節約はレジャー!

泡立ちの良いタオルで石鹸を節約!お財布や地球にも優しい

泡立ちのいいタオルとは?

様々なタオルお風呂で使用するタオルには様々なタイプがあり、一般的な綿のタオルの他に肌を傷つけにくいシルクで作られたタオルや、石鹸の泡立ちが良いタオルなどが売られています。

私自身が敏感肌ということもあり、長年シルクのタオル(100円ショップ)を使用していたのですが、少し前に泡立ちの良いタオルを試してみると感動的で驚きました。

名前の通りに明らかに泡立ちが良く、しかもきめ細やかな泡が簡単で出来て感動しました。しかも少量の石鹸でたくさんの泡が出来てくれるので、石鹸の使用量が抑えられて節約になるなと感じました。

特に私は敏感肌なので肌に優しい純石鹸(シャボン玉せっけん)を使っており、一般的な石鹸よりも少し高価なだけに、泡立ちの良いタオルの存在がありがたく感じました。

そこで今回は石鹸の節約にもなる泡立ちの良いタオルを使用するメリットを紹介します。

汚れを落とすメカニズム

多くの女性は顔を洗う時に洗顔フォームや石鹸を丁寧に泡立て、優しくなぞるように洗っていると思います。

ゴシゴシと力を入れて擦ると肌が傷ついてしまうので、泡のクッションで優しく震わせる程度で済ませているのではないでしょうか。

肌は皮脂で覆われているので、よほど頑固な汚れが外部から付着したのでなければ、力を入れて擦らずとも石鹸の泡だけで落ちてくれます。

最近はトイレやお風呂の洗剤でも擦らなくて良いタイプが売られるようになりましたが、あれは特別な洗浄成分が開発されたというよりも、泡をその場に留まりやすくしたからこそ、泡が汚れを吸着して落としてくれるようになりました。

衣類の部分落とし洗剤などもそうですが、普通の液体洗剤を塗るだけより、襟袖ケアなどの専用洗剤は泡で出てくる構造になっているので、洗剤の成分が繊維の奥深くまで浸透しやすくなっています。

石鹸が汚れを落とすメカニズムというのは、界面活性剤の力によって油汚れと水が馴染む事で剥がれ落ちるようになるので、きめ細かやかな泡ほど汚れとの隙間に入り込みやすくなります

洗剤の成分が入り込まない大きな汚れだと、力強く擦って物理的に汚れを剥がした方が良い事もあるのですが、肌に付着するような汚れは頑固なものではないので、泡を少し乗せておくだけで綺麗に落ちてくれます。

歯ブラシでも力を入れてしまうと毛先が倒れてしまうので、軽く小刻みに震わせた方が歯磨き粉の洗浄成分が歯の隙間に届くように、いかに上手に泡立てるかがポイントになります。

洗顔だと理解している人も多いのですが、全身の皮膚の汚れも条件は同じなので、ゴシゴシと力強く擦らずとも汚れは落ちてくれます。

日頃から力強くタオルで皮膚を擦ってしまうと、肌の表面が傷ついて分厚くなってしまう事もあります。同じ動作を繰り返す職人の手にマメやタコができるように、長年ゴシゴシと力をいれて肌を擦っていると皮膚は硬くなってしまいます。

私は男なので銭湯に行くと実感するのですが、年配の男性ほどゴシゴシと力いっぱいにタオルで擦って洗っている人が多いせいか、やたらと背中にシミがある人が多いです。

昔は寒風摩擦のようにゴシゴシと擦る事が良しとされていたのかも知れませんが、肌の為には良くない事なので気をつけたいところです。

泡立ちの良いタオルを使用すると、自然ときめ細かな泡が立ってクッションとなってくれるので、多くの人にメリットがあるのではないでしょうか。

石鹸の弊害

またタオルによる擦れだけではなく、石鹸やシャンプーの洗浄力が肌を傷めているというケースもあります。

食器洗いをする男性頻繁に石鹸を使用していると、皮膚を守る為に必要な皮脂の分泌が追いつかなくなってしまうので、どんどん毛穴か水分が蒸発してカサカサになってしまいます。

肌のケアとして保湿を意識している人も多いと思いますが、本来は自分の毛穴から分泌される皮脂でガードするのが理想なのであり、わざわざ保湿クリームでガードしなければならない状況というのは、石鹸の使い過ぎの可能性があります。

参考手荒れが治らない人の特徴!

