はじめまして、当ブログ「節約はレジャー!」にお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
管理人の「光司」です。
私の主な特徴は、
- アラフォー男子
- 北海道在住
- 178cm
- 62kg
- メガネ
- 猫好き
- 読書好き
- 音楽鑑賞好き(純セレブスピーカー)
- バツイチ
と言ったところでしょうか。誰も私のスペックに興味などないとは思いますが(苦笑)。
昔の私は節約というよりも投資といったものに興味があり、様々な金融関係の本を読み漁っていたタイプでした。
株式や外貨預金、外貨定期預金などは、現在でもリスクの少ないものを所有しています。節約に目覚める前からお金に関しては、それなりに知識があった方だと思います。
普通科の高校に通っていたのですが、選択授業で簿記があり、成績も悪くなかったので、おそらく簿記2級程度の知識は持ち合わせています。
ファイナンシャルプランナーや簿記の資格を取得しているわけではないので、お金の専門家というわけではないのですが、お金に関する基本的な知識はあるほうだと自負しております。
私が節約を意識するようになったきっかけは、特徴にもあるようにバツイチ、離婚が原因でした。
愛する子供との別れは想像していたもの以上に辛く、人生を投げやりに考えていた時期がありました。
離婚して半年ぐらいは様々な葛藤の日々が続きました。自暴自棄になってお金を散財していた事もあります。しばらくして、
「いつか子供と再会した時にカッコいい大人でありたい!」
と、何とか前向きに考えられるようになったのですが、現実には厳しいものがありました。
その現実が「お金」でした。
離婚をした原因について、元嫁は、
「お金は関係ない!」
とは言っていたのですが、ケンカの理由のほとんどはお金があれば解決できるものばかりであり、お金に対する価値観の違いが離婚の原因になりました。
芸能人などが離婚原因についてたずれられると「価値観の違い」といった曖昧な表現をしますが、それが身に染みてよくわかりました。DVや借金やお酒や浮気のような分かりやすい原因ばかりではありません。
元嫁の実家が裕福だったこともあり、養育費は要求されなかったのですが、私としては子供とのつながりが全くなくなるのが嫌だったこともあり、現在でも毎月定額を振り込んでいます。
ただ私から養育費を払うと言っておきながら、現実にはかなり厳しいものがありました。
仕事を頑張ることで給料がUPするのであればいいのですが、あまりそれは期待出来ない職場だと言うこともあり、節約について考えるようになりました。
投資には当然リスクがありますし、安定して収益を上げられるわけではありません。ハイリスクハイリターンという言葉があるように、リターンが高い投資ほど常に気を配り続ける必要があり、離婚でメンタルが落ち込んでいる状態では継続することが難しくなりました。
一方で節約であれば管理を怠ったことで損害が出るようなことが少ないので、精神的にも楽な選択のように思えました。
離婚をきっかけに本格的に節約に向かったのですが、当時は無理して節約することが辛かったことを覚えています。
何でもかんでも我慢して節約をしようとしてしまい、養育費の他にも少しでも貯金をしてお金を貯めておこうとしたので、節約をすることだけが目的になってしまいました。
あまりにも極端に節約に走ってしまうと、誰とも人付き合いが出来なくなり、全ての行動が無駄に思えてしまいました。
また、ぼーっとしてしまうとつい子供のことばかりを考えてしまうので、時間のスキを与えないように極端な節約ばかりに走っていました。
そんな節約だけの日々が一年ほど続いたとき、久しぶりに会った友人に驚かれました。
「おまえ随分老けたな、そんなに離婚がこたえたのか・・・」
と言われてしまいました。
確かに離婚直後はこたえていたのですが、流石にその頃は一年も経っていたこともあり、周りから見てそのような印象だったことに自分でもショックでした。
そして家に帰ってきて鏡の前で自分の顔を見つめると、そこには疲れ切った表情の老けた男がうつっていました。私はそこでボロボロと涙を流してしまいました。
「こんな顔では子供とは会えない!」
節約を初めた頃の目的であったはずの、
「いつか子供と再会した時にカッコいい大人でありたい!」
