の良い日に窓際にでも置いておけば、常温よりも水が温まるので一石二鳥です。蛇口から出したばかりの水道水と飲み比べてみると違いが分かるはずです。

水道水をつくる浄水場でも、塩素が抜けないように極力日光に当たらないように工夫されているぐらいなので、意外と即効性があるものですよ。

ただし口をつけたペットボトルは避けてください。細菌が繁殖してしまうケースがあります。

2 使用分のみのお湯を沸かす

必要以上のお湯を沸かすことほど無駄なことはありません。このお湯の量を意識することも節約にとっては大切なポイントになります。

コーヒーやお茶を飲むのであれば、先にカップや湯のみに水を入れて適量を測り、その水のみを沸かすことで無駄がなくなります

カップラーメンでお湯が少な過ぎて困った経験は誰にでもあると思うのですが、だからと言って極端に多めにお湯を沸かすと無駄になります。

参考余ったお湯の活用方法

お洒落な軽量カップわざわざ軽量カップで適量を測るのは大変ですが、身近なコップなどで水量の目安を持っておくと無駄を減らすことが出来ます。

そういう意味ではお湯を沸かす水量を確認出来る電気ケトルは優れています。電気ポットの場合は最後のお湯の出が悪いこともあるので、少し余裕を持つ必要があります。

目安のないヤカンでお湯を沸かしている人こそ、あらかじめ水の量を計って無駄をなくしてください。

ヤカンや電気ケトルで沸かしたお湯の残りを放置したまま一晩ぐらい置いてしまうと、雑菌が繁殖してしまうので気をつけてください。必要以上に水を沸かさない事も立派な節約テクニックです。

3 お湯を沸かす道具の掃除

ヤカン、電気ケトル、電気ポットなど、いずれも使用しているうちに水のミネラル成分が付着して汚れてしまいます。

これらの汚れはよほど頑固にでもない限り、極端に水質を悪くするわ汚れた電気ケトルの内側けではありませんが、頑固な汚れは熱の伝導率を下げてしまうので、定期的にお湯を沸かす道具の掃除をすることで、沸かす費用や時間を節約することになります。

電気ケトルやヤカンの汚れを落とすための専用の洗剤も売られていますが、水垢やミネラル成分はアルカリ性なので、酸性のクエン酸で簡単に分解することが可能です。

参考電気ケトルの簡単洗浄方法

稀に水垢だらけのヤカンや鍋を使用されている人がいますが、あれは見た目が悪いだけではなく、余計な光熱費がかかっているということを忘れないでください。

4 なべ底の水滴

火にかけられやかんガスを使用してお湯を沸かす場合は、いくつか気をつけたいポイントがあります。

それはヤカンの底や鍋底の水滴です。

ヤカンや鍋に水を入れる時やキッチン周りに置いてしまうと、底に水滴がついてしまうことがあります。

この底の水滴を蒸発させるのにガスの炎の熱が奪われてしまうので、火にかける前になべ底の水滴を拭き取ることで、ガス代を節約させることが出来ます。

またヤカンや鍋の大きさにもよるのですが、ガスの炎がはみ出るほどの火力は無駄です。周囲の空気を温めているだけになるので、弱火が良いというわけではありませんが、ほどよくヤカンや鍋底に収まる程度の火力に調節してください。

5 保温は控える

保温機能は電気ポットの魅力の一つでもあるのですが、お湯を保温しておくと電力消費が大きくなります。

頻繁にお湯を利用するのでなければ、その都度お湯を沸かした方が電気代の節約になります。

またお茶一杯の為に数リットルものお湯を沸かしていてもロスが大きいので、電気ポットを使用している家庭では、水の入れ過ぎにならないように気をつけることで、大幅に電気代を節約することができます。

お湯を沸かす方法は様々ですが、どの方法も無駄を無くす事で節約につながるので意識してみてください。

これから一人暮らしを始めるという人などで、お湯を沸かす道具の購入を考えている人であれば、コスパや使い勝手も含めて電気ケトルがおすすめですが、たまにしかお湯を沸かさない人であれば、手持ちの鍋で沸かした方がずっとお得で邪魔にもならないので、上手く見極めてほしいと思います。

まとめ 余計な道具は増やさない!

専用の道具の方が効率が良いからと、次から次へと買い替えていると節約にはなりません。

飲食店のように頻繁に使う道具であれば、僅かな効率アップでも回数を積み重なることで時短や節約になりますが、一般家庭での使用頻度では購入価格の元が取れないことも珍しくありません

また物が増えると収納スペースも必要になり、せっかく使い勝手が良い道具でも準備する手間が増えてしまいます。僅かな光熱費の節約の為だけに、スペースが取られたりメンテナンスの手間が増えてしまうと、結局は損してしまうかも知れません。

参考便利な収納グッズの注意点!

電気ケトルの手軽さや電気ポットの保温が必要な人にとっては、それらの機能が生活を豊かにしてくれますが、たまにしかお湯を沸かさない人が、それらの専用の道具をいちいち購入していては節約どころではないので、それぞれの環境に合わせて上手く選んでみてください。

まずは手持ちの物で何とか出来ないかと向き合ってみてください。良い点や不便な点も見えてくるので、買い替えるにしてもより良い物を選びやすくなりますよ。

この辺のテクニックは車の燃費を向上させるグッズやエコモデルの車などにも当てはまります。タクシーのように短期間でとんでもない距離(50万㎞以上)を走るような使い方でなければ、元は取れない物が多いので気をつけてください。

参考燃費向上グッズはウソばかり!?

お湯を沸かす方法も同じです。現在お湯を沸かしている方法の中で節約出来ることを、まずは取り入れてみてください

お湯を沸かすに最も効率の良い方法というのは、地域や時代(石油価格や電気代の変動)によっても違うので、これといった正解があるものではありませんが、今ある方法の中で無理なく出来ることを選択し、節約につなげてほしいと思います。

  • 冷たい水からお湯を沸かさない
  • 必要以上のお湯を沸かさない
  • お湯を沸かす道具の定期的な掃除

これらを心がけてください。道具や方法による違いよりも大切なことだと思います。

ちなみに最もお湯を沸かす費用が高くなるのは電子レンジだと言われています。

マグカップに入れた牛乳を温めるような使い方であれば、鍋を洗う手間がないので便利な方法ですが、頻繁にお湯を沸かすような場合は避けた方が良いかと思います。

お湯を沸かす量や頻度や費用は人それぞれ違うので、一概に正解は決められませんが、必要以上にお湯を沸かす事ほど無駄な事はないので、本質を見誤らないように意識してほしいと思います。

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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