節約はレジャー!

無料のリスク、仕組みが学べる本「フリー経済学入門」

無料にリスク!?

世の中には様々な無料の商品、コンテンツがあります。誰もがポケットティッシュをもらった経験があるのではないでしょうか。

そのような実態のある物だけではなく、テレビやラジオなどのコンテンツも無料で提供されています。

電気代や通信機器は別ですが、コンテンツそのものは無料で提供されています。

またフリーペーパーや自宅のポストに入れられるチラシなども当てはまります。

このような物は昔からあり、多くの方が当たり前に受け入れていますが、現在ではインターネットの普及に伴って無料の情報がどんどん増えています。

これらの無料の商品、コンテンツというのは、基本的にボランティアではありません。

中には利他的な精神で素晴らしい情報を提供されている方もいますが、多くは何かしらの目的があって無料で提供しています。

この何かしらの目的を理解した上で、上手に無料の物を受け入れるのは上手な節約になりますが、理解していないと相手の思うつぼになってしまうことがあります。

今回はこの無料の仕組みを学べる素晴らしい本を紹介します。

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苫米地英人の「フリー経済学入門」

苫米地英人さんの本は当サイトでも何度も紹介しているのですが、今回紹介するのは

「フリー経済学入門 【知らないではすまされない! 世界を支配する『フリーミアム』の解説書」という本です。

そもそも苫米地英人さんは認知科学者であり、洗脳のプロフェッショナルでもあります。

他人をコントロールする技術に精通している方なので、世の中に溢れている様々な洗脳の技術に警報を鳴らしています。

「フリー経済学入門」とは違う本に書かれていたことですが、洗脳や催眠の技術というのは、受け手側に知識がないと、いとも簡単に取り組まれてしまいます。

一方で受け手側が仕掛けられていることに気がつくと、それだけで回避できるとも言っています。

わかりやすくいうと、目の前で「あなたはだんだん眠くなる~」と五円玉を揺らされて催眠術にかかる人はいません。そんな怪しい手法では相手が簡単に気がつくからです。

手品で考えるとよりわかりやすいかも知れません。タネを知っている人が騙されることはありません。

あらかじめ「これは手品ですよ、マジックですよ」と言って楽しむ分には娯楽ですが、中には奇跡の演出として手品を利用してくるケースもあります。

ちなみに有名マジシャンである引田天功(初代)は、インド人から手品を教わったそうです。テレビが白黒の時代に、宗教の歴史が深いインドでマジックの技術が発達していたということは、宗教的な奇跡の演出としてマジックが取り入れられていたと考えられるのではないでしょうか。

奇跡でセイコーの腕時計を出現させていたサイババも、優秀なマジシャンだったのかも知れません。

手品の概念すら知らない人にとっては、「奇跡を起こす聖人」のように見えるのは当然だったのかもしれません。

少し話がそれましたが、苫米地英人さんの「フリー経済学入門」では、様々な無料の商品やコンテンツの仕組み(裏側、目的)が解説されています。

これは手品の種明かしのようなことです。

これらを知るだけで、一つ上から物事を観ることができるようになります。

知った上で何を選択するのかは自由ですが、知らないままだと相手にコントロールされてしまいます。

催眠術の手法や手品の種を知ることで騙されなくなるように、無料のコンテンツの仕組みや仕掛けを知ることで、それらと上手に付き合えるようになります。

無料に飛びつきやすい節約家の方こそ、知ってほしい内容が盛りだくさんの本なので、おすすめしています。

無料と上手に付き合う方法

何も無料の商品、コンテンツの全てが悪いと言っているわけではありません。

たとえば子供が手品を披露する場合、多くの大人は種を簡単に見破れるものですが、その子供が楽しそうにしているのであれば、あえて驚いてあげるのも大人の務めなわけです。

基本的に大人は子供よりも人生経験が豊富で知識があります。その知識や経験の積み重ねこそ、一つ上(種を見破る)、二つ上(子供の為に驚いてあげる)から物事を判断できる力になります。

無料の商品、無料のコンテンツの仕組みを理解していれば、子供が披露する手品のように適正な距離を保ちながら、ほどほどに取り入れることができるようになります。

無料で情報を提供しているテレビだと、スポンサーのCMを流すという仕組みがありますが、それらを理解していう多くの大人は、CM中にトイレに行ったり、録画して早送りしたり、他の作業をしたりするものです。

ただテレビ番組を制作する側もそれを理解しているので、様々な手法を取り入れてきます。

無料の様々な仕掛け

少し前に話題になった「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマでは、出演者がそのドラマの役柄のまま登場するCMが流されていました。ドラマにはまっている視聴者はCMまで目が離せなくなります。

