節約はレジャー!

無洗米で水道代が節約?メリットはそこではありません!

無洗米のメリット

炊飯器の釜の中の水に浸したお米無洗米が出始めた頃、無洗米ならではの様々なメリットをアピールしていました。

  • 水道代が節約できる
  • とぎ汁がなく環境に優しい
  • 水が冷たい冬にありがたい

ですが、「水道代が節約できる」には、ちょっとしたからくりがあります。

そこで今回は無洗米を選ぶべき基準を紹介します。無洗米は水道代の節約だけがメリットではありません。これらを理解した上で、無洗米を上手に取り入れてほしいと思います。

水道代の節約

生米無洗米を使用することで、お米を研ぐ分の水道代を節約することは出来ますが、普通のお米と無洗米の価格の差を埋めるほどの節約効果は期待しないでください。

あるテレビ番組の調査では、通常のお米を研ぐ時に使用する水の量は、人によってもの凄い差が出ていました

お米を研ぐ回数も2~5回ぐらいまでバラバラでした。そして研ぐ時間も様々でした。

お米を軽く混ぜるだけの方もいれば、手のひらでゴシゴシとお米を押し付けて研ぐ方もいます。しかもその動作が一回の人もいれば五回の人もいます。

人によってお米を研ぐ回数はバラバラです。

勢いよく流す水このお米を研いでいる時間に、水道の水を流しっぱなしにしている家庭であれば、無洗米を選択することで、かなり水道代を節約することが出来ます。

このようにお米を研ぐ回数が多く、しかも水を流しっぱなしにしているケースのみ、無洗米はお金の面でも節約出来る可能性があります。

ですが、多く家庭ではそのようなお米の研ぎ方をしていないと思います。特に節約意識のある家庭では尚更です。

はっきりいって、無洗米で水道代の節約は期待出来ません。

そう考えると無洗米のメリットがないような気もしますが、実はそうではありません。無洗米には他にもたくさんのメリットがあります。

無洗米と相性が良い人

水道代の節約という意味では、あまり期待できない無洗米ですが、無洗米と相性が良い人もいます。

  • 手荒れが酷い
  • 水道水に不安がある
  • 時間が足りない

これらの条件が当てはまる方は、無洗米のメリットを得られることが出来ます。

手荒れが酷い方にはお米を研ぐのは大変なことです。最近では「米研ぎ棒」のようなグッズも売られていますが、洗い物が増えるのは手荒れにやさしくはありません。

また高層マンションのように、屋上の貯水塔に水を貯めて使用する家庭では、水道水に不安があるケースも多いのではないでしょうか。

参考飲料水を節約する方法

ペットボトルのミネラルウォーターまたお米を炊くときはミネラルウォーターを使用している方も多いと思います。

お米を研ぐときにも使用するのであれば、無洗米を選ぶことでかなりの水代(ミネラルウォーター代)を大幅に節約することが出来ます。

そして無洗米は時間の節約にもなります。単純に研ぐ時間が浮くので忙しい主婦や家庭にも向いています。

またパエリアやリゾットのように生のお米から調理をする場合にも、無洗米は相性が良いと言われています。

さらに細かなことを言えば、無洗米は普通のお米に比べて糠が少ないので、同じ重さのお米でも僅かに量が多いと言われています。

まとめ 無洗米との相性

無洗米を水道代の節約だけの目的で選ぶと、多くの方にメリットはありません。

ですが、無洗米には他にもたくさんのメリットがあります。

ミネラルウォーターでお米を研いでいる家庭であれば、お金の節約になりますし、忙しい家庭であれば時間の節約になります。手荒れが酷い主婦にもおすすめです。

炊きあがったお米無洗米の出始めは味の評価が低かったのですが、最近は精米技術の進歩のおかげで、とても美味しく炊けるようになったと言われています。

そして無洗米ではない普通のお米の精米技術も上がっています。昔のように力を入れてゴシゴシと研ぐ必要がないとも言われています。

この辺は専門家によって言うことが違うのですが、あるお米の研究所の方が紹介していたお米の研ぎ方は、驚くほど簡単だったので紹介します。

まずお米に水を入れて軽くかき混ぜて、数秒でその水を捨ててしまいます。

最初の水は一気にお米が吸い込むので、濁った水を吸わせないために直ぐに捨てるのが良いのだそうです。

二度目の水を入れても力を入れて研ぐと言った感じではなく、指を立てて全体が混ざるように数回かき混ぜて水を捨てます。

同じように三度目の水も軽く混ぜ、米とぎが終了してしまいました。

最近のお米はこれだけで十分に糠が落ちて美味しく炊けるのだそうです。むしろ力を入れてしまうと、お米の表面が剥がれて味や風味が落ちるのだそうです。

このお米の研ぎ方(混ぜ方ですが)であれば、普通のお米でも手間や時間を節約することが出来ると思います。

また家族が多い家庭だと一度にお米を炊く量も多いと思います。そのような家庭であれば炊飯器の釜のサイズも大きく、お米を研ぐことは大変な作業だと思います。

小さな炊飯器逆に一人暮らしでお米を炊く量が少なければ、普通のお米でも軽く何度か混ぜるだけで研げると思えば、無洗米のメリットもそれほどないと思います。

家庭環境によってお米を炊く条件が違うので何とも言えませんが、無洗米のメリット、デメリット(価格)を上手に見極めて選んでほしいと思います。

ちなみに時間の節約という意味で、高品質な「しゃもじ」をおすすめしておきます。

参考節約と相性抜群の高品質しゃもじ

これもお米を炊く頻度によるのですが、毎日たくさんお米を炊く家庭であれば、本当に便利なのでおすすめです。

逆にたまにしかお米を炊かない家庭であれば、必ずしも炊飯器やしゃもじは必要ないのかも知れません。

参考炊飯器を手放してみた!

水道代の節約という視点で無洗米を選ぶのではなく、無洗米ならではのメリットと相性が良いか確かめてみてください。

私のように1人暮らしでたまにしかお米を炊かない家庭であれば、お米を研ぐ作業など大した手間ではありませんが、毎日たくさんのお米を炊く家庭であれば、無洗米ならではメリットを感じられると思います。

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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