節約はレジャー!

痩せたい人は太りたい人の意見が参考になるかも

太れない人の悩み

世の中には痩せたい人がたくさんいる一方で、なかなか太れなくて悩んでいる人がいるものです。

私の知り合いにもガリガリ体型の人がおり、その人の食事方法を聞いてみると、一般の人が気にする太らない食事内容とは正反対で驚きました。

太りたい人の食事

一般的に太らない為の食事というと、いかにカロリーを抑えて食べ過ぎにならないように気をつけるといったものですが、太りたい人というのは、そもそもたくさんの食べ物を食べられないので、いかにカロリーを効率よく摂取するかと考えているようでした。

中でも私が番驚いたのが、なるべく揚げ物を選ぶといった視点でした。

揚げ物に含まれている油分にはたっぷりとカロリーが含まれているので、少ない量しか食べられないからこそ、あえて揚げ物を選んでいました。

太りたい人は好きなものや食べたいものという基準ではなく、少しでもカロリーが高そうなものを選ぶのが習慣になっています。

ちょっとした飲み物でも、あえて糖分やカロリーが多い甘いものを選ぶのが習慣になっており、私はてっきりその人が甘い物が好きなだけだと思っていたのですが、そうではありませんでした。

それでもガリガリの人は食事の絶対量が少ないので、なかなか体重が増えないのですが、それらを意識しないとどんどん痩せてしまうそうで、仕方がなく食事の回数を増やしたり、間食を取るように心掛けていました。

太りたい人にとっては高カロリーのポテトチップスやドーナッツは重要な食べ物のようで、一般的に太りやすいからと避けられている食べ物のおかげで、何とか体重を維持出来ている感覚なんだそうです。

寝る前に食べると太りやすいと言われていますが、ガリガリの人はあえて寝る前にポテチを食べて努力しているそうです。

太っていて痩せたい人とは、まるで逆の考え方をしていて驚いてしまいました。

ただこれらの太りたい人の意見というのは、痩せたい人にとっても役立つ知識なのではないでしょうか。

痩せる方法を意識するよりも、太る方法を意識する事で自然と太らない身体に近づいていくのかも知れません。

痩せる方法よりも太る方法を知る事が重要

一般的な痩せる方法というと、食べ過ぎにならないように気をつけて、運動量を増やすといったものですが、太る方法というと真逆になるわけです。

運動を継続するのは難しいものですが、太る方法を避けるだけであれば、大した努力がいるわけではありません。

痩せる努力よりも太らない努力を意識した方が、精神的にも無理のないダイエットにつながるのではないでしょうか。

ちょっとした考え方の転換ですが、ガリガリの人の話を聞いていると、節約が上手くいく人の考え方とも似ているなと感じました。

世の中には節約や倹約といったものを意識していなくても、自然とお金が貯まっていく人達がいるものです。

彼らには「辛い節約をしなければならない」といった感覚は皆無であり、たまたま節約家と似たような生活になっているだけであり、結果的にお金が貯まっていく感覚になっています。

節約を意識しないでお金が貯まる人

ネットの巨大掲示板を作ったひろゆきさんの本を読んだ事があるのですが、まさに彼はそのようなタイプの人でした。

その掲示板は既に他の人に譲っているのですが、現在でも数千万の年収があるようで、豪勢な生活をおくれそうなものですが、そこに全く意味を見いだしていないようでした。

洋服などは全然購入しないようで、十年ぐらい前の洋服を平気で着ています。

「穴が開いていても意外と人は気がつかないよ」

といった感じで飄々としており、新しい洋服が買えないから仕方がなく着ているといった印象は、まるで感じられません。

「高級ブランドの洋服を買う奴は頭悪いよね」

といった発言も買えなくて負け惜しみを言っているような感じではなく、高級ブランドは莫大な広告費を掛けながらも、一般的な企業よりも圧倒的に営業利益率(売上から原価や販売費や管理費を引いた利益の割合)が高い事を紹介し、

「めちゃくちゃコスパ悪いよね」

といった観点で物事を決めているようでした。高級ブランドの洋服のパフォーマンスに何を求めるかによって違うのですが、少なくても洋服の機能として選ぶのはコスパが悪いという事です。

もちろん優越感といったパフォーマンスを洋服に求める人であれば、意味があるとも考えられるのですが、単純に洋服の機能面で考えると非効率です。

これと似たようなところだと高級外車が当てはまります。乗り心地や快適性を重視して選ぶのであれば、ベンツやロールスロイスといった高級車よりも、ちょっと豪勢なワンボックスカーの後部座席の方が、ずっと広々しています

タモリさんが仕事の移動時に、そのような車の後部座席に乗っていて感心したことがあるのですが、おそらくタモリさんぐらいの人であれば、何千万もの超高級車の後部座席で踏ん反りが得る事ができるはずです。

しばしば車好きの人がローンを組んでまで高級車に乗っているものですが、本物のセレブはそのような高級車の後部座席に乗るわけであり、自ら運転する人にとって優れているわけでもありません

運転が楽しい人にとってはマニュアル操作のスポーツカーの方が向いているかも知れませんし、自慢げに自ら高級車を運転している人というのは、まさに高級ブランドの洋服のように優越感といったところに価値を置いています。

腕時計なんかも分かりやすいですかね。時間を知らせる機能だけであればスマホや100均で売られている時計でも十分なような事です。

このような優越感を得る為の選択が必ずしも悪いとは言いませんが、その優越感の正体が莫大な広告費であり、それが商品価格に組み込まれて高額になっているので、実際の機能とはつり合いが取れない価格になっています

