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LED電球と電球型蛍光灯の違い、向き不向きを理解しよう

LED電球と電球型蛍光灯の違い

ぶら下がっている電球

電気代を節約する為にLED電球を検討している家庭も多いと思いますが、必ずしも一般的な電球と比べて節約になるとは限りません。

単純に電気代だけなら安くなるのですが、価格が全然違うので使用状況によっては価格差の元が取れない事も多いです。

また省エネの電球でいうと、LED電球だけでなく、蛍光灯の電球も存在します。

大手電機メーカーの同じような明るさの電球であれば、LED電球と電球型蛍光灯では価格が倍ほどの開きがあります。

消費電力はLED電球の方が少なく寿命も長いので、LED電球の方がお得なように感じますが、実は使い方によっては一生かかっても価格差を埋めることが出来ないケースもあります。

そこで今回はLED電球や電球型蛍光の使い分け、向き不向きについて紹介します。

電球型蛍光灯のデメリット

電球型蛍光灯昔ながらの白熱電球と電球型蛍光灯を比べると、あらゆる分野で電球型蛍光灯が進化しており、デメリットは価格の差と若干大きく(長く)なることぐらいです。

カバー付きの照明だとこの大きさのせいで使用できない事もあります。

一方でLED電球と電球型蛍光灯を比べると、価格差の他にも大きな違いがあります。

それは寿命の長さです。

蛍光灯の特徴として使用頻度によって寿命が短くなるという傾向があります。要するにスイッチのオンオフによって寿命が短くなってしまいます。

カタログ数値の寿命というのは、24時間コンビニのように電気をつけっぱなしにする環境であれば達成することが多いのですが、頻繁にオンオフを繰り返す環境だと半分にも達しない場合があります。

自宅で相性が悪いのはトイレです。一日に何度もオンオフを繰り返す箇所には電球型蛍光灯は向いていません。

さらに蛍光灯の特徴として本来の明るさを100%発揮するのに数十秒かかることがあります。じわーっと明るくなるので、それこそ短時間しか使用しないトイレなどには向いていません。

LED電球の特徴

電気のスイッチ一方でLED電球はスイッチのオンオフで寿命はそれほど左右されません。

また明るさに時間差もありません。短時間しか使用しない箇所にも向いています。トイレで使用するのであれば、電球型蛍光灯に比べてLED電球の方が圧倒的に向いています。

さらにLED電球には紫外線が含まれていないので、屋外の照明にも向いています。玄関の照明に使用しても虫がよってきにくいという特徴があります。

LED電球のデメリット

一方でLED電球にも弱点があります。

それは「熱に弱い」ということです。

お風呂の照明電球にカバーをつけて長時間使用する環境だと、熱の影響を受けて寿命が短くなると言われています。

元々LED電球はあまり熱を発生させないのですが、それだけに外部からの熱の影響を受けやすい傾向があります。

自宅の中でLED電球と相性が悪いのは温度の高くなるお風呂場です。大抵は水よけの為のカバーに包まれているだけに、LED電球にとって酷な環境になってしまいます。

さらにお風呂場の照明が天井ではなく壁についている場合も不向きです。LED電球の照射範囲は全方向ではないので、横からだとお風呂場全体を照らすことにはなりません。

お風呂場はトイレのように短時間ではなく、オンオフの回数も多くないので、電球型蛍光灯の方が相性が良い傾向があります。

トイレの照明

激安LEDトイレの照明に限って言えば、LED電球が圧倒的に有利だと紹介したのですが、少しだけ注意してほしいポイントがあります。

それは激安の暗いLED電球をトイレに使用しないということです。

廊下や玄関を照らすだけであれば、それほど明るさは必要ないのですが、トイレに限って言えば一定の安定した明るさが必要です

明るいトイレ

それは「おしっこやうんちの色を見極める為」です。

腎臓は「ものを言わない臓器」とも呼ばれており、よほど悪化しなければ自覚症状は出ないと言われています。

腎臓の悪化の前兆として唯一判断基準になるのが、おしっこの色や匂いの変化です。

昔ながらの暗い電球は論外ですが、明るくなるのに時間のかかる電球型蛍光灯や激安の暗いLED電球では、日々の変化を見逃してしまいます。

またトイレの照明にオレンジ色の電球色を使用する人も多いですが、一定の明るさの為には昼白色がLED電球がおすすめです。

まとめ 価格差

LED電球電球の価格差を考えなくていいのであれば、熱のこもりやすいお風呂場以外はLED電球を選んで間違いないと思います。

LED電球には照射範囲の問題もあるのですが、大抵は明るさに慣れて問題なくなります。

参考照明の電気代を節約する方法

同居家族に視力が落ちていたり、足元がおぼつかないお年寄りがいる場合は、照射範囲も意識して選んでください。

家庭用のLED電球の出始めの頃は、電気代の節約で購入額の元など取れるような価格ではなく、電球型蛍光灯の方がお得なケースが多かったのですが、最近はLED電球の価格も随分と安くなってきました。

長時間使用する箇所を中心に、LED電球を取り入れることは節電として有効です。

昔ながらの電球そして最後に忘れてほしくないのですが、昔ながらの白熱電球の存在です。

価格が安いこと以外にメリットはないと言ってもいいのですが、もしアパートなどに暮らしていて、もうすぐ引っ越す予定があるのであれば、激安の白熱電球でも構わないわけです。

自分で購入したLED電球や電球型蛍光灯は引っ越し先で使用することができるので、引っ越し前に100円ショップなどで白熱電球を安く購入して交換することも節約の一つだと思います。

少々せこい節約ではありますが、LED電球は高価で寿命が長いだけに、激安の白熱電球も上手く組み合わせて節約につなげてほしいと思います。

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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