節約はレジャー!

衣替え上手は節約上手、6つのポイントを抑えよう

衣替え上手になろう!

畳まれた洋服衣替えで洋服を久しぶりに取り出すと、虫食いで穴が開いてしまっていたり、黄ばみが酷くて悲しくなった経験がある人も多いのではないでしょうか

ちょっとした黄ばみぐらいならその後の洗濯で綺麗になる事もありますが、中には相当頑固な汚れになってしまったり、アイロンをかけても取れない深いシワが出来てしまって台無しにしてしまう事もあります。

衣替えに失敗すると洋服を台無しにしてしまうので、節約という意味でも気をつけたいポイントです。

そこで今回は洋服の衣替えの6つのポイントを紹介します。効率よく衣替えをして大切な洋服を守りましょう!

1 衣替えの前の準備

まず初めに意識してほしいのが、衣替えの前の準備を整える事です。二度と着ることのない洋服を、わざわざきちんと洗濯をして保管する必要はありません。

全ての洋服を大切にするのは素晴らしいことではありますが、衣替えは洋服の寿命を見極めるタイミングとして最適なので、傷み具合をチェックしてください。

来シーズンに着ることがないだろう洋服の為に、保管場所のスペースまで奪われてしまうと、本当に大切な洋服を適切に収納できずにギュウギュウ詰めになってしまいます

衣替え中に虫食い被害にあう衣類というのは、基本的には動物性の生地(ウールやシルクなど)のものが多いのですが、綿や化学繊維の洋服でも皮脂汚れや食べこぼしが残っていると、虫食いの被害にあう事があります。

洗濯をしても落としきれないような頑固な汚れがある衣類は、虫や雑菌を引き寄せて他の衣類にまで悪影響を及ぼしてしまう事があるので、きちんと見極めてください。

何となく取っておいた洋服のせいで、大切な洋服にまで被害が出てしまう事があるので、不要な洋服はきちんと処分してください。

他にもクローゼットや衣装ケースの中の掃除も大切です。長年掃除していないと雑菌や虫の温床になっている事があるので、衣替えをする前に収納スペースの掃除もしてください。湿気がこもっていると雑菌が繁殖しやすくなるので、水拭きをした後はしっかりと乾燥させる事もポイントです。

衣替え期間中でも時々換気をしてあげると尚良いです。湿気がこもる梅雨時などはクローゼットの中の衣類を取り出して扇風機などで風を送って換気しましょう。

さらに細かな事をいうと、ハンガーの汚れも要注意です。ハンガーの持ち手には手垢ばびっしりと染み付いているので衣替えの前に拭いてください。形状によってはホコリが溜まっている事もありますし、布製の滑らないハンガーだと湿気を吸って緑色にカビてしまう事もあります。

せっかく綺麗に洗濯をした洋服でも、収納する側の汚れが酷いと虫や雑菌が繁殖しやすくなってしまうので気をつけてください。

他にも衣替えの前の準備として洗濯層の掃除も意識してください。洗濯槽が汚れていると衣類に余計な汚れや匂いが付着してしまいます。これも意外と見落としがちなポイントなので意識してください。

参考洗濯槽の掃除でコスパが良いのは?

衣替えのテクニックというと、洗濯や防虫剤ばかりが取り上げられているのですが、これらの準備が整っていないと難しいので見落とさないでください。

2 普段の洗濯物と分ける

ドラム式洗濯機の様子衣替えをするべき洋服を振り分けられたら、収納する前に徹底的に洗濯をする必要があります。僅かでも皮脂汚れが残っていると変色したり、雑菌が繁殖してしまいます。

