節約はレジャー!

運転中の音楽は危険!?意識したいポイントを紹介します

運転中の音楽の影響力

少し前に車を長時間運転している時に、ラジオから懐メロが流れてきました。

その曲は私が辛い時期にアルバイト先の有線からよく流れていた曲で、久しぶりに聴いたということもあり、思わず当時の辛い記憶が蘇ってきてしまいました。

すると運転中にも拘わらず注意力が散漫になってしまい、信号待ちでスタートするのが遅れ、後ろの車にクラクションを鳴らされてしまいました。

幸い事故にはなりませんでしたが、これは危ないと思いラジオのチャンネルを変えました。

音楽には様々な影響力があるものです。

自宅で気分が落ち込むだけなら誰にも迷惑をかけませんが、車の運転中となると大事故になってしまうかも知れません。

このような経験から運転に向いている音楽、向いていない音楽について調べてみると興味深いことがわかりました。

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運転に向いていない音楽

運転に向いていない音楽には、大きく分けて二つのパターンがあります。

一つ目は音楽そのものに影響力があるパターンです。

1 音楽の構成

わかりやすいのはアップテンポのダンスミュージックのような音楽です。重低音を強調したテンポの早い音楽というのは、鼓動を早めて興奮状態になる傾向があります。

ダンスミュージックがトランスミュージックと言われることがあるように、ハイな気分になります。すると運転中の冷静さが失われてしまいます。

これだけなら多くの方がイメージできると思うのですが、ロックやポップス、さらにクラシックでも高揚感に包まれやすい音楽は同じような状態になることがあります。

これでわかりやすいのは外国の国歌です。自分たちを鼓舞するような音楽が選ばれる傾向があります。

「俺たちは凄いんだぞ!」

「あいつらを蹴散らせ!」

「我が国が一番だ!」

といった内容の歌詞も多く、実際にそのような気分になるように音楽も構成されています。世界的には日本の国歌の構成はとても珍しいものです。

クラシックだとサッカー日本代表でもよく耳にする「凱旋行進曲」のような感じです。つい胸を張りたくなるものです。

これらのように音楽の構成そのものが気持ちを高めるということは珍しいことではありません。これらの音楽を耳にすると実際に交感神経が優位になり、攻撃的になる傾向があります。

車の運転中に聴いて影響を受けてしまうと、運転が荒くなってしまうかも知れません。

2 音楽への想い

そしてもう一つのパターンが、私が体験した「特定の音楽に対する想い」です。

これは音楽の構成とは関係がありません。特定の音楽に対する個人の想い入れによって様々な感情を呼び起こします。

これでわかりやすいのは、数年前に流行したドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の主題歌、星野源の「恋」です。

