節約はレジャー!

図書館のメリットは本の購入代金の節約だけではありません

図書館のメリット

図書館の管内節約家の皆さんは、図書館を利用したことがあるでしょうか?

全く本を読まないという人だと学生時代の学校の図書館ぐらいしか利用した事がない人もいるかも知れませんが、一度も地元の図書館を利用したことがないという人は、是非検討してみてください。

図書館を利用するメリットというのは本の購入代金の節約だけではありません。自治体によっては本の他にCDやDVDや雑誌を借りられることもありますし、豊富な新聞のラインナップやパソコンを利用できる所もあります。

子供向けの絵本が充実している図書館も多いですし、図書館の近くに子供たちが遊ぶプレイルームのようなものが併設されている事も多いです。

もちろん小さな子供がいない家庭にもお勧めです。図書館には一般的な本屋にはない魅力があるものです。

そこで今回は図書館を利用することで得られるの様々なメリットを紹介します。図書館は節約家にとっても相性抜群なので、有効に活用しましょう。

1 返却期限

図書館の本の返却期限というのは、考えようによってはメリットにもなります。

「返却期限までに読まなければ」という気持ちになるので、積読になりにくい傾向があります

意外と本を購入した時点で満足してしまい、読まずに放置してしまった経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

考え方は人それぞれではありませすが、せっかく図書館まで足を運んで借りてきたのに、読まないのはもったいないと感じることで、積極的に本を読み進めることが出来ます。節約家ほどそう思えるのではないでしょうか。

何となく購入してしまった本というのは「いつか読もう」と自宅の本棚で放置されてしまう事がありますが、図書館の本には返却期限があるだけに、読書がすすんでくれるものです。

2 冒険

お洒落な図書館冒険とは「購入したいほどの本ではないが、少しだけ興味のある本」を、図書館なら躊躇なく借りられるという意味です。

あまり好きではない作家や批評家の本を購入することは少ないと思うのですが、これが図書館だと手に取りやすいというメリットがあります。

嫌いな作家の本を購入すると売り上げに貢献してしまいますが、図書館なら関係ありません(笑)。

また読んでいる途中でつまらないと感じれば、遠慮なく本を閉じることも出来ます。これも図書館ならではのメリットだと感じています。時間の無駄を省けます。

逆に自分の大切なお金を使ってまで購入した本は、たとえつまらなくても読むのを止めるのは悔しいものです。読み切ったとしてもお金と時間を無駄にした・・・と後悔することがあります。

図書館の本であれば躊躇なく流し読みをすることが出来るので、お金を払ってまで読みたくはないという本でも冒険しやすくなります。

私自身もこの冒険として選んだ本のおかげで、今まで知らなかった知識に出合える事が劇的に増えたと感じています。好きな本だけを手に取る事が多い本屋より、見識を深めやすいメリットがあります。

3 未知との遭遇

未知との遭遇というとこれまた大げさなのですが、図書館では思いもしない本に出合うことがあります。

ネット検索では「この本を購入した人は、こちらの本も購入しています」といった感じで、似たようなジャンルの本を提案してくれることがありますが、図書館では時代やジャンルが様々な本が混在しています

お金を出してまで読みたくない本でも、図書館なら手に取りやすいと紹介しまたが、未知との遭遇というのは、さらにその幅を広げた感じで、現在の本屋では置いていないような古い本と出合う事があります。

図書館に行くと予定していた本以外を借りてくることは珍しくありません。また節約といった本でも「家事のコーナー」にだけあるとは限らず、経済やエコのコーナーにあることも多いので、そこでまた新たな切り口の本に出合うことがあります。

スマホで節約情報を検索すると、今の人に役立つ便利なテクニックが色々と見つかるものですが、昔の人だからこその節約テクニックと触れる事で、新たな視点が見えてくるような事は珍しくありません。

私は欧米の生活の知恵や節約テクニックなども、随分と図書館で出会いましたし、日本ほど水道水のようなインフラが整っていない国だと、水の節約に対する考え方が全然違うのだと勉強になる事もありました。

最近はネットでも簡単に本が見つかりますが、それでも数十年前の本が豊富に揃っているわけではありません。図書館では思いもしない本との出会いがあるのも大きなメリットだと感じています。

