節約はレジャー!

「年収90万で東京ハッピーライフ」レビュー|必読書です!

年収90万で東京ハッピーライフ

今回紹介する本は「年収90万で東京ハッピーライフ」です。

具体的な節約テクニックについて解説されている本ではありませんが、「年収90万で東京ハッピーライフ」というタイトル通り、徹底的に自分基準のハッピーライフを実践されている様子が、とても参考になる本です。

「ハッピーライフ=楽しい人生」だけではなく、新しい基準を学ぶことが出来ます。

節約という言葉に虚しさや我慢といった印象を感じてしまう方に、特におすすめしたいと思います。

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好きなことだけで生きていく

よく「本当にやりたいことをやろう」と主張される方が多いですが、私も含め本当にやりたいことが明確な人は少ないと思います。

著者である大原さんは、「やりたいことをやる」という基準だけではなく、「やりたくないことはやらない」という基準を大切にされています。

特に感銘を受けたのは、

「嫌いなことで死なない」

という基準です。

私は読書が趣味ということもあり、多くの本を読んできましたが、この言葉は新しいなと感じました。

大好きなことをやって死ぬなら本望ですが、嫌いなことをやって過労死してしまうことほど悲しいことはありません。

お金の為に、家族の為に、生活の為に、仕方がなくイヤな仕事をしている方もいるとは思いますが、本当にお金が必要なのか、家族が喜んでいるだろうか、生活できないのだろうか、と考えるきっかけになると思います。

本当に大切なモノ、本当に必要なモノを見つけるのは難しいですが、それほど必要ではないモノ、重要ではないモノという視点で自分自身を観察してみると、新しい発見があるものです。

これは断捨離を実践されている方だとイメージできると思います。断捨離はモノを減らすことでシンプルなライフスタイルを手に入れられるということが本質ではなく、逆に本当に大切なモノが浮き彫りになるということでもあります。

「年収90万で東京ハッピーライフ」を読むと、世間の常識で決められた基準に疑問をもつきっかけになると思います。

好き嫌いの基準

そもそも好き嫌いの基準というのは、かなり曖昧なものです。

コーヒーをよく飲まれる方でも、本心から好きだとは限りません。周りの人がコーヒーを頼んでいるから、そういうものだと思いこんでいる可能性があります。

たとえば、小さな頃から煙草やビールが大好きだという子供は稀です。大抵は小さな子供がビールをなめた瞬間に「にがーい」となります。煙草の煙も同様です。

それが大人になるにつれて、周りの人がそれらを楽しんでいる姿を見る機会が増えていき、そういうものなのかと受け入れていきます。

これは大人になってからも同様であり、周囲の人が持っているモノ、芸能人がもっているモノ、テレビで紹介されているモノを受け入れるのが、当たり前になっていきます。

周囲の人や芸能人やテレビ番組を選択しているのは自分自身なので、あまりそこに疑問をもつことがないのですが、その選択ですら、世間の常識や周囲の人の影響を受けます。

学校で流行っているから、友達がもっているから、実家がそうだったから、と本当は欲していないモノまで、当たり前に受け入れてしまうようになります。

ここから抜け出さないと、自分の基準で判断することができません。

本当に自分が欲しているモノ、必要なモノを見極めるのは簡単ではありませんが、一つの基準を紹介させてもらうと、それらのモノを手放した時に感じる自分の心の変化(情動の変化)をよく観察してください。

モノを手放すまでは「もったいない」「高かったし」「まだ使えるのに」など葛藤があるかも知れませんが、必要のないモノを手放した場合、葛藤はすぐに消滅するものです。

モノを手放したことに後悔するのではなく、必要のないモノを購入したことに後悔します。

逆にモノを手放したことそのものに後悔するのであれば、それは本当に必要なモノということです。

その場合は改めてより良いモノ、自分が求めている機能を満たしているモノを購入すればOKです。

まさに断捨離をすることで得られる学びでもあります。

自分の中にしっかりとした基準が構築されると、テレビや周囲の人の意見に影響されなくなります。参考にするのは構いませんが、しっかりと自分の物差しで測って判断してほしいと思います。

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まとめ 金持ち脳の実践者

以前に苫米地英人さんの「金持ち脳」という本を紹介したことがあるのですが、

参考苫米地英人の「金持ち脳」

「年収90万で東京ハッピーライフ」の著者である大原さんは、間違いなく金持ち脳の持ち主です。

お金をたくさん稼ぐこと、所有することが金持ちの基準ではありません。誰かと比べたり、世間の常識に当てはめて判断することではありません。

自分の基準を満たしている人が金持ちです。

どんなに収入が増えても、必要のないモノ、欲していないモノばかりに囲まれていては、いつまでたっても貧乏な思考のままです。

おそらくこの「年収90万で東京ハッピーライフ」がベストセラーになって収入が増えたとしても、著者である大原さんの基準はぶれないと思います。

既に自分のやりたいこと、好きなことを実践されているので、わざわざイヤなことでため込んだストレスを解消する必要がありません。

世間の常識に従って嫌いなこと、イヤなことを受け入れていると、そのストレスを発散させる為にお金を使ってしまうものです。

「頑張っている自分へのご褒美」などと言って、それほど欲しくもないモノを購入してしまうわけです。これはイヤなことから目を背けているだけです。根本的な解決にはなり得ません。

そもそも頑張っていると思っている時点で、やりたくないことをやっています。

これは中野信子さんの努力不要論とも通じる話ですが、

参考中野信子の努力不要論レビュー

「努力」や「頑張る」という言葉にポジティブな印象をもっている方は、貧乏脳の可能性が高いです。

何時間もゲームに熱中している子供に「頑張っているね」「努力しているね」とは言いません。本人もそう思っていません。やりたくてたまらないから、足がしびれていてもやり続けられます。

ゲームが嫌いな人が何時間もやり続けることは、確かに努力と言えるのでしょう。頑張ったのだと思います。

話が少し逸れてしまいましたが、「年収90万で東京ハッピーライフ」という本は本当におすすめです。やりたくないことの為にそれほど努力をしなくても、ハッピーライフがおくれるのが理解できると思います。

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節約家にこそ、読んでもらいたい素晴らしい本です。

私自身もやりたくないこと、必要のないモノをどんどん手放していますが、比例するようにストレスもどんどん少なくなってきました。

ストレス解消の為に飲みに行くことがなくなり、旅行に行きたいとも思わなくなりました。

心から好きな人、尊敬している人の誘いにはのりますが、あくまでもその人との関係、会話そのものが目的であり、お酒や旅行に求めるものは無くなりました。

もちろん心からお酒が好きな方、旅行が好きな方は、どんどん行ってください。そこを否定しているわけではありません。

徹底的に自己観察(感情の揺れ動きの観察)をし、自分の基準を大切にしてほしいと思います。

ハッピーライフというと、好きなことだけの人生のように思うかも知れませんが、「やりたくないことをやらない」ことも、ハッピーの一つだと思います。


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