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扇風機がカビの原因に!?簡単お掃除で予防しよう

見落としがちな扇風機の汚れ

シンプルな白い扇風機皆さんは家庭内にある扇風機の掃除をしたことがあるでしょうか?

扇風機は使用している内にカバーや羽に汚れが蓄積していってしまいます。ちょっとしたホコリなどは扇風機の風で吹き飛ばされていそうなものですが、僅かな油汚れや水分が付くとホコリを吸着してしまい、どんどん大きな塊になっていってしまいます。

そして恐ろしい事にその溜まったホコリが湿気を吸ってしまうと、カビが発生してしまうこともあります

長年掃除をしていない扇風機は、カビの胞子を部屋中にばらまくことになってしまうので、定期的に扇風機の掃除する必要があります。

一度も掃除をした事がない扇風機だけでなく、衣替えで取り出した扇風機も一度掃除をしてあげた方が良いので、今回は扇風機の簡単な掃除方法を紹介します。

扇風機の簡単掃除

扇風機のカバーに挟まっているホコリ最も簡単な扇風機の掃除方法は、掃除機などでカバーに付着しているホコリを定期的に吸い取ることです。

この画像は扇風機を使いはじめて半月ほどのカバーの画像です。少し見にくいかも知れませんが、カバー間にホコリが付着しています。

このようなホコリの段階であれば、普通の掃除機で綺麗に吸い取ることができます。

掃除機にブラシを装着した際には、ついでに扇風機のカバーのホコリも吸い取るように意識してみてください。普段の掃除としてはこれだけで十分です。

意外なところでは扇風機の裏側や可動部にもホコリが溜まっている事もあります。この辺の汚れはカビの胞子をばらまく事にはならないのですが、モーターのある内部に侵入してしまうとトラブルになるかも知れないので、裏側もたまに掃除してください。

ちなみに現在の私は掃除機を手放しているので、窓を開けて扇風機を向け、風量を最大にしながら毛ばたきでカバーを軽く撫でてホコリを飛ばしています。

参考100均の毛ばたきは超優秀な掃除道具

普段は弱でしか扇風機を使っていない事もあり、強にするだけでも結構なホコリが飛んでいってくれるのですが、軽く毛ばたきなどで撫でてあげると一気にホコリが飛んでいってくれます。

毛が長い物だと羽に絡まるリスクがあるので気をつけてください。あくまでも自己責任でお願いします。

多くの家庭には掃除機があると思うので、そちらでカバーに張り付いたホコリを吸い取った方が楽だと思います。

普段の扇風機の掃除はこれぐらいで十分なのですが、数ヶ月も使用しているとカバーの表面から擦る程度では落ちない頑固な汚れも増えてくるので、その場合はもう少し本格的な掃除をするのがおすすめです。

本格的な扇風機の掃除

カバーと羽を外した扇風機扇風機を購入して組み立てたことがある人は分かると思うのですが、扇風機の構造はシンプルです。扇風機のカバーや羽は簡単に取り外しが可能です。

カバーは掃除機だけでも簡単に掃除することができますが、内側の羽の汚れが目立ってきた場合は、カバーを外して拭き掃除を行ってください

数ヶ月も放置していると、このように羽にべったりとホコリが付着してしまいます。頑固な汚れの場合は洗剤を染み込ませた雑巾で拭くなり、食器のように水洗いをしてください。

定期的に汚れを拭き取っていれば、ウェットティッシュのようなものだけでも綺麗に掃除できです。

どうしても羽やカバーの裏側には掃除機のブラシが届かないので、たまに分解して掃除してください。

また扇風機の羽の汚れは裏表拭いてください。表側のカバーだけ取り外すだけでも拭きとれない事はないのですが、裏側のカバーや羽の裏側にもホコリが付着しているので、カバーだけでなく羽も取り外した方が掃除もしやすくなります。

