節約はレジャー!

枕は必要ない!?実践してみて感じたこと

たまたま枕がベッドから落ちた日

私は昔から慢性的な肩こりに悩まされており、さまざまなタイプの枕を試していた時期があります。

それなりに高額な機能性枕を購入したこともありますが、私の身体にはあっていなかったようで、3日と持たずに元の枕に戻してしまいました。

さらに思い切ってデパートでオーダーメードの枕(14000円!)をつくったこともありますが、これも長続きしませんでした。

かなり高額だったこともあり、慣れるまでしばらく我慢していたのですが、明らかに今まで使っていた安物の枕の方が眠りやすかったものです。

枕の理想的な高さや硬さについても様々な睡眠に関する書籍で勉強しましたが、どれもしっくりせず、結局は昔から愛用している枕に落ち着きました。

ただその使い慣れた枕でも日によっては熟睡できず、目覚めたとから肩や首に痛みがあるケースが珍しくありませんでした。

そんなある日、東洋医学系のある本の中に「そもそも枕は必要ない」という一文を発見しました。

それなりに枕について勉強していた私は、それを読んだときは「そんなことあるかい!」と思って信じられなかったのですが、それから数日後にたまたま朝目が覚めると枕がベットから落ちてしまっていました。

ただ、その日の目覚めはとても良く、肩や首の痛みも感じませんでした。そこでその本の内容を思い出し、その日から恐る恐る枕なしの睡眠を実践してみることにしました。

結論!枕は必要ない(私には)

結論から言うと、もう私には枕は必要ありません

枕がない方が睡眠の質が明らかに高まりました。

枕がないと寝返りをしやすく、その後に枕のベストポジションを探る必要もないせいか、睡眠中に目を覚ますことも少なくなりました

既に数ヶ月ほど枕なしを実践していますが、以前のような寝起きの当たり外れがありません。安定して安眠を得られています。

イメージとしては100点満点の睡眠というよりも、安定して90点の睡眠が得られるようになった感じです。寝違えることも全くなくなりました。

そこで改めて枕を使っていない人がどれぐらいいるのか調べてみると、枕を使用していない派が「7.4%」もいるという事が分かりました。

100人中7人ぐらいなので、決して多い数字ではないかも知れませんが、必ずしも全ての人に枕が必要ではないようです。

中には首のシワやたるみを抑える為に枕を使わないという女性も結構いました。それで十分な睡眠が得られなくなったら本末転倒ですが、合っていない枕や高過ぎる枕にはそのようなデメリットもあるのかも知れません。

ちなみに枕を使っていない有名人を調べてみると、女優の有村架純、ホスト界の帝王のローランド、女医の西川史子といった美意識が高い人が多く見つかりました。

少し考えてみれば分かる事ですが、そもそも寝相の悪い人は朝目が覚めると枕に頭が乗っていない事もありますし、必ずしも枕がないと安眠できないわけでもありません。

「今までの常識は何だったのだろう」と、改めて枕の機能や重要性について調べてみたり、書籍を読み返してみると、あること気がつきました。

「サイズの合っていない枕は危険!」といった意見が数多く見受けられたのですが、そのような意見を述べている側には、ある共通点がありました。

枕を売る側の都合

枕の機能や重要性について詳しく解説されている書籍の多くは、当たり前ですが枕の専門家です。特に寝具を販売しているメーカーの研究者が執筆しているケースが多い傾向がありました。

「身体にあっていない枕を使用していると大変なことになりますよ」

と恐怖を与え、その解決策として自社の枕を薦める流れになっています。

身体にあっていない枕が身体に悪影響を与えるのは間違いないのでしょうが、私のように枕そのものが悪影響を与えるようなケースもあるのかも知れません。

枕との相性はマットレスの柔らかさや頭の形や首のカーブなど様々な要因が絡んでいるので、一概に正解の高さや肩さの枕を決める事はできません。

それこそ私にはオーダーメードの枕でも相性が悪かったように、科学的には理想的な枕だったとしても、必ずしも相性が良いとは限りません

保険の本などを読むと大抵は保険会社の研究員やアドバイザーが執筆しています。保険の比較サイトのアンケートで「あなたに保険は必要ありません」といった結果が出ることはありません。

逆にフリーの人が執筆されている保険の本だと、多くの保険は必要ないと書いてあるものです。一部の条件に当てはまる人に対して「最低限の保障がある○○のような価格の安い保険に入るのは有効である」といった感じです。

