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イライラする原因は自分を評価し過ぎているからかも?

イライラする原因?

イライラする原因を特定するのは、精神科医でもない限り難しいものですが、一つ知っておくと良いことがあります。

それは人は自分への評価を過大にしてしまう傾向があるということです。

これはスポーツなどを見るとよくわかるのですが、よくサッカー選手などが審判の判定に文句をつけるシーンがあります。

例えば混戦になってボールが外に出てしまった時、どちらのチームの選手も相手が最後にボールに触れたと感じ、「マイボール!」とアピールします。

これは本心からそう思っているシーンもありますが、明らかに自分が触れたであろう時でも「マイボール!」と手を挙げながら叫んでいるものです。

シュートを打って相手選手に当たり、ゴールから逸れてしまったのにも関わらず、審判がゴールキックと判定すると、不満が出るのは当然なのかも知れませんが、明らかに相手選手に当たっていない場合でも、「コーナーだ!」とアピールする選手は少なくありません。

これが試合の結果を左右する大事な場面でのファールとなると、大事になることが珍しくありません。

これらが自分(達)への評価を過大にしてしまっている状況です。

逆に自分がミスしたのにも関わらず、こちら側に有利な判定になった時に、正直に申告するシーンは滅多にありません。

私が記憶する限り、数年前に清武選手がドイツでプレーしていた時に、審判に自己申告して判定が覆ったことがニュースになっていました。


(清武選手は40秒頃から)

このような事は非常に稀なことです。だからこそ絶賛されたのですが。

多くのサッカー選手が、

「子供たちに夢を与えたい!」

などと言っていますが、実際には自分に有利な判定は黙って受け入れ、相手側に有利な判定が下されると猛然とアピールするものです。これが普通の人間の特徴です。

これが誰にでも当てはまるということを、まずは理解してください。

曖昧な時ほど自分を評価するのが人間

審判も人間なので判断が間違ってしまうことがありますが、だからこそサッカー選手は怪しいシーンでは「マイボール!」とアピールすることが習慣になってしまっています。

おそらく指導段階からアピールすることが教えられているので、あまり疑問視されることがありません。

これは贔屓のチームを応援する観客も同じです。地元チームへの不利な判定にはブーイングを行いますが、有利な判定に対して問題視することはありません。

サッカーは広いフィールドで行われるので、どうしても審判との距離が遠く、曖昧な判定になりやすいスポーツです。また他のスポーツよりも、一点の重みが大きいので尚更なのかも知れません。

もちろんサッカーに限らず、様々なスポーツでも同様なことが起こっています。

プロ野球でも審判に猛抗議をして退場してしまうコーチがいますし、柔道のように審判の僅かな角度の違いで技の評価が変わってしまうスポーツでも抗議がよく見られます。

これらのような事は、スポーツ選手に限ったことではありません。

誰もが当たり前に感じてしまうものです。

職場の同僚が先に出世すると、

「あいつはろくに仕事もしていないのに、上司にゴマをすったから出世した!」

とイライラしてしまうものです。

出世をする基準が仕事の成果だけであれば、その評価は正しいのかも知れませんが、上に立つ人間というのは、様々な要員で評価されるものです。

営業成績では自分の方が上だったとしても、いつも横柄な態度では上に立つ人間に相応しいとは判断されないかも知れません。

またその会社にとって相手にゴマをする能力というのは、重要な取引先との良い関係を築く為に重要なスキルなのかも知れません。

ちょっとした挨拶やゴマをする能力というのは、曖昧な評価しか出来ません。営業成績のように数値化出来ません。

このような曖昧な要素ほど、人は自分の評価を過大にしてしまう傾向があります。

  • なんでお姉ちゃんばっかり・・・
  • なんであいつが・・・
  • なんで私だけ・・・

といった感じで、自分だけが正当に評価をされていないと感じてしまいます。

すると相手を憎むようになり、悪口や陰口が増え、益々イライラすることになってしまいます。

初めにイライラする原因は簡単に特定できないと言いましたが、この自分の評価を過大にしてしまうことこそが、イライラする原因の大半を占めるものです。

イライラしない人の特徴

一方でイライラしない出来た人というのは、これらの曖昧さと向き合える人とも考えられます。

サッカー選手だと自分に不利な判定が出てしまっても、

「逆の事のもあるし、仕方がないか」

といった感じで、気持ちを切り替えられます。

「まだ時間はあるし、今度はこちら側に有利な判定がくるかも知れない」

と勝利に向かってプレーすることが出来ます。

一方でイライラしてしまう選手だと、審判に激怒して警告を受けたり、退場してしまうかも知れません。

逆転する時間が十分に残されていたのにも関わらず、益々状況を不利にしてしまいます。

要するにイライラしてしまいやすい人というのは、長期的なスパンで物事を考えられない人です。

目の前の事しか考えられないので、目の前の状況が不利になるとイライラして感情が爆発してしまいます。

一方でイライラしない人というのは、試合に勝利することにフォーカスしているので、その後の展開が不利になるような展開にならないように考えることが出来ます。

警告を受けてしまうと次の試合にも影響が出ますし、シーズンを通して戦う為に感情を押し殺すことが出来ます。

仕事で自分よりも成果を出していない同僚が出世したとすると、その理由を考えることが出来ます。

「上司からの飲みの誘いを断ったからか→次からは断らないようにしよう」

と考えられるかも知れません。他にも、

「私の方が成績が良かったとはいえ、大した差じゃなかったしな→あいつは上司と同郷だし、気に入られるのも当然か、じゃあ次は誰も反論できないほど、ぶっちぎりの成績を残そう」