4 CD、DVD、雑誌

一部の図書館ではCDやDVDや雑誌の貸し出しをしているケースがあります。

流石に最新作とはいきませんが、過去の名作や有名な作品が見つかることもあります。

これは地域によって違うので何とも言えませんが、有料レンタルをする前に一度地元の図書館で確認してみてください。思わぬ節約が出来るかもしれません。

雑誌も最新刊は貸し出しできないケースが多いのですが、その場で読む事は可能です。

図書館によってはかなり専門的な雑誌を揃えている事もありますし、コピーがOKのところもあるので、一部の情報だけを保存したい時にも便利です。

大きな図書館だと雑誌の読み放題などに設定されていない専門的な雑誌を取り扱っている事もあるので、私は図書館に行く度にいくつかの雑誌を読む事が楽しみになっています。部数の少ない専門雑誌ほど高価なので、節約的にもかなり助かっています。

5 過去の作品

図書館ではネットでは購入できないような本が所蔵されていることがあります。

それほど売れずに絶版になった本は、中古でも出回ることは稀ですし、プレミアムがついていて購入出来ないこともあります。

私は数年前にネット探し回って見つからなかった本があり、ヤフオクに出展されているのを見つけると3万円もの価格になっていて諦めた事があるのですが、その本をたまたま図書館で見つけた時には驚いてしまいました。

図書館によってはパソコンで検索することが出来るので、簡単にそのような本を見つけられる可能性があります。

そのネットで見つけられなかった本は、図書館にあるはずがないと決めつけていたのですが、物凄く身近なところに答えがあったわけです。

地元の自治体にいくつか図書館があると、それらの垣根を超えて検索できたり、予約して取り寄せるような事も出来るので、本当に便利なものですよ。

6 新聞

英字の新聞大きな図書館はその地域で手に入れられる新聞の全てを取り揃えています。また過去の新聞を貯蔵しているところもあるので、過去記事を調べることが出来ます。

大きなニュースはネットで検索できますが、子供の名前が載った場合や写真に写っていたなど、ちょっとした情報を知りたい時に役立てることが出来ます。

私も一度だけ何年も前の新聞記事を調べる為に利用した事があります。司書さんがいっしょになって探してくれ、コピーを取る事も可能でした。

週末になると全てのスポーツ新聞の競馬予想に目を通して研究しているおじさんもいます。新聞の使い方は様々ですが、図書館の新聞コーナーは結構人気があるものですよ。

7 冷暖房費

エアコンの温度設定真夏や真冬に図書館を利用すると、自宅のエアコンや暖房といった光熱費を節約することが出来ます。

参考暖房費を節約する方法

さらに細かな事を言えば、トイレの水道代やトイレットペーパーまで節約することが出来ます。

参考トイレットペーパーの節約

基本的に図書館の中での飲食は禁止だと思いますが、ちょっとしたスペースやベンチ、公園や植物園、博物館と併設されていることもあるので、お弁当を持参して一日中過ごしている人も珍しくありません。

最近は無料のWi-Fi環境が整備されている図書館も増えてきているので、人によってはスマホの通信費といったものも節約できるかも知れません。

お金を掛けずに休日を過ごす事ができるのも、図書館の大きなメリットです。空港や役所にあるような足踏み式の飲料水も、大抵は用意されていますよ。

8 納税者の特権

基本的に図書館は税金で運営されています。図書館を利用する権利は地元住民であれば誰もが持ち合わせていますが、実際に利用しているの住民は半分もいません。

全く図書館を利用していない人にとっては税金の無駄遣いと感じるかも知れませんが、私のように図書館のヘビーユーザーだと、税金を取り戻している感覚になります(笑)。

おそらく図書館で読んだ本の価格を合わせると、私の納税額よりもはるかに高くなります。これだけで自治体への不満がなくなります(笑)。

ちなみに私はそれなりに速読ができるので、図書館で半日を過ごしているうちに数十冊もの本を読むことがあります。

参考超おすすめの速読本!