枕の世界も少し似ていると感じました。枕の機能や重要性について語られている人の多くが、枕を売る側の人間でした。

参考セキュリティソフトが必要とアピールする人

「枕は必要ない!」といった意見が紹介されるわけがありません。

枕は昔から当たり前のように寝具として受け入れられていますが、人によって身体に合わない枕があるように、枕そのものが合わない人がいてもおかしくありません

そもそも寝ている時の姿勢は一定ではありません。仰向けのままで寝相の良い人もいるのでしょうが、多くの人は睡眠中に何度も寝返りをうちながら姿勢を変化させています。

たとえ身体にあった枕だとしても、身体の向きが変われば枕とのフィット感も変化します。ネックウォーマーのように体に密着している枕であれば、ある程度の姿勢の変化に対応できるかもしれませんが、枕は少しでも角度が違えばしっくりこないものです。

寝返りをうつにしても綺麗に横に回転できるとは限りません。大抵は身体を丸めながら行うので、首の角度も向きも複雑に変化します。

おそらく過去の私は寝返りの度に目が覚めてしまい、枕の当たり具合を再調整していました。それが上手く行った日は目覚めが良く、少しでもずれてしまうと首や肩に負担になって寝違えていたのだと思います。

どのような姿勢にも対応できる枕など、そもそも存在しないのではないでしょうか。

「枕なしは危険」といった研究結果の全てがウソだとは言いませんが、自社にとって都合の良い研究結果だけを紹介していることもあるので、そこは差し引いて判断する必要があるのではないでしょうか。

あくまでも自分の体感を大切にしてください。人によっては枕がない方が安眠できるかも知れません。

枕の機能

改めて枕の役割、機能について調べてみると、基本的には重たい頭部を支える為とあるのですが、一部には髪型を崩さない為ともありました。

時代劇などを見ると箱型の高い枕を使用する婦人がいますが、まさにあれが髪型を崩さない為の枕です。仰向けで寝続けることが前提の枕です。

そのような髪型を崩したくない人にとっては、それなりの高さのある枕が必要なのかも知れませんが、それが良質な睡眠になる枕かと言えば疑問です。

また最近は枕メーカーと関係のないお医者さんが、テレビや雑誌でバスタオルを少し巻いただけの低い枕をすすめることも増えてきました。安眠の為にはそもそも高い枕は必要ないのかも知れません。

自然界に枕のようなものを使って眠る動物はいません。

最近は赤ちゃん用の枕も売られていますが、かなり薄っぺらいものです。昔は赤ちゃんに枕をあてがうことなどありませんでした。

これも枕を売りたい側が仕掛けた事ではないでしょうか。愛する赤ちゃんの為に少しでも良い事をしてあげたい親心を、巧みに刺激しているように思えます。

もちろん枕は寝る前の姿勢を整えるという意味では気持ちがいいものです。ベストフィットのポジションを整えることができます。

私自身も枕なしの生活を始めるにあたって、ここが最初の壁でした。

長年の習慣として枕に頭を乗せて寝ていたので、始めはかなり違和感がありました。特に寝る前に本を読んだりスマホを見る時は大変です。わざわざ頭を持ち上げなくてはなりません。

私は睡眠前の読書が習慣だったので、とても読みにくかったのを覚えています。

ですが、現在は逆に睡眠前の読書を潔く諦められられるようになりました。さっさと寝てしまいます。結果的に寝る前にダラダラ過ごす時間が減りました。これも安眠につながって好影響があったのかも知れません。

まとめ 枕との相性の見極め

あくまでも私には枕は必要なかったのですが、これも全ての人に当てはまるとは限りません。

頭の重さや髪型、首の長さや寝ている時の姿勢は人それぞれ違うので、自分にあった方法を見つけることが大切です。

また体型も人それぞれ違うように、肉体そのものも日々変化していきます。成長期の若者だけでなく、職場環境や身体の衰えなどでも筋肉量や体型が日々変化していくので、今までの自分に合っていた枕が合わなくなることも考えられます。

昔から使い続けている枕でも、身体の変化によって合わなくなる可能性があります。他にもそば殻の枕やビーズの枕だと、使っている内にボリュームが無くなって合わなくなる事だって考えられます。

あくまでも自分にとって相性の良い方法を見つけることがポイントです。科学的に証明されている最新技術の枕だとしても、相性が悪ければ意味はありません

下手に高級枕や寝具を購入してしまうと、どうしても勿体ないと感じて無理して使い続けてしまうのですが、これが最も危険な状態なので、合わない枕は割り切って手放してほしいと思います。

様々な節約法を紹介しているブログではありますが、極端に寝具を節約することはおすすめしません。わずかでも睡眠の質が下がると、それが365日、毎年と積み重なって大きな弊害をもたらすことになってしまいます。