扇風機を分解して掃除をする時の注意点は、しっかりとコンセントを抜く事と、羽の可動部の芯のグリスを拭き取らないようにする事です。

ここに触れてしまうと手にグリスがついてしまうだけでなく、グリスの量が減って寿命を縮めてしまう事になるので気をつけてください。

この箇所に余計なホコリを付着させない為にも、分解する前に掃除機などであらかたのホコリを掃除しておいた方が良いかと思います。

扇風機のモーター本体の分解はおすすめしません。専門的な知識がある人であれば別ですが、モーターの中が明らかに汚れている場合は、プロにお願いするか買い替え時と判断した方が良いかと思います。

扇風機のメンテナンス方法

扇風機の汚れは保管時の状態によっても大きく左右されます。冬場など物置や倉庫でホコリをかぶってしまうと汚れが頑固になってしまいます。

ビニール袋をかぶせた扇風機扇風機を保管するときはビニール袋などを被せてホコリが付かないように工夫してください。高さが調整できるタイプの扇風機は、なるべく縮めた状態で保管した方が、可動部のホコリの付着も抑えられます。

また扇風機に限った話ではないのですが、機械は使用しない期間が長くなるほど調子が悪くなる傾向があります

しばらく使用されていない機械というのは、油(グリス)切れを起こしてしまいます。

これを予防するには、扇風機をきちんと使うことです。より具体的には性能を使いきるという意味です。

いつも扇風機の風量の「弱」しか使わなかったり、首振り機能を使わなかったりすると、可動部のグリスが全体にいきわたらなくなり、渇いた部分が傷ついたり錆ついてしまいます。

自動車のドアも頻繁に開け閉めする運転席より、たまにしか開けない後ろのドアの方が油切れを起こしてギシギシと音を立てる傾向があるように、動かさな過ぎるのもリスクになってしまいます。

扇風機も時々でいいので風量を「最大」に設定するように意識してください。それこそ掃除がてらに窓の外に向かって「強」にするのも良いかと思います。

首振り機能や伸縮機能を使っていない家庭でも、あえて時々は動かす事で扇風機の機能を使い切り事になり、長持ちさせる事につながります。

特に扇風機を物置にしまう前や扇風機を使いはじめるタイミングなどで、一度全ての機能を使うように心がけてください。扇風機の機能をチェックするという意味でも安全に繋がります。

まとめ なかなか壊れない扇風機

扇風機の構造はシンプルなだけに、あまり壊れません。家庭によってはかなり長く使い続けているかと思います。

それだけに扇風機は長年蓄積してしまった汚れやカビの影響を受けてしまうので、今回紹介した掃除方法や保管方法を参考にしてみてください。

ちょっとした事ですが、これだけでも扇風機を長く安心して使えるようになりますよ。

一方で古い扇風機を使用している家庭は、買い替えも検討してみてください。

扇風機の首振り機能が壊れていても使えるかも知れませんが、古い扇風機だとモーターの性能も悪く、電気代もかさむ傾向があります。

内部にホコリが詰まって熱がこもってしまうと発火するケースもあるので、古すぎる扇風機は買い替えも検討してみてください。私が使用している扇風機には10年という使用期間の目安が表示されていました。

最近の扇風機は3000円ぐらいの安物でも音が静かで省エネ設計のものが手に入るので、古い扇風機を無理して使い続けることもないのではないでしょうか。

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節約という意味では大切に長く使いたいものですが、10年を超えると発火などのリスクがあるので、安全という意味でも買い替えを検討した方が良いかと思います。

掃除のしやすさや汚れの付きにくさといった要素も改善されていますし、モーターや羽の形状の進化で風量も良くなっているものですよ。

ちなみに扇風機の汚れ対策として、専用のカバーを使用している家庭もあると思いますが、そのようなカバーこそホコリが蓄積しやすいので、定期交換や洗濯を心がけてください。

小さな子供やペットを飼っている家庭であれば、安全の為にカバーを装着するのも良いと思いますが、ホコリをガードしてくれるだけに、その溜まったホコリがカビの影響を受けやすいことも頭に入れておいてください