から随分と遠ざかっていました。節約そのものが目的にすり替わっていました。
この日を境に無理な節約はやめるようにしました。
もちろん無理のない範囲で節約生活は続けていますが、あまり極端なことはしていません。ましてや健康を損ねるような節約はしないように気を付けています。むしろ健康の為に節約で貯めたお金を投資をしています。
そして多少の楽しみも受け入れられるようになりました。
自分を責めていた頃はお酒を一滴も飲まなかったのですが、今は友人からの誘いにはのるようなりました。流石に高そうなお店は遠慮していますが。
そして現在では、ほどほどの節約生活に落ち着きました。
節約をする目的が明確になると、必要以上に無理な節約をすることがなくなります。そして無理なく行うことが出来る「楽しい節約」と、そうではない「辛い節約」の違いが理解できるようになりました。
この辺の基準は人によっても違うとは思いますが、自分なりに苦にならない節約の基準がわかると、一気に節約も楽しくなっていきました。
まさに節約がレジャー!になった瞬間でした。ブログタイトルの理由です。
お金がなくてタクシーに乗れずに仕方がなく歩くのは辛いことですが、ウォーキングで健康になって痩せる為なら楽しんで歩くことが出来ます。子供と再会したときに元気な姿を見せられるのは、日頃からタクシーに乗ることではありません。
同じ行動でも自分の中の解釈一つで世界が全く違うようになりました。この感覚に慣れてくると、何とでも前向きに考え直すことが出来るようになります。
姿勢良く歩いて健康になれば「カッコいい大人に近づくな」と心から思えるのです。
この感覚を伝えたくなり、「節約はレジャー!」というブログを立ち上げました。
節約をする理由は人それぞれだとは思いますが、やはり楽しい節約の方が良いのではないでしょうか。周りの人からは同じように見える節約や行動でも、本人が同じように感じているとは限りません。
全く同じダイエットや筋トレといったものでも、イヤイヤ行っている人もいれば、楽しくて仕方がない人がいるように、はたから見ると辛そうに見える節約でも、本人は快感を得ているかも知れません。
世の中にはお金がなくて仕方がなく節約をしているという人も多いとは思うのですが、ちょっとした心の持ちようで本当に変わります。
節約情報を調べながら当ブログに訪れてくれた人が、一人でも多く明るく楽しく前向きな節約に向かってくれたのであれば、これほど嬉しいことはありません。
節約に「正しい」も「正しくない」もありませんが、「楽しい」や「楽しくない」はあると感じています。この楽しいと感じる節約をブログ内で様々な角度から紹介していこうと考えています。
経済学的に正し節約だったとしても、当人にとって大きな負担になっているのであれば、無理して続ける必要はありません。
それよりも目的から逆算して、「この節約は○○の役に立っている」とか、「○○に一歩近づいた!」のような事を感じられるようになると、無理なく節約を楽しめるようになります。
サッカーのJリーグの選手になるのが夢だった学生が、海外のリーグで活躍する事も意識するようになると、急に英語の授業が楽しくなってしまうように、目的に合致している事だと理解できると、全く同じ行動でも解釈は変わります。
節約も本当にちょっとした考え方次第で、楽しくなって気持ち良くなってお金も溜まっていくので、このような感覚を伝えたいと思っています。
これが当ブログ「節約はレジャー」を立ち上げたきっかけ経緯です。
徹底的にお金をかけない節約だけが正しいわけでもないですし、あえてお金をかけた方が疲労を貯め込まない事につながり、結果的にパフォーマンスが上がるようなケースも珍しくないので、そのようなお金のかけどころといった情報も紹介していこうと考えています。
イヤイヤ行う苦しい節約ではなく、楽しくて気持ちがいい節約を実践できる人が、一人でも増えてくれると嬉しいです。
さっさと苦しい節約はやめて、リスクのない楽しい節約を実践し、お金だけでなく充実感といった幸せも貯めていきましょう!
数円の節約の為に遠くのスーパーまでいって時間を失うのをバカにするような人もいますが、当人がそれでダイエット効果や健康効果を感じているのであれば、一石二鳥の最高な節約になるように、自分なりに最適な方法を見つけていきましょう!