節約はレジャー!

扇風機は電気代の節約だけじゃない!便利な使い方6選

扇風機で電気代節約

エアコンの温度設定エアコン設定温度を下げて扇風機と併用することで、電気代を節約する方法は有名だと思いますが、扇風機には他にも様々な便利な使い方があります。

もちろん通常の扇風機の使い方として涼むことも素晴らしい機能なのですが、それだけではもったいないです。

最近の扇風機は音も静かで消費電力もかなり抑えられているので、エアコンだけに頼っている家庭でも一つあると何かと便利だと思います。

そこで今回は扇風機の効果的な6つの使い方を紹介します。上手に扇風機を活用して暑い夏を乗り切りましょう!

1 エアコン替わり

扇風機ですずむ男性扇風機はエアコンと組み合わせることでエアコンの電気代を節約出来るのはもちろんですが、扇風機単体での冷房効果にも素晴らしいものがあります。

それほど暑くない初夏や初秋であれば扇風機だけでも十分です。一方でエアコンしかないとちょっとした暑さでもエアコンに頼り切ってしまいます。

扇風機はエアコンを使用する期間を減らすことが出来ます。電気代は扇風機の方が圧倒的に安いので節約効果が高くなります。

初夏の一カ月のエアコンの電気代だけでも、激安の扇風機(2000円ぐらい)であれば元がとれるぐらいの電気代の節約効果が期待できます。

また日当たりの良くない部屋の涼しい空気を持ち込むといった使い方も可能です。これは持ち運びできる扇風機だからこその使い方です。

ちなみにお風呂上りなどに扇風機に当たると涼しいものですが、これは身体の表面について水分が気化熱となって熱を奪ってくれるからです。打ち水と同じようなことです。

お風呂上がりでなくても、霧吹きなどで肌を濡らすだけで扇風機の冷房効果がアップしてくれるので、上手く組み合わせてエアコンの電気代を節約しましょう。

2 暖房効率アップ

オシャレなサーキュレーター扇風機はサーキュレーターとして使うことも可能です。

暖房器具で温められた空気は部屋の上にたまります。天井に向かって扇風機を回すことで部屋全体を素早く温める効果があります。

エアコンの暖房は空気の流れがあるので気にしなくていいのですが、ストーブなどの暖房器具には空気の流れが少ないので、サーキュレーターの効果が高いと言われています。

本格的なサーキュレーターを設置するとなると高額な設置費用が必要になりますが、扇風機があれば代用できてしまいます。

参考暖房費を節約するポイント!

小型のサーキュレーターも売られていますが、扇風機の方が使いどころが多いのでおすすめです。

3 換気効率

オシャレな窓扇風機は部屋の換気にも使うことができます。風がない日でも窓を開けて扇風機を回すだけで、一気に部屋の空気を入れ替えることが出来ます。

また室内の空気よりも外気温の方が低い場合は、これだけでも部屋が涼しくなります。一日中締め切っていた部屋というのは熱がこもっているものですが、あえて扇風機を窓に向けることで、積極的に外の空気と入れ替えることができます。

部屋の換気を効率的に行うには、対角線上に二か所の窓やドアを開けることがポイントです。風が強い日は扇風機は必要ありませんが、風がない場合は外気温の低い日陰の方の窓から外の空気を取り入れたいので、反対側の日の当たる側の窓に向かって扇風機をまわすと空気の循環を促す事ができます

窓の外に扇風機を向けると無駄なように感じるかも知れませんが、日当たりの良くない北側の窓から入ってくる空気の温度が低いので、想像以上に涼しさを感じられると思います。

他にも扇風機はクローゼットや押入れや下駄箱など、空気の流れが少ない箇所を積極的に換気することができます。持ち運びできる扇風機だからこそ、梅雨時などにカビやすい箇所に積極的に風を送ることができます。

4 掃除

クローゼットのドア扇風機は掃除にも利用することが出来ます。

ベットの下や本棚、洗濯機の裏側など、簡単には掃除がしにくいところに積極的に風を送り込むことでホコリを飛ばすことが出来ます。

ホコリが貯まっていると、コロコロとまとまって転がってくることもあります。

また天井の隅や照明器具に貯まったホコリも同様です。こちらも自由に持ち運びできる扇風機だからこその便利な使い方です。

ホコリを放置しておくとカビてしまうこともあるので、定期的に家電や家具の裏に扇風機の風をあててホコリを飛ばしてください。

5 洗濯物の乾燥

干している洗濯物そして洗濯物を早く乾かすことにも扇風機は向いています。

洗濯乾燥機は短時間で乾かすことが出来ますが、熱で洋服の生地が傷みやすく、しかもかなりの電気代がかかってしまいます。

一方で扇風機の電気代は僅かです。

洗濯物を早く乾かすには、衣類の周りの湿った空気を入れ替えることがポイントになるので、強風でなくても構いません。弱でも十分です。

洗濯物は自然の風がある屋外に干すことが理想ではありますが、どうしても梅雨時などの雨の日は難しいので、積極的に扇風機を利用して生乾き臭を抑えましょう。

参考洗濯物を早く乾かす裏技を紹介します

6 加湿

お風呂場のスペース大抵のお風呂場には、湿った空気を素早く乾燥させるために換気扇がついていますが、部屋の中が乾燥しやすい冬場に限っていえば、お風呂場の湿った空気を扇風機で部屋の中に送る事で加湿することができます。

