節約はレジャー!

何事にも小手先のテクニックが通用しない理由

小手先のテクニックは通用しない!

当ブログでは様々な節約情報を紹介していますが、基本概念として意識しているのが「小手先のテクニックに頼らずに本質にアプローチする」というものです。

目先の節約ばかりに目が奪われてしまうと、結果的に損をしてしまうようなケースが珍しくないので、しっかりと「本来の目的を見定めて判断しましょう」と様々な角度から紹介してきたつもりです。

節約に限ったことではないのですが、「小手先のテクニック」が通用する事は多くありません。今回はこの辺の事について掘り下げていこうと思います。

小手先とは?

そもそも小手先とは言葉の通りに手の先の事です。剣道で小手という用語があるぐらいなので、手首から先ぐらいと考えて良いかと思います。

ちなみに小手先の意味を調べてみると、

手の先でするような、ちょっとした技能や才覚

軽いものとして皮肉をこめて用いられる

その場しのぎで将来を見通した深い考えのないこと

とありました。あまり良い意味ではありません。

基本的に小手先のテクニックが通用しない理由というのは、仕返しやしっぺ返しに合うからです。

スポーツで相手のレベルが明らかに劣るような場合であれば、小手先のテクニックが通用することもありますし、そこで決着が着けば仕返しに合う機会もなくなりますが、一般的な出来事で小手先のテクニックに頼ってしまうと、かなりの確率でしっぺ返しに遭遇してしまいます。

なぜなら相手にバレるからです。

これはスプーン曲げで考えると分かりやすくなります。

スプーン曲げは小手先では出来ない

スプーン曲げの仕組みについてはネットで調べればいくらもで出てきますし、YouTubeで詳しく解説されている人もいるので、興味がある人は参考にしてほしいのですが、

誰でも両手で力を込めてスプーンを曲げるのは可能ですが、指先だけの力となると難しくなります。スプーン曲げができる人というのは、指先の力ではなく肩や背中の筋肉を上手く使っています

簡単なスプーン曲げであれば、コツさえつかめば誰でも出来るようになるのですが、小手先にだけ注目していると、いつまで経っても本質が理解できません。

優秀なマジシャンや自称超能力者というのは、上手く言葉で誘導して気がつかれないようにしているだけです。

もしかしたらプロレスラーのような人であれば、小手先のテクニック(握力)だけでスプーンを曲げることが出来るかも知れませんが、それなりに力む形になるので、誰もが単純に力が強いだけだと見抜くことができます。

本質を理解していない小手先のテクニックというのは、このように簡単に相手にバレてしまいます。そこで勝負が決着してお終いのスポーツでもない限り、大抵は後を引くことになってしまいます。

小手先は脇役

どんな世界でも一流と呼ばれる人というのは、小手先のテクニックに頼っていません。むしろ小手先は脇役程度の扱いをしています。

野球のピッチャーが剛速球を投げられるのは、全身の筋肉を総動員しているからです。小手先でボールをガッチリと握っているわけではありません。

指先や手首の力だけでボールを投げたら数メートルがいいところです。肘を曲げると倍ぐらいの距離になり、肩から動かすと10メートルを超えます。さらに腰や背中を筋肉を使えると数十メートルは投げられるようになり、下半身を使うと何十メートルと距離が伸びていきます。

ボールを離す最後の微調整を小手先で行うのであり、その為にも小手先の力は抜いています。

他にもいくつか例をあげると、茶道の先生の所作も分かりやすいです。茶道を初めて間もない頃の生徒ほど、小手先の動きばかりに囚われているので、お茶を点てる時にこねくり回すようなぎこちない所作になってしまいますが、達人となると背中の筋肉を柔らかく使えるので、小手先がゆっくりとした動作に見えても適格に力を伝えられるので、美しい所作として伝わってきます。

点てたお茶を差し出す動作一つとっても、ガチガチに緊張していると腕を伸ばして雑に置いてしまいますが、達人となると上半身の筋肉を柔らかく使えるので、軽く腰をかがめて前に出て、さらに肩をひねって相手に近づくので、腕を伸ばしきることがなく、最後に小手先の微調整でそっと差し出すことが出来るものです。

この差し出す動作は将棋のプロ棋士を見ていても感じることがあります。猫背で座っていると腕の力だけでしか駒を動かせないので、バチンという音が雑になり、駒もズレる傾向があります。

