節約はレジャー!

ビーズクッションは姿勢が悪い人にこそ、おすすめの椅子です!

ビーズクッションとは?

ビーズクッションとは、数年前から「人をダメにするソファ」として話題になった椅子のことです。

いわゆるクッションの中身が一般的な綿ではなく、程よい硬さのビーズになっており、ビーズクッションに座った人の形に沿って変化して、程よくフィットしてくれます

私自身は節約家という事もあり、あまりモノを持たない主義なので、自宅にはソファもなく座椅子と座布団とパソコンデスクの椅子で事足りていたのですが、たまたま知人の家でビーズクッションに座らせてもらう機会があり、とても驚いてしまいました。

自分をダメにするどころか、むしろ理想的な座り方が出来てしまったからです。

今までビーズクッションの存在を軽視していた自分を叱りたくなったほどです。やっぱり何事も体験してみるものですね。

そこで今回は実際に私が購入したおすすめのビーズクッションについて紹介します。ビーズクッションといっても様々なタイプがあるので、座る姿勢を良くしたい人は参考にしてみてください。

ビーズクッションの凄さ!

いわゆる「人をダメにするソファ」に代表されるビーズクッションの魅力というのは、どんな姿勢でもフィットすることで疲れにくいということなのですが、私が驚いたのは理想的な良い座り姿勢を楽に保つことが出来たことです

一般的に良い座り方というのは、骨盤が起き上がった状態で座ることです。

椅子に少し深く腰掛けて身体を前傾させ、そこから上体を持ち上げると、しっかりとおしりの骨が椅子にかかり、無理なく骨盤を起き上がらせた良い座り姿勢になってくれます。

参考正しい椅子の座り方を意識する方法

欧米人はリラックスした座り姿勢でも骨盤が起き上がっていることが多いのですが、筋力や骨格が弱い日本人の多くは、肩が前に出て猫背になってしまう傾向があります。欧米人に肩こりがないと言われる所以とも言われています。

特に最近はスマホやデスクワークの影響もあり、正しく座れる人が少なくなってしまい、骨盤が倒れて猫背になっている人が増えています。

このおしりの位置を変えずに無理やり胸を張っても、骨盤が倒れたままでは姿勢を維持する為にお腹や背中の筋肉を使うことになり、すぐに疲れて良い姿勢をキープする事が出来ません。

実は私も昔から猫背で悩んでいおり、姿勢を良くする椅子なども試していたことがあるのですが、これはデスクワークのような座り方のときにしか使えませんでした。

現在は正しい姿勢の座り方に慣れたこともあり、この椅子を手放しても骨盤を起き上がらせたままの良い座り姿勢を維持できるのですが、問題なのはリラックスして座っているときの姿勢でした。

座椅子の背もたれに寄り掛かるように座って本を読むことが多いのですが、どうしても骨盤が後ろに倒れて猫背になってしまいます。

一日中、座椅子に座ってリラックスしているわけではないので、少しぐらいの時間なら問題ないとも言えるのですが、つい長時間読書をしていると、しばしば腰が痛くなることありました。

それでも本を読み続けたいときは、座椅子の背もたれと背中の間に毛布などを挟みこみ、なんとか正しい座り姿勢(骨盤を倒させない)にと工夫をしていたものです。

そして知り合いの家でビーズクッションに座らせてもらった時に、ビビビッと驚くことになりました。

「これならリラックスした座り方でも骨盤が後ろに倒れずに済むではないか」と。「現在の私が求めていたのはこの椅子だ!」と運命を感じてしまいました。

おすすめのビーズクッション

あまりの衝撃に感動した私は、さっさくビーズクッションを購入しようと近くのホームセンターや家具屋やショッピングモールに足を運んだのですが、実際に展示されているいくつかのビーズクッションに座ってみても、知り合いの家で感動したビーズクッションほどフィットしませんでした。

フィットしないというのも変なのですが、なんだか沈み込みすぎてしまい、姿勢を少し変えるだけでも凄く筋肉を使うような感じがしました。

ビーズクッションにもいくつかの形や大きさの違いなどがあり、どれでも良いというわけではなさそうでした。

そこで知人に連絡して教えてもらったビーズクッションがこれ(⇒)です。

販売ページを見るとわかりますが、このビーズクッションの特徴は上下の面の生地(伸びる)と側面の生地(伸びない)が違い、ビーズが横に流れすぎない構造になっている事です。

