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車のバッテリーの寿命を簡単に判断する方法!おすすめの交換時期

車の故障の1位がバッテリートラブル!

バッテリー上りの修理の様子車が事故や故障をした時に利用するJAFのロードサービスの出動理由の「25%」近くが、何とバッテリー関連のトラブルなんだそうです。

1位がバッテリーの過放電(バッテリーあがり)で、以下「キーの閉じこみ」「落輪」「事故」「タイヤ交換」「燃料切れ」となっていました。

1位のバッテリー以外の故障の原因の多くは運転手側のミスが原因です。タイヤ交換も自分で出来ない人がJAFを呼んでいるだけです。

逆に言えば「バッテリーの寿命を見極める」ことさえ出来れば、現代の車であればかなり安心だとも言えます。最近の車はコンピューターによる制御が増え、素人では手が出せない箇所が増えてきましたが、だからこそ電気を正常に保つバッテリーの重要度も上がっているのかも知れません。

最近の車は電装品が多く、カーナビやドライブレコーダーなど後付けの物があると、バッテリーの負担も増えてしまうので、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうかも知れません。

そこで今回は車の「バッテリーの寿命を簡単に自分で判断する方法」を紹介します。上手く寿命を見極めてトラブルを回避しましょう。最後におまけでバッテリーの交換を安く済ませる方法も紹介します。

車のバッテリーの寿命

一般的に車のバッテリーの寿命は2~3年と言われています。価格の高い高性能なモデルのバッテリーほど寿命も長い(5年)傾向があるので、同じメーカーから販売されているバッテリーでも価格なりに保証期間も変わってきます。

ただこの保証期間を過ぎたからといって、直ぐに寿命を迎えるわけでもありません。車のバッテリーの寿命は使用状況によって大きく左右されます。

短距離中心の車の使い方だと十分にバッテリーが充電されません。特にヘッドライトを点灯する夜間のちょい乗りばかりを続けてしまうと、バッテリーの寿命(衰え)というよりも充電不足ということもあります。

バッテリーの充電不足になるかもしれないちょい乗りの目安は、パネルに表示される水温のマークが消える前ぐらいの短い時間の運転です。

5分ぐらいエンジンをかけていれば、このマークは消えるのですが、これが消える前に目的地に着いてしまうような短時間の運転ばかりだと、バッテリーの充電も不足しやすくなります。

バッテリーの充電不足でエンジンが掛からなくなった場合は、充電し直すだけで解決します。車を何台も所有している人だと数ヶ月もエンジンを掛けないような事があるので、バッテリーが自然に放電(自己放電)して電力不足になってしまう事もあります。

特に最近の車は停車していてもセキュリティシステムが稼働して電力を消費しているので、昔の車よりもバッテリーの負担が大きくなっています。

バッテリーの寿命を自分で判断する方法

一般的にバッテリーの寿命を判断する方法というのは、

  • 液量をチェック
  • 比重をチェック
  • 電圧をチェック

です。バッテリーの液量は自分の目で確認することが可能です。ボックスの表面が汚れていると判りにくいので、軽く拭いてから確認してください。メモリの上限と下限の線の間にあればOKです。

車好きの人であれば自分でバッテリー補充液を入れていると思うのですが、あまり頻繁に入れていると、この減り具合をチェックすることが出来ません。

この液量が減ってくるペースが早くなったり、場所によって差が大きくなってくると、バッテリーの寿命も近いと判断できるので、ちょっと足りなくなったからと足すのではなく、メモリの半分を切ったタイミングで補充するようにしましょう。

ちなみに上限を超えるほどバッテリー液を入れ過ぎてしまうと、充電中に泡が噴き出してしまいます。実際に私も過去にやってしまった事があるのですが、噴き出てしまったバッテリー液が付着したボンネットの塗装面が溶けてしまいました。そこから錆てしまったので、入れ過ぎには気をつけてください。

