節約はレジャー!

意外と見落としがち?地元の名店にも目を向けよう!

地元の名店も侮れない!

地元の名店が建ち並ぶ商店街地元の名店というと飲食店の事が頭に浮かぶかも知れませんが、当ブログは節約ブログなので、いわゆるお買い得商品が売られている地元のお店の話です。

最近はネットの普及もあり、全国どこでも簡単に最安値の価格を調べられ、節約にも多いに役立っているのですが、少し前に立て続けに地元に根差しているお店で売られていた商品の方が、ネットの最安値よりもお得だったという事がありました。

見落としていた地の利

一つ目はインターネット回線です。大手通信業者よりも月額費が安い地元のケーブルテレビ会社が見つかりました。

現在の私は大手通信業者のキャンペーン中に契約しており、普通に契約するよりも割引された価格になっているのですが、何と地元のケーブルテレビ会社のインターネット回線の通信費の方がプロバイダ料金を含めると400円も安くて驚きました。

年間で4800円もの節約になります。通信速度も同じでした(実際の速度はわかりませんが)。

キャンペーン中の契約という事もあり、二年縛りで直ぐに変えるわけにはいかないのですが、契約満了のタイミングで検討してみようかと考えています。新規契約料も無料でした。

もう一つは回転寿司です。大手の全国チェーンの回転寿司屋だと一皿100円というところが珍しくありませんが、味は価格なりといった感じなので、特別お得なイメージはありませんでした。

サイドメニューなどが充実しているので、小さな子供にとっては楽しめるとは思いますが、お寿司のレベルは決して高くありません。

近所のスーパーの鮮魚店で売られているパックに入ったお寿司の方が断然美味しく、夕方に行くと半額シールが貼られている事が多いので、半額だと一貫辺りの価格は100円回転寿司より安くなります。

参考スーパーの半額で狙ってはいけない商品とは?

100円回転寿司に特別良いイメージがなかったのですが、少し前に数年前に出来ていた地元の回転寿司屋に初めて連れていってもらうと、100円にも関わらずもの凄く美味しくてびっくりしてしまいました。

そこの回転寿司屋は元々は様々な価格で販売しており、美味しいけど安くはないといった印象だったのですが、100円になっても美味しさが変わらないどころか、むしろ昔に行った時よりも美味しくなっていて驚きました。

そこの回転寿司は地元にいくつかあり、一店舗だけが100円で展開しているので、上手く仕入れ価格などを抑えられているのかも知れません。

もう一つはドラッグストアです。ドラッグストアも大手が幅を利かせており、多くの商品が割引されていて節約家にとってありがたい存在なのですが、同僚がケガをして絆創膏が必要になり、存在すら意識した事が無かった職場の近くの小さなドラッグストア(○○薬局)に入ると、なんと野菜がとんでもなく安い価格で売られていて驚きました

その時は緊急だったので、さっさと絆創膏だけを購入して出たのですが、あまりにも衝撃的な価格(100円でたっぷり)だったので、後日改めて行って店員さんと話してみると、知り合いの農家が規格外の野菜を安く譲ってくれているとのことでした。

一般的なスーパーで売られている野菜の価格の半額ぐらいで量が倍もあり、隠れた名店を見つけた!と嬉しくなってしまいました。

大量に仕入れられる大手ほど価格が安い傾向があるものですが、地元のネットワークを駆使して頑張っているお店もあるのだと、改めて感心する出来事が続きました。

検索やチラシの乗らない商品

巨大ネット通販会社や全国チェーンの大手企業ほど、大量に仕入れて運搬費の効率も上げて単価を下げられるものですが、捌くのに時間が掛かると倉庫代が嵩むので、さっさと売りさばく為に広告費を掛ける傾向があります。

仕入れ価格や原価はどこよりも安いのかも知れませんが、当然販売価格に上乗せされます。

一般的な仕入れ価格が70円の商品を大量に仕入れる事で50円に抑え、20円分の広告費を掛けて88円で一気に売りさばく事で、18円分の利益が出ないとしても、その数が多いほど利益も多くなります(薄利多売)。

一方で正規の価格の70円でしか仕入れられない小さな会社が、同じ価格で勝負してしまうと薄利小売で商売になりません。120円ぐらいで販売しないと難しくなります。

ですが、先ほど紹介したドラッグストアのように本業とは別に空いたスペースや倉庫を利用して商売するのであれば、薄利小売でも余計な維持費(倉庫代)は発生しません。

もちろん野菜なので鮮度が落ちるといった問題はありますが、大量に売られているわけではないので、おそらく直ぐに売りきれてしまいます。野菜を譲ってくれる農家もメインの野菜を降ろすついでに、商品にならなかった野菜を持ってきてくれるので運搬費も掛かりません。

広告費を掛けてたくさんのお客さんを相手にするわけでもないので、人件費が嵩むような事もありません。

だからこそ、とんでもない安い価格で販売しても成り立ってしまいます。

中途半端にこの方法を広げてしまうと、在庫管理や人件費といった新たな問題が発生してしまうかも知れませんが、おまけ程度にやっているからこそ成り立つ方法です

田舎の方に行くと格安で売られている無人の野菜販売所を見かける事がありますが、あれは仮にいくつか万引きされたとしても成り立ってしまう販売形式です。

もちろん全て万引きされてしまうと手間が増えるだけですが、人件費が掛からない販売形式だからこそ、多少の万引きは織り込み済みで格安で販売しても利益が出る仕組みになっています。