この構造おかげで一度座った姿勢を保ちやすくなっていました。ほかのビーズクッションに座ったときに私が感じた違和感の正体がこの違いのようでした。

また側面の伸びない生地を上下に向けて座ると、伸びやすい生地がサイドに膨らみ、柔らかい座り心地のビーズクッションに代わってくれます。

私が求めていた骨盤の位置をキープできるビーズクッションはこれだ!ということになり、さっそく購入してみました。

ビーズクッションのある生活

まず初めにビーズクッションのデメリットから紹介すると、その大きさです。

ビーズクッションはかなりの存在感があります。部屋が散らかっている人には向いていません。

私が購入したのがXLということもあるのですが、座椅子や座布団のように収納することもできません。

あと立ち上がる時は少し大変です。いわゆるヤンキー座りから立ち上がるようなことになるので、足の筋力が衰えている人にも向いていないかもしれません。

一方でビーズクッションのメリットはたくさんありました。

私の趣味は読書なのですが、明らかに読書をしているときの姿勢が楽になりました。

楽といっても、いわゆるだらけた姿勢とも違います。

ベッドの上でだらけた姿勢で本を読んでいると徐々に痛みが出てくるものですが、ビーズクッションに座ると骨盤が後ろに倒れることもなく、しかも背中でも体重を支えてもらえるので、正しい座り姿勢を維持するために余計な力がほとんどいらなくなります

デスクワークに使うような椅子でも正しく座れば同じように座れますが、自然に湾曲した腰や背中を支えてくれるわけではありません。お尻が一手に体重を支える事になるので、どうしても長時間座っていると痛くなってしまいます。

一方で身体にフィットするビーズクッションというのは、腰から背中にかけて体重が分散されるので、想像以上に楽な姿勢をキープできました。

さらに本を持つ手も楽で驚きました。その理由は側面の硬い生地のおかげで、肘を支えることが出来るからです。まるで一人掛けのソファのような快適さがありました。

またビーズクッションが軽いということもあり、移動が簡単なのも大きなメリットです。私は音楽を聴くのも大好きなのですが、スピーカーのベストポジションに簡単に移動できるのも嬉しかったです。

まとめ 上質なリラックスを!

ビーズクッションの良さというのは、一度体験をしてみないとなかなかイメージできないと思います。正直、私も知人の家で座らせてもらうまでは、まったく興味がありませんでした。

どこかでビーズクッションに座る機会があれば、ぜひ試してみてください。

ちなみにビーズクッションでも悪い姿勢で座ることができます。ただ基本的にビーズクッションに座るときというのは、いわゆるヤンキー座り(ウ〇コ座り)をすることになります。

これは一般的な椅子に正しく座るときにお尻を深く腰掛けることと同じなので、普通にビーズクッションに座れば骨盤が起き上がったままの正しい姿勢で座ることになります。

一度ビーズクッションに座った後に、少し腰を浮かせて猫背になりながらビーズを動かせば、悪い姿勢でフィットさせることもできます。

わざわざこんな座り方をする必要もありませんが、長年猫背で座ることが習慣になっていると、その状態を維持するために筋肉が慣れているので、正しい姿勢のほうが違和感がある場合があります。

実際に私も姿勢矯正の椅子を使用し始めた頃は、正しい姿勢にも関わらず数分で疲れていました。ですが、徐々に体の筋肉も正しい姿勢に慣れていくので、ほどなく正しい姿勢を維持することが難しくなくなります。

ビーズクッションに姿勢矯正椅子ほど効果があるとは言いませんが、リラックスしながらでも悪い姿勢にならずに済むというのは、凄く魅力的な事だと感じました

実は少し前に正しい姿勢をキープできるという座椅子を実家からもらい受けていました。購入してみたものの、ほとんど使っていなかったのだそうです。

その座椅子に座ると確かに骨盤が起き上がて背筋がピーンとなるのですが、リラックスできているかというと、やはり違うわけです。長時間の使用には向いていません。

その点、ビーズクッションに座ると上質なリラックスが得られます。しかも余計な力を使うことなく、正しい姿勢をキープできるので、床擦れや無理に背筋を伸ばしたような痛みが発生することもありません。

節約や断捨離という意味では不要なモノかも知れませんが、猫背で悩んでいるという人は、ぜひ一度実際にビーズクッションに座ってみてください。

人をダメにするどころか、上質なリラックスが得られると思います。

まったく同じ時間リラックスをするにしても、より身体の負担にならないほうが良いに決まっています。精神的にも肉体的にもリラックスできるということは、健康にとっても大切なことです。

自宅でゆっくり座る機会がない人であれば、わざわざビーズクッションを購入しても意味はありませんが、座布団や硬い椅子に座ってテレビを見たり、本を読んでいる人であれば、かなり相性が良いと思いますよ。

ちなみにビーズクッションのカバーは洗濯できるようになっています。衛生面でも安心なのが嬉しいです。

追記

ビーズクッションを半年ほど使っていると、徐々にボリュームが無くなってきてしまいました。調べてみるとビーズの構造上仕方がない事のようでした。

この対策として中のビーズを追加できる事が分かったのですが、これを半年毎に繰り返すとなると結構な出費になってしまうかも知れません。

現在は座椅子の上にビーズクッションを置いて誤魔化しているのですが、これ以上沈み込んでくると使いものにならなくなるかも知れません。

リラックスした座り姿勢でも骨盤が倒れないメリットは素晴らしいですが、あまり寿命が長くないという意味では、節約と相性が良くない椅子なのかも知れません。

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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