バッテリーの比重や電圧のチェックというのは、専用の道具(バッテリー診断機や比重計)が必要になるので簡単ではありません。

ガソリンスタンドやカー用品店、整備工場などでチェックをしてもらうことは出来るのですが、残念ながら大抵は「バッテリーを交換する必要がある」と診断されてしまいます。

基本的にエンジンの始動時などでもたついて「バッテリーが弱ってきたな~」と感じた時点で、これらの数値が正常値ということは稀です

私はガソリンスタンドでアルバイトをしていた事があり、しばしばバッテリーの比重や電圧を計ることがあったのですが、バッテリーに不安を感じて計測を頼まれた場合、ほぼほぼ交換時期だという診断結果が出てしまいました

その当時に私が購入した中古車は直ぐにバッテリーを交換していたのですが、それから1年後ぐらいにガソリンスタンドのバッテリー診断機で測定してみると、見事に交換時期だと表示されてしまいました。

全くバッテリーが弱ってきた兆候はなく、その後も4年ぐらい(トータルで5年)乗り続けましたが、全く問題ありませんでした。

しばらく車に乗っていなくてバッテリーが自然放電で弱っていた場合や、前日にしばらくライトをつけっぱなしにしてしまったり、短時間の運転が続いてしまったなど、明らかにバッテリーの充電が不十分な要因があれば、30分ぐらい車を走らせて充電すれば回復する可能性がありますが、普段通りの車の使い方をしていて、エンジンの掛かりが悪くなるなどの「なんだかバッテリーが弱ってきたなー」と感じたのであれば、テスターで診断をしてもらったところで即交換という結果になってしまいます。

3年以上経っているバッテリーで弱ってきた兆候が見られた場合は、寿命だと判断して速やかに交換した方が良いです。

もちろん3年経っても弱ってきた兆候が見られなければ問題ありません。私の前の愛車は新車時のバッテリーが9年持ちましたし、現在の愛車は7年目で弱ってきた兆候が見られたので交換しました。

バッテリーの寿命を自分で見極める方法というのは、充電が十分な状況でバッテリーが弱ってきた時に出る兆候を見極める事がポイントになります

バッテリーが弱ってきた兆候

車のエンジンを掛ける時は大きな電力を消費するので、充電不足だったりバッテリーが弱って十分な充電が出来なくなってくると、キュルキュルともたついてエンジンが掛かりにくくなります。

明らかに充電不足になってしまったような要因がなくて、3年以上経っているバッテリーであれば、この時点で寿命と判断して交換した方が良いのですが、エンジンの掛かりの悪さの他にもバッテリーが弱ってきた兆候を見極める方法があるので紹介します。

車の走行時にはエンジンが回って電気を発電するオルタネーターが稼働し、常に十分な電力が供給されるので電力不足の兆候は見られないのですが、信号待ちや停車時にエンジンの回転数が下がると、発電量も下がってヘッドライトが暗くなる事があります。

バッテリーに十分な電力が蓄えられていると、停車時でも暗くなるような事はないのですが、弱っているバッテリーほど光量にバラつきが出る事があります(省電力のLEDライトなどは別)。

これは街灯が充実している道路だと分かりにくいのですが、暗いところに安全に停車(サイドブレーキ)し、ニュートラルに入れてアクセルを踏んでエンジン回転数を上げた時(発電量を上げた時)に、ヘッドライトに明るさにバラつきがある場合はバッテリーの電力が不足していると考えられます。

これも前日にライトを付けっぱなしにしてしまったような事が要因があれば、しばらく車を走らせて充電する事で回復する事もあるのですが、それなりに車を走らせても停車する度にヘッドライトの明るさにバラつきがあるようであれば、バッテリーが充電できる容量の上限が下がってきた事を意味するので、寿命が近いと判断して良いかと思います。

同じような理由でバッテリーに蓄えられている電力が不足してくると、パワーウインドウの開閉速度が遅くなるケースもあります。夜間にヘッドライトやエアコンなどをつけたまま停車し、パワーウインドウを下げた時に普段より明らかにスピードが遅くなっていれば、バッテリーが弱って十分な充電が出来なくなっている可能性が高いです。

これらのようにエンジンの回転数(発電量)の変化や大量の電力を使用した時に、ヘッドライトやパワーウインドに変化が表れた場合は、バッテリーの寿命が近いと判断して良いかと思います。