一時的な効果しか期待できない栄養ドリンクやサプリメントよりも、毎日の疲労回復に影響する枕や寝具はずっと大切な要素です。

寝具にお金をかけて睡眠の質を向上させることは、健康にとっても影響が大きいので結果的に節約になるものです。

私のように枕を必要としない睡眠というのは、あくまでも相性の問題なので必ずしも正解だとは言いませんが、ぜひ一度試して自分の身体との相性を確かめてみてください。

枕なしの睡眠を試してみて相性が悪ければ、また枕を使えばいいだけです。

長年習慣として受け入れてきたもの(枕)を変化させることは、常識というブロックが働いて難しいものですが、一度常識を疑ってチャレンジしてみてほしいと思います。休日の前の日のように、次の日に影響が出ないタイミングがおすすめです。

少なくとも私は枕なしの睡眠を実践したことで、見事に肩こりや首の痛みから解放されました。

私は枕の専門家ではありませんが、枕の最も重要な機能というのは「眠りに入りやすい環境を整える」ということなのではないでしょうか。

慣れ親しんでいる枕というのは、寝る前の姿勢を整える習慣や安心感という意味では、大きな効果があると思います。

学生時代の修学旅行で「枕が変わると眠れない」と枕を持参した友人がいたのですが、目覚めた時に全く枕を使っていなかったことを皆で笑ったものです。

小さな女の子が、ぬいぐるみを抱きしめていないと眠れないようなことの延長線上に、枕としての意味があるのかも知れません。

他にも彼氏に腕枕をしてもらうと安心して眠れるという女性もいると思います。枕との相性よりも精神的な理由で必要としている人がいるかも知れません。

これも枕の立派な機能の一つではあることは否定しませんが、それによって肩や首に余計な負担が掛かっているのであれば、やはり見直したほうが良いと思います。

もちろん枕に悩みがないのであれば変える必要はありません。そもそもそのような人は、この記事を読むことはないと思いますが。

様々な枕を試してきた人や相性の良い枕が見つけられなくて悩んでいる人は、ぜひ一度枕なしの睡眠を試してみてほしいと思います。どことなく不安な人は抱き枕のように使ってみるのも良いかも知れません。

眠りに入るまでは違和感があるかも知れませんが、眠ってしまえば意外なほど関係ないかも知れません。

「7.4%」もの人が枕なしで寝ているわけですが、おそらく残りの「92.6%」の人の中にも、常識や習慣というだけで合わない枕を使用している人がたくさんいると考えられます。

専門家や医学的な根拠といったものを参考にするのは構いませんが、自分の体感も大切にしてください。枕の必要性といった事でも常識のブロックが外れると、今まで当たり前のように受け入れていた常識といったものでも、きちんと自分の基準で判断できるようになりますよ。

参考家庭内にあるマット類は本当に必要?

追記 枕なしのデメリット

しばらく枕なしの生活をしていたのですが、ある時から頭皮の匂いが気になるようになりました。

枕を使用していた頃は頻繁に枕カバーを洗濯していたのですが、シーツはたまにしか洗濯をしていなかったので、頭皮の皮脂や汗が染み付いていったようです。

なので、現在は布団の上にタオルを敷いて寝るようになりました。重ねて高さを出すのではなく一枚敷いているだけです。フカフカのタオルよりも使い古したタオルの方が、顔がチクチクしないのでおすすめです。

コメント

  • 私も枕を止めた50代の主婦です。
    長年悩まされ続けた首の痛みが全く無くなりました。
    常識とはいったい何なんでしょうね。

    by 匿名 €

  • 普通の枕を抱き枕としてしか利用していないので
    こちらの意見に賛同します
    人それぞれですよね

    by のん €

  • まさかとは思いましたが、試してみると納得でした。私にも枕は必要なかったようです。旅行先でも枕を使わない方がよく眠れるようになりました。ありがとうございます。

    by 匿名 €

  • 私もオーダーメードで枕を作りましたが合いませんでした。テンピュールなどの低反発枕もダメで、結局は昔ながらのそば殻枕に落ち着きました。中に入っているそば殻もかなり量を減らしています。専門家の意見が必ずしも正しいとは言えないという意見に賛同します。今晩は枕なしにチャレンジしてみますね!

    by 匿名 €

  • 私は72歳ですが30代から枕を使っていません。はじめは家内にも笑われましたが今では家内も枕なしです。肩こりもなく、朝の目覚めもすっきりで、二人とも健康を続けています。

    by 匿名 €

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光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]