と考えられるかも知れません。もしくは、

「飲みに行くなんて仕事と関係ないじゃないか→でも接待の能力と関係しているのかも→うちの会社は接待に弱い取引先が多いのかな→ビジネスとして危うい会社なのかも→きちんとした会社に転職しよう」

と考えられるかも知れません。長期的なスパンで自分が有利になると考えられる方向へ進むことが出来ます。

イライラして目の前の事しか考えられない人だと、自分よりも評価が低い(と思っている)人が評価されると、怒りを爆発させたり、悪口や陰口をたたいたり、ふてくされてしまい、益々不利な状況になってしまいます。

またイライラしやすい人というのは、自分の評価を過大にしてしまうのと同じように、自分を評価する相手の評価も正しく判断できていない傾向もあります

相手を評価し過ぎるリスク

相手の評価を正しく判断できないというのは、サッカーで言うと「審判は正確で公平なジャッジをする」と決めつけているようなことです。

審判だって人間ですし、たまたま見逃してしまうこともありますし、勘違いしてしまうこともあります。

もしかしたら裏でお金を受け取り、どちらかのチームに肩入れしているかも知れません。国が違えば文化も違うので、袖の下(賄賂)の力が絶大な国もあります。

これも相手チームだけでなく、自分のチームが賄賂を渡している可能性だって考えられます。それでも人間は自分への評価は過大にしてしまうので、特別有利だっとは感じません。むしろ公平だったとすら感じるものです。

このような可能性を考えることなく、いつでもどこでも公平なジャッジを受けられると信じ切ってしまうと、自分に不利な判定が続くとイライラが募って爆発するかも知れません。

一方で様々な可能性を考えられる人であれば、事前に対策が考えられます。

「この審判は賄賂を受け取る可能性が高いな→こちらの不利な判定が多くなるかも知れない→ファールを取られやすい接触プレーを避けてパスワークで勝負だな→じゃあ今週の練習メニューは相手に寄せられる前にパスができるワンタッチプレーを取り入れよう」

といった感じで対策を取ることが出来ます。

仕事でも出世の権限を持つ上司の傾向をつかむことで、様々な対策が出来ます。

「成績が悪くない先輩のAさんがずっと平社員ということは、成績だけで判断されるわけじゃないな→上司の好きなものは酒か→でもオレは酒が弱いし→他に好きそうなのはゴルフか→じゃあ今度ゴルフを始めたいと相談してみるか」

のように、自分の目的に合わせて対策を講じることが出来ます。

自分の事を正しく評価できないように、相手の事を正しく評価できるとは限りません。全うな人間なのだろうと勝手な判断をしてしまうと、思わぬ落とし穴にハマってしまうかも知れません。

相手がどのような人間なのかを正確に判断することは簡単ではありませんが、決めつけてしまうことにリスクがあります。

審判なのだからと、上司なのだからと、勝手にこちら側が期待するイメージに固定してしまうと、そのイメージと違った事が起きる度にイライラしてしまいます。

国が違うと文化が違うように、育ってきた環境が違えば考え方も違います。

一方で始めからイメージを固定せずに様々な可能性を想定しておくと、期待外れになることも無くなります。

良い意味で相手に期待し過ぎないからです。

コンビニ店員の接客態度が悪いと怒りだす人というのは、その人にとってコンビニ店員のイメージが固定しているからです。これぐらい出来て当然だというイメージがあるので、そこから逸れるとイライラしてしまいます。

コンビニで買い物をするということは、何かしらの商品を購入することが目的だったはずですが、イライラして店員を怒鳴りつけてしまうと、その目的を達成する時間が伸びてしまいます。

一方で日ごろから様々な可能性を想定できる人というのは、コンビニ店員の接客態度が悪かったとしても、なんてことありません。

  • まだ日本語が不自由な外国人なのかな
  • 初めてアルバイトをした人なのかな
  • コンビニバイトは最低賃金に近いし、いろんな人がいるよな

といった感じで考えられるので、さっさと買い物を済ましてしまいます。そして「次はあっちのコンビニにしよう」と考えて終わりです。イライラしても引きずりません。

イライラして怒鳴りつけた人も、おそらく次にそのコンビニに行くことはありませんし、結果はほとんど変わりません。ただただ時間を無駄にして感情を高ぶらせただけです。

自分を評価し過ぎていること、そして相手の評価を固定してしまうことこそが、イライラする原因と考えられます。

もちろん明らかな間違いや不正に対しては、きちんと抗議するべきですが、それですら後々の事を考えてこちら側に不利にならないように意識するべきです。

コンビニ店員に対してイライラさせられたのであれば、店長なり本社に抗議する為に、きちんと時間や店員の名前を控え、証拠を残すことです。

自分の評価、そして相手への期待(評価の決めつけ)、どちらも見誤ってしまうと、期待外れとなりイライラしてしまいます。

まとめ イライラした後の対処

イライラする原因は様々な要因が含まれているので、一つに特定することは難しいのですが、多くは自分の評価を過大にしてしまった結果、相手への不満が増大されてしまうからです。

当サイトでは以前に、車の運転中のイライラを抑える方法を紹介したのですが、

参考車の運転中のイライラを鎮める方法!