ただし、新車の購入直後やバッテリーを交換してから1年未満の場合は別です。

エンジンの掛かりが悪くなるスパークプラグの劣化エンジンの掛かりが悪くなるのはスパークプラグの劣化が原因という事もありますし、オルタネーターの不具合など他の箇所が原因ということも考えられます。

ガソリンスタンドや整備工場のバッテリー診断が役に立つのは、まさにこのような不具合を見極める時です。

  • きちんと整備をしている車
  • バッテリーを交換して3年以上
  • 普段通りの運転でエンジンの掛かりが悪くなった
  • ヘッドライトやパワーウインドウにバラつきが出る

これらの条件が当てはまっている場合は、「バッテリーの寿命が近い」と判断して良いかと思います。

基本的にバッテリーの調子が悪いと感じた時点で怪しいです。人間の感覚というのは凄いもので、エンジンの掛かりがいつもより0.2秒でもたつくと「ん?」と感じれらます。

そのような兆候が出ても直ぐにエンジンが掛からなくなるわけではありませんが、ライトを付けっぱなしにしていたり、短い距離しか運転していない日が続いたなどの原因が見当たらない場合は、バッテリーにとって厳しい季節になる前に交換するのがおすすめです。

バッテリー強化液や強化剤を入れる事で寿命が延びるケースもあるのですが、それらはあくまでも一時しのぎ程度のものなので、弱ってきた兆候が見られたら速やかに交換した方が、結果的に安心で節約にもなるかと思います。

数ヶ月後に車の買い替えを控えているようなケースであれば、これらのような商品に頼るのも良いかと思いますが、あまり過度な期待はしない方が良いかと思います。

バッテリーのおすすめの交換時期

冬のバッテリーにとって厳しい環境の凍り付いた葉っぱ車のバッテリーにとって負担のかかりやすい時期というものがあります。それは「気温の低い冬の朝」と「真夏のエアコンのフル稼働時の夜間」です。

バッテリーの性能は気温によって大きく左右されます。気温がプラス20度とマイナス20度では、性能が半分ぐらいになると言われています。

北海道の冬の冷え込んだ朝にエンジンが掛からなくても、気温の上がったお昼頃になると掛かることも珍しくありません。それぐらい気温がバッテリーの性能に影響します。

これも実際に私が経験しているのですが、免許を取って間もない頃に真冬に山奥にある旅館に宿泊し、翌朝にチェックアウトしてエンジンを掛けようとすると、うんともすんとも言わずに参ってフロントの人に助けを求めると、

「今朝は冷え込みましたからね~、バックで駐車してます?やっぱり~それだとエンジンルームに風が入って冷えてそうなる車が珍しくないんですよ~、お客さん内地(北海道外の人を意味する表現)の人?」

と面倒くさそうに言われ、イラついてしまった私が、

「だったら気温が上がったら掛かるの?」

と言うと、

「はい、お急ぎでしたら直ぐにジャンプコードでつなぎますけどぉ・・・」

とまたまた面倒くさそうに言われ、その態度に益々イラついてしまった私は(子供ですいません、20年ぐらい前の話です)、その日の予定を諦めて、

「じゃあ待たせてもらうわ!」

とチェックアウトの10時まで待つ事にしました。そして本当に掛かるのかとエンジンキーを回してみると、普段通りにあっさりとエンジンが掛かってしまいました。

免許取りたての当時の私は知らなかったのですが、真冬の北海道で車を長時間車を停める時は、壁や雪山に向かって停めて置かないと、エンジンルームに吹き溜まりの雪が入ってしまったり、風で冷え過ぎてエンジンが掛からなくなる事があります。

寒冷地仕様の車のバッテリーの容量が大きいのは、このような理由があるからです。寒冷地だからといってたくさん電力を消費するのではなく、バッテリーにとってシビアな環境だからです。

ちなみにスマホのバッテリーですら気温によって左右します。その事について詳しく調べている人がいたので紹介しておきます。

スマホはどの程度低温に弱いのか実験!

