電子レンジは必要か?
私は節約家という事もあり、無駄な物を極力持たない生活を心がけているので、冷蔵庫を手放しています。
冷蔵庫がないと電子レンジが必要になるケースも少ないので、電子レンジも所有していません。
コンビニなどでお弁当を購入した時などに、コンビニの電子レンジで温めてもらう事はあるのですが、そもそもコンビニを利用することが少なく、温めてもらう必要のあるお弁当を購入するとなると、おそらく年に1~2回程度です。
私はたまたま電子レンジとは縁のない生活をしていたのですが、ある知り合いの女性と話した時に衝撃を受けました。
電磁波のリスク?
その女性は数年前に結婚して新築の家を建てたのですが、それから体調が悪くなってしまいました。
家を建てるまでに住んでいたアパートでは特に問題がなかったそうで、どうも新築の家の方に問題があるようでした。
「シックハウス症候群だったの?」
と聞くと、その女性は元々アトピー体質だったそうで、家を建てる時にしっかりとシックハウス対策がされている建材などを選んだとの事でした。
それにも関わらず体調が優れないので、改めてシックハウスについて調べて見ると、接着剤や塗料などに含まれている揮発性の成分が落ち着くまでに、半年ぐらい掛かるケースがあるようで、換気を心がけながら様子を見ていたそうです。
それでも一年経っても体調が良くならず、空気清浄機なども試したそうなのですが、これといった変化がありませんでした。
そこで今までの生活と何が違うのかと考えてみると、一番の違いはオール電化だったので、そのリスクについて調べて見ると様々なケースが見つかったそうです。
IHコンロや電子レンジの電磁波などが原因で体調を崩す人がいるということを知り、電磁波を過敏に感じてしまう病気があるようでした。
そこでガスコンロにして電子レンジの使用を控えていると、体調が良くなっていったそうです。
なのでその女性から、
「IHと電子レンジは使わない方が良いよ」
とアドバイスされ、それらのリスクについて考えさせられることになりました。私は結婚していた頃に電子レンジやIHのコンロを利用しており、特に困った事はなかったのですが、妙に気になって調べてみると、彼女と同じように困っている人が結構見つかりました。
電子レンジのリスク
電子レンジのリスクについてネットで調べてみると、ま~たくさんの情報が見つかりました。
ロシア(ソ連時代)が電子レンジの使用を禁止していたり、スイスの研究者によると電子レンジで温めた食品を食べると血液中の白血球が減少していたり、電磁放射線が発生するなど、少し調べただけで恐ろしくなりました。
一方でそれらの説に反論する意見も多く、電子レンジの安全性をアピールしている情報もたくさん見つかりました。
どちらの意見もそれなりに信ぴょう性があり、真実を見極めるのは難しいのですが、もし仮に最新の研究で電子レンジの危険性が証明されたとしても、今更それらが公開されることは考えにくいで。
世界中に電子レンジが普及していますし、様々な家電メーカーが製造しているので、補償問題になると大変なことになってしまいます。
電子レンジのリスクを啓蒙する人がテレビや大手新聞に出るのも考えられません。大切なスポンサーである家電メーカーから嫌われてしまいます。
電力会社が中心となって推し進めたオール電化も同様です。原発の悪口を言っただけで干された文化人がたくさんいるように、巨大企業や国家企業の力は絶大です。
仮に電子レンジのリスクが真実だったとしても、それが公に認められるとは考えられません。
結局は自分で判断するしかありません。
コンビニの店員のように頻繁に強力な電子レンジを使用しても問題ない人もいれば、知り合いの女性のように敏感に反応してしまう人もいます。
過去の私のようにこれといった問題がないとしても、なるべくなら避けた方が良いのかも知れません。
電磁波過敏症という病気もあるようで、そのような人は高圧送電線に近づくだけで過呼吸になったり、皮膚がピリピリとしてしまうそうです。パンタグラフのある電車に乗れなかったり、枕元にスマホがあるだけでも反応が出てしまう人までいるそうです。
携帯電話の基地局周辺の人にがんが増えているという情報があったり、精子が減少するような調査結果があったりするので、なるべくなら電磁波の影響を受けない生活を意識した方が良いのかも知れません。
まとめ 身近にある電磁波
スカイツリーが出来るまでの東京タワーの近くには膨大な電磁波が発生しており、テレビの画面が乱れたり、家電製品に不具合が出ることがありました。
東京タワーの下に行くと車のコンピューターが誤作動して故障してしまうケースもあり、外国のメーカーが日本で車を販売する際には、東京タワーの下でチェックしていたほどです。
そのチェックや対策が済んでいない現地の車を並行輸入すると、いきなり故障してしまうケースがありました。
もちろん東京タワーに勤めていても問題ない人もいますし、全ての人に電磁波の影響が出るわけではありません。私も含めて電磁波の影響を感じない人も多いかとは思いますが、流石に身体に良いものとは考えにくいので、避けられるものならなるべく避けた方が良いのかも知れません。
