節約はレジャー!

個人情報を完璧に守る方法がないからこそ、やるべきこと!

個人情報を守る方法とは?

一般的に個人情報を守る方法というと、パソコンやスマホなどのセキュリティを上げる方法になるのでしょうか。

有料のセキュリティソフトを導入したり、心当たりのないメールの添付ファイルを開封しないことだったり、怪しげなサイトに登録しないようなことです。

これらはネット社会で個人情報を守る方法ですが、一般社会で個人情報を守る方法となると、郵便物のあて名をシュレッダーでカットしたり、自宅に表札を出さないようにしたり、電話帳に登録しないようなことになります。

これらのような一般的な個人情報を守る方法が悪いわけではありませんが、そもそも個人情報を完璧に守る方法はありません

大企業や政府の機関からも個人情報が流出することがありますし、個人でどうにか出来る問題だけではありません。この、

「個人情報を完璧に守る方法はない!」

という前提で組み立てると、やるべきことが見えてくるものです。

それは定期的に個人情報のアップデートを行うことと、物理的なリスクを下げる方法です。

個人情報のアップデートとは?

個人情報のアップデートを簡単にいうと、住所を変更するようなことです。他にもメールアドレスや電話番号なども当てはまります。

定期的に個人情報が変わると、既に流出してしまった情報が役に立たなくなり、さらにいくつかのパターンが見つかると相手側も混乱するのでターゲットにされにくくなります。

住所や電話番号を変更するのは簡単ではありませんが、メールアドレスぐらいであれば簡単です。実際に私も数年置きに新しいメールアドレスを取得し、重要な相手のメールアドレスだけ移行するようにしています。

細かなところだと車のナンバープレートなども当てはまります。

しばしば車のナンバープレートをお気に入りの番号にしている人がいますが、「1111」のようなわかりやすい番号だと、特定されやすくなってしまいます。

実際に知り合いの男性が特徴的なナンバープレートで、たまたま奥さんの友達がラブホテルから出てくるところを目撃したらしく、不倫がバレて大変だったそうです。

車そのものは街中でよく見かけるタイプだったので、ありふれたナンバーであれば特定されなかったかも知れません。

さらに細かな事を言えば、特徴的なファッションや髪型なども当てはまります。いつもハンチング帽をかぶっていたり、特徴的な髭を生やしていたり、サングラスをかけていたりすると、個人を特定されやすくなります。

これらのような自分らしさやこだわりといった個性を固定しないことも、個人情報のアップデートに含まれます。定期的に個人情報のアップデートを行うことで、既に流出してしまった個人情報の価値を減らすことができます

浮気のような後ろめたい事をしていなければ、それほど気にする必要もないのかも知れませんが、誰にでもあまり人に知られたくない趣味や行動の一つや二つは、あるのではないでしょうか。

仕事中に役立つような個性を持つのが悪いとは言いませんが、それらをプライベートで使い分けるといった視点を持つ事で個人情報を守りやすくなります。

個人情報の使い分け

個人情報の使い分けというのは、偽名や捨てアド(予備のメールアドレス)を用いることです。

病院や銀行などで偽名を使えということではなく、お店の予約のようなどうでも良い個人情報の時に偽名を使うようなことです。芸能人の芸名のように、自分なりの架空の名前を設定してしまっても構いません。

実は私の本名は少し珍しい苗字で、普通に読むと間違った読み方になることが多いので、わりと昔から偽名を使っていました。

お店の順番待ちで名前を書くときは、いつも決まった偽名を使うようにしています。

ネットのメールマガジンなどに登録する時も捨てアドと偽名を使用します。決済や申し込みが発生するタイミングで、改めてメインのメールアドレスや本名で登録するようにしています。