衣替えで失敗してしまう最も大きな原因が、この汚れ残りです。

基本的に皮脂汚れというのは放置される時間が長いほど頑固になってしまうので、衣替え用の衣類は普段の洗濯物と分けて別に洗濯をする必要があります。

さらに衣類の生地によって洗濯の仕方も違うので、デリケートな生地の衣類とそうではない衣類に分けてください。

そして洗濯をする前にポケットの中に貯まったホコリを取り除いてください。想像以上に溜まっているはずです。

衣替えで保管する時に汚れを残さない為にも、これらのような準備が大切です。

3 衣替え用の徹底洗濯

衣替えをする衣類に汚れを残さない為の洗濯で有効なのが「洗濯機の水温の管理」です。

基本的に汚れはお湯の方が落ちやすいので、お風呂の残り湯で洗濯をしている家庭もあると思いますが、衣替え前の衣類の洗濯に限っていえば、お風呂の残り湯ではなく綺麗なお湯を利用してください。

衣類の生地によっては30℃未満という指定もあるので、しっかりとタグをチェックして分けて洗濯をしましょう。

ドライクリーニングが必要なデリケートな衣類は別ですが、一般的な衣類は洗濯機の強力なコースを選択してください。普段はすすぎ一回の洗剤でスピードコースで洗濯している家庭でも、衣替えの前は強力なコースを選んで徹底的に汚れを落としてください。

なるべくなら洗濯洗剤も洗浄力が高いタイプが理想です。頻繁に洗濯をする衣類の汚れは、すすぎ一回の洗浄力が弱いタイプでも問題ないかも知れませんが、僅かでも汚れが残っていると衣替えで長期間放置される事で頑固な汚れになってしまいます。

参考洗濯洗剤を節約するポイント!

もう一つポイントを紹介しておくと、直接肌に触れるシャツのような衣類は、襟の生地の奥深くにまで皮脂汚れが付着しているので、個別で揉み洗いをしてから洗濯機に入れてください。

白いワイシャツのような汚れが目立つ洋服だと意識している人も多いのですが、カラフルなシャツにも同じように皮脂汚れが染み込んでいるので、衣替え前だけでも同じように対処してください。

襟袖専用の洗剤でなくても、固形石鹸や台所洗剤や洗顔フォームなどを塗り込んでもOKです。軽く揉み洗いをしたり、使い古した歯ブラシなどで洗ってください。

白い衣類は汚れが目立ちやすいだけにケアをしている人が多いのですが、一般的な衣類だと対処していない人が多いので気をつけてください。目立たなくても雑菌が繁殖して繊維が傷んだり、色褪せの原因となってしまいます。

衣替え前の衣類の徹底洗濯は普段以上にしっかりと行う必要があるので、温度管理や洗剤選びなども含めて分けて行ってください。

理想はクリーニングに出す事ですが、ビニールに被ったまま長期保管をしてしまうと湿気がこもって雑菌が繁殖してしまう事もあるので、衣替え時にはビニールは外してからクローゼットに入れてください。

4 アイロン

シャツとアイロン雑菌は熱によって死滅するので、衣替えをする洋服にアイロンをかけてあげる事も有効です。

衣替えで畳むことになる洋服であれば、綺麗に皺を伸ばす必要はありません。皮脂汚れや汗染みが残りやすい箇所(襟や脇)だけでもアイロンをかけて殺菌してください。

汚れ残りがあるとアイロンをかけた時に悪臭が漂う事もあるので、その場合は個別に手洗いなどをして、しっかりと汚れを落としてください。このチェック作業としても衣替えの前の衣類にアイロンをかけることに意味があります。

衣替えをする全ての洋服にアイロンをかけることは大変ですが、綺麗に皺を伸ばす事にこだわる必要はないので、それほど手間にはならないはずです。ただしスチームの湿気が残ったままだとリスクがあるので、しっかりと乾燥させてください。

5 保管時の注意点

衣替えで洋服を上手に保管するポイントは、生地の種類に合わせて収納スペースを分ける事です。クローゼットの中で吊るす洋服はスペースの問題もあって難しいですが、タンスや収納ケースに中に畳んで入れる洋服は、生地別にを分けて収納してください。

虫食いの被害に合いやすい天然素材の生地を収納するケースには、防虫剤をケチらずに入れるのがポイントになるのですが、この手の商品には防虫剤と除湿剤があるので間違えないでください。

