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舌磨きはしないほうがいい?意外なリスクがあります

舌磨きはしないほうがいい?

21世紀に入った頃でしょうか。口臭の原因は舌に溜まっている舌苔が原因だと言われるようになり、それを取り除く事が効果的だという情報が出回るようになりました。そして様々なメーカーから舌専用のブラシが売られるようになりました。

現在ではこの考え方も一般的になっており、歯周病予防の為にも積極的に舌磨きをした方が良いといった意見が多く見受けられます。

過去の私も口臭予防の為にと舌磨き用のブラシを使用していた事があるのですが、毎回のようにオエっとなってしまう事もあり、半月ぐらいで止めてしまいました。

舌苔の付き過ぎが良くないのは間違いないのだと思いますが、ただ現在では舌の磨き過ぎによるリスクも色々と分かってきました。人によって舌磨きをしないほうがいいかも知れませんし、もっと簡単な方法で取り続だけで十分かも知れません。

舌磨きの意外なリスク

一般的によく言われている舌磨きのリスクというのは「舌の損傷」です。血が出てしまうような分かりやすい損傷だけでなく、味覚障害といったケースにまで発展してしまう事が分かってきました。

口臭や歯周病を気にするあまりに舌を磨き過ぎてしまうと、これらのようなリスクが増えてしまいます。

もちろんこの辺の事は舌磨きブラシを販売しているメーカーも理解しており、舌を傷つけないような柔らかいブラシだったり、磨き過ぎの注意書きがされていたりするのですが、私は別の意味でのリスクが気になります。

これは肌の皮脂で考えると分かりやすいのですが、石鹸で肌の皮脂を取り過ぎてしまうと肌が乾燥して守れなくなってしまうので、急いで毛穴から皮脂を分泌するようになり、そのようなサイクルが長く続くと毛穴も広がって脂性になってしまいます。

だからといって保湿クリームなどに頼ってばかりいると、自ら皮脂を出す必要も無くなってしまうので乾燥肌になってしまいます。

舌苔も必要があって出てくるものであり、全くない状態が良いわけでもありません。皮脂の分泌も肌がガードされると落ち着くように、舌苔の量も一定の量になると自然と不要な分は剥がれ落ちていきます。

これが大事なのですが、わざわざ舌磨きをしなければならない状況を改める事が本質的な対策であり、口臭が気になるからと舌磨きで舌苔を頻繁に落としていると、根本的な改善には向かいません。

肩こりが気になるからと肩をマッサージしても、肩がこる原因は何も変わりません。本質的な肩こり対策というのは肩がこってしまう状況を改める事であり、身体の使い方を変えない事にはずっとマッサージに頼り続けなければなりません。

舌磨きも同じで舌に苔が溜まってしまう原因と向き合わない事には、根本的な改善にはつながりません。

これが舌磨きによる意外なリスクです。一時的に口臭の原因となる舌の苔が多い状態を改善する効果は期待できますが、そのサイクルから抜け出すきっかきを失ってしまうと、本質的な改善には向かえなくなってしまいます

ちょっと血圧が高いからと降圧剤に頼ってしまうと、生活習慣を改めることなく過ごしてしまい、いつまで経っても薬を手放せなくなってしまいます。すると薬の副作用になやまされたり、耐性ができてより強い薬が必要になってしまうかも知れません。

口臭が気になるからと安易に舌磨きによって舌苔を取り除いてしまうと、健康的な口内環境を取り戻す事から遠ざかってしまうかも知れません。

舌苔が溜まる理由

舌に苔が溜まってしまう主な原因は口の中の乾燥です。朝一に口が臭くなるのも口の中が乾燥してしまうからです。睡眠中は唾液の分泌が少なくなるので、舌の苔が溜まってしまいます。

朝一に溜まった舌の苔を取り除く事が悪いわけではないのですが、うがいするだけでも大半の苔は落ちてくれますし、唾液の分泌が正常に戻れば舌の苔の量も安定します。

歯科医の中にも「健康な人に舌磨きは必要ない」と言っている人も多く、舌の苔を落とすだけでなら上あごに舌を擦り合わせるだけで十分だという意見も多いです。

舌苔は完全に取り除く必要はありませんし、しっかりと唾液が分泌されていれば自然と口内環境は整えられるので、酷い口臭になるものではありません。

ただ加齢に伴って唾液の分泌が少なくなってしまうので、舌の苔で悩まされる人も増えてしまうのですが、根本的な対策というのは舌を磨く事ではなく、口の中の乾燥を防いで唾液の分泌を取り戻す事です。

わざわざ舌磨きをしなくても良い状態を取り戻す事こそがポイントなのであり、舌磨きに頼りっぱなしの状態になってしまう事が、舌磨きの意外なリスクになってしまう可能性があります。

