身支度の時間
普通に生活をしていれば毎日髪型を整えて洋服を着ます。男性であればヒゲ剃り、女性ならメイクと様々な身支度の時間が必要になります。
身だしなみを整えることは大切なことですが、必ずしも完成やゴールがあるわけではないので、こだわり過ぎると貴重な朝の時間が過ぎてしまいます。
休日のデートの為に少しでも綺麗になろうと努力するのは素敵なことですが、毎朝出勤する前に同じことをしていては時間はいくらあっても足りません。
誰もが職場とプライベートでファッションや髪型やメイクを使い分けていると思いますが、今回はより効率的に洋服選びや髪型、メイクやヒゲ剃りの時間を節約する方法を紹介します。
あくまでも考え方次第ではありますが、無条件に整え過ぎて時間をかけている方が多いので、シンプルに考えて時間を節約しましょう。
洋服選び
洋服は男性と女性で考え方が違うので、ひとくくりにするのは難しいのですが、いわゆるオシャレの為の洋服ではなく仕事着としての洋服は、一つに統一してしまうことで選ぶ時間を大幅に節約させることができます。イメージとしては自分なりの制服を選ぶようなことです。
似合わない洋服や職場に適さない洋服は問題外ですが、きちんと試着をして似合う洋服を選んだのであれば、同じ物を何着か購入しておくと効率があがります。
この場合はなるべく色も揃えた方がいいです。毎日同じ洋服だと周りの人から指摘されるかも知れませんが、
「この洋服がお気に入りで何枚も持っているの」
と言えばOKです。これが色違いだとローテーションのパターンがばれてしまうのですが、全く同じ洋服をたくさん持っていると思われた方が周囲の目は気にならなくなります。
美容師やアパレル店員のように、ファッションセンスが問われるような職場環境だと難しいかも知れませんが、多くの職場では問題ないのではないでしょうか。
この制服がない職場でも制服を自ら設定してしまう事で、かなり時間の節約につなげられます。
さらに言うと、プライベートの洋服ですら制服のように考える事ができます。それについては別のところで紹介した事があるのですが、
ここまで割り切ったことができないとしても、肌着や下着や靴下であれば統一するのは難しくないはずです。そのような小物を統一するだけでも、朝の洋服選びの時間を大幅に節約する事が可能なので、できそうな事から取り入れてみてください。
ちなみに靴下を統一すると、片方に穴が開いてしまっても他の物と組み合わせられるので節約にとっても有効ですよ。
髪型
女性であれば髪型を使い分けるのは当たり前だと思います。仕事中はまとめておいて、プライベートでは下ろす人も多いのではないでしょうか。
一方で男性は髪が短いので寝癖が付きやすいという特徴があります。
丸坊主は社会人としてどうかと思いますが、寝癖が付かないほど短くするか、むしろ少し伸ばして寝癖直しをしやすい長さにすると、朝の髪型セットの時間を節約することができます。
朝にシャワーを浴びる人であれば関係ありませんが、この場合はドライヤーの時間も考えて似合う髪型を選ぶとより時短につながります。
他にも帽子をかぶることが許される職場であれば、寝ぐせ直しの時間を節約できます。似合わない髪型や職場に相応しくない髪型は問題ですが、特にこだわりや縛りがないのであれば、整えやすい髪型を意識すると毎朝のセット時間を短縮できます。
髪の長い女性だと難しいかも知れませんが、前髪のセットが必要ない髪型にしたり、まとめやすい長さにする事で時短になると思います。
メイク、ヒゲ剃り
職場に色気タップリのバッチリメイクで行く女性は少ないと思いますが、しっかりとプライベートと分けて清潔感のある簡素なメイクにすることで、メイクの時間を大幅に節約することができます。
最近はファンデーションをしない女性も増えてきました。アイメイクや口紅だけであれば時間を大幅に短縮できます。
周りの同僚の女性にあれこれ言われるかも知れませんが、「最近肌が荒れてひどいの」とでも言っておけば大丈夫です。
男性の髭は蒸らす必要のない電気シェーバーを使用することで時間を節約することができます。髭の硬い男性は高機能モデルを選ぶことがおすすめです。
また時間の節約だけのことを考えれば、プチ整形なども選択肢に入ってきます。ある程度のまとまったお金と覚悟が必要ですが、毎日のメイク時間を大幅に節約できます。
男性も髭の永久脱毛をすることで、その後の人生のヒゲ剃りの時間を節約出来ます。髭の永久脱毛は見た目年齢が５歳も若くなると言われているので、髭が濃くて悩んでいる男性にとってはかなり有効な選択肢かも知れません。
まとめ 使い分け上手になろう
社会人として身だしなみを整えることは大切な事ですが、だからといって頑張り過ぎても良い結果になるとは限りません。あくまでも職場環境との相性の問題なので、上手に使い分ける事がポイントです。
あまりにも適当だとマイナスな印象になってしまいますが、職場によってはやり過ぎても意味がないケースもあると思います。
そこを自分なりに上手に見極めて必要以上に時間をかけないことが、朝の貴重な時間の節約のポイントになります。
勝負服という考え方もありますが、職場用の勝負服とプライベートの勝負服を混同する必要はありません。ファッションが大好きな人はプライベートで思う存分に楽しめば良いのであり、中途半端に職場にこだわりを持ち込むと、期待しているほどの評価が得られないばかりか、無駄に時間も消費してしまいます。
職場用に手を抜いた格好ということではなく、職場環境に合わせた清潔感のある洋服や髪型を見つけて統一することで、毎朝の迷いを無くして時間を節約する事が出来るので意識してみてください。
毎日黒いTシャツの人がいても、同じTシャツを着ているとは思いません。
逆に黒、白、赤をローテーションさせていると、その三枚しか持っていないように感じます。
一色で統一するとたとえ三枚しか持っていなくても、たくさん持っているように見えるものです。
これらを似合わない洋服でやってしまうとマイナスですが、自分に似合う洋服や職場に相応しい洋服を見つけられたのであれば、ある程度統一することで時間を大幅に節約させることができます。
髪型やメイクなども同じです。同じような髪型やメイクにセットするのであれば、どんどん技術も上がって時短になります。
仕事用とプライベート用を上手に見極めて、見た目のイメージを悪くすることなく忙しい朝の時間を節約しましょう。
普段から簡素なファッションや髪型の人ほど、飲み会などで少し頑張るだけで周囲の印象が良くなるものです。ギャップが生み出しやすいので、ここぞいう時の変化もつけやすくなりますよ。
逆に普段からオシャレに気を使っている人ほど、飲み会などでオシャレを頑張っても伸びしろがありません。オシャレで当然だと思われているので、意外と高評価が得られないものです。
ギャップ萌えという言葉があるように、あえて普段のハードルをあげないことが良い結果をもたらすことは珍しくないですよ。
