カー用品の節約
一般的にはカー用品を購入する際にカー用品店(オートバックスやイエローハット)を利用する人が多いと思いますが、おそらく節約家であればホームセンターを利用するのではないでしょうか。
カー用品店は専門店だけに品揃えが豊富で、工賃を支払えば取り付けなどもしっかりと行ってもらえるので、車好きにとってはありがたいお店ではありますが、洗車道具のようなちょっとしたカー用品であれば、ホームセンターの方が割安で販売されているものです。
カー用品店ほどの品揃えは期待できませんが、いわゆる王道のカー用品は揃っているので、それほどこだわりがない人であれば、大抵はホームセンターで揃えた方が節約になります。
節約家である私自身もホームセンターでカー用品を揃えていたのですが、少し前からその考えを改めるようになりました。
意外と盲点?激安スーパーのカー用品
ホームセンターが悪いわけではないのですが、最近は大型スーパーでも雑貨を取り扱うようになった事もあり、カー用品もかなりお得な価格で販売されるようになりました。
特に税込み価格のトライアルというスーパーで売られているカー用品は激安価格で驚いてしまいました。
トライアルは店舗によって大きさが様々なので、カー用品の取り扱いにも差があるのですが、大型店であればホームセンターと同じぐらいの品揃えがあるので、おそらく今までホームセンターでカー用品を選んでいた人であれば、トライアルのような激安スーパーに変えるだけで結構な節約になる可能性があります。
私が最近購入したのは「ウィンドウォッシャー液」です。私は寒冷地に住んでいることもあり、冬場のウォッシャー液は解氷できるタイプを選んでいるのですが、カー用品店で同じようなものを購入すると税抜き価格でも400円台後半はしますし、ホームセンターでも300円台後半といったところでしょうか。
一方でトライアルだと税込み価格で300円を切りました。普通のウォッシャー液だと2リットルで150円ぐらいで売られているほどです。
これだけでも節約効果は絶大なのですが、容器がパウチなのも気に入っています。基本的にウォッシャー液は水で薄めて使用するので、一度に全て使い切ることはありません。
プラスチックの容器だとかなり嵩張りますが、パウチだと保管すておくスペースも節約できます。もちろん捨てる時のゴミの量も少なくて素晴らしいです。
他にも洗車用の洗剤やワックスなども安い価格で売られています。カー用品店ほどの品揃えは期待できませんが、1000円未満のカー用品であれば専門のカー用品店やホームセンターよりも節約できる可能性が高いです。
逆に1000円を超えるカー用品はほとんど売られていないので、これぐらいの価格を目安に使い分けるとわかりやすいと思います。
ワイパーも価格がビックリするほど安くて驚きました。
ワイパーのような劣化しやすい消耗品は、安全の為にも小まめに交換する必要があるので凄く助かっています。
少し前までの私はホームセンター一択だったのですが、最近は大型の激安スーパーでもカー用品の品揃えが良くなってきているので、節約したい人は覗いてみてください。
上手に使い分けよう!
カー用品を節約するポイントは、上手に店舗を使い分けることです。
激安スーパーでオイル交換を行ってもらう事は難しいですが、大型のホームセンターであれば格安の工賃(500円)で受け付けているところもあります。一方でカー用品店の場合は会員にならないと工賃が割高になることが多いです。
車好きの人であれば3ヶ月毎にオイル交換をする人もいるので、カー用品店の会員になるメリットもありますが、今の車は一般的な使い方であれば1年に一度のオイル交換を推奨しているケースが多いので、会員になるための費用を合わせると割高になってしまいます。
一方でタイヤ交換であればホームセンターがお得なケースが多くなります。スポーツカーに使用するような高機能タイヤは売られていませんが、一般的な車に使用されるタイヤであれば大抵は揃っています。
他にも車のバッテリー交換は自分で出来る人であれば、カー用品店よりもホームセンターの方が割安で販売されているのでおすすめです。大抵のホームセンターでは廃バッテリーを引き取ってくれるのですが、激安スーパーだとバッテリーの処理に困ってしまいます。
もちろん自分で交換できない人であれば、全て行ってくれるカー用品店にお願いした方が安心なので、上手く店舗を使い分けてみてください。
洗車道具やウォッシャー液やエアコンフィルターのような自分で行えるカー用品であれば、価格は安いほど節約になりますが、そうではないカー用品だと店舗によって工賃の違いがあるので、上手く見極めるのがポイントです。
