節約はレジャー!

車の節約は安全運転が一番!改めて危険が増す行為を見直そう

車の事故の被害

首にコルセットを巻く男性車が事故を起こしてしまうと膨大な被害が発生してしまいます。いくら充実した自動車保険に加入していて金銭的な被害が少なくても、失われる時間やストレスやケガを避けられるわけではありません。

僅かな時間の節約の為に車を飛ばすようなことは、あらゆるリスクが増しているということを改めて理解してほしいと思います。

また極端に車の整備代金を節約することもおすすめしません。安価な車検ではろくな整備を受ける事ができず、取りあえず車検に合格する最低限度の整備しかされないので、整備不良で大事故につながる可能性があります

ガソリン価格が安いセルフ式のガソリンスタンドが増えてきたこともあり、車のタイヤの空気圧をガソリンスタンドの店員さんがチェックしてくれる機会が減ってきています。節約的にはガソリン価格の安いセルフ式はありがたいですが、それだけに失われてしまっているリスクがあるものです。

JAFのデーターによるとタイヤの空気不足による出動が年々増えているそうです。せめて半年に一度ぐらいは自らタイヤの空気圧チェックする必要があります。

参考タイヤの空気圧は高めが正解!?

車の節約というと様々な方法があり、当ブログでも色々と紹介しているのですが、それらによって事故が起こる可能性が上がってしまうと、結果的に大損してしまう可能性も上がってしまいます。

また車や運転に対する甘えは自分自身だけではなく、相手の人生を大きく変える可能性があります。そのことを忘れないでください。これをしっかりと理解しないと「車の節約=リスク」になってしまいます。

そこで今回は車の事故の確率が上がる危険な行為を紹介します。中には良かれと思って行っている行為でも、事故を起こす可能性が上がる場合があるので見直してください。改めて車の節約は安全運転が一番なのだと肝に銘じてほしいと思います。

1 お守り、ステッカー

フロントガラスのバックミラーにお守りや雑貨をぶら下げている人がいるのですが、これは前方の視界を妨げることになるので、安全運手の妨げになる可能性があります。

安全祈願の願掛けをするのは構いませんが、前方の視界を妨げない別のところに固定してください。

中には毎年お守りを買い足していったのか、凄い数のお守りをぶら下げている人もいます。これは凄く危険な状態なので、今すぐに改めてください。

またステッカーも同様です。リアウインドウに神社の安全祈願などのステッカーが貼られている車を見かける事があるのですが、これも後方の視界を妨げることになります。

自動車メーカーは少しでも運転しやすいように視認性を高める工夫をしています。ピラー(窓枠)の強度を落とすことなく、細く見えるような工夫を重ねて開発しています。

それだけ視認性が安全運転にとって重要な要素だという事です。

安全運転の願掛けそのものが悪いとは言いませんが、お守りやステッカーによって視界が遮られてしまうと、むしろ事故の確率が上がってしまいます。安全運転という本来の目的から遠ざかる可能性があることを忘れないでください。

ブラブラと揺れるお守りや雑貨との目線の延長線上に子供がいないとは限りません。0.5秒でも発見が遅れると車は結構な距離を進んでしまうので、運転の邪魔にならないところに固定しておいてください。

2 ぬいぐるみ

並べられたぬいぐるみお守りと同様にぬいぐるみを車内に飾っている人がいるものです。リアのガラスにびっしりと並べている車もいますが、後方視界が悪くなるだけでなく、後ろを走行している車が目を奪われて追突される可能性が高くなっていることを理解してください。

中にはフロントガラスの下(ダッシュボード)にもぬいぐるみを並べている車もありますが、とんでもなく危険な行為です。

大抵の車のダッシュボードの色がグレーなのは、フロントガラスに反射しにくいカラーだからです。そこに何か置いてしまうと反射して視界が悪くなってしまいます。一部のヤンキーの車のように白い絨毯のようなものを置いてしまうと最悪です。

他にもカーナビやレーダー探知機のようなもので前方視界が遮られる事もあります。車好きの人ほど色々なグッズを装着していますが、それらのメリットよりもデメリットの方が上回っている事が珍しくありません。

好きなインテリアを飾る事でリラックスした運転につながるメリットがあるのかも知れませんが、その僅かなメリットの為に膨大なデメリットを被る事になるので気をつけてください。