これらのようなおまけ感覚で売られているような商品というのは、チラシやネット検索で見つかるものではありません。地元の人だからこそ活かす事ができます。

ピンポイントで欲しい商品が見つかるとは限りませんが、上手く活用すると節約につなげられるのではないでしょうか。

まとめ 弱小ならではの戦い方

このような地元の名店の方が大手よりもお得な価格だったという出来事が続いた事もあり、最近はよく観察するようになりました。

私は近所のスーパーの隅で売られている洋服など意識した事が無かったのですが、よくよく見ると男性用のトランクスが5枚で1000円で売られていて驚きました。

今はトランクスの数に困っていないので購入しなかったのですが、100均で売られているトランクスのようなペラペラな生地でもなく、それなりにしっかりとした物で驚かされました。

靴下も二足セットで100円で売られており、ネットのセール品よりもずっとお得な価格でびっくりしました。ただその靴下はポリエステル100%だったので避けました。

かなり昔の事ですが、ネットのセール(三足で198円ぐらい)で購入した靴下がポリエステル100%でとんでもない悪臭が発生した経験があったからです。

ネットだと実物に触れて確認する事が出来ないので、このような情報を見落としてしまう事があるのですが、実物があると品質を見極める事も簡単なので騙されるようなリスクも低くなります。

以前にネットで格安のセーターを購入した時も、裏側のデザインが無くてガッカリした事があります。返品も考えたのですが、送料の事を考えると損するぐらいの価格だったので諦めました。

ネット通販だと格安の商品が見つかりやすいですが、中にはこのような粗悪品も混ざっています。

もちろん有名なメーカーの商品であれば、このような事も少ないとは思いますが、節約家が大好きな格安の商品ほど、ネット通販のリスクが高くなるものです。

意外と身近なところにネット通販の最安値よりも安くて品質が良いものが見つかるかも知れないので、節約家は意識してみてほしいと思います。

安いからといって何でも購入するのが良いわけではありませんが、そのような地元の名店を頭に入れておくと、必要になったタイミングで上手く活かす事ができるのではないでしょうか。

全国どこでもネットで簡単に最安値で買えてしまう現代だからこそ、生き残っている個人商店には何かしらの武器があるのだと思います

野菜が安く売られていたドラッグストアでも、一般的な商品は大手のドラッグストアよりも高くて何も購入しようとは思わなかったのですが、精力剤に力を入れているようで凄い品揃えがありました。

そのような事に悩んでいる男性にとっては、そこが最後の砦として役に立っているのかも知れません。ネット通販で奥さんに見つかると困るような商品に特化しているからこそ、生き残っているのだと感じました。

大手とは違った方法で戦っている個人商店ならではの魅力を、今まで見落としていた事を反省する出来事となりました。

おそらく様々な個人商店にも当てはまる事なので、地元の個人商店に立ち寄った際には、どこで勝負しているのか観察してみてください。そのお店の強みが分かると、今までとは違った節約ができるようになるかも知れません。

ちなみに私が住んでいる北海道には地元に根差したセイコーマートというコンビニがあります。コンビニといえばセブンイレブンが最大手ですが、全国で唯一牙城を崩せないのがセイコーマートと言われています。

一般的なコンビニで売られている商品の多くは定価で販売されていますが、セイコーマートは多くのスーパーのように割引して販売しています。

賞味期限間近のお弁当やパンの割引も昔から行っていましたし、24時間営業が少ないのも特徴です。人口の少ない北海道では深夜に訪れる客が少ないので、大手の24時間コンビニの深夜営業の時間帯の多くは赤字になっています。

現在のコンビニでは当たり前になっているポイントカードや店内調理やオリジナル商品といった要素も、いち早く取り入れていて大手コンビ二が後追いするケースも多く見られました。

セブンイレブンのnanakoが取り入れられるずっと前から、北海道にはセブンイレブンのポイントカードが存在していたぐらいです。

また過疎地にもたくさん出店しているのがセイコーマートの特徴です。コンビニは都市部に集中させる事で物流コストを下げるのですが、広大な北海道の過疎地にポツンと出店すると、効率が悪くなってしまうので避けられてしまいます。

セイコーマートはそのような過疎地から野菜や乳製品などを仕入れる事で上手く物流コストを抑えています。地元のコンビニだからこそ出来る工夫で、大手コンビニと対等以上に戦っているわけです。

おそらくどの地方にも知恵を絞って大手企業と戦っている地元企業があるのではないでしょうか。

ネット通販の最安値よりもお得な価格になっている事もあるので、節約家はぜひチェックしてみてください。地元ならではのネットワークで仕入れ値も抑えられているかも知れませんし、100円回転寿司のように大手と同じような価格でも、莫大な広告費を投入している大手よりも品質が良い事は珍しくありません

土地や人件費が安い地方だからこその戦い方があるので、ネットの最安値の商品だけではなく、地の利を活かした地元の名店も意識して節約につなげてほしいと思います。

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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