舌を傷つけないように優しく扱っているから大丈夫だと思っている人がいるかも知れませんが、物理的な舌の損傷のリスクだけでなく、本質的な改善に向かわない事もリスクになるので、改めて本当に舌磨きが必要なのか考えてみてほしいと思います。

人によっては口呼吸を改善するだけで解決するかも知れませんし、鼻炎を治療する事が有効かも知れませんし、姿勢を正す事で呼吸の質が改善して鼻呼吸がしやすくなるかも知れません。

舌苔の根本的な対処法

健康的な人であれば、わざわざ舌磨きで舌苔を取り除く必要がないように、根本的な対処法というのは健康的な身体の状態を取り戻す事です。

唾液の分泌を促す方法を試したり、舌を積極的に動かす事で自然と剥がれ落ちてバランスが取れるようになります。

参考唾液の分泌を増やす方法

これは目の下のくまで考えてみると分かりやすいのですが、目の下の皮膚は薄いだけに血行不良の状態が分かりやすいだけであり、目の下だけを温めたり、マッサージをしたところで全身の血行不良が改善されるわけではありません。

全身の血行不良の原因が睡眠不足なら、マッサージ店に出かける時間を睡眠に当てた方が根本的な改善になるかも知れませんし、同じ予算をかけるなら睡眠グッズの方が毎晩の睡眠の質を高めてくれて効果的かも知れません。

参考知られざるパジャマの睡眠効果

むしろ目の下のくまの症状だけにこだわってしまうと、根本的な改善から遠ざかってしまいます。症状が出やすい箇所なだけに、全身の血行不良が改善されていけば効果も分かりやすいのですが、その分かりやすい目安を失う事になってしまいます。

舌苔対策というのも同じであり、身体の健康と向き合わない事には根本的な改善には向かいません。

一人暮らしのお年寄りで話す機会が少なくなってしまうと、顔の表情筋が衰えて頬が垂れてしまう事がありますが、おそらく舌の活動量も落ちてしまうので、舌苔も剥がれ落ちにくくなってしまいます。

だったら友達と話す機会を増やしたり、カラオケに行く事が効果的かも知れません。声に出してお経を読み上げたり、新聞や本を音読する事でも結果的に舌の筋肉を健康的な状態に導いてくれるかも知れません。

お年寄りの死因に肺炎が多いのも、舌や喉の筋肉の衰えによって肺に異物が入りやすくなるからです。

雑菌の塊である舌苔が睡眠中の肺に混入してしまう事で引き起こされる肺炎もあるので、舌苔の多過ぎは良くないのですが、それこそ舌の筋肉の衰えと向き合う事で、唾液の分泌を増やしながらも誤飲を防ぐ効果が期待できます。

就寝前に肺炎の原因となるかも知れない舌苔を舌磨きで取る事が悪いとは言いませんが、舌苔の発生を抑えて誤飲も防げる健康的な舌を取り戻した方が、本質的な改善につながるはずです。

他にも口呼吸を改善すると口の中の乾燥も防げるので、鼻の詰まりを改善する事が結果的に舌苔の量を減らす事につながるかも知れません。極端な事をいえば、鼻毛をカットして通りを良くする事だって効果があるかも知れません。

睡眠中のいびき防止といった対策も結果的に鼻呼吸になるので、口の中の乾燥を防ぐ事につながります。これらのように舌磨きで舌苔を取り除く事よりも、舌苔がたくさん残ってしまう原因を改めた方が根本的な改善につながるので、この視点を忘れないでほしいと思います。

優しい舌磨きであれば舌を損傷するリスクは避けられると思いますが、あえて舌磨きをしないで対処した方が、本質的な改善につながると感じます。これが舌磨きをしない方がいいと思う理由です。

まとめ 全身はつながっている

風が吹けば桶屋が儲かるという諺がありますが、この意味を調べてみると、

風が吹くと土ぼこりがたち、それが目に入ることで盲人が増える。
盲人は三味線で生計を立てようとするので三味線の需要が増える。
三味線には猫の皮が張られることで猫が減る。
猫が減るとねずみが増えて、ねずみにかじられる桶が増える。
桶が壊れると桶屋が儲かって喜ぶ。

とあるように、思いもしない遠くの因果によって起こる事があります。

これは人間の身体も同じで、フィットしていない靴のせいでスリッパを履いた時のように足の指先が反りかえって(浮指)しまい、重心が傾いて骨盤が倒れて猫背になってしまい、肋骨が大きく膨らめなくて呼吸が浅くなってしまい、疲労が抜けにくい体質になるような事があります。

休日に運動をするような事も効果的かも知れませんが、きちんとフィットした靴で普段の身体の使い方を改善する事ができると、わざわざ健康の為だけの運動は必要なくなるかも知れません。

肩こりや目の下のくまの原因も同じです。思いもしない遠いところに原因があるかも知れません。症状が出たところだけに対処していると、なかなか根本的な改善には向かいません。