洋服用のカバーなどもそうなのですが、ホコリ除けや防菌効果があっても湿気がこもりやすくなってしまうので、むしろカビやすくなってしまう事もあるので気をつけてください。

また別のところでも紹介したのですが、扇風機には涼む他にも様々な使い方があります。

参考扇風機の便利な使い方

強制的に部屋の空気を換気することができたり、大掃除をするときにも扇風機は大活躍してくれるので、上手く活用してみてください。

またエアコンがある家庭でも扇風機と組み合わせることで、冷房費の節約につなげることができます。

参考エアコンの電気代を抑えるポイント

わざわざサーキュレーターを購入しなくても、扇風機を上手く活用することで代用できるものです。扇風機は何かと便利なアイテムなので、定期的に掃除をしながら上手く活用して節約につなげましょう。

ちなみに久しぶりに実家に行くと、ダイソンの加湿機能付き羽なし扇風機があったのですが、風量の調節も首振り機能も高さ調整もできず、加湿機能の水タンクもカビやすいそうで、一週間に一度ぐらい掃除しないと臭くなってしまうとの事で、「買って損した」と嘆いていました

床に置いておくと足元にしか風がこないらしく、わざわざこの扇風機用に台座まで購入していました。

実家ではテレビショッピングで安かったからと購入したとの事だったので、最新の高価なモデルであれば事情も違うのかも知れませんが、安いといっても2万円ぐらいしたそうなので、扇風機だけで考えるとかなり割高になっていました。

ダイソンのようなオシャレで新発想の家電製品は魅力的ですが、家庭によっては相性が悪いこともあるので、しっかりと事前に相性を見極めてから購入してください。

参考家電製品が壊れやすい人の特徴

小さな子供がいたり、ペットを飼っている家庭であれば、羽なし扇風機との相性が良いのだとは思いますが、そうではない家庭にはそれほど恩恵があるとは限りませんし、余計な機能のせいで故障してしまったり、カビ臭さに悩まされてしまうかも知れません。

加湿器も専用メーカーの物であれば、掃除のしやすさの事も考えられていますが、実家のダイソンの加湿タンクは、紫外線で殺菌できるという売り込みだったのに、全く効果がないと嘆いており、タンクを分解するのも大変そうで、なんだか可哀想でした。

節約家でダイソンの扇風機を選ぶ人は少ないと思いますが、テレビショッピングやセールで安かったからと、中途半端に高機能な家電製品を選んでしまうと、メリットよりもデメリットの方が多くなってしまうかも知れないので気をつけてほしいと思います。

もちろんダイソンの羽無し扇風機が悪いという事ではなく、あくまでも相性の問題があるという事です。加湿機能がない扇風機であれば、分解する事なく簡単に拭き掃除が出来ると思うので、家庭によっては高額でも選ぶ価値があると思います。

ただ節約という意味では、3000円ぐらいで売られている扇風機でも風量や首振り機能やリモコンなども備えているので、それほど不満はないと思います。長年古い扇風機を使用している家庭は、安全という意味でも掃除のしやすさという意味でも、買い替えを検討してみる価値があると思いますよ。

コメント

  • ホコリがカビるなんて、、、と思って匂いを嗅いだらホントにカビ臭くて驚きました。
    長年掃除していなかったせいか拭いても落ちないから、思い切って水洗いをしたらスッキリしました。

    by 匿名 €

  • さっそく扇風機をばらして掃除したら想像以上に酷い事になっていて驚きました。たまに掃除機で吸い取ってはいましたが、内部の汚れも掃除しないと危ないですね。

    by ちゃま €

  • ダイソンの扇風機でも首振り機能があるものもあるけど、高さの向きを調節できないから置き場所を選ぶんだよね

    by 匿名 €

  • インテリアとしてはダイソンの扇風機も優秀かなと思います。人目につく場所に昔ながらの扇風機は安っぽくないですか?

    by 匿名 €

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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