節約はレジャー!

現代に腕時計は必要?時間を確認する以外の役割を紹介

腕時計の必要性

ハンドルを握る手の腕時計節約家の皆さんは普段から腕時計を身につけているでしょうか?

腕時計が好きな人はいくつも持っているのかも知れませんが、節約家の中には一つも持っていないという人もいると思います。

そもそも時間を確認するだけであれば携帯電話で事足りますし、街中にも時計は溢れています。

ストップウォッチ機能やカレンダー機能などは携帯電話の方がずっと優れていますし、時間を確認するという機能だけに限って言えば、腕時計の必要性はないのかも知れません。

また腕時計でも少なからず維持費(電池代や整備代)が必要です。節約という意味でも「腕時計は必要はない」と考える人も多いと思います。

腕時計の必要性については、これといった正解があるわけではありませんが、腕時計の必要な人(相性が良い人)と、そうではない人の違いをしっかと理解した上で、有無を判断してほしいと思います。

腕時計には時間を確認する以外の意外な役割も含まれているので、腕時計が必要ないと考えている人でも一度確認してみてください。意外と損してしまっているかも知れませんよ。

腕時計が必要な人

古い懐中時計腕時計とは、そもそも戦場の兵士が懐中時計を腕に巻き付けたことが始まりと言われています。

ライフルを構えて時間通りに計画を実行するには、射撃の構えを崩さずに時間を確認する必要がありました。そのような経緯もあり、ライフルの引き金を引く右手ではなく左手に腕時計をするようになったと言われています。

現代人でも時間の経過を刻一刻と知る必要がある職種であれば、腕時計は便利なものとして機能します。外出する機会が多ければ尚更です。

携帯電話の時計は懐中時計の役割と似ています。取り出すという一手間がいるので、何かの作業中にすんなりと時間を確認する人には腕時計が必要になります。

と言っても、屋外で移動しながら時間を正確に確認しなければならない状況というのは、早々あるものではありません。屋内なら掛け時計で事足ります。

自宅の中で腕時計をする人が少ないように、いつも決まった職場で働いている人にとっても、時間を確認する為に腕時計が必要なわけではありません。

現代人に腕時計が必要な状況、有利に働くケースというのは、腕時計をすることが社会人としてのマナーだと思っている人と接する時に必要です。

用は腕時計はTPOとしての役割があります。

昔は腕時計が高級品だったので、腕時計を身につけるということは一つのステータスだったのですが、現在では安価で売られているので、どちらかと言えば身だしなみのマナーの一つになっています。

不潔なロンゲの男性髪型は長すぎて邪魔にならなければ、どんな髪型でも仕事に支障はないはずですが、清潔感のない髪型やチャラい髪型では社会人として相手に信用してもらえません。

女性であれば仕事中に髪をまとめたり、料理人であれば髪が落ちてこないように帽子やバンダナを巻くように、何かしらの対処をしないと信用が得られません。

 

腕時計の役割も似ています。

 

社会人の身だしなみの一つとして、腕時計を持つことが当然だと信じている人達が、特に年配の方を中心に少なからず存在します。

その人達に煙たがられない為に腕時計は必要だとも考えられます

現代の腕時計の役割はこれが一番だと思います。時間を確認するためでなく、相手から信用される為に必要なアイテムになる可能性があるということです。

この時にちょっといい腕時計をしていると、そこから話が膨らむこともあります。相手と同じブランドだったりすると、一気に親近感がわくものです。

「スマホで時間が分かるし、腕時計なんて必要ない!」

といった意見が間違いではないですが、これを拡大解釈すると、

「男がピアスしていたって仕事と関係ない」

「モヒカンで何が悪い!」

「オタクファッション最高!」

といった感じの常識のない人物として、一部の年配の人に認識される可能性があるということです。男性だってピアスをするのは自由ですし、髪を染めたり剃ったりするのも自由ですし、必ずしも相手の迷惑になるものでもありませんが、相手によっては避けられる要因の一つとなる可能性があります。

あくまでも拡大解釈なので、実際に腕時計をしていないだけで、ここまで嫌われるケースは多くないですが、大切な商談や契約の際に相手の人物に寝ぐせがあったり、無精ひげだったり、シワシワのシャツを着ていたり、ニンニク臭を漂わせていたりすると、躊躇してしまう事があるのはイメージ出来るのではないでしょうか。

