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カシミヤのセーターがセールでお得!?デメリットもあります

高価なカシミヤのセーターがセール!

高価な洋服をセールで購入して失敗している男性少し前に知り合いの男性が珍しくカシミヤのセーターを着ていました。

その男性はどちらかといえば洋服に無頓着だったので、「いいセーターだね、どうしたの?」と聞いてみると、

「いいだろ?これカシミヤのセーターなんだよ!セールで2000円引きだったんだ」

と嬉しそうにしていました。さらに、

「やっぱり誰から見てもいいんだな~、もう一着買おうかなー」

と言いだし、ちょうど隙間時間があったこともあり、そのカシミヤのセーターが売られているユニクロに二人で行くことになりました。

まだセール中だったこともあり、その男性は色違いのカシミヤのセーターを購入しました。

そして私にも勧めてきたのですが、

「セーターはあまり着ないんだよ~」

と、やんわりと断りました。

価格を見ると男性用のカシミヤのセーターが通常9990円のところ、セールで7990円になっていました。

高価な洋服がセール中でお得なのは間違いありませんが、おそらく私は1990円で売られていても購入しません。

なぜならカシミヤにはデメリットが多いからです。

カシミヤのデメリット

カシミヤは肌触りが良くて気品のある生地ですが、自宅で洗濯するのが難しい生地です。

同じセーターでもウールであれば、洗濯ネットや洗濯機の手洗いコースなどを選ぶことで対応出来ますが、カシミヤはクリーニング屋さんにお願いする必要があります。

桶にでも入れて優しく手洗いすれば出来なくもないのでしょうが、その後に普通のハンガーにかけて干してしまうと、生地が伸びて型崩れてしてしまうので、扱いがとても難しい生地です。

長く愛用する為には手間もお金も掛かるので、私には向いていません。

さらに言うと、私はウールのセーターですら持っていません。

ウールのセーターも毛玉が出来やすかったり、洗濯機で伸びやすかったりするので、普通の衣類と同じようにはいきません。あくまでもセーターが嫌いなのではなく、素材で避けているだけです。

オシャレが好きな人であれば、これらのメンテナンスも含めて楽しめると思うので、全然良いとは思うのですが、私にとっては煩わしさの方が上回ってしまうので、あえて避けています。

むしろフリースや化学繊維が適度に織り込まれている格安の洋服の方が、耐久性が高くてメンテナンスもしやすいので私には合っています。

おそらくファッションに無頓着な彼が購入したカシミヤのセーターも、直ぐにダメになってしまうことでしょう。

それを指摘しようかとも考えたのですが、既に一着購入していましたし、本人が嬉しそうにしていたので、無下に批判するのも悪いと思ってスルーしました。

高価な洋服がセールになっているからと安易に飛びついてしまうと、結局は高くついてしまうかも知れません。

これはあらゆるモノにも当てはあるものです。節約になっているつもりで、意外と損をしているケースがあるものです。

余計な機能はいらない!

私が初めてパソコンを購入したのは十数年前なのですが、当時の私はパソコンの知識がなかったこともあり、家電量販店の店員さんに相談しながら決めました。

12万円ぐらいの予定だったのですが、店員さんに勧められるがままに、ワードやエクセルが入っていてテレビが見られる17万のパソコンを購入してしまいました。

後からこれらの機能をつけるより、既に組み込まれているパソコンの方が3万円ぐらいお得だと言われ、無知な私は納得してしまいました。

そして、その後にワードもエクセルもテレビも使いませんでした。

一応テレビ機能は試してみたのですが、わざわざテレビからアンテナの配線を変える必要があり、しかも画質が悪くて何一つメリットを感じられませんでした。

その後は自分なりにパソコンに求めている機能が明確になったこともあり、余計な機能がないパソコンを購入するようになりましたが、ホントにバカだったなと反省しています。

無知な人ほどカモにされてしまいます。

洋服もセールや福袋で似合いもしない洋服を購入してしまうと、タンスの肥やしになってしまいます。元々が高いだけに処分もしにくいものです。

誰だって専門分野や好きなジャンルのものであれば、自分が求めている機能を明確にすることが出来ますが、日用品のようなちょっとしたモノほど、無意味な機能にお金を払っているのかも知れません。