これらのようにどうでもいいところに、個人情報を使用しないことで流出した際のリスクを下げることが出来ます。

ちなみにグーグルのメールアドレスだと、簡単に使い分ける裏技があります。

「abcd@gmail.com」

のようなメールアドレスで登録しているのであれば、

「abcd+1@gmail.com」

のように@の前に「+」を入れると、簡単に増やすことが出来ます。

「+1」でなくても「+2」や「+10」でもいいですし、数字でなくても構いません。

全て元のメールアドレスに届きますが、宛先には「+1」と表示されます。

「efg」という名のサイトのメールマガジンに登録するのであれば、

「abcd+efg@gmail.com」

と入力した上で、そのメールマガジン以外からこのアドレス宛にメールが届くと、そこから流出したことが特定できます。

このような使い分けが面倒な人でも、数年置きに新たなメールアドレスを取得し、大切なメールだけを移していくようにしてみてください

そのタイミングで様々なサイトに登録しているIDやパスワードを変更することで、さらに個人情報が流出した際のリスクを下げることが出来ます。

個人で100%流出を防ぐ事は出来ませんが、流出した際のリスクは下げられるという事です。

物理的なリスクを下げる方法

そしてもう一つの個人情報を守る方法として、物理的なリスクを下げる方法があります。

一番わかりやすいのはパソコンやスマホを使わないということです。

単純にネット経由で個人情報が流出しなくなります。他にも表札を出さなかったり、電話帳に登録をしないようなことです。

ただパソコンやスマホを手放す生活というのは現代では難しいと思うので、まずは簡単に出来ることを紹介します。

誰にでも出来るのは日頃から電源を落とすことです。ネットに接続されていなければ個人情報は流出しません。深夜にも関わらず電源を入れっぱなしにするようなことは、なるべく避けましょう。

スマホやタブレットであれば、安易にGPSやフリーWi-Fiに接続しないことです。必要な時にだけピンポイントで接続するのであれば、リスクを下げることが出来ます。

またIDやパスワードの管理も同様です。

パソコンのソフトやブラウザの機能で一括管理できるものもありますが、それらは有能なハッカーやウィルスの進化によって破られるリスクがあります。

偽名や捨てアドで登録しているどうでも良いサイトにログインするのであれば構わないのですが、銀行口座などの大切な情報を扱うサイトの場合は、パソコン内で管理するのではなく、紙などで別に管理することでリスクを下げられます。

手書きのノートでも、

「楽天銀行 ID:abcd  PS:efgh」

のような誰にでも判る書き方ではなく、

「rid:dcba  rps:hgfe」

のように自分だけが判る一工夫(イニシャルや逆から書くなど)を加えておくことで、それが紛失した際の物理的なリスクを下げることが出来ます。

さらにパソコンやスマホのマイクやカメラもリスクになります。それらが裏でこっそりと作動して個人情報を漏らす可能性があるので、不必要な機能は付けるべきではありません。

自宅のパソコンであれば全ての人にマイクやカメラが必要だとは限りません。ノートパソコンだと予めマイクやカメラが内蔵されている事が多いのですが、デスクトップパソコンだと付属していないので、物理的にそれらを経由して情報が流出するリスクを下げることが出来ます。

必要な時にだけでカメラやマイクを接続できればいいのですが、スマホやノートパソコンのように内臓されている場合は、カメラやマイクにシールなどを張って対策することがおすすめです。

スマホでも自撮りをしない人であれば、フロントカメラのレンズにシールを張っても問題ないですし、裏面のカメラのレンズも汎用のスマホケースに入れて置けば、普段は塞いでおくことが出来ます。

他にもスマホのGPS機能などもOFFにしておきましょう。必要な時にだけONにすれば事足りるはずです。

どんなに実力のあるハッカーでも、カメラのレンズの前に張ってあるシールを剥がすことは出来ませんし、紙のノートの中身を覗き見ることは出来ません。

個人情報を守る為には定期的に個人情報をアップデートし、偽名や捨てアドなどを活用して使い分け、物理的なリスクを下げることを意識してみてください。

またクレジットカードや保険証など更新で古いものを捨てる際にも、細かくカットしてから捨てる人は多いと思いますが、そのような重要な情報が含まれている物を捨てる時は、分割して捨てるのも物理的なリスクを下げる事になります。

最近は半透明のゴミ袋が一般的なので、そのような個人情報が含まれている物が透けているので、別の小袋に入れてから捨てるといった事でも悪くはないのですが、それだと一ヵ所にまとまっているだけに組み立てる事が出来るかも知れません。

一方でゴミの日を分けて全てのパーツが揃わないように捨てる事で、そのような物理的なリスクを避ける事が出来ます。

ハガキや封筒の名前や住所ぐらいでここまでするのは大変ですが、重要な番号が含まれている場合は細かく刻んだとしても分割するように意識してみてください。

高価なセキュリティソフトやセキュリティ会社に依頼することだけが、個人情報を守る方法ではありません。流出した際のリスクを下げるという視点を持つ事も大事です。

まとめ 個人情報流出は完全には防げない

信頼のおける大きな会社でも個人情報が流出することがありますし、政府のような機関でも同様です。

「個人情報を完璧に守ることは出来ない」

という前提で考えることが大切です。これこそが個人情報を守るポイントになります。

お金に余裕がある人であれば、高度なセキュリティシステムやセキュリティ会社と契約したり、泥棒が浸入する事が困難な高層マンションに住むといった事も出来ますが、一般の人には難しいと思います。

参考Windows10にセキュリティソフトは不要?