スマホは屋外で長時間放置される事は多くないですし、ポケットに入れていれば体温の影響もあって極端に冷える事はありませんが、バッテリーは気温によって弱まってしまう事があるという事を覚えておいてください。

車のサイドミラーに降り積もった雪車のバッテリーも北海道ほど気温が下がらない地域でも、気温が下がり始めた冬の初め頃にエンジンの掛かりが悪く感じたのであれば、その冬をまたぐことは危険なので、早めのバッテリー交換をおすすめします。

また夏の車内のエアコンフル稼働時も電力を大量に消費します。特にお盆休みの夕暮れ時の渋滞が危険です

長時間に及ぶ渋滞でエンジンの回転数が低い状態が続くと、電気の充電量よりも使用量が上回ってしまい、走行中にも関わらずバッテリーがあがる事もあります。

特に気温の高い夕暮れ時の渋滞はエアコンをフル稼働しながらヘッドライトを点灯する事になるので、バッテリーにとってかなりシビアな状況になります。さらに渋滞中だとブレーキランプにも電力が奪われますし、暇なのでオーディオやテレビなどを使用する事も多く、発電量が乏しいエンジンの低い回転数だと充電量よりも使用量が上回ってしまい、弱っているバッテリーだとあがってしまう事があります。

また走行中と違って渋滞中の車のエンジンルームというのは、熱がこもりやすくなってしまいます。バッテリーの性能は気温が高くなり過ぎても負担になってしまいます

これもスマホでも同じなのですが、充電しながら動画再生のような負荷が掛かる使い方をするとバッテリーの負担になって寿命を縮めてしまいます。特に熱が逃げにくいスマホカバーを装着していると要注意です。

走行中の車であれば風が当たってエンジンルームの熱も逃げるのですが、真夏のエアコンフル稼働でヘッドライトを点灯している渋滞中というのは、バッテリーにとってシビアなコンディションです。

新しいバッテリーであれば、数時間の渋滞で電力が不足するような事はないのですが、弱っているバッテリーだと危険なので早めの交換を心掛けてください。

毎年のようにお盆休みの渋滞に巻き込まれるという車は、バッテリーが弱ってきた兆候が出たら事前に交換しておいてください。渋滞しているとJAFなどの救援の到着も遅くなりますし、さらなる渋滞の原因を作ってしまうことになります。

参考JAFは必要?見極める目安を紹介

エンジンの掛かりが悪くなったり、ヘッドライトの明るさにバラつきが出るなどの、バッテリーに弱ってきた兆候が出たら、バッテリーにとって厳しい本格的な夏前と冬前に交換しておきましょう

バッテリーの寿命を延ばす方法

バッテリーをメンテナンスしたところで、劇的に寿命が延びるものでもないのですが、日頃からちょっとした気遣いをする事でバッテリーの寿命を縮めてしまう要因を避ける事は可能です

一般的なバッテリーのメンテナンスというと、バッテリー補充液が不足しないように足す事になるのですが、先ほども紹介したように入れ過ぎにはならないように気をつけてください。

バッテリー補充液は不純物がない綺麗な水(精製水)なので、安いものだと100円未満で購入できるのですが、車好きほど少し割高なバッテリー強化液(数百円)を入れたくなるのではないでしょうか。

私自身も昔はそれなりに車好きだったので色々と試した事があるのですが、バッテリー強化液のおかげで劇的にバッテリーの寿命が延びるかというと微妙です。気分的には効いた気がするのですが、実際に寿命が延びるのかというと怪しいです。これも参考になるサイトがあったので紹介しておきます。

バッテリー添加剤「電撃丸」の効果を検証

期待するほどの効果はない事がほとんどなので、精製水を利用した方が良いかと思います。下手にバッテリー強化液を入れてしまうと、期待していた効果がないばかりか、入れるときにこぼれてしまった時のリスクを抱える事になってしまいます。基本的に液面の間にあれば問題ないので、価格の安いバッテリー補充液で十分です。

あともう一つ気をつけてほしいのは、短時間の運転しかしない時はオーディオやテレビやナビの使用を控えて電力の消費を抑える事です。特に夜間はヘッドライトで大量の電力を消費するので意識してみてください。

