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ユニクロの服が高くなっていて驚いた!もう節約家の味方じゃないかも

ユニクロの服が高くなった理由

私は節約家という事もあり、安くて品質もそれなりに良いユニクロの服を昔から愛用していました。ただ品質が良いだけに頻繁に買い替える必要もないので、しばらく遠ざかっていました。

少し前に久しぶりにユニクロに訪れてじっくりと服を眺めていると、随分と服の価格が上がっていたことに驚いてしまいました。

そこでユニクロの服が値上げした理由について調べて見ると、いくつかの理由が見えてきました。

ここ数年の円安傾向や原材料の高騰、世界的な人件費の高騰などを理由に、度々値上げが行われてきたということなのですが、私にはこれらの理由は建前のように感じました。

ユニクロは世界的なファストファッションブランドを目指しているようで、海外勢のH&MやZARA、GAPとの兼ね合いによって、意図的に値上げをしているように思えました。

デザインやブランドイメージだけでいうと先行者である海外勢に劣るので、同じような価格帯まで引き上げたわけではないのですが、それらのカテゴリーに分類されるように、あえて値上げをしてファストファッション業界に足を踏み入れたようです。

デザインが劣っているのに価格差があり過ぎると、安いだけのアジアの服といったイメージになるので、同じ土俵に上がる為に値上げをし、ブランドイメージを構築する為にスターと契約して知名度を上げるような戦略が見て取れました。

要は品質の向上に伴って値上げしたわけではないということです。

さらにユニクロの姉妹店であるGUの存在も大きいです。ユニクロで2000円ぐらいで売られている服と同じような服がGUで1900円ぐらいで売られていても、既に品質が良いイメージのあるユニクロの服が選ばれてしまいますが、あえてユニクロの服を2200円ぐらいにすることでGUの安さが引き立ちます。

値上げ戦略

これはうな重やカツ丼などの専門店の松竹梅の価格設定の戦略と似ています。松竹梅と三段階の価格設定にすると、真ん中の竹が圧倒的に選ばれる傾向があります

今まで一つの価格設定で2000円でうな重を提供していたお店が、松竹梅の戦略を取り入れて梅1900円、竹2200円、松3000円とすると、今までと同じうな重である竹の価格を引き上げることができます。

この戦略の凄さは値上げしたのにも関わらず、お得感を演出できることです。

ただお店側も三種類のうな重を用意するとなると、手間が増えて人件費や管理費が増えてしまいます。これでは利益が増えないので、実際には竹と梅のうな重が同じモノである事は珍しくありません。

中身は全く同じ鰻でも、あえてお重を安そうな物を選んだり、付け合わせの漬物や汁物の質や量を減らすのかも知れません。彩りの為の山椒の葉っぱの有無や割り箸の質なんかも変えているかも知れません。

こうすることで別々に管理する手間を省き、一番売れ筋の竹の値上げに成功します。酷いところだと価格の高い松ですら、全く同じうな重ということがあるほどです。せいぜい形の良い鰻を選ぶ程度で、高級なお重や付け合わせを良くしただけというケースもあります。

もちろん全てのお店がそうだとは言いませんが、一番売れ筋の商品の価格を上げるときに、あえて安くてみすぼらしいものを用意することで、お得感を演出することは珍しいことではありません。

ユニクロの服の価格が上がった理由にも、同じような戦略が見え隠れてしているように感じました。原材料や人件費の高騰で少しぐらい値上げするのは仕方がありませんが、姉妹店であるGUで出来る事が出来ないはずはありません。

企業が利益を求めるのは当たり前ですし、世界で戦いやすい価格帯に設定することも悪いわけではありませんが、日本の消費者にとっては喜ばしいことではありません。

さらに数年前からブランドイメージ構築の為に莫大な広告費が掛けています。当然それらの費用も商品価格に含まれています

もう節約家にとってユニクロの服は味方ではないのかも知れません。

まとめ ユニクロの功績

最近ではユニクロやGU以外でも、安くて品質がそれなりに良い服が増えてきました。ユニクロが伸びたおかげで消費者の目が肥え、安さだけで勝負できなくなった他のメーカーの服の品質も、随分と向上してきました。

