節約はレジャー!

テレビを見ながらできる運動は継続のしやすさで選ぼう!

テレビを見ながら運動?

ヨガの際どいポーズ世の中には様々な運動、エクササイズ方法がありますが、本格的な運動から日常生活に取り入れられる運動まで幅広くあるものです。

中には「テレビを見ながら出来る運動」として紹介されているものがあるのですが、それらの多くは簡単に継続できるものではありません。

ほとんどが根性論の運動や筋トレであり、あまりテレビは関係なくなっています。

テレビの前でハードな筋トレをしたり、ヨガをすることは可能でしょうが、それでテレビの内容が頭に入ってくるかは別問題です。テレビを見ながらという視点が欠けているものです。

あくまでもメインはテレビの内容を理解することなので、そこをおろそかにするのであれば何だって出来てしまいます。それは普通の運動や筋トレが続けられるかどうかの問題です。はっきり言ってテレビは関係ありません。

そこで今回はテレビを見ながらでも簡単に出来る運動を紹介します。それほど意識を向けることなく出来る簡単な運動を取り入れることが、継続するポイントになります。

なかなか運動をする時間を取れない人や筋トレが続かないという人ほど、あえてテレビを見ながら出来る方法を知る事で、無理なく日常生活に取り入れられるようになります。

無意識に出来る運動

1 バランスボール

青いバランスボールテレビを見るときに椅子の代わりにバランスボールを利用することで、無意識に体幹の筋肉を刺激することが出来ます。

バランスボールを使った様々な運動や筋トレがありますが、それらの本格的なトレーニングはあまり意識しないでください。あくまでも座ってテレビを見るだけでOKです。

これが意外と大事なポイントになります。ただ座るだけで良いからこそ、無理なく取り入れる事ができるわけです。

ある程度バランスボールに慣れてくれば、空気圧を上げて難易度を上げることも可能です。難しい体勢やストレッチなどを意識しすぎないことがポイントです。バランスボールはただ座っているだけでもそりなりに効果があるので、余計なことをしてテレビに集中できないのでは意味がありません。

2 グーパー運動

青空バックの握りこぶし手のひらを「グーパー」に開くことで握力を鍛えることが可能です。これもテレビを見ながら行える簡単な運動です。

本格的に握力を鍛えるのであれば、「パー」と開く動作と「グー」と閉じる動作を意識して別に行い、素早く回数をこなして筋肉の限界まで追い込むことが効果的なのですが、あくまでもテレビを見ながらなので適当で構いません。何となく疲れてくるまで行えばOKです。

この辺の考え方が継続する為に重要なポイントになります。スポーツジムなどで行う筋トレというのは、できるだけ限界近くの負荷をかけて効率よく筋肉を鍛える方法なのですが、テレビを見ながら行う筋トレは逆の考え方をしないと継続する事ができません。

適当な軽い運動だと効果がないと思う人もいるかも知れませんが、決してそんな事はありません。例えるなら毎日2キロぐらい歩く人と、週に一度だけ時間を取って10キロ歩く人を比べると、前者の方が基礎体力があるような事です。

大きく筋肉を鍛えるには後者の方が効率が良いのですが、健康の為であれば軽い負荷の運動でも継続して行う方が向いています。

このグーパー運動は腕を上げたり下げたりして角度を変えることで、様々なストレッチの効果も期待できます。テレビを見ながら気持ちのいい腕の角度で試してみてください。

3 指回し運動

「指回し運動」とは両手の指の先を合わせて、一本ずつグルグル指を回す運動です。こちらは脳の運動になると言われていますが、同時に握力も鍛えることが出来ると言われています。

誰でも親指や人差し指であればテレビを見ながらでも無意識に指回し運動を行うことが出来ます。他の指はある程度の慣れが必要なので、無理にテレビを見ながら行わなくても構いません。

薬指や小指は相当慣れないと難しいので、CMの最中など意識して行ってみてください。

あくまでもテレビを見ながら無意識に行うことがポイントなので、回す回数などは気にしないでください。何となく疲れてきたら指を変えたり、回す方向を変えてみるだけでOKです。

4 ふくらはぎマッサージ

「ふくらはぎマッサージ」は運動とは違いますが、むくみ解消や冷えの解消に効果的と言われています。

これもあまり難しく考えずに、軽くふくらはぎを手で優しく揉んであげればOKです。美顔ローラーなどを持っている人は、それでコロコロするとマッサージしやすくなります。

日頃からテレビのリモコンの横にローラーを置いておくことと、習慣化されて継続しやすくなります。

個人的には最もテレビを見ながら行える運動と相性が良いと感じています。初めは手でふくらはぎを揉んでもらえばいいのですが、100円ショップにも似たようなローラーが売られているので、ふくらはぎマッサージの効果を実感したい人にはおすすめです。