ひろゆきさんは節約の為に仕方がなく安い洋服を買うといった感覚ではなく、自分が求めている機能が満たされている洋服を的確に選ぶといった感じで、結果的に節約家と同じような選択になる事が多いようでした。

よくお金持ちや成功者の意見として、

「僅かな節約の為に時間を無駄にするな!」

といったものがありますが、ひろゆきさんは、

「別に時間あるし、いいじゃん」

といったスタンスで常識にとらわれていない人でした。私自身もこの感覚に近いものをもっているので、すごく腑に落ちました。

「お金持ちになる人は安かろう悪かろうの100均は利用しない」

のような意見もありますが、自分が求めている機能が100均の物でも十分に満たされているのであれば全く問題がないですし、実際に自分の力でお金持ちになった人の多くが100均を利用しているものです。

参考お金持ちは100均を利用しないはウソ?

ダイエットといったものでも「頑張って痩せなくちゃ!」といった考え方でいると、仕方がなく行う節約のような辛さを感じてしまいますが、太る要素を避けるといった考え方であれば、それほど辛い事にはならないのではないでしょうか。

まとめ 痩せている人の考え方

痩せる為に好きなものや食べたいものを我慢すると辛いですが、太る方法を避けるといった考え方であれば、それほど我慢する必要はないのではないでしょうか。

例えば唐揚げには油がたっぷりと含まれているので、同じ鶏肉を食べるのであれば焼き鳥を選ぶといった感じです。

自宅でラーメンを作って食べるにしても、インスタントラーメンの麺は油で揚げているので、生めんを用意するだけで随分とカロリーを抑える事ができます。

参考インスタントラーメンを健康的に食べる方法

スープを全て飲み干さないといった事もそうですし、自分で作るなら予め少量のスープに抑える事で調味料といったものも節約できます。

ドーナッツが大好きで止められない人であれば、チョコや砂糖でコーティングされていない物を選んだり、小さなドーナツをたくさん食べるよりも、大きなドーナッツを一つ食べた方が、表面積が少なくなって油分を減らす事ができます。

ダイエットの為にエレベーターを階段にするとなると辛い事ですが、月会費が掛かるスポーツジムに通うよりも、毎日のちょっとした運動を取り入れた方が効率的だと考えられると、自然と階段を選ぶようになるものです。

タワーマンションの最上階に住めるほどのお金持ちでも、あえて3階ぐらいに住んだ方がエレベーターで待たされる事もなく、適度に階段を利用できて効率よく健康的だという考え方もあります。

ひろゆきさんのように効率を重視した結果、節約家や健康的な人に近い生活になっている人には、我慢しながら行う節約の辛さやストレスや悲壮感はありません。

太っている人が痩せる為に行うダイエットは辛いものですが、

  • 大きなサイズの洋服選びが大変で高くつく
  • エコノミークラスの座席が狭く感じる
  • 余計な医療費が発生してしまう
  • 冷房費が嵩む

といった視点で考えられると、自然と太る方法を避けるようになれるのではないでしょうか。

節約が上手くいっている人の考え方も同じで、仕方がなく我慢して節約しているという感覚がありません。自分にとって気持ちの良い選択をしているだけであり、結果的に節約になっている事が多いものです。

私の例でいうと、お掃除ワイパーのシートを無駄なく使う工夫をすると、ものすごく気持ちが良くなります。

シート代を節約できたという事実よりも、隙間なくシートを使い切った事にゲームのような爽快感があります。

参考クイックルワイパーで節約する方法

単純に節約の為なら雑巾で拭き掃除をした方がより効率的ですが、掃除そのものの効率まで考えると、コストパフォーマンスが抜群だと感じています。

ちょっとした考え方の違いですが、全く同じ選択肢でも捉え方は人それぞれ違うので、太りたい人が選ぶ食事方法といったものを知る事にも、様々な学びがあるのではないでしょうか。

ダイエットコーラや特保のコーラを選んで痩せられる人はほとんどいません。痩せる為の選択の多くは的外れです。

良いスタイルをキープしている人は、そもそもコーラを飲みません。太りたい人でも炭酸による満腹感が余計なのであまり選びません。痩せられないと嘆いている人ばかりが、コーラのような飲料を飲んでいます。

アジフライを食べるのであれば、高カロリーのタルタルソースを避けたり、衣に味が付いていてソースなしで食べられるお店を選ぶような事もできます。

アジが好きなら塩焼きや刺身を選ぶだけで随分とカロリーは抑えられます。我慢して食欲を抑えなくても太らない方法を選ぶ事は可能です。

痩せる為に運動を頑張る事は素晴らしいとは思いますが、生活(考え方)が変わらないと運動をやめた途端に太ってしまいます。

何かしらのきっかけで一時的にモチベーションが上がり、ダイエットに取り組んでも多くの人が失敗してしまうように、根本的な太る生活をを改めない事には成功しません。

痩せる方法よりも太らない方法を意識した方が、結果的に無理なく痩せられることが多いので、痩せたい人ほどあえて太る方法を学ぶ価値があるのではないでしょうか。

姿勢を悪くして身体の代謝を落とし、極力運動をしないで高カロリーのものを選べば太りやすくなる事を知ると、日々の姿勢や歩き方といったものを自然と改善したくなるものです。

具体的な痩せる方法を調べるよりも、太る方法を知って避けた方が、結果的に無理なくダイエットになるので意識してみてください。

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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