また界面活性剤はすすぎが十分でないと肌に残ってしまうので、それが負担になる事もあります。特にシャンプーは髪に絡まって残りやすいという特徴があるので、髪が長い女性ほど髪に残ったシャンプーの成分が背中に触れて肌荒れを引き起こしてしまいます。

石鹸も直接肌に擦り付けてしまうと成分が残りやすくなるのですが、その後に湯船に浸かることが多いので、残留成分の問題が起きにくい傾向があります。

女性は正しいシャンプーの使い方などを理解している人が多いので、手や洗面器の中で泡立ててから髪につける人も多いと思いますが、男性だと直接頭皮にシャンプーを付けてしまう事もあるので気をつけてください。

泡立ちの良いタオルを使用する事というのは、きめ細やかな泡がタオルと肌のクッションとなって肌を傷つけないメリットがあるだけでなく、残留成分の問題がある石鹸やシャンプーの使用量を減らす事にもなり、それがすすぎやすさにもつながるというメリットがあります。

洗濯洗剤でも入れ過ぎると汚れ落ちが悪くなったり、すすぎが不十分になってしまうように、泡立ちの悪いタオルを使用していると、必要以上に石鹸やボディーソープを使う事になってしまいます。

泡立ちの良いタオルのメリット

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。泡立ちの良いタオルのメリットというのは、ここまで紹介してきた泡立ちの良さや使用量を抑える事がメインなのですが、もう一つのメリットとして習慣を変えずとも肌の負担を減らす事ができる点があります

女性のように肌のケアに敏感な人であれば、既に負担になるような事は避けていると思うのですが、昔からゴシゴシと力強くタオルで擦るのが習慣だった年配の男性だと、口で言ってもなかなか習慣は変えられません。

慣れ親しんだ習慣を変えるのに抵抗を覚える人が多いだけに、タオルを泡立ちの良い物に替えるだけで、勝手に肌への負担を減らしてくれる可能性があります。

単純に石鹸の使用量が減るだけでも肌への負担も減りますし、すすぎもしやすくなるので残留成分の問題も回避しやすくなります。

さらに細かな事を言うと、石鹸の使用量が減るとお風呂場の床や排水の汚れも少なくなります。洗濯機の汚れなどもそうですが、洗剤のカスのせいで頑固な汚れになる事も多いので、それらの使用量が減ると掃除も楽になります。

参考お風呂掃除を簡単に済ませる方法!

もちろんお財布にも地球にも優しいので、多くのメリットがあります。

私は敏感肌なので肌への負担が少ないシルクのタオルを長年使用していたのですが、シルクのタオルには石鹸の泡立ちが悪いという特徴がありました。

分かりやすくボディーソープの使用量で例えると、普通の綿のタオルだと2プッシュで良いところが、シルクのタオルだと3プッシュ必要になるような感じです。

一方で泡立ちの良いタオルに替えると、1プッシュで済むようになりました。

節約家にとっては石鹸の使用量が減るのは大きなメリットではないでしょうか。

泡立ちの良いタオルのデメリット

実は私は泡立ちの良いタオルを10年ぐらい前にも試しことがあります。その当時の泡立ちの良いタオルというのは、いかにもポリエステルといった感じの硬い肌触りで、むしろ肌に悪そうで直ぐに手放してしまいました。

一方で最近の泡立ちの良いタオルは随分と進化しており、化学繊維でも普通のタオルのような肌触りだったり、シルクと混合の生地のものもありました。

ただ安い物の中には硬い質感のタオルもあったので気をつけてほしのですが、いくつか実際に触ってみると相性の良い柔らかさの物が見つけられると思います。

あと意外なデメリットとしては、身体の水分を拭き取る時には向いていません。どうしても普通のタオルより吸水性が劣るので、温泉や銭湯でタオル一枚で済ませたい人にも、泡立ちの良いタオルは向いていません。

価格が少し高いのもデメリットでしょうか。石鹸の使用量が減ってくれるので、長い目で見ると節約にはなる可能性がありますが、直ぐに元が取れるわけでもありません。

ただ少し高いといっても何千円もするわけではないので、肌に優しいメリットを考えると、取り入れてみる価値があるのではないでしょうか。

皮脂の分泌は加齢に伴って少なくなってくるので、若い頃よりも肌が乾燥しやすくなってきた人ほど、肌への負担が少ない泡立ちの良いタオルを試してみてほしいと思います。

まとめ 洗い過ぎのリスク

美容師さんのように頻繁にシャンプーを使用している人の手が荒れてしまうように、石鹸やシャンプーの使い過ぎにはリスクがあります。

仕事によって仕方がないケースもあるので、その場合はハンドクリームなどでケアをしてあげる必要がありますが、なるべくなら一切の副作用もない自分の皮脂だけで補った方が良いので、石鹸の使用量を抑えられる泡立ちの良いタオルを取り入れてみる価値があるのではないでしょうか。

特に私のように敏感肌の人は、泡立ちがあまり良くない純石鹸などを使用していると思うので、泡立ちの良いタオルと相性が良いと思います。

シルクのタオルのように天然素材の繊維の方が肌に触れた時の負担は少ないのかも知れませんが、泡立ちの良いタオルだときめ細かやかな泡のおかげでクッションになってくれるので、強く擦れる心配もありません。