このように考えると、舌磨きの意外なリスクというのもイメージしやすくなるのではないでしょうか。舌磨きをしないほうがいい人も少なくないと感じています。

舌を傷つけないように優しい舌磨きで舌苔を取り除く事が悪いわけではありませんが、わざわざ舌苔を取り除かなくても良い状態を目指した方が、根本的な解決に向かうはずです。

お医者さんの診察でも患者の舌の状態を確認する事があるように、たかが舌の状態だけでも様々な影響を受けています。

これは逆に考えると、舌磨き用のブラシやジェルの影響が全身に出てしまうかも知れないという事です。

別のところで紹介した事があるのですが、マウスウォッシュの抗菌作用のせいで口内環境が悪化してしまう事があるように、

参考マウスウォッシュで口内環境が悪化?

安易に素人判断で取り入れてしまうと、思わぬ副作用に悩まされてしまうかも知れません。

自分の身体から出る皮脂や唾液であれば、自然とバランスも取れるものですが、外部から取り入れてしまうと期待していた効果だけでなく、思わぬデメリットに見舞われてしまうかも知れません。

もちろん呼吸器科や歯医者さんの指導を元に、舌磨きやマウスウォッシュを取り入れるのであれば、適切にバランスを見極めてもらえるとは思いますが、素人判断で良かれと思って取り入れてしまうと、余計なリスクが増えてしまうかも知れません。

これは市販の目薬で考えると分かりやすいのですが、常温でも一切腐らない目薬の中には防腐剤が含まれているからであり、目の乾燥の痛みを和らげてくれても別のリスクが生まれてしまいます。

眼科で処方される目薬であれば使い切りタイプだったり、小さなサイズで一週間で使い切るものですら冷蔵庫に保管する必要があったりします。

素人考えで何となく良さそうだと爽快感(刺激)のある目薬をさしていると、防腐剤や着色料や刺激物によるリスクを抱える事になりますし、自らの涙を出す機会も減ってしまうので、涙腺の機能も衰えてしまうかも知れません。

舌磨きもお医者さんの指導を元に必要性があるのであれば、取り入れるのも良いと思いますが、口臭が気になるからと素人考えで取りれてしまうと、思わぬリスクに見舞われてしまうかも知れません。

舌苔は口臭の原因の一つではありますが、人によって喫煙や食生活の影響かも知れませんし、極度の便秘の人だと血液を通して腐敗臭が唾液に混ざる事があるので、舌磨きをしたところで期待しているほどの効果はないかも知れません。

一方で全身の健康と向き合っていけば、結果的に舌苔や口臭も減っていく可能性が高まります。

これは私自身にも当てはまる事なのですが、初めて舌磨きを試した頃というのは、単純に口臭予防として取り入れたのですが、当時の私は健康に対する意識がまるでなく、不摂生な食生活や喫煙習慣もあったので舌に真っ白な苔がびっしりとありました。

だからこそ舌磨きの必要性を感じて取り入れていたのですが、現在の私は節約家になった事もあって全身の健康にも気をつけているので、うっすらとしか舌苔はありません。

舌を積極的に動かすだけでも唾液の分泌が促されますし、マウスウォッシュを使わずとも少量の水で口の中を強くゆすぐだけで、随分と口の中がスッキリするものです。

全ての人が舌磨きをしないほうがいいとは言いませんが、人によっては簡単な対処法で改善するかも知れませんし、思いもしないところに原因があるかも知れないので、全身の健康と向き合いながら改善を目指した方が良いと思います。

目の下のくまのように舌の状態の変化によって、体調の良しあしを見極める目安となってくるので、むしろ取り除かない方が健康を維持する役に立ってくれるかも知れません。

現在舌磨きをしている人でも、適当に行うのではなく舌の状態の違いを観察してみてください。体調によっては舌苔が少なくて取らなくても良い日があるかも知れませんし、舌苔が多い日があると前日の行動と照らし合わせてみる事で、舌苔が増える原因が見つかるかも知れません。

前日に食べた物やお酒の量や睡眠時間やストレスといった事でも体調は変化するので、毎朝歯を磨く前に舌の状態確認すると様々な気づきが得られるものですよ。

節約という意味でも余計な物を所有しない方が良いですし、わざわざ専用品を用いなくとも対処できる方法が多いので、やはり本質的な問題と向き合った方が良いかと思います。

舌磨き用のブラシに限った事ではないのですが、多くの健康グッズは極端に不安を煽って売ろうとしてくるので、冷静になって見極めてほしいと思います。

もちろん今現在舌苔の多さに悩んでいたり、口臭に悩んでいる人が舌磨きをするのが悪いと言いたいわけではありません。ただそれだけだとなかなか根本的な改善に向かわないので、同時進行で舌苔が溜まらない健康的な身体を目指していき、舌磨きをしなくてもいい状態を取り戻してほしいと思います。

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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