腕時計をしていない事だけで信用が失われるとは言いませんが、このようなスキがいくつかあると、腕時計をしていない事が、その一つとして認識されるかも知れません

社会人としての清潔感や身だしなみという意味で、腕時計は必要不可欠とは言いませんが、それなりに現代でも有効なアイテムの一つです。

数年前から夏場はクールビズでカジュアルよりになってきましたが、半袖やポロシャツ姿でも腕に品のある腕時計があると、グッと締まって見えるものです。

必ずしも高価な腕時計である必要はありませんが、高価な商品を売り歩く営業マンの腕に、おもちゃのような腕時計があると怪しく感じてしまいます。

常識ある人物の演出の一つとして、スマートな腕時計は味方になってくれる可能性があるという事です。

腕時計は必要ないと思うのは自由ですが、このような役割があるという事を理解した上で、上手く使い分けるのが良いのではないでしょうか。

もちろん腕時計は必須アイテムではありませんが、いくつか横並びの内容の仕事が並んでいる時に、相手の見た目の印象によって結果を左右するようなケースは、それほど珍しい事ではありません。

それこそ容姿が良かったり、感じが良かったという理由で選ばれるのは日常茶飯事です。一部の天才のようにずば抜けた仕事の内容であれば、見た目の印象を覆す事もありますが、私も含めて多くの一般人というのは、そのような秀でた才能をもっていないと思うので、見た目の印象で相手に嫌われてしまうかも知れない要素(個性的なファッションや髪型など)は避けた方が無難です。

取りあえずスーツさえ着ていれば、それなりに見えるように、その延長線上の仕上げのスパイス的に、腕時計が誠実さや信頼に証として機能するケースがあります。

オシャレとしての腕時計

変わった腕時計ファッションが好きな人にも腕時計は必須アイテムだと思います。これは相手に認めてもらうために腕時計をするのではなく、あくまでも自己主張なので自由です。

オシャレとして楽しむのであれば、おもちゃのような腕時計ですら有効なアイテムになるかも知れません。

実際に一部の若い女性を中心に、ダイソーの100円腕時計が人気になったことがあるぐらいです。

また男性のファッションは女性に比べて光物が少ないので、腕時計は数少ない主張の強いアイテムになります。腕時計抜きで男性のオシャレは考えられません。

これらのように腕時計の必要性を感じている人というのは、そもそも時間の確認以外の役割を期待しています。これを理解していない人ほど、「腕時計など必要ない!」と安易に考えてしまうのですが、意外と選択肢を狭めて損してしまっているかも知れません。

高価な腕時計が必要だとは言いませんが、安価な腕時計でもファッションアイテムとして機能する事が多いので、頭に入れておくのも悪くないのではないでしょうか。

参考チープカシオの薄さと軽さに感動!

腕時計が必要ない人

工場の作業員一方で腕時計の時間を確認する以外の役割が必要ない人にとっては、身につける意味がありません。

例えば初対面の相手と接する機会が少ない職場のような事です。工場勤務のように特定の人としか接しない環境であれば、腕時計の役割は必要ありません。むしろ作業の邪魔にすらなってしまいます。

そもそも相手に見極められる機会が少ないので、腕時計の時間の確認以外の役割が発揮されることはありません(スーツ姿での面接のときは腕時計をした方が良いです)。

ただし、出世して上司や取引先の方と接する機会が増えてくると、やはり腕時計がある方が相手からの印象は良くなります。

金ピカの腕時計またプライベートでのオシャレとしての腕時計も自由です。単純に自分が好きな腕時計を身につける事で気分が高揚するかも知れませんし、婚活パーティーなら高級腕時計をチラつかせて、玉の輿狙いの女性の気を引くといった使い方も出来るかも知れません。

職場だと相手に煙たがられてしまうような場違いな腕時計はするべきではありませんが、プライベートでは相手にどう思われようと関係ありません。これは自分次第です。

あえて腕時計をしないことで、成金ファッションが嫌いな女性に好かれることになるかも知れませんし、オシャレに役立たないのであれば全く必要ありません。

オシャレアイテムとしての腕時計に魅力を感じない人、または腕時計がTPOとして機能しない職場の人にとっては、腕時計は必要なアイテムではありません。

ただ腕時計の必要性を全く感じていない人でも、自分の職場やコミュニティとのバランスを考えた上で、改めて必要なのかどうか判断してほしいと思います

「時間の確認なんてスマホで十分」

と考えるのは自由ですが、相手によってはそう考えない人もいるという事を覚えておいてください。プライベートでは自分次第ではありますが、職種によっては相手次第で腕時計の有無を考えた方が、得する事があるかも知れません。