わざわざ事故の確率を上げるようなことはしないでください。大好きなぬいぐるみは自宅で楽しみましょう。

3 オーディオ

スピーカーのイラスト車内でオーディオを大音量で流すことも事故の確率を高める行為です。

これは実際に私が経験したことなのですが、信号待ちで先頭で止まっていた時に青に変わったのですが、救急車が来たので待っていると後続車にクラクションを鳴らされ、その車の運転手が私を睨みつけられながら抜かしていき、救急車とぶつかりそうになって急ブレーキを踏みました。

その車からは「ズンズン」と重低音が鳴り響いていました。

こんなわかりやすいバカは少ないと思いますが、運転中に大音量で音楽をかけていると車から発せられる様々な音を聞き逃す可能性があります。

ブレーキパッドの残りが少なくなると「キーキー」と音がします。故障する前には何かしらのサインがあるものです。僅かな異音を聞き逃してしまうと大きな故障に繋がってしまいます。

見通しの悪い住宅街から子供の遊ぶ声が聞こえてくれば、事前に警戒することもできます。車の運転中はオーディオのボリュームはほどほどにしておいてください。

また車の運転中はイヤホンやヘッドホンも危険(違法)です。ハンズフリーで会話ができる専用品もありますが、きちんとしたものは両耳を塞ぐような形にはなっていません。

ちなみに私は車を運転するときに少しだけ窓を開けています。これは車の外の音情報を取り入れるためです。自転車のブレーキ音や横をすり抜けていくバイクなど、様々な情報を事前に察知することができます。

運転中に音楽を楽しむなとは言いませんが、極端な大音量は避けてください。事故を起こす確率が一気に増してしまいます。

また似たようなことだと車内用の芳香剤も当てはまります。稀にとんでもない数の芳香剤を車に置いている人がいますが、オイル漏れなどの故障の匂いの発見が遅れてしまいます。芳香剤もほどほどにしておいてください。

参考車内のイヤな匂いを抑える方法!

4 改造

違法改造社のイラスト大音量を出す為にスピーカーを改造するようなことはしないでほしいのですが、そのほかにも車を改造すると安全性が損なわれる可能性があります

見た目をカッコよくする為に車高を下げたり、極端に大きなタイヤに交換すると安全性が損なわれます。

車は絶妙なバランスの上でセッティングされているので、規定のサイズからずれるとあらゆる影響が出てしまいます。サイズのあっていないハイヒールを履くと外反母趾になるように、必ずどこかにしわ寄せ、ひずみが出てしまいます。

タイヤが片減りしたり、乗り心地が悪化したり、まともに真っすぐに進まなくなって安全運転から遠ざかります。きちんとしたショップでの改造であれば問題ないケースもありますが、違法な改造は絶対にしないでください

運転中の快適性を増すようなグッズも多く販売されていますが、緊張感もなくだらけた姿勢で運転するようなことはしないでください。稀にシートを倒して寝そべるような格好で運転をしている人がいますが、そのような運転姿勢では緊急回避などできません。

普通の運転姿勢であれば簡単に避けられる事故でも、シートを倒してハンドルにぶら下がっているような姿勢では的確に回避できません。

例え相手が対向車線からはみ出てきたとしても、こちらが冷静に運転をしていれば回避できるケースだってあります。これは事故に巻き込まれなかっただけではなく、相手の人生を救ったことにもなります。

100%相手が悪い事故で全て補償してくれるにしても、失われる時間や労力やケガが無くなるわけではありません。

5 掃除

車内の掃除を怠ることも事故の確率を上げる可能性があります。洗車を怠って窓が汚いまま運転するのは論外ですが、それは多くの人が理解しているので大丈夫だと思います。

車内が散らかっていてると、空き缶などがブレーキペダルの下に転がってくるかも知れません。運転席のマットが砂埃や泥だらけだと靴底が滑って正確な操作が出来なくなるかも知れません。

洗車をしていて窓の外は綺麗にでも内側に手垢がついていると、ギラギラと反射して視界が悪くなってしまうかも知れませんし、ハンドルが滑るかも知れませんし、シートベルトが汚れていて巻き込みが悪くなっていると、いざという時に機能しないかも知れません。

参考効率の良い車内の清掃方法

これは自動車の整備にも通じることですが、きちんと車を運転しやすい状態に保つことも安全運転に繋がります。

車内の掃除を怠ってホコリやカビが酷ければ呼吸にも影響を与えるかも知れません。真夏の車内でライターやスプレー缶が爆発するかも知れません。

洗車というと外見ばかりに目がいきますが、車内の掃除も忘れずに行ってください。これも安全運転につながります。

まとめ 事故のリスクを上げるな!