社会現象になった人気ドラマであり、さらに出演者がエンディングで主題歌に合わせてダンスを踊るということも話題になりました。

私が「恋」を耳にすると、ヒロインのガッキー(新垣結衣)が笑顔でダンスを踊っている姿が想起されます。

一方で星野源に惹かれた女性は、彼が音楽番組やコンサートで歌っている姿が想起されます。

さらにダンスも流行したので、実際に踊ってみたことがある人もたくさんいます。そのような人は身体が勝手に動き出すかも知れません。

これらのように全く同じ音楽でも、想い入れがあると想起される記憶も変わり、呼び起こされる感情も変わります。

音楽の構成そのものによって強く感情を揺さぶられるパターンと、個人の想い入れによって感情が強く揺さぶられるパターンがあります。

どちらも運転中には向いているとは言えません。

運転に向いている音楽

一方で運転に向いている音楽について調べてみると、こちらも興味深いことがわかりました。

基本的に自分の好きな音楽を聴いている時というのは、集中力が高まるのだそうです。

ある学者さんがドライブシュミレーターを利用して実験したのですが、お気に入りの音楽を聴いている人ほど危険察知能力が高いという傾向がありました。

ただし、その好きな音楽によっても違いがあります。

いわゆる感情が高ぶるような音楽ではなく、落ち着いた雰囲気の音楽が好きな人ほど高い集中力が見られました。

好きな音楽によって穏やかな心地よい気分になるのであれば、その状態を促す音楽は運転に向いていると考えられます。

もちろん好きな音楽といっても、大好きな音楽となると強く感情を揺さぶられるので向いていません。

これといった想い入れのない心地よい音楽といったところでしょうか。よくカフェなどで流れているBGMのようなイメージです。

ただこの心地よさのさじ加減も難しく、ヒーリング音楽のように副交感神経が優位になって眠くなってしまっては危険です。

実際に「運転中には聴かないでください」と注意書きされているケースもあるほどです。

ポイントは平常心

運転中に向いている音楽を正確に定義することは出来ませんが、意識するべきはポイントは平常心で運転できるかどうかです。

アップテンポの激しい音楽を聴いてしまうと、ハンドルを握った手でリズムを刻んでしまうかも知れません。中には頭を上下に振ってリズムを取る方もいると思います。

ただ落ち込んでいる時に、このような感情を高める音楽の手助けを借りるのは悪くありません。平常心に近づけてくれるので安全運転につながります。

副交感神経を優位にする癒しの音楽でも、イライラ運転している時には平常心に近づけてくれます。車を運転すると性格が変わるような人には、むしろ向いているかも知れません。

一方で普段から落ちついて運転している人は、「可もなく不可もなし」の想い入れのないBGMが向いているのかも知れません。

平常心を保つのに役立つ音楽であれば、結果的に運転に向いている音楽と考えられます。その時々に合わせて適切に音楽を変えるのがポイントです。

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まとめ 運転中に音楽はいらない?

音楽を耳にして感情を強く揺さぶられてしまうと、少なからず身体(運転)に影響が出てしまいます。

怯えながら運転するのも問題ですし、自信過剰になってしまうのも問題です。車の運転は平常心で行うことが一番です。

何かしらの音楽を聴くことで平常心を保てなくなるのであれば、運転中は音楽を聴かない方がいいです。

ただ音楽を上手く利用すれば感情のブレを整えることに使えるので、上手く付き合ってみてください。

ポイントは特定の音楽だけを聴かないことです。特定の一曲だけをリピートさせていると、その音楽そのものが持つ影響力ばかりを受け取ってしまいます。

一般的なCDアルバムであれば様々なタイプの楽曲が入っているものですが、特定のジャンルのベストなどだとアップテンポばかりということになってしまうかも知れません。

あくまでも「車の運転に適している平常心を保つという為」という意識してください。落ち着いている時は音楽を切ってしまうのも悪くありません。

路肩に止めることが出来ない高速道路を運転中に、どうしても眠くなってしまったのであれば、音量を上げたり大声で歌うことで居眠り運転を防止できるかも知れません。

これが平常心を保つ為ということです。

普段から大音量で音楽を流しながら運転するのは危険ですが、その時々の状況に合わせて平常心を保つのに役立ててみてください。

節約という意味でも音楽で事故を防げるのであれば、素晴らしい選択肢だと思います。

おまけ 音楽と洗脳

当サイトで何度も紹介している苫米地英人さんの書籍に「音楽と洗脳」があります。

「音楽と洗脳」では本当に美しいハーモニーの正体や純正率などが語られているのですが、音楽による影響力の凄さについても詳しく紹介されています。

元々音楽は宗教儀式から発展していきました。いわゆる神の世界を表現することこそが音楽の進化のベースにあるそうです。

教会でパイプオルガンや聖歌を聴けば誰でも厳かな気持ちになるように、特定の音楽にはそれぞれの世界観が表現されています。

そして音楽の凄さは「逃れられないこと」にあります。

他者から何かしら説得されても、納得しなければ拒否することが出来ますが、音楽による影響は逃れることが出来ません。

誰でもショパンの「別れの曲」を聴けば切なくなります。トレンディドラマを見ていて悲しいシーンが想起される人もいますが、生まれて初めて聞く幼稚園児だって影響を受けるものです。むしろ予備知識がないだけに強く影響を受けるかも知れません。

一方でショパンの「子犬のワルツ」を聴けば、身軽で楽しい気分になるものです。

実はゲームの音楽はこの辺を上手く扱っています。敵を倒したりクリアすると「ピロピロリーン」のような爽快感や達成感が得られる音楽が流れますし、ゲームの終盤やボスと戦う時は恐怖を感じる音楽が使われているものです。

これらの音は何の予備知識がなくても、爽快感や不安感を感じるものです。

これが音楽の凄さです。状況によっては言葉で説得するよりも強い影響力を与えます

車の運転中に音楽を聴くことも同様です。思わぬ影響を受けるかも知れません。

自宅でリラックスしながら大好きな曲を聴くのは自由ですが、車の運転中は極端に感情が揺さぶられる音楽は避けてください。

当サイトでは車の節約テクニックについて色々紹介してきましたが、安全運転が一番です。車の運転中に聴く音楽は、平常心を保つのに役立つという視点で選んでほしいと思います。


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