電磁波過敏症の人は携帯電話の微量な電磁波でも影響があるようで、耳元に近づけるだけでも辛いらしく、イヤホンマイクで本体を離してから会話するそうです。
電磁波による健康被害は、
- 白血病
- 脳腫瘍
- 乳がん
- 精子の減少
などがあると言われており、どれも先進国ほど増えている病気でもあるので、全く因果関係がないとは言い切れないのかも知れません。
電子レンジは便利なものですが、簡単にフライパンや鍋で温められるものまで頼らない方が良いのかも知れません。
ちなみに私は電子レンジを持っていないのですが、IHの器具だと電気ケトルは使っています。
電磁波過敏症の人は電気ケトルで沸かしたお湯にも反応するようで、ヤカンでお湯を沸かすようでした。
急速に温める為に強力が電磁波が出るようなので、電気ポットでゆっくりと沸かした方が影響が少ないそうです。
私自身も電気ケトルによる急速沸騰が便利なので、直ぐに手放せるかというと微妙なのですが、買い替えるタイミングが訪れた時には考えてみようかと思います。
また電磁波の影響力への考え方は国によっても随分と違うようで、食品への影響よりもプラスチック容器への影響を重視しているところもありました。
日本に留学している息子の姿を母国の親に紹介するテレビ番組があったのですが、日本で頑張っている息子の姿に感動する一方で、自宅でコンビニ弁当を電子レンジで温めて食べている様子を見た親が、
「なんてことなの?」
と慌てふためき、
「きちんとお皿に乗せて温めるようにあれほど言っていたのに・・・」
と落ち込んでしまうシーンがありました。国によっても電子レンジのリスクに対する考え方が違います。
日本のコンビニ弁当に使われているプラスチック容器は、電子レンジで温められることを想定して、130℃ぐらいまでの熱には耐えられる構造になっています。
水分は100℃までしか上昇しないので問題ないとはいえるのですが、食品に含まれている油は軽く130℃を超えてしまうので、リスクが全くないとは言い切れません。
もちろんコンビニ弁当を温める時間もしっかりと指定されているので、問題がないとは思うのですが、自宅の電子レンジで温める場合はリスクがあるかも知れません。
かなり昔の事ですが、私が自宅でコンビニ弁当を電子レンジで温める時に、あたためるボタン(オート)を押すと、熱々になって容器が変形してしまったことがあります。
当時の私は電子レンジのリスクなど全く考えた事もなかったので、そのまま気にせず食べてしまったのですが、今思うと電磁波だけでなく溶け出たプラスチックまで食べていたのかも知れません。
電子レンジを今すぐ捨てろとは言いませんが、きちんとワット数や時間を守ったり、頼り過ぎならないように気をつけてほしいと思います。
最近の電子レンジはオーブン機能なども搭載されている事が多いので、食品によっては耐熱の皿に盛り直して、オーブンで温めた方が良いかも知れません。
電子レンジのリスクについては、まだまだ分からないことが多いですが、おそらく今後も危険だという側の意見が大きくなることはないので自分で判断するしかありません。
5Gについても様々なリスクが取り上げられているように、想像以上に電磁波の健康被害は大きいのかも知れませんが、それらで儲かっている側の企業が「はいそうですか」と認めて引っ込むわけがないので、真実は闇の中に放り込まれてしまいます。
タバコによる健康被害についても様々な説があり、実は喫煙者の方が寿命が長いというデーターがあったり、肺がんになるリスクはアスファルトに含まれている揮発性の物質の方がずっと影響が大きいなど、色々な事が言われています。
タバコの煙の健康被害が問題になり始めた当時というのは、自動車の排ガスによる健康被害が問題になっており、自動車メーカーがタバコのせいにして身を隠したという説もあります。
もちろんタバコが良いと言いたいわけではないのですが、莫大な資金力を誇る巨大企業というのは、政治家に働きかけて自由にコントロールするような事が出来てしまうだけに、真実が隠されてしまうような事があるものです。
国家間による争いごとが無くなれば軍需産業は衰退してしまいますし、そこで儲けている人達は定期的に戦争が起きてもらわないと食べていけません。日本にミサイルが撃ち込まれるリスクがないと、わざわざアメリカから防衛システムなど購入する必要もないので、裏でアメリカと北朝鮮で話がまとまっている可能性だって0ではないはずです。
電磁波の話から少し逸れてしまいましたが、要するに電磁波の健康被害が認められたとしても公になる可能性が低いので、個人が対応するしかないという事です。
もちろん全く問題ない人もいるので、過剰に反応する事もないのですが、ガスコンロとIHのように選べるような状況であれば、なるべくならリスクを避けた方が良いのではないでしょうか。
電子レンジに限ったことではないですが、身体の中に直接取り込まれる食品ほど、意識してほしいと思います。使用するにしても時間を守るような自衛を行いましょう。