一方でスッと背筋を伸ばして座っている棋士ほど、上半身の筋肉を柔らかく使って駒を持ち上げて動かすので、一発で正しい位置に打てる傾向があります。指先の力も抜けているので、小気味のいい心地よい音が響きます。

プロ棋士でも形勢が悪くなると動揺して余計な力が入ってしまう事は珍しくありません。駒を打ってから細かく位置を調整するシーンを見た事がある人も多いと思います。

綺麗な所作で駒を打つから将棋が強いというものではありませんが、一流棋士ほど所作も美しいものです。終盤にその美しい所作が乱れると、内面の焦りや葛藤が伝わってくるものです。

美容師さんも分かりやすいかと思います。優秀な美容師ほど頻繁に椅子の高さを調節します。自ら膝を曲げたり、腰を曲げてしまうと、余計な力が入って手元を自由にコントロール出来なくなります。

全身の筋肉を柔らかく使って小手先を微調整に集中させる為にも、髪を切る箇所によって椅子の高さを何度も調節し直す傾向があります。

屈んだ自分の姿勢を維持する為に力を使ってしまうと、腕の筋肉だけを使って手元を動かすことになり、細かな微調整がしにくくなってしまいます。

余計な力が入って身体が緊張してしまう姿勢というのは、重たい荷物を背負っているような不自然な状態なので、理想的なカットとは程遠くなってしまいます。

私のような素人でも、このような事を察知することは珍しくありません。たとえ意識に上がらなくても、無意識に相手に変化が伝わることはよくある事です。

おそらく同レベルの相手であれば一瞬で伝わってしまいます。小手先のテクニックの多くが通用しないのは、こういう事です。

理由が分からずとも相手に違和感が伝わるので、警戒されてしまいます。

旦那の浮気を察知する奥さんというのは、決定的な証拠を見つけてから気づくのではなく、その前段階の違和感を察知したからこそ、証拠を突き止めようとします。

その場しのぎのウソや小手先のテクニックというのは、その場で上手くいっても後を引くので、結果的に上手くいかない事が多いということです。

まとめ 本物には理由がある

誰もが初心者の頃は小手先のテクニックばかりに囚われしまうものですが、試行錯誤しながら成長していくことで緊張がなくなり、より本質にアプローチ出来るようになるものです。

バーテンダーがシェイカーを振る動作なども、素人が行うと肘から先ぐらいで必死に振って疲れてしまうものですが、プロのバーテンダーは全身の筋肉を柔らかく使って振っているので、手のひらに余計な力が入らずに、中の状態を的確に把握することができています。

何事にも当てはまることですが、小手先のテクニックに惑わされてしまうと、本質を見誤ってしまうので気をつけてほしいと思います。

特保やカロリーゼロを選んでいるのは太っている人ばかりです。日頃からスタイルをキープしている人が、そのようなものに頼っているわけではありません。

簡単そうな小手先のテクニックばかりに囚われていると、いつまで経っても目的が達成できないので、しっかりと本質にアプローチするようになりましょう。

節約でも安い物を選んで得したと思っていても、それほど必要のない物であれば意味はありません。5000円の福袋で1万円相当の洋服が手に入ったとしても、似合わなければ得でも何でもありません。

食品のまとめ買いで節約したつもりでも、必要以上に食べてしまったり、賞味期限に追われて食べたくもないタイミングで食べることになってしまうかも知れません。

本当に必要な物を安く購入することは上手な節約ですが、価格の安い物を購入することが節約なのではありません。小手先のテクニックばかりに囚われていると、このようなズレが生じてしまいます。

当ブログの情報も含めて世の中には様々な節約テクニックがありますが、そのまま鵜吞みにするのではなく、しっかりと自分の状況に当てはめて考えてください。

物を処分する時に「ときめき」具合を判断基準にするようなテクニックは、全ての人と相性が良いわけではありません。合理的に考えた方が判断しやすい人もいるので、中途半端に取り入れてしまうと遠回りになってしまいますよ。

down

コメントする




節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介しているブログです。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介します。 詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

電子書籍情報

縁があって当サイト「節約はレジャー!」の内容をまとめた電子書籍(amazon)が出版されました。

価格を抑えてもらい、さらにamazonのkindle unlimitedで無料で読める設定にしてもらえたので、良ければ読んでみてください!

一冊目の「節約の魔力」では節約の凄さ、メリットについて詳しく紹介しています。



二冊目では具体的な節約のテクニック、効率の良い手順について紹介しています。



当ブログの内容を元に加筆・修正・再編集を行い、わかりやすくまとめました。よろしくお願いします。