基本的にイライラしないことは出来ません。あくまでもイライラした後の行動、考え方を整える事がポイントだと紹介しました。

長期的なスパンで物事を考えられている人というのは、車の運転で言うと目的地に到着して何かしらの目的を達成することにフォーカスしています。

割込みや幅寄せをされてイライラした時に、相手に同じことをしてやろうと考えてしまうと、本来の目的を達成することが出来なくなってしまうかも知れません。

一方でイライラしてしまった後に、

「ああいう危ない運転をする奴も当然いるよね→でもあんなのがいるから違反切符を切られて税収になるんだよな→みんな安全運転してしまうと5キロオーバーでも捕まるようになるかも→そうか、あいつがいるおかげでオレは無違反でいられるんだ」

と考えられるとスーッとイライラが鎮まり、予定通りに目的地に到着することが出来ます。

イライラしてしまう原因、イライラさせられてしまう原因というのは、その都度違うので何か一つに特定できるものではありませんが、大半は自分や相手の評価を見誤った結果です。

その結果、相手への不満を自ら増大させてしまいます

誰でも自分を過大に評価してしまうことを知り、相手を評価し過ぎない(期待しない)ことで、大半のイライラの原因は鎮まるということを覚えておいてください。そして、わざわざイライラを膨らませないでください。

「隣の芝生は青く見える」

ということわざがあるように、誰でも評価を見誤るものです。

評価を見誤ることを前提に考えられるようになると、イライラすることが少なくなっていくものです。

それでもイライラしてしまった時というのは、逆にチャンスです。

イライラしてしまった原因と向き合うことで、どこの評価に間違いがあったのかに気がつくことが出来ます。

「ああ、ここかー」

と気づくと、次からはそのポイントをイメージできるようになります。自分の事を過大に評価してしまっていたのか、相手に期待して過ぎていてしまったのか、よくよく考えてみてください。

自分の中にあるイライラした原因を特定できると、同じ事でイライラしなくなります。

イライラしてしまった時に感情をぶちまけてしまうと成長がありませんが、自分の中にあるイライラしてしまった原因と向き合うことで、一つ成長することが出来ます。

知識や経験が乏しい子供ほど、ちょっとした事で泣いたり怒ったりするものです。

少し厳しい事を言いますが、イライラして感情を表してしまう人というのは、子供と同じようなレベルということです。

プロレスラーの長州力さんが、

「俺を怒らせたら大したものですよ」

と言っていたのですが、これぐらいに考えられるなってほしいと思います。他にもライブドアを経営していた頃のホリエモンも、記者から厳しい質問に対して、

「想定の範囲内です」

と答えていました。想定できていることであれば、抑えられないほどのイライラにはなりません。

公園を歩いている時に子供達が水鉄砲で遊んでいれば、自分が狙われるかも知れないと想定できるものです。

ノリが良い人なら「やられた~」と崩れ落ちてあげるかも知れません。私も知らない子供におもちゃの剣で切りかかれた時にやったことがあります。

どう返すかは人それぞれですが、ここでイライラして子供を怒鳴りつけてしまう人というのは、自己評価も他人への評価も見誤っています。

公園に子供たちがいるのは想定できますし、そこを歩くのであれば巻き込まれる可能性があるのも当然です。多くの人はこのような事を想像できるので、公園に高価な服を着ていくことがありません。

また子供であれば何をしでかすかわからないものですし、子供でなくたって世の中には色々な人がいるものです。

ナイフを持ったテロリストまで想定してしまうと外出できなくなってしまいますが、みんなが善人で常識人なのだと考えてしまうと、様々なトラブルに巻き込まれてしまうかも知れません。

この想定の線引きは人それぞれですが、この想定の範囲が狭い人(相手へのイメージが固定化されている人)ほど期待外れになることが多く、イライラすることも多くなります。

役所の対応が横柄なのも想定できます。地方に行くほど言葉遣いが荒いのも想定できます。ライバルが少ない個人店ほど偉そうなのも想定できます。

相手に期待していないだけに、少しでも想定より良い対応をされると嬉しさすら感じられるようになりますよ。

イライラする原因の多くが自分の中にあります。きっかけは相手からやってくるかも知れませんが、そのきっかけを膨らませるのか、抑えるのかは自分次第なので、しっかりと自分の中に発生したイライラした原因と向き合ってみてください。

「あ、ここにイライラさせられているのか~」

と気づいた途端にイライラが鎮まりますし、次から同じような出来事でイライラしなくなりますよ。

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