節約はレジャー!

車の整備を自分で行って節約!?損するケースもあります

車の整備を自分で行って節約!?

車好きの人であれば、簡単な車の整備を自分で行う事で車検時の整備費用を抑えられるものです。

私自身も昔はそれなりの車好きで、ガソリンスタンドのアルバイト経験もあるので、交換するだけの簡単な整備であれば自分で行う事ができます。

ただし、安くなると思って行った事でも実際にはプロの整備よりも高くついてしまうケースがあります。

オイル交換

車好きで工具を持っている人であれば、エンジンのオイル交換は難しい事ではありませんが、意外と整備工場にお願いした方が安く済むケースは珍しくありません。

もちろんケースバイケースではあるのですが、カー用品店や整備工場というのはドラム缶で大量に購入するので安くなる事があります。

個人が少量の缶で購入するより安くなるので、交換工賃を含めると大差がないという事も珍しくありません。

また車のエンジンの容量によっては、一般的な缶(4リットル)では少し足りなく、二缶用意しなけばならないかも知れません。残ったものを次回に使えなくはないのですが、開封後のオイルは空気に触れているだけで少しずつ劣化していくので、回転の早い整備工場のオイルの方が状態が良いものです。

また交換したオイルの廃油処理の問題もあります。燃えるゴミとして処理できる廃油パックを別で購入すると余計な費用が掛かりますが、プロにお願いすればそんな必要はありません。

またエンジンオイルフィルター交換となると専用の工具が必要になりますし、ドレンパッキンも個別で購入すると割高になってしまいます。また車を買い替えると不要になってしまうかも知れません。

車をいじるのが好きな人にとっては、趣味として楽しめるので良いとは思いますが、節約になっているかというと、自分で行うオイル交換は微妙なケースが多いものです。

これはエンジンオイルに限った事ではなく、車に使用されているその他のオイルも同様です。専用の器具や廃油処理の問題があるので気をつけてください。

知り合いがガソリンスタンドや整備工場に勤めていて優遇してくれるのでなければ、自分で行っても節約になるとは限りません。

エアクリーナー

エアクリーナー(エアーエレメント)の交換も、車検時にお願いした方が安く済ませられる可能性があります。

これは実際に私が失敗した事なのですが、車検時の見積もり時にエアクリーナーの交換費用が2000円と表示されており、自分で簡単で出来るからと断ったのですが、カー用品店に行くと2500円ぐらいで売られていました。

それだと断った意味がないのでネットで調べていると、1400円ぐらいのものが見つかったのですが、それは車検対応という表示がなくて不安になりました。

車検対応のもので送料も含めて最安値のものだと2108円で見つかったので、結局それを購入したのですが、だったら整備工場でお願いした方が安くなりました。

きちんとした整備工場ではエアクリーナーを交換する時に、周囲の細かな汚れをエアーダスター(エアーフローガン)で吹き飛ばすような事をしてくれるのですが、個人で交換するとそのような事も難しくなります。

これと似たようなところだと、プラグ交換も当てはまります。作業そのものは工具さえあれば難しくないのですが、事前にプラグ周辺の細かな汚れを飛ばしておくような作業を怠ると、エンジン内部のゴミが混入して思わぬトラブルを招く事になるかも知れません。

エアクリーナーは交換作業自体は凄く簡単なのですが、私は知ったかぶってしまったせいで無駄に高くつく事になってしまいました。

ちなみに車内の空気を綺麗にするエアコンフィルターは、車検の検査項目にないので価格の安いもので代用しても問題ありません。こちらは自分で行った方がかなり節約になるのでおすすめです。

参考車内の匂いが気になる時の対処法

タイヤのネット通販

ネット通販やオークションサイトを見ると、驚くほど安いタイヤが見つかるものですが、数年前にスマホを初めて間もない私の知り合いが、ヤフーオークションでタイヤが凄く安く買えたと喜んでいたので、「取り付けはどうしたの?」と聞くと、「え?まだ届いていないから分からない」と答えました。

タイヤそのものを安く購入できても、それを整備工場やカー用品店やガソリンスタンドに持ち込んで組付けてもらうとなると、かなりの工賃が掛かってしまいます。

そこで販売されているタイヤだと工賃が込みだったり、格安という事も多いのですが、持ち込みとなると割高になってしまうケースがあります。

私自身も昨年にネット通販でタイヤを購入したのですが、

参考タイヤを安く買う方法を調べてみた

私が購入したところは提携店でタイヤを受け取り、さらに組付け価格や廃タイヤ処理費用も決まっていたので、総額で考えてカー用品店よりも安く済ませる事ができたのですが、このような事を考えずに安易に価格が安いだけのタイヤを購入してしまうと、後々高くついてしまうかも知れません。

そのネットオークションでタイヤを購入した知人は、その工賃の高さに驚いてしまい、ホイールバランスをしませんでした。

「高速道路に乗らないから大丈夫だ!」と言っていましたが、やはり安全の為にはおすすめするできる方法ではありません。

自転車のタイヤであれば、器用な人なら自分で組み替えてしまう事が出来ますが、車のタイヤは専用の器具が必要なので難しくなります。

車検前のおすすめの整備

一方で車検前に自分で行う事で節約につながりやすい整備もあります。

  • ウォッシャー液
  • バッテリー補充液(本体も)
  • 電球交換
  • ワイパー交換

これらの整備はホームセンターなどで格安で販売されている事が多いので、自分で行えば費用を抑える事につながります。

参考カー用品の節約ならホームセンター

ウォッシャー液は安いものなら200円ぐらいで購入できますし、水で希釈する事でさらに節約できます。

参考ウォッシャー液は水でもOK?