これは図書館の本だからこそできる速読法でもあります。面白そうな本や楽しみにしていた本であれば、借りてきて自宅でゆっくりと噛みしめながら読み進めています。

税金を取り戻す為に図書館を利用すると考えるのは、少しおかしな発想かも知れませんが、私にとっては大いに役立ってくれているので不満がありません。

8 子供向けの本

大きな図書館には子供向けの作品も充実しています。

子供向けの絵本ほど文字が少ないので、直ぐに読み終えてしまうものですが、だからこそ図書館で借りられるメリットが大きいのではないでしょうか。

せっかく本屋さんで絵本を購入してきても、たった数分で読み終えて飽きてしまうかも知れません。

先に図書館で借りてきて、子供が気に入った絵本だけを購入するといった使い方も出来ると思います。

また大きな図書館では、子供向けに絵本や紙芝居の読み聞かせ公演なども行っていることがあります。子育て世代にとっても図書館はメリットが多いものなので、ぜひチェックしてみてください。

まとめ 図書館は節約だけじゃない

図書館の絵本コーナー一般的な図書館は役所が運営しているのですが、地域によっては大学や大企業が運営していて一般開放しているケースもあります。

そのような図書館ほど、せまい分野の専門書が豊富なので、思わぬ出会いがあるかも知れません。

さらに移動図書館や公民館などに小型の図書館がある場合もあるので、お住まいの地域の図書館を調べてみてください。予約すれば近所の公民からでも、他の図書館の本を借りるような事もできますよ。

またお住まいの地域でなくても、職場の地域の図書館を利用できるケースもあります。こちらも合わせて選択肢に入れることで、大幅に節約につなげられるものですよ。

図書館を利用したことがない人は、返却などに不安があるかも知れませんが、大抵の図書館では営業時間外でも本を返却出来るように「返却ボックス」「ブックポスト」などが設置されているので安心してください。

仮に返却期間を過ぎてしまってもペナルティーがあるわけでもありません。大抵は連絡がきて返却すれば問題にはなりません。

よほど悪質な場合だと会員書を取り上げられてしまうかも知れませんが、普通に利用する分には問題になる事はありません。

話題になっている本だと、なかなか借りられないケースもありますが、大抵の図書館では予約が出来るので、少し待てば読む事ができるものです。最近はネット上で予約できる図書館も増えてきています。

図書館を利用している人の中には、明らかに職員よりも長い時間過ごしている人がいるほどです。

ちなみに私が初めて一人暮らしをした時に、たまたま大きな図書館の近くだったという事もあり、節約家になる前から自然とお世話になっていました。

そこの図書館ではCDやビデオの貸し出しも行っており、有名な映画をいくつも無料で借りて楽しんでいたものです。

それから引っ越しをする時は、職場の近くや近隣のスーパーといった選択基準の他に、図書館も含むようになりました。

参考職場の近くに引っ越して通勤時間短縮

図書館の近くに住んでいると、本の購入代金や本棚のスペースも節約できますし、季節によっては冷暖房費の節約にもなります。私は読書が趣味ではありますが、気になる本が見つかると、まずは図書館にあるか検索しています。

参考本の購入代金を節約する方法!

多くの本は何度も読み返すことはありませんし、必ずしも手元に置いておかなければならない本というのは、実際にはそれほど多くないものです。私は電子書籍も取り入れているので、所有している本の数はそれほどではありません。カラーボックス二つで収まるぐらいです。

図書館を上手く活用することで、本の購入代金だけでなく、部屋のスペースやレジャー費まで節約できるので、読書好きの節約家ほど上手く活用してみてください。

住民税の納税額を上回るほど図書館を活用しましょう(笑)。

コメント

  • 私も図書館が大好きですが、納税額を取り戻すという考えはありませんでしたw
    すごく面白い視点の持ち主ですね!またお邪魔させていただきます。

    by 匿名 €

  • 私も図書館には本屋やネット通販にはない本との出会いがあると感じております。新刊本でもリクエストを受け付けてくれますし、館内の貯蔵庫にある本まで調べることができます。個人的にはあまり利用者は増えてほしくないのですが、図書館を税金の無駄遣いだという輩もいるので、こちらで紹介されている図書館のメリットが世の中に普及すると良いですね

    by 匿名 €

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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