どんなに安全運転を心がけても事故に巻き込まれる可能性があります。どんなにきちんと整備された車でも故障する可能性があります。

どちらの可能性もゼロにすることはできませんが、なるべくゼロに近づけることは可能です

日頃からきちんとした運転姿勢を心がけ、きちんと整備された車であれば、何なく避けられた事故もたくさんあったはずです。それらを怠ったばかり命が失われた事故は少なくありません。

シートベルトなしの影響シートベルトを締めないで亡くなった人もたくさんいます。これは自己責任とも言えますが、巻き込まれた相手にとってもたまったものではありません。ぶつけられた相手が死んでしまったことによるストレスを一生抱えることになります。

100%自己責任で誰にも迷惑のかけない自動車事故などありません。単独の事故でもモノを破壊したり、保険会社を通じて他の人に迷惑(値上げ)がかかります。

これをしっかりと理解してください。

「自分はどうなってもいい」

は間違いです。自分だけの問題で済むことはありません。今回は紹介した車の事故を起こす確率を上げる危険な行為を、改めて見直してほしいと思います。

  • お守り、ステッカー
  • ぬいぐるみ
  • オーディオ
  • 改造
  • 車内の掃除

どれも当たり前のことですが、極端なことにならないように気をつけてください。

また燃費を良くするような運転テクニックなども同様です。それについては別のところで紹介しているのですが、極端な事をしてしまうと事故のリスクが高まってしまいます。

参考リスクの高い燃費向上テクニック

そして「俺は絶対に事故を起こさない」という考えも危険です。そもそも事故を起こそうと思って事故を起こすことなどありません。それでも年間何万件という事故が起きています。

一方で「いつ事故を起こすかわからない」「いつ事故に巻き込まれるかわからない」という意識を持っていると、車の整備や体調管理を怠ることもありません。当然安全運転から遠ざかるようなこともしません。

事故におびえてビクビク運転するのも問題ですが、自信を持ちすぎるのも危険です。誰もが事故に巻き込まれる可能性があるということを理解してください。「備えあれば患いなし」です。

事故によって人生が台無しになることがあります。相手の人生を一瞬で奪ってしまうこともあります。日頃から安全運転を心がけるということは、自分の為だけではなく世の為、人の為になる行為です。

だからこそ事故の確率が少しでも上がるような行為は、自分を危険に晒しているだけではなく、周りの人にも迷惑をかける行為です。それを忘れないでください。車を運転するということはそういうことです。

踵の固定されていないサンダルでも平気で運転するような人は、安全運転の意識が低すぎるので距離を置いてください。そのような人と関わっていると、直接事故に合わなくても何かしらの弊害、迷惑をこうむる可能性が高いです。

大切な家族やパートナーの為にも、少しでも事故を起こす確率を減らすことが出来る人の方が素敵です。

安全運転を心がけてるという事は、巡り巡って世の為に繋がります。安全運転の為に車を整備することも世の為、人の為に繋がります。

これは体調を管理することも同じです。運転中に体調を崩してしまうと大事故になってしまいます。実際にバスの運転手が気を失って大事故になったケースがあります。

ハンバーガーをほおばる男性「俺の身体なんだからどうでもいい」

とばかりに暴飲暴食をするということは、自分の身体を壊すだけではなく、世の中に迷惑をかける行為です。

しっかりと体調管理を行っている健康な人が健康保険を支えています。暴飲暴食で病院に通っている人は自分の身体の問題だけではなく、健康保険料を引き上げる行為です。

安全運転というのは、自分の為だけでなく、家族の為、世の中に全ての人の為につながり、結果的に節約にもつながってくるので、改めて安全運転が一番なのだと理解してほしいと思います。

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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