もちろん足を延ばした状態で足首をパタパタと動かしてふくらはぎの筋肉を収縮させるような運動も良いですよ。

5 ストレッチ

背伸びをする女性最後は一般的なストレッチです。長時間同じ姿勢でテレビを見ていて疲れてくると、誰もが自然と背伸びをしたりするのではないでしょうか。

人は同じ姿勢が続くと血行やリンパの流れが悪くなるので、自然と背伸びやストレッチをするものですが、これを悪くなる前から意識的に行うのがポイントです。

ストレッチに大した運動効果がないと思っている人が多いのですが、実は筋肉を伸ばすだけでもカロリーは消費されます。ストレッチで特定の筋肉を伸ばすということは、相対する筋肉が縮むことになります。これは軽い運動と同じような効果があります。

ストレッチだけで筋肉が大きく成長するとは言いませんが、柔軟でしなやかな筋肉になることは可能です。むしろ健康的な体づくりとしては、ハードな筋トレよりも向いているぐらいです。

またストレッチによって筋肉が温まると基礎代謝も増えるので、同じ姿勢でテレビを見ているよりも、軽いストレッチを取り入れることでカロリー消費量が増えます。

ちなみに正座をすることもストレッチに含まれます。足がしびれるほど長時間行う必要はありませんが、きちんと正座を行うことで骨盤周りや足首の筋肉をストレッチすることが出来ます。

それこそヨガのようなエクササイズの中にも正座のポーズがあるぐらいです。

正座のし過ぎも良くないのですが、数分程度であればリスクはないので、毎日テレビを見ながら一回ぐらい取り入れてみるのも良いと思います。

おまけ CMの時間を利用

指回し運動のところで、回すのが難しい薬指や小指はCM中に意識して行うのがおすすめと紹介しましたが、この感覚を広げていくともっとハードな筋トレを取り入れる事ができます。

1~2分のCM中だけと割り切りやすいので、腕立て伏せやスクワットのような本格的な筋トレを組み合わせるのも良いかと思います。

CM中にトイレに行ったり、飲み物をもってくる為に立ち上がるような事も、ずっと同じ姿勢を続けている身体にとっては立派な運動になるものです。

CMのないDVDの視聴やテレビゲームほど、同じ姿勢を長時間する事になってしまうので身体にとっては負担が大きい傾向があるという事を覚えておいてください。

まとめ 同じ姿勢のリスク

今回紹介したテレビを見ながら行える運動はかなり簡単な運動ばかりです。これらのように意識を向けることなく行える運動というのは、実はそれほど多くありません。

ルームランナー電化製品に頼るのであれば、乗っているだけで良い「ジョーバ」などもありますが、すぐに衰退したことを考えると効果は薄かったのかも知れません。

他にも単純な動作の「エアロバイク」や「ルームランナー」という選択肢もあります。

それらを所有している人はテレビの前に設置して、テレビを見ながら運動が出来ると思いますが、リビングのテレビの前の良いポジションに設置するのは現実的ではありませんし、かなり邪魔になるのではないでしょうか。

そういう意味でも移動のしやすいバランスボールは向いています。テレビを見ながらだけではなく、読書をする時にも使えます。

ちなみに「運動や筋トレをしながらテレビを見る」というのであれば何でもありです。メインが運動や筋トレなので、テレビの情報が頭に入ってこなくても構わないわけです。どうぞお好きに行ってください。

あくまでもテレビという娯楽やリラックスした時間をメインと考えると、本当に簡単な運動でなければ継続することが出来ません。

「テレビを見ながらスクワットをする」という人もいますが、それが可能な人はテレビを見なくてもスクワット出来るのだと思います。スクワットで太ももの筋肉を限界まで追い込んで息を切らしていると、テレビの内容は全く頭に入ってきません。

CM中だけのように割り切っているのであれば良いのですが、意外とテレビがおざなりになってしまっているケースもあるので、そこは分けて考えた方が良いと思います。

多くの人がテレビを見る時間はリラックスをしていると思います。一日の緊張を和らげる為にもリラックスすることは大切なので、テレビの内容がわからなくなるような運動は、あまりおすすめしません。

簡単な運動でも「継続は力なり」です。結果的に三日坊主で終わる運動よりも効果は高くなります。

テレビを見ながら姿勢を正すのも辛くなれば止めていいわけです。無理に続けるのではなく、無意識に続けられる程度の軽い運動を心がけるのがポイントです。継続できないトレーニングは一時的な効果しかありません。

ストレッチも限界まで追い込まなくても効果はあるものです。軽く気持ちの良い範囲を行ったり来たりすることで、徐々に関節の可動域が伸びていきます。ケガ防止の為にも向いています。

苦しくなるような運動ばかりがトレーニングではありません。本格的に走らなくとも普通に歩いているだけでカロリーが消費されるように、軽い運動でも必ず効果があるので、テレビを見ながら無理なく行える相性の良い方法を見つけてほしいと思います。

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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