これもバッテリーの寿命が延びるというよりは、充電不足を回避するという意味です。

バッテリーの本格的なメンテナンスとなると、素人ではどうにもならない事が多いので、あまり余計な事はする必要はありません。

唯一効果がありそうなのは、バッテリー端子の汚れのチェックです。古い車や海沿いの街で塩害を受けやすい車だと、バッテリーを接続する端子が腐食して通電効率が落ちてしまうケースがあります

きちんとした整備工場やディラーで車検を通しているのであれば、バッテリー交換時にこれらのメンテナンスも行ってもらえるのですが、最近は格安車検が増えている事もあり、見逃されているケースが増えています。

端子の錆びを金属ブラシで落としたり、新しい端子に交換することでバッテリーの状態も良くなるケースがあります。少し前に流行したアーシングというチューニングは、車の電力の通電効率を良くしてパフォーマンスが良くなるといった感じだったのですが、現在ではこのバッテリー端子のメンテナンス程度の効果しかないと言われるようになりました。

参考アーシングの効果はメンテナンス程度?

アーシングの効果が話題になったという事は、逆に考えるとバッテリー端子の腐食によってパフォーマンスが下がっている車が多いという事でもあるので、自分でバッテリーを交換している人は端子の掃除や交換も検討してみる価値があると思います。

ただこれも手順を誤ると感電のリスクもあるので、あまり素人は行わない方が良いかも知れませんが、少し車に詳しい人であれば難しくないかと思います。

せっかく新しいバッテリーに交換しても端子の状態が悪いと十分な性能を発揮できなくなるので、自分でバッテリーを交換する場合は端子の状態もチェックしてみてください。バッテリーの寿命を延ばす(縮めない)上で意外と見落とされがちなポイントですよ。

まとめ バッテリートラブルを避けよう!

車のバッテリーは安いものではないですし、最近はアイドリングストップ機能の車が増えてきた事もあり、容量も大きくなって価格も高くなっています。

なるべくなら長持ちさせて節約したいものですが、現代の車の故障の原因の多くがバッテリーなので、結果的に早めの交換が安心にも節約にもつながります

そして何よりも時間の無駄を防ぐことになります。トラブルが起きてから対処するとなると膨大な時間が奪われてしまいますし、その場で交換する事になると比較検討も出来ないので割高なバッテリーを購入する事になってしまうかも知れません

これが節約にとって最も大きなリスクになるので気をつけてください。

人間の身体というのは本当によく出来ているもので、車のエンジンの掛かり方が普段よりも僅かでも悪くなると、何となく感じるものです。

短時間の運転が続いたとか、前日にバッテリーを弱らせてしまったような心当たりがある場合は、その日はオーディオやナビなど電気の使用を控え、なるべくバッテリーを充電するようにしてください。

それでもエンジンの掛かりが悪い状態が続けば、やはりバッテリーの寿命と判断して厳しい時期になる前に交換するのがおすすめです。

比重や電圧を測ってもらう必要があるのは、新車やバッテリー交換をして間もないのにエンジンの掛かりが悪い場合ぐらいです

バッテリーの不良品を判断するのには使えますが、1年以上使用しているバッテリーだと、ほぼほぼ弱っていて交換時期だと診断されてしまいます。

逆に3年以上経っていてもエンジンの掛かりが悪くなかったり、ヘッドライトの明るさのバラつきといった弱っている兆候がない場合は、即交換しなくても大丈夫です。

最近の車のトラブルの多くがバッテリー関連なので、今回紹介したバッテリーの寿命を見極める目安を参考にしてみてください。

最後にバッテリー交換を安く済ませて節約する方法を紹介します。

自分で車のバッテリーの交換ができることが条件になりますが、簡単なのはホームセンターでバッテリーを購入する事です。

参考カー用品の節約はホームセンターがベスト?