まとめ 自分次第<相手次第

腕時計をするランナー基本的には移動しながら逐一時間を確認する人以外は、腕に巻いた時計で素早く時間を確認するという機能は必要ありません。

それこそ時間通りに作戦を遂行する戦場の兵士でもない限り、必要な機能ではありません。

この屋外で正確な時間が必要になる人というのは、現代ならマラソンランナーぐらいなのではないでしょうか。

大抵はスマホで時間を確認すれば事足りますし、あらゆるところに時計があるものです。

ですが、腕時計の役割は時間を確認することだけではありません。相手の内面を見極める物差しになったり、逆に自分を主張するアイテムにもなります。

社会人がモヒカン頭で個性を主張しても誰にも受け入れてもらえませんが、腕時計は社会人のルールの中で許される数少ない主張出来るアイテムです

腕時計の必要性を感じていない人は、プライベートでは全くする必要はありませんが、仕事で様々なタイプの人と接する機会があるのであれば、身だしなみの一つとして役割がある腕時計が有効に働くケースがあるかも知れません。

シンプルな腕時計時間を確認すること以外の役割は、よほど奇抜なデザインや安っぽいものでなければ、数千円の腕時計でも意味があるので、無難なデザインのシンプルな腕時計を一つは用意しておいた方が良いかと思います。

また腕時計で時間を確認する動作というのは、相手に時間がない事のアピールとしても使えます

商談を早く切り上げたい時に直接言葉で伝えてしまうと角が立つものですが、さりげなくアピールする道具しても腕時計は便利なものです。

京都ではぶぶ漬け(お茶漬け)を出されると、「そろそろ帰って」という意味があるそうなのですが、腕時計を頻繁に確認する動作でも、同じような意味をもたせることが可能です。

また腕時計に関する知識があると、初対面の相手との会話も広がりやすくなります。私自身は節約家という事もあり、ノーブランドのシンプルな腕時計しかもっていないのですが、相手が高級腕時計をしている時に、

「素敵な腕時計ですね~」

というと、結構な確率でこだわりポイントを語ってくるものです(笑)。初対面の相手と会話の糸口として機能する事も珍しくありません。

野球や政治の話となると地雷を踏んでしまう可能性もありますが、身につけている腕時計を褒めると、かなりの確率で話が弾んでくれるものです。

誰もが興味を持ってくれるイケメンや美人であれば、このような役割は必要ないのかも知れませんが、私のような凡人にとっては、意外とありがたいアイテムだと感じています。

高価な機械式時計だと維持費(定期的な分解整備)が高くなってしまいますが、数千円の腕時計であれば電池交換だけで済むので、それほど負担にもなりません。

私自身は節約家なので、なるべくなら余計な事にお金は使いなくないのですが、腕時計の時間を知る事以外の役割に価値を感じているので、外出時は基本的に身につけています。

腕時計の必要性を感じられないという人でも、意外と損してしまっているかも知れないので、借り物でも良いので、ぜひ一度体験してみてください。

初対面の相手だけでなく、知り合いからも話しかけられるものですよ。もちろん人によっては全く腕時計は必要ないかも知れませんが、どこにでも身につけていけるシンプルな腕時計の一つぐらいは、持っておいて損にはならないかと思います。

通夜に参列している時にスマホで時間を確認してしまうと、薄暗い場所なだけに結構目立ってしまうものですが、サッと腕時計を見るぐらいであれば角が立ちません。

追記

ホリエモンこと堀江貴文さんは腕時計をしていません。腕時計に限らず、高級なスーツや車なども一切所有していないそうです。

参考ホリエモンの捨て本が面白い!

ホリエモンやイチローのような誰からでも認められている一部の天才は、どんなファッションでも圧倒的な存在感で相手に信用されるので、TPOなど意識しなくても通用するものです。

どんな分野でも圧倒的な実力があれば、多少のことを目をつぶってもらえます。

ホリエモンが葬式でスマホをいじっていても、「なんて失礼な奴なんだ!あいつは信用ならん!」ということにならないような事です。

ですが、私も含めて多くの一般人は飛び抜けた実力があるわけでもなく、初対面の相手に抜群に好かれるイケメンや美人ではないと思うので、やはりマイナス評価を受ける可能性がある要素は、なるべくなら避けた方が良いのではないでしょうか。

必ずしも腕時計をする必要はありませんが、どんな洋服にも収まりやすいシンプルな針の腕時計の一つぐらいは、あった方が何かと便利だと思います。

相手によっては目の前でスマホをいじられる事を嫌がる事もあります。自分がそう思わなくても、そう思う人がいるかも知れないので気をつけてほしいと思います。

コメント

  • 営業を上手く断るのにも時計は便利ですよね

    by 匿名 €

  • 男の人の腕時計を褒めるとたいていは喜びますw

    by 匿名 €

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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