一方で個人情報が流出してしまっても困らない状態を意識するのであれば、それほどお金を掛けずとも出来る事がたくさんあります。

セキュリティソフトやシステムのアップデートだけでなく、個人情報も定期的にアップデートし、重要ではないところでは偽名や捨てアドを用い、物理的なリスクを下げながら個人情報を守りましょう

卒業アルバムや同窓会の名簿が流出することもありますし、そもそも全ての個人情報を自分で管理できるものではありません

また定期的にメールアドレスなどの連絡先を変えると、本当に必要な相手とだけ再登録することになるので、情報の整理もすすみます

選挙の時にだけ連絡してくる人や、お金に困って手あたり次第に連絡をしてくる人とも距離を置けるので、定期的に個人情報をアップデートすると人間関係も晴れやすくなりますよ。

また不要な銀行口座やクレジットカードなども同様です。いつでも新たに作れるものを取っておくのではなく、定期的に整理することで大切な情報の管理もしやすくなります。

ログインすることがなくなったサイトや不要なメールマガジンなども、定期的に整理してください。本当に大切な情報を埋もれさせない為にも大事な事です。

個人情報を完璧に守る方法がないからこそ、やるべきことがたくさんあるので、出来ることから取り入れてみてください。

また怪しげな人物と付き合わないといった事も大切です。それについては別のところで紹介しているのですが、

参考相手を見極める能力を高める方法

ちょっとした習慣で初対面の人でも見極めやすくなるので、参考にしてみてください。

追記 価値を感じさせない方法

少し前に忘年会に参加する時に、タクシーに乗って会場に向かう途中で会社の同僚のアパートに迎えに行きました。到着したと電話で知らせると玄関から彼が出てきたのですが、鍵をかける様子もなくタクシーに乗り込んできたので、

「あれ?一人暮らしだよね?鍵は?」

と聞くと、

「ああ、俺は鍵なんてかけたことないよ」

と驚くべき発言をしました。タクシーの運転手さんにこの事を聞かれてしまったかも知れないので不安になったのですが、

「こんな古いアパートに入る泥棒なんていないよ、部屋に貴重なものもないから問題ない」

とあっけらかんとしていました。実際に被害にあったことも一度もないそうです。同じような理由で彼は古い中古車しか買わないのだそうです。それほど価値がない車であれば、車両保険は必要ないのも頷けます。

この彼の行動が正しいとは思いませんが、そもそも守るべきものが無ければ被害にあうことがないというのは、新たな視点だなと感じました

銀行口座にお金がなければ通帳やカードを奪われても被害は受けませんし、自宅に貴重な物がなければ泥棒に入られても大きな被害にはなりません。玄関の鍵が空いていれば窓を割られずに済むかも知れません。

車の盗難も海外で人気のある車種ほどリスクが高まりますが、日本だけの軽自動車であればリスクは低くなります。

不要な物や余計な物を所有しないことも、個人情報を守ることの一つなのかも知れません

本当に大切な物を守る為に、お金を掛けて対策をするのは悪い事ではありませんが、たいして重要ではない物の為に余計なお金を掛ける必要はないものです。

ちなみに彼は節約家でもなんでもなく、パチンコ大好きの浪費家タイプです。有り金を全て使ってしまうような人なので、おそらく合理的な判断でこのような生活スタイルになったわけではなく、単純にお金がなくてシンプルになったのだと思います。タクシー代も当然のように支払わずに出ていきました(苦笑)。

鍵をかけないような事は真似するべきではありませんが、不要な物を所有しないことで余計なリスクを背負わずに済むという意味では、印象深い出来事となりました。

有名なお金持ちの個人情報は狙われやすいかも知れませんが、それほど価値のないであろう人物の個人情報は狙われないものです。必要以上に見栄をはって価値のある人物のように見せかけてしまうと、余計なリスクを抱えることになるかも知れません。

もし私が強盗だったとすると、目の前に金持ちそうな身なりの人と普通の人がいれば、やはり金持ちそうな人のバッグを狙うと思います。

そういう意味でも彼のように価値を感じさせない工夫というのも、個人情報は守る一つの方法なのだと思います。

もちろんタクシー運転手がいる車内で、自ら個人情報をさらけ出してしまうのは問題です。これは質問した私にも問題があるので反省ポイントですが、こういった意識の低さも問題になると思います。

少し前に高須クリニックの院長が空き巣被害にあった事がニュースになっていたのですが、彼はSNSで長期休暇中のバカンスを報告していた事が要因なんだそうです。

有名人でなくてもSNSで自ら個人情報をさらけ出してしまっていると、タチの悪い知り合いに同じような事をされるかも知れません。

個人情報は完璧に守る方法がないからこそ、不用意に自らさらけ出すような事は避け、定期的に個人情報をアップデートし、見栄を張って不必要な高級品を所有しない事が大事なのだと思います。

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]