電子レンジの意外な使い道
お正月で親戚が集まった際に、料理自慢の親戚が手作りを餃子をもってきて焼いてくれる事になり、とても美味しくて好評だったのですが、遅れてくる人の分まで一気に焼いてしまったとの事で、しばらくテーブルの上にラップをされた餃子が残っていました。
そこで私が家主に確認して電子レンジの中に入れると、「え?なんで?まだ来てないじゃん」と言われ、「いや、電子レンジの中に入れて置けば冷めないかなと思って」と言うと、おおー!という歓声が沸き起こりました。
意外とこの方法を取り入れている人は少ないのかも知れません。
この方法は当ブログでも保温調理について紹介した時に、簡単な保温方法として紹介していたのですが、
電子レンジは温めるだけでなく、閉ざされた空間だけに保温に役立ったり、匂いを閉じ込める効果があるものです。私の本音としても餃子のニンニクの香りがずっと漂っていたのがイヤだったので、そのような選択をしたのですが、意外とこの保温ボックスとして電子レンジを利用している人は少ないのかも知れません。
そこで電子レンジの使い道について調べてみると、保温ボックスとして活用する情報は見当たらなかったのですが、意外な使い道が色々と見つかりました。
殺菌にも使える電子レンジ
電子レンジの意外な使い道としてたくさん見つかった情報だと、水分を含んで固まってしまった調味料を乾燥させる方法でした。
固まってしまった砂糖を30秒ぐらい電子レンジで加熱するとサラサラに戻ったり、ベタベタになってしまった海苔を乾燥させたり、逆に水分が抜けて乾燥して固まってマスカラに少量の水を入れてから電子レンジで加熱すると元に戻るといった方法もありました。
他にも飲食店のようにおしぼりを温める為に使ったりと、便利な使い道が色々と見つかったのですが、中でも私が気になったのは殺菌に使えるというものでした。
食器用スポンジや布巾というのは、湿っている時間が長いだけに雑菌が繁殖しやすいのですが、電子レンジで加熱すると簡単に殺菌する事ができるのだそうです。
当ブログでも食器用スポンジの交換時期について紹介した事があるのですが、
この判断の分かれ目となるのが雑菌の繁殖であり、スポンジが傷んでいなくてもリスクになる事があります。それが電子レンジで加熱するだけで簡単に解決するのであれば、節約にとっても有効なテクニックなのかも知れません。
この電子レンジによる殺菌を靴下やパンストの悪臭対策として利用する人がいたり、鉢植えなどに使う土壌まで殺菌している人までいて驚いてしまいました。
他にも乾ききっていない洋服を乾燥させる為に利用したり、100均で売られている便利グッズと組み合わせて揚げ物を調理したりと、私が知らない使い道がたくさんあるようでした。
まとめ 閉ざされた空間を有効活用しよう
私自身は一人暮らしの節約家という事もあり、電子レンジはおろか冷蔵庫すら所有していないのですが、
買い物をしてきた冷えた食材を少しもたせるだけなら、ちょっとしたクーラーボックス(袋)に入れて対応しているのですが、電子レンジのように外部から遮断された空間というのは、意外と使い道があるので皆さんも有効活用してみてください。
鍋を冷まさないような使い方もできますし、匂いが気になる料理を閉じ込めて置く事もできます。
既にお皿に盛りつけた料理はラップをしておいても良いのですが、それだって食卓テーブルの上に置いておくより、閉ざされた空間に置いておいた方が冷めにくくなります。
電子レンジならそのまま温めなおす事も出来ますし、料理の匂いが部屋に充満しなくなるのもメリットだと思います。
私は結婚していた当時はそこそこ高価なオーブンレンジを所有していたのですが、当時からよくこの空間を利用していました。シチューやカレーを作った鍋を入れて置けば匂い漏れが防げますし、冷めにくくもなるので温めなおす際の時短にもなります。
当時は光熱費の節約の事など考えていませんでしたが、私の親戚だけでなくネットで調べてみても、保温ボックスとして電子レンジやオーブンの空間を有効活用している人は少ないようだったので、良かったら参考にしてみてください。
キッチンのスペースに余裕がない家庭でも、電子レンジの中の空間が一時的な保管スペースになってくれると思うので覚えておいて損はないと思います。
ただ一方で電子レンジの正しい使い方を調べてみると、お弁当のプラスチック容器が溶け出してしまうようなリスクがあったり、人によっては電磁波による健康被害もあるので、あまり極端な事はしない方が良いとは思うのですが、
電子レンジでも熱湯消毒のような事ができるのだと考えると、口の中に入れる食品のような電磁波による被害も少ないので、意外と使い道が多いのかも知れません。
保温ボックスとして利用する事で温めなおす時間も節約できるのであれば、単純に光熱費の節約になるだけでなく、電子レンジの電磁波のリスク(使用時間)も減らせる事になるので、健康面の事を考えても悪い使い方ではないのではないでしょうか。