車の知識レベルの差
カー用品を節約は車への接し方によっても変わってきます。車の知識の有無によって大きく差がでます。
とにかく1円でも安く節約したいという人もいるとは思うのですが、安全に関わる部品や用品まで節約をしてしまうと、結果的に高くつくこと(事故や故障)になるかも知れません。
ちょっとしたキズぐらいなら我慢できるかも知れませんが、相手を巻き込んでしまう大事故になってしまっては元も子もありません。
ろくに整備をしてくれない激安車検を行ってしまうと、後で大損害に発展してしまうかも知れません。
もちろん車好きの人であれば、自分で様々な事を判断できますし、簡単な整備や交換をする事ができるので、激安車検やユーザー車検を選択する事で安く済ませる事は可能ですが、こればっかりはそれぞれの人の知識や技術に委ねられるので、一概に正解はありません。
あまり品質の良くない激安の輸入タイヤでも、しっかりと自分でタイヤの減り具合や製造年月日をチェックする人であれば、交換時期を見誤ることもないのでそれほどリスクになりませんが、単純に安さだけで選択してしまうと、後から危険な目に合う可能性が高まります。
営業車のように走行距離が多くて1年でタイヤが消耗して交換する車であれば、3年前に製造された売れ残りの格安タイヤでも、1年で使い切ってしまうのでそれほど問題になりませんが、一般的なタイヤの使い方をする人が安易に古い中古タイヤなどを購入してしまうと、タイヤの溝が残っているから問題ないだろうと誤った判断してしまうかも知れません。
タイヤはゴムで出来ているので使用していなくても徐々に硬くなって性能が落ちてしまいます。特に柔らかいゴムで出来ているスタッドレスタイヤだとその傾向が強くなります。
これらのようにしっかりと状況や相性を判断できない人が、安易に安く済ませようと激安品に手を出してしまうと、後から高くついてしまうばかりか、危険な目に合うかも知れないので気をつけてください。
まとめ 節約OKなカー用品とは
カー用品を簡単に節約するポイントは、安全に直結しないカー用品を安く購入することです。
例えば芳香剤などは好みの問題なので安全には直接関係がありません。全く同じ芳香剤であればカー用品店よりもホームセンターの方がお得な事が多いですし、激安スーパーにも売られていればもっと節約できます。
車用の洗剤やウォッシャー液やワックスなども同様です。ちょっとした小物であれば激安スーパーは穴場なのでチェックしてみてください。
一方でこの先の自動車用品だと、それぞれの知識によって差が生まれます。
バッテリーやタイヤ交換となると価格なりに性能に差が出るので、安易に激安品を選んでしまうと危険です。工賃も店舗によって結構違うので上手く見極める必要があります。
簡単な交換作業であれば、自分で済ませる事で節約できるケースも多いので、手先が器用な人は挑戦してみてほしいのですが、初めて行う場合はYouTubeなどで交換作業を確認してから行いましょう。あくまでも自己責任です。
最近は100円ショップにもちょっとしたカー用品が売られているので、物によっては激安スーパーよりもさらに節約できるかも知れません。100均のカー用品はちょっとした小物のような物なので、そもそも必要のないグッズが多いのですが、車内の掃除用のグッズなどは100均と相性が良いと思います。
ちなみに私は昔100円ショップでタブレットのウォッシャー液(水に錠剤を入れるだけ)を購入したことがあるのですが、はっきり言って全くダメでした。
ウォッシャー液っぽい青色になっただけで、ほとんど洗浄成分を発揮してくれませんでした。しかも乾くとフロントガラスが白っぽくなって視界を妨げるという散々な結果となりました。
安全を妨げるような事はNGなので、ここだけは間違えないでください。事故にあう確率が少しでも上がってしまうようなカー用品(視界を妨げる等)は取り入れるべきではありません。
全く同じ商品を安く購入することは上手な節約ですが、価格を意識し過ぎて品質を下げてしまうと節約どころか危険性が増してしまう事もあるので、しっかりと見極めてほしいと思います。
コメント
カー用品店のポイントを意識しちゃうんだよね
ホームセンターとかの方が安くても、ついついオートバックスに行ってしまうw
by 匿名
洗車シートとかは100均のでも十分かな、あと芳香剤とか消臭剤もお世話になってる
激安スーパーは盲点だったからチェックしてみるかな
by 匿名