このようなケースは稀ですが、ドラマの出演者が登場する普通のCMはよく使われるものです。

さらにはドラマの中にスポンサーの商品を積極的に登場させる手法もあります。「西部警察」といゆドラマでは、メインのスポンサーである日産自動車の車が数多く登場しました。

たとえCM中にトイレに立たれても、宣伝効果を発揮するということです。

また旅番組などもわかりやすいと思います。スポンサーの車でドライブに出かけたり、宿泊先を詳しく紹介したりするものです。

純粋に素晴らしいと評判の宿泊先を紹介するケースもありますが、中には宿泊先がお金を払って番組が制作されていることもあります。もしくは大勢のスタッフの宿泊代を提供するようなことです。これは雑誌なども当てはまります。

現代では正体を隠して宣伝をすることを「ステルスマーケティング」と言いますが、これは皆さんが思っている以上に、昔から当たり前のように取り入れられています。

そして気をつけてほしいのが「病院」です。病院は基本的に広告を流すことが出来ない仕組みになっています。

美容整形など保険が適用されない病院のCMは見たことがあると思いますが、一般的な病院は宣伝することができません(医療法人やグループの紹介というケースはあります)。

タウンページを見ると面白いのですが、病院が許されている数少ない宣伝の場のせいか、他の業種と比べても、かなり大きなスペースをとって掲載しているものです。

そして「気をつけてほしい」といったポイントは、名医と呼ばれる医者ほど、テレビに出演しているということです。

逆に言えばテレビに出演しているから名医と呼ばれるようになります。圧倒的な知名度がつくからです。

保険点数で価格が決められている日本の医療だと、勝手に価格を変えることが出来ません。儲けたいだけのあくどい病院は数をこなす必要があります。

病院の知名度を上げるのに最も手っ取り早いのが、テレビ出演ということになります。

その為に病院からテレビ局や雑誌に、お金が支払われているケースがあるということです。医者が出演料をもらうのではなく、お金を払ってまでテレビに出演させてもらっているケースもあるということです。

テレビに出演しているすべての医者がそうだとは言いませんが、そのような方もいるかもしれないと思ってみると、一つ上から情報を捉えられるようになるものです。

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まとめ 知るだけ

「フリー経済学入門」で苫米地英人さんは、様々な無料の罠について紹介してくれています。

ここでは比較的わかりやすいテレビの例を、私なりの解釈で紹介したのですが、ほかにも様々な無料の罠について取り上げられています。

とくに圧巻なのが第5章の「『フリー経済』を賢く生きる方法」です。何度も読み返して「自由」を手に入れてほしいと思います。

世の中には「自由」と思いこまされている物が溢れています。

本心から望んでいた物であれば、それを手に入れたときに飛び上がるほど嬉しいものですが、実際には多くの物を手に入れた途端に、満足度が下がってしまうものです。

それは誰かに「欲しい」と思わされた物だからです。

わかりやすく「あなたはだんだんこれが欲しくなってくる~」と五円玉を揺らされなくても、様々な巧妙な仕掛けによって、だんだん欲しくさせられてしまうものです。

スーパーの試食などもわかりやすい例かもしれません。お魚を買いにスーパーに来たはずなのに、ウインナーを試食して気持ちが変わったという経験は、多くの方にあると思います。

純粋にウインナーの味に感動して購入したのであれば構いませんが、もし試食したウインナーが特別なソースや料理法で加工されて美味しくなっていた場合、購入したウインナーだけでは満足できないわけです。

試食でこのようなことは少ないと思いますが、この特別なソースのような演出は珍しいことではありません。

男性向けの車のCMには助手席に美女が座っているものです。その車の購入と美女は関係ないはずですが、車そのものの機能よりも、美女との関係を際立たせることで、

車の購入=美人の彼女

という刷り込みがされてしまいます。

これが特別なソースのようなことです。だから購入後に思っていた結果(美人の彼女ができる)と違うので、満足することになりません。

このような様々な仕掛けがあるということを知った上で、その車に魅力を感じるのであれば、それは素晴らしい選択になります。

本当に知るだけ劇的に変わります。手品の種のように、仕組みを知った途端に相手のコントロールから解放されます。その上で判断するようになってほしいと思います。

そのことがよくわかるのが苫米地英人さんの「フリー経済学入門」です。ぜひ節約家の方に読んでいただきたい本です。

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知るだけ、読むだけ、で本当の自由に近づくとことになると思います。節約だと思わされている必要もない商品が、世の中には意外なほど多いものですよ。


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