これの良い点は、暖房器具で温められた部屋の空気を換気扇で外に排出する事が少なくなる事です。

お風呂場の暖かい湿った空気を部屋に取り込む事になり、一石二鳥の効果があります。

冬場に加湿器を使用している家庭であれば、その分の電気代も節約することになりますし、暖房で温められた空気を無駄にしないので、暖房費の節約にもなります。

扇風機の弱であれば大した電気代ではありません。換気扇を回す電力と扇風機を回す電力では、それほど差がありません。

部屋中の空気が乾燥している時期は、お風呂場の湿気を外に排出するのではなく、扇風機を利用して部屋に取り込みましょう。

扇風機のデメリット

最後に扇風機のデメリットについても紹介しておきます。

ズバリ言うと「場所を取る」ことです。扇風機を使用しないシーズンは邪魔なだけです。大抵の扇風機は首の高さぐらいは調節出来ますが、小さくたたむことは出来ません。収納する場合はそれなりのスペースが必要になります。

扇風機が販売されている時のように、細かく分解すれ小さな段ボールに収まりますが、わざわざそこまでする人はいないと思います。

また扇風機は定期的な掃除が必要です。

参考扇風機の簡単掃除

この掃除を怠って扇風機の羽やカバーがホコリまみれになると、最悪はカビの胞子を家中にばらまくことになってしまいます。この辺も気をつけてほしいポイントになります。

といってもエアコンの掃除ほど大変ではないので、わざわざ業者に頼むような費用は発生しません。

そしてデメリットと言えるのかわかりませんが、扇風機はあまり壊れません。

古い扇風機古い扇風機だと首ふり機能が壊れていることもありますが、それでも何だかんだと使えてしまいます。

節約家ほど、そのような古い扇風機を大切に使っているのですが、壊れないだけに古くて消費電力の高い扇風機を利用しているケースがあります。

最近の扇風機は省エネで静音で風当りも優しくなっています。デザインも素敵なものも多く、インテリアとしても悪くありません。

古い扇風機は発火してしまうケースもあるので、極端に古い扇風機を使用している場合は、買い替えも検討してほしいと思います。電気代が安くなるので数年で元が取れると思います。

まとめ 扇風機は優秀!

電気代さえ気にしなければ、扇風機よりもエアコンの方が快適なのは間違いありません。最近の高性能なエアコンは真冬でも快適な温度や湿度に保ってくれます。

それだけにエアコンは電気代が最も高い家電製品でもあるわけです。

電気代の節約の為にエアコンを手放すという選択肢もありますが、あまり無理し過ぎると熱中症になるだけではなく、中には亡くなってしまうこともあるので、ほどほどにした方が良いと思います。この辺は年齢や住んでいる地域に合わせて、適切に選んでください。

オシャレな扇風機また自宅に人を招いたときのことを考えると、暑い地域でエアコンなしは難しいと思います。やはり扇風機と上手に使い分ける方がいいのではないでしょうか。

今回紹介したように扇風機には様々なメリットがあります。

  • 冷却効果
  • 暖房効率アップ
  • 換気
  • 掃除
  • 洗濯物の乾燥
  • 部屋の加湿

などがあげられます。涼むだけに扇風機を利用していた人は、これらを取り入れて節約につなげてみてください。

扇風機は場所を取りますが、工夫次第で様々なことに利用することが出来ます。

ダイソンの羽なし扇風機のように一部のものは高価ですが、一般的な扇風機は数千円で販売されているので、それほど家庭の負担にもならないと思います。

ちなみに実家に行くとダイソンの羽なし扇風機(加湿機能付き)があったのですが、首振り機能や上下の向きの調整機能もありませんでした。

しかも背が低いので寝そべっていないと涼しくありません。全く実用的ではありませんでした。ダイソンの掃除機も評価が分かれていますが、新しい家電に飛びつくと思わぬデメリットがあるかも知れません。

参考家電製品が壊れる人の特徴

もちろんデザインはカッコいいので、インテリアとして選ぶのであれば素敵だと思いますが、使い勝手となるとまた別の問題があるものです。

日本の家電メーカーだけが優れているわけではありませんが、日本で長年愛されている家電製品というのは、やはり多くの日本人にとって便利なのだと思います。

私が使用している扇風機も数年前に4千円ぐらいで購入しましたが、静かで使いやすいものです。夏場に頻繁に利用しても電気代はほとんど変わりません。

もちろん高さや向きや角度も調節できますし、「弱、中、強」の他に、自然の風を再現した「リズム」という風の送り方も出来ます。さらにタイマー機能もついています。

古い扇風機を使っているという人は、買い替えも検討してみてください。本体も軽くなっているので持ち運びしやすく、今回紹介した様々な便利な使い方もやりやすくなると思います。

コメント

  • 私の住んでいる地域は標高が高くて涼しいのでエアコンのある家庭は多くありません。私も扇風機だけで夏を乗り切っています。たまにある暑い日はTシャツを濡らして扇風機の前にいるだけで、かなり涼しいですよ。やりすぎると風邪をひいてしまうほどです。

    by 匿名 €

  • ダイソンの扇風機だけは止めておけ

    by 匿名 €

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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