若い世代の方は分からないかも知れませんが、昔の安い服の品質はそれはもう酷かったものです。たった一回の洗濯でTシャツの首元がダルダルになってしまったり、プリントが剥がれてしまったものです。

今でも品質に差がないとは言いませんが、ユニクロのおかげで最低レベルの品質が随分と引き上げられたように感じます。

昨年に激安スーパーで売られていた299円の肌着を購入したのですが、今でも普通に着続けることが出来ています。極端に伸びてしまうようなこともありません。

日本人のファッションレベルを引き上げたという意味ではユニクロの功績は大きいです。そこは感謝ですが、もう節約家や賢い消費者が選ぶべきではないのかも知れません。

むしろGUの方が昔のユニクロの良さが残っています。若者向けのデザインが多いので、全ての人と相性が良いとは言いませんが、そもそもシンプルなデザインの洋服というのは、年代を選ばずに着られるものなので、上手く活用してみてください。

ユニクロは業界トップの巨大企業になったこともあり、洋服の価格が基準になるほどの力を得てしまったので、消費者目線ではなく効率よく売り上げを伸ばす戦略にシフトしてしまいました。

コカ・コーラが値上げすると他のメーカーが追随するように、トヨタ車の価格によって他の自動車メーカーの価格が決まる(少し安い)ように、業界トップの企業というのは有利な価格設定を出来るものです。

私の地元の北海道のあるお菓子メーカーの商品は、テレビで紹介されて人気に火が付くと、どんどん値上げをしていきました。昔は1200円ぐらいだったのが、小さくなったのにも関わらず1800円ぐらいになりました。

値上げの理由も原材料費の高騰と発表されましたが、300円の原価が330円になったらといって、600円もの値上げをしなければならないわけがありません。1300円になるぐらいであれば納得できますが、売れる側はやりたい放題ということです。

新たな設備投資や開発費が生じるライバルメーカーが、似たような商品を1500円ぐらいで売り出せるということは、既に設備やノウハウが揃っている本家は、もっと安い価格で提供できるはずです。

生キャラメルが流行した時も酷いものでした。本家は800円で売られていましたが、他のメーカーは500~600円ぐらいでした。それでも十分に利益が出せたわけです。

それでも凄い人気だったので、一時は千歳空港の中にある販売店に併設されているカフェで、注文した人のみ二つまで購入できるという酷いありさまでした。廃れていくのは当然です。

もし初めから500円ぐらいで提供し続けていれば、今でも希少性を保ちながらブランドイメージも崩れなかったかも知れません。

企業は売り上げを求めるのが当然なので、これらが悪いわけではないのですが、節約したいという方は賢く選んでいく必要があります。

価格が高いからといって品質も高いとは限りません。品質向上の為の値上げであれば消費者も納得できますが、多くの値上げは企業の利益を伸ばす為に行われています。

原材料高騰の影響で数パーセント値上げするというのであれば納得も出来ますが、何十パーセントもの値上げには様々な戦略が隠されているものです。

中身(品質)が変わっていないのに、パッケージや容器を替えただけで値上げするような物は珍しくありません。CMに大物女優を起用して豪華な容器に入っている高い化粧水が、ドラッグストアで数百円で売られているものより質が良いとは限りません。

洋服の品質も同様です。価格と品質は正比例しません。ユニクロよりも価格が高めの海外勢のファストファッションの品質は明らかにユニクロより劣っています。

一方で最近はユニクロと同じぐらいの品質でさらに安い洋服が、様々なところで売られるようになりました。ユニクロのおかげで選択肢が増えたのは節約という意味でも喜ばしいことです。取りあえずユニクロさえ選んでおけば間違いないという時代ではなくなりました。

洋服は品質だけでなくデザインも大切なので、どこに価値を感じるのかは人それぞれですが、自分が求めている要素が満たされている洋服を上手に選べるようになりましょう。企業の戦略にのせられて無駄に高い物をつかまされないように気をつけてください。

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]