バッテリー補充液も100円ぐらいで購入できますし、本体の交換もホームセンターの方が安く済ませられます。工具も一般的なドライバーがあれば可能です。

参考バッテリーの寿命を見極める方法

電球類は切れていなければ問題ないのですが、車検時に交換されると一ヵ所で500~1000円ぐらい掛かってしまうので、ホームセンターなどで購入すれば安く済ませられます。

ヘッドライトが切れると直ぐに気がつくものですが、その他のランプとなると意外と見落としがちなので車検前にチェックしてください。

ヘッドライトの交換は車種によってはエンジンルームが狭くて難しいのですが、最近はYouTubeなどで解説している動画が多いので、事前に調べてから行えば難しくないと思います。

ワイパーもゴムだけの交換であれば1000円未満で済ませる事が可能です。ブレードごと交換するにしても割引されていない価格の整備工場よりも安くなります。意外と後ろのワイパーは見落としがちなので気をつけてください。

参考ワイパーの交換費用を安くする方法

他にもブレーキパッドの交換なども、自分で行えば安く済ませられるのですが、ブレーキ類は安全に直結するポイントなので、よほど詳しい人でないとリスクが高いです。

工具が必要になるだけでなくグリスやクリーナーなどの費用も掛かるので、個人的にはプロにお願いした方が良いと思います。

まとめ ネット通販は意外と得じゃない?

カー用品に限った事ではないのですが、ネット通販というのは送料の問題があるので、意外と高くつく事が珍しくありません。

業者のように大量に仕入れるのであれば別ですが、個別で購入するとなると節約にならない事があるものです。

一方でカー用品店やホームセンターで売られている物であれば、自分で行う事で整備費用を抑えられるものがあるので、今回紹介した「ウォッシャー液」、「バッテリー補充液」、「切れた電球の交換」、「ワイパー(ゴム)の交換」を意識してみてください。

あと車検とは関係ありませんが、車内の空気を綺麗にする「エアコンフィルター」も自分で行う事でかなり安く済ませられるのでおすすめです。

私が失敗したエアクリーナーも、車種によってはホームセンターなどで購入した方が節約になるかも知れませんが、周辺の汚れを吹き飛ばすような事が難しいので、多少の価格差ならプロにお願いした方が良いと思います。

既にエンジンオイルを交換する器具(オイルチャージャー等)を持っているのであれば、自分で行っても良いとは思いますが、節約の為にそれらの購入を考えているのであれば、安い価格でオイル交換が出来るお店を探した方が良いと思います。

参考エンジンオイル交換を安くする方法

私も若い頃は車をいじるのが好きで、エンジンオイルの交換はもちろんの事、LCCの交換やブレーキオイルの交換なども行っていたのですが、廃油処理で困ったり、専用の工具を購入して高くついてしまいました。

車を何台も所有していたり、車をいじるのが好きな人であれば、工具を揃えるのも悪くはないと思いますが、単純に車検の費用を抑えようと考えているのであれば、あまり得策ではありません。

個人的におすすめする車検代を安く済ませる方法というのは、今回紹介した自分で行える簡単な交換を済ませた上で、良心的な整備工場にお願いする事です。

ディーラ―車検が理想ではありますが、きちんとした整備工場であれば同様の整備を行ってもらえますし、価格も数万円は安くなります。

ただし、激安が売りの車検はおすすめしません。車検に合格する最低ラインだけの整備しか行わないので、次の車検まで安心して走れるとは限りませんし、後々高くついてしまう事になってしまうかも知れません。

これも私がアルバイトをしていたガソリンスタンドで経験しているのですが、そこではユーザー車検を受け付けており、オイル交換ぐらいのメンテナンスしかせず、車検場の近くの予備車検場に持っていき、そこで車検に受かる程度の調節を直前にしてもらうだけでした。

それでも合格してしまうので大きな問題があるとは限らないのですが、交換する箇所が少ない新車から初めての車検でもない限り、後々問題になる可能性があるので気をつけてほしいと思います。

長年街の人に愛されている整備工場であれば、そのような事はないと思うので、ディーラー車検よりはお安く、しっかりと整備してくれると思います。

自分で行える交換を済ませ、そのような信頼のおける整備工場で車検を通す事で、価格を抑えながらも車の安全性を保てるので意識してみてください。

価格ばかりに囚われていると、何よりも大切な安全運転から遠ざかってしまうので気をつけてほしいと思います。

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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