ただ泡立ちの良いタオルは化学繊維が中心なので、人によってはそれが理由で肌の負担になってしまう可能性もありますが、最近の物はかなり進化していて肌当たりが柔らかい物も増えているので、機会があれば試してみてください。

泡立ちの良いボディーソープやスポンジを使用している人であれば、わざわざ頼らなくても良いのかも知れませんが、節約という意味ではそれらは割高なので、普通の石鹸を泡立ちの良いタオルと組み合わせる事で消費量を抑えられるのではないでしょうか。

石鹸カスが少なくなればお風呂掃除も楽になりますし、排水も汚さずに済むので地球環境にとってもプラスになるはずです。

一度もこの手のタオルを試した事がない人はもちろんのこと、私のように昔に試して挫折したという人でも、最近の物なら良くなっているかも知れないので検討してみてください。

ちなみに100円ショップにも泡立ちの良いタオルが売られていますが、触ってみたところ昔の泡立ちの良いタオルのような硬い質感の物が多いと感じました。この辺は肌との相性があるとは思いますが、肌への負担を減らしたい場合は、もう少し良質な物(それでも大抵は1000円未満)を選んでみてください。

ホームセンターやドラッグストアに行けば実際に触れられる事が多いので、相性が良さそうな物を選んでみてください。ネットで調べてみても様々なタイプが見つかりますよ。

【楽天】泡立ち ボディタオル

【amazon】泡立ち ボディタオル

ちなみに最近は100均に「泡だて器」なるものが売られているそうで、

泡立てネットなどよりもきめ細かな泡が簡単にできるとの事で話題になっていました。

元々この手の商品は卵白でメレンゲを作るように開発されたらしいのですが、石鹸できめ細かな泡を作るのにも向いているそうです。泡立てネットを使用している人は参考にしてみてください。

擦らずに落とせるトイレの洗剤やお風呂の洗剤が人気のように、きめ細かやかな泡はその場に留まっているだけでも勝手に汚れとの隙間に入り込んでくれるので、必要以上に力を入れずとも汚れが落ちやすくなってくれます。

全身の肌を洗うタオルでも泡立ちが良いものであれば、慣れ親しんだ習慣を変えずとも肌への負担を減らす事ができるので、機会があればぜひ泡立ちの良いタオルを試してみてほしいと思います。シャンプーを泡立てるのにも使えますよ!

追記 その後に脱石鹸しました

私はこの記事を書いてから数年後に一切の石鹸やシャンプーを使用しないようになりました。その事については別のところで詳しく紹介しているのですが、

参考脱石鹸・シャンプーで一年経った感想

おそらくこれが成功したのも、泡立ちの良いタオルで石鹸の使用量を減らし、皮脂の過剰分泌が抑えられるようになってきた事も関係しています。

今までタオルでゴシゴシと擦れって皮脂を根こそぎ落としていた人が、いきなりシャンプーや石鹸を止めてしまうと皮脂や汗が出過ぎて匂いの問題が出やすいのですが、私は少しずつ使用量を抑えながら身体を慣れさせていけたので、わりとスムーズに移行できたと感じています。

誰もが石鹸やシャンプーを使わない生活が適しているとは限りませんが、自然界の動物が石鹸を使わずともツヤツヤな毛並みを維持しているように、人間も身体が正常な状態なのであれば、わざわざ化粧水や保湿クリームやリンスなどで補う必要はありません。

汗を多くかく職場や食生活や体質なども関係してくるので、誰もが石鹸やシャンプーを使用しない方が良いわけでもありませんが、年齢を重ねて新陳代謝が落ちてきた人ほど、皮膚の皮脂を除き過ぎる事にはリスクがあるので、まずは泡立ちの良いタオルなどで、少しずつ石鹸の使用量を減らしていくのも良いのではないでしょうか。

最近のシャンプーやボディーソープでも、肌に優しいと謳っているものほど洗浄力が抑えられているように、皮脂の取り過ぎも良くないので、それぞれの身体の状況に合わせて身体の洗い方も変えていってください。少しずつ身体を慣らしていけば、ほとんど石鹸やシャンプーを使わずとも良い状態を保てるようになるかも知れませんよ。

コメント

  • 私も数年前から泡立ちの良いタオルを利用しています。これといって肌が良くなったとは感じませんがボディソープの減りは確実に遅くなりました。流石にお湯だけで済ませる気にはなれていません。

    by 匿名 €

  • 石鹸なしですか!すごいですね~
    汗っかきなので考えられませんが、泡立ちの良いタオルで少しずつ使用量を減らしていこうと思います♪

    by 匿名 €

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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