まとめ 高価=高品質とは限らない

定価の高いモノ、高価なモノがセールで安くなっていると節約になるような気がしますが、必ずしもそうとは限りません。

切れ味抜群の鋼の包丁というのは、定期的にきちんと研がないと切れ味がどんどん落ちてしまいます。

一方でそれなりの切れ味のステンレスの包丁であれば、ノーメンテナンスでも長く切れ味を保ってくれます。

本格的なフライパンほど、しっかりと熱入れをしないと焦げ付きやすいものですが、安いテフロン加工のフライパンだと少量の油でもくっつかないものです。

もちろん包丁に抜群の切れ味を求める料理人であれば、毎日包丁を研いで切れ味を保つことが出来ますが、一般的な主婦が同じことを出来るとは限りませんし、そもそも抜群の切れ味が必要だとも限りません。

鉄のフライパンは数日放置されると錆びてしまいます。毎日のように使う料理人であれば良い状態を保つことが出来ますが、たまにしか使わない人にとっては、いちいち洗い直す手間が必要です。

カシミヤのような耐久性の低い高級生地の洋服というのは、昔は貴族のような裕福層が着ていたものです。

力仕事や雑用もありませんし、メンテナンスも召使いに押し付けられる人が着ていた服です。

企業努力によって一般の人にも手が届く価格になってきましたが、だからといって一般の人の生活に合っているかは別です。

売る側にとっては適度に傷んでくれたほうが、毎シーズン購入してもらえるのでいいのかも知れませんが、より価格の安いウールのセーターであれば、丁寧に扱うことで二シーズンぐらい持つかも知れません。

一方で私が愛用しているフリースは5年以上経っても現役です。多少の擦り切れや毛玉はありますが、十分に身体を温めて続けてくれています。

カシミヤのセーターのデメリット、扱い方の難しさを解った上で、メリットの方が上回るのであれば、セール中に購入できると素晴らしい節約になりますが、安易にセールだけに引っかかってしまうと、直ぐに無駄になってしまうので気をつけてほしいと思います。

高価なモノほど高品質とは限りませんし、安価なモノが低品質とも限りません。そもそも品質というのは、それぞれの人が求めている機能次第です。

カシミヤを着ている事で人から褒められるという機能を求めている人にとっては、耐久性など関係ないのかも知れません。

一方で温かさを求めている人であれば、他にも様々な選択肢が見つかると思います。肌着を温かいタイプに変えるのであれば、1000円未満で解決するかも知れません。

口の中で溶けてしまうような脂身を求めている人にとっては、高級な牛肉のステーキが合っていますが、お腹が空いている人にとっては、脂身の少ないアメリカ産牛肉の吉野家の牛丼が最適なのかも知れません。

高価なステーキが半額だったとしても、魚が食べたい人にとっては何もメリットがありません。半額だからと食べたくもないステーキを選んでしまうと、満足できないだけでなく、例え半額でもお金を無駄にしてしまいます。

あくまでも自分が求めている機能次第です。

どんなに高価な洋服がセールで安くなっていても、求めている機能が満たされていないと、全く節約にはなりません。

求めている機能と合致していない洋服ばかりが入っている1万円の福袋より、9000円で自分が求めている機能と合致している洋服を一着選んだ方が、結果的に節約にもなって満足できるものです。

冒頭で紹介したファッションに無頓着だった彼が、カシミヤのセーターのおかげで興味を持つようになったのであれば、それはそれで立派な機能を果たしているとは思いますが、ヨレヨレになったカシミヤのセーターで恥をかいてしまわぬことを願うばかりです。

恥をかくことで学ぶこともあるので、それも機能の一つとも考えられますが、節約家のみなさんは、しっかりと求めている機能を明確にしてからモノを選んでほしいと思います。

本当に求めているモノを安く購入して、節約につなげましょう!


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