単純にホームセンターはカー用品店で販売されているバッテリーよりも価格が安いことが多いので、それだけで節約になる可能性が高いです。

もちろん地域や時期によっても違うのですが、ホームセンターは冬前などにチラシでセールする事も多いので、弱ってきた兆候があれば冬前に交換してあげましょう。

またホームセンターはカー用品店のような豊富な品揃えではありませんが、だからこそ商品の回転が早く、数年前のバッテリーをつかまされるリスクが少ないのでおすすめです。

これは乾電池などで考えると分かりやすいのですが、未使用の乾電池でも放置される期間が長くなると電力が落ちてしまうような事です。あまり使わないサイズの電池をお得な10本セットなどを購入してしまうと、数年後に使う頃には弱ってしまっています。

カー用品店にある高額で高性能なバッテリーほど、それほど売れるものではないので、数年間放置されていることが珍しくありません。この辺はワイパーのゴムの買い替えとも共通しているのですが、

参考ワイパーの交換を節約する方法

ホームセンターで売られているバッテリーは種類が少ないだけに、極端に古いものをつかまされるリスクを避けられます

バッテリー交換がお得なホームセンターまたホームセンターでバッテリーを購入すると、レシートの控えで古いバッテリーを無料で引き取ってくれるところも多いです。購入前に確認しておきましょう。

ちなみに廃バッテリーを買い取ってくれるリサイクル業者や解体屋もあります。そのようなお店が近所にあれば数百円で買い取ってもらえるので、節約につなげられるかと思います。

またそのようなところでは再生バッテリーが販売されているケースもあります。再生バッテリーはバッテリー強化液を入れて充電したようなものではなく、内部の洗浄や液をフルで交換しているので新品に近い性能を取り戻しています。

軽自動車やコンパクトカーの小型のバッテリーぐらいだと、ホームセンターの新品の価格とそれほど変わらないので、わざわざ選んでもは大した節約にならないのですが、アイドリングストップの車や大きなSUV車のように大容量のバッテリーを搭載している車だと、結構な価格差になっているので検討する価値があると思います。ネット上でも再生バッテリーを販売している業者がありますよ。

【楽天】再生バッテリー

車のバッテリーの交換方法はそれほど難しくはないのですが、それなりに重量があり、スパナなどの工具も必要なので、自信のない人は工賃を支払って交換することをおすすめします。大抵は500円程度です。

YouTubeなどでもバッテリーの交換方法の動画が見つかるので、初めての人は参考にしてみてください。またバッテリー端子の汚れも影響するので、軽く汚れを落としてから交換するようにしましょう。

分かりやすい動画あったので紹介しておきます。

メモリーバックアップは無くても構いません。オーディオの設定や時計は初期化されてしまうので再設定が必要になりますが、コンピューターの学習も普通に運転していれば直ぐにまた学んでくれます。よほどたくさんの車を所有していればあった方が良いのかも知れませんが、気になる人は工賃を支払って交換してもらった方が安く済むと思います。

バッテリーあがりは保険会社のロードサービスやクレジットカード会社のサービスなどで無料で解決できることもありますが、そこで交換する事になるとホームセンターやカー用品店のように割引されていないバッテリーになってしまうかも知れないので、バッテリーが弱っってきた兆候がでたら早めの交換でリスクを回避しましょう。

コメント

  • バッテリーあがって無料ロードサービスで事なきを得たことがあるけど、時間のロスを考えると定期的に交換した方が絶対にいい

    by 匿名 €

  • 節約したいなら中古バッテリーを定期的に交換するのも良いかと思います。どこにでも売られているわけではありませんが、半額ぐらいで買えますよ。

    by ジミー €

  • バッテリー強化液とか強化剤を入れても寿命が劇的に伸びるわけではないし、さっさと交換した方がコスパも良いよね、トラブって救援してもらったとこから買うとバカ高いし

    by 匿名 €

  • 不要バッテリーを無料(送料まで着払い)で引き取ってくれるネット業者もあるよ

    by 匿名 €

  • 新品と同じぐらいの価格の再生バッテリーでも高機能モデルは新品の安い低機能モデルより優秀だぜ!悪質な業者だと添加剤入れて充電しただけってのもあるから保証期間がないショップは要注意だけどな!

    by 匿名 €

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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