どちらの機能も兼ね揃えているものがあるのですが、虫食いの被害に合いやすい天然生地の衣類には防虫作用があるタイプを選びましょう。

綿や化学繊維の生地の衣類は、きちんと洗濯をして収納場所の掃除をしていれば、価格の安い除湿剤だけでも良いですし、湿気の高い梅雨時などに時々取り出して乾燥させてあげるだけでもOKです。

コートやジャケットのように生地にハリのある洋服は、詰め込み過ぎると型崩れしてしまうので気をつけてください。クローゼットで吊るして保管するにしても少し隙間を開けましょう

吊るして保管する衣類だと防虫用のカバーで覆うのも効果的だとは言われているのですが、これもクリーニングのビニール袋のように湿気がこもる要因になったり、ホコリが溜まってカビてしまう事があります。

新品の防虫カバーであれば良いのですが、その効果は半年ぐらいしかもたないので、冠婚葬祭に使うスーツなどに何年間も付けっぱなしにしてしまうと、むしろ傷む原因となってしまうので気をつけてください。

湿気の高い梅雨時などはクローゼットの中から洋服を取り出して乾燥させたり、クローゼットの中も換気するようにしてください。

水とりぞうさんのような除湿剤を入れるのも良いのですが、クローゼットは開け閉めする度に空気が入れ替わってしまうので、密封状態でないと効果はあまり期待できません。

6 衣替えから取り出した洋服の洗濯

きちんと衣替えをした洋服を取り出した時にも、着用する前に洗濯をした方が良いです。

実は洋服に最もダニが付いている時期は、衣替えで取り出した時とも言われています。

きちんと対策をしていれば虫食いや黄ばみは抑えられるのですが、目に見えないダニや雑菌が付着しているかも知れないので着用前に洗濯をしてください。

防虫剤の成分や匂いを落とす意味もあるのですが、長期間畳まれて付いた皺をリセットする意味もあるので、衣替えで久しぶりに取り出した洋服も洗濯してあげてください。

まとめ  衣替えの重要性

上手に衣替えをするポイントをまとめると、

  1. 衣替えの前の準備
  2. 衣類の仕分け
  3. 徹底した洗濯
  4. アイロン(殺菌)
  5. 適切な保管
  6. 取り出し時の洗濯

になります。どれも大切な事なので防虫剤を入れたからと安心しないで、きちんと向き合ってみてください。

ちなみに私は節約家という事もあり、防虫剤が必要な高級生地の衣類をほとんど所有していないので衣替えも楽な傾向があります。

自宅での洗濯が難しい衣類や虫食いに合いやすい生地がないと、余計な維持費が掛からなくなり、洗剤の使い方もしなくても良いので普段の洗濯も楽になります。

セールでカシミヤのセーターが格安で売られていても、維持費やメンテナンスの手間を考えると大変なので、同じような価格ならアクリルのセーターを選んだ方が私の生活には合っています。

オシャレが大好きな人であれば、手間やお金を掛けてでも所有する価値があると思いますが、そうでもない人が中途半端に背伸びして購入してしまうと、直ぐにダメにして高くついてしまうので気をつけてほしいと思います。

他にも所有する洋服そのものの数を絞ると、わざわざ衣替えで入れ替える必要も無くなっていきます。少ない洋服を着回していると、それだけ短期間で寿命を迎えるので流行にも合わせやすくなります。

参考服を減らせば、おしゃれになる

そもそも衣替えが必要ない状態にする事こそ、最も上手な衣替えのテクニックでもあるので、節約家のみなさんは意識してみてください。年がら年中同じ洋服を着るわけにはいきませんが、数を絞るだけでもグッと楽になってくれますよ!

コメント

  • たしかにカバーは危険、カビて焦ったことある
    洗濯槽の掃除は定期的にしてるけど衣替えの前にもした方がいいのね

    by 匿名 €

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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