節約はレジャー!

元気が出る食べ物のニンニクにもリスクがあると感じた話。

ニンニクのパワー!

私はニンニクが好きでよく料理に利用しますし、当ブログでもフライパンで簡単に作れるガーリックトーストを紹介した事があるのですが、

参考食パンで作ったガーリックトーストが最高!

少し前に知り合いに誘われて訪れた居酒屋さんで、ニンニクの串焼きを食べる機会がありました。

私が近所のスーパーで購入する3株で100円ぐらいのニンニクとは違い、ぷっくりとした大ぶりなニンニクが4片も刺さっており、

「これは青森の良質なニンニクだから匂わないよ」

と自信満々に店主に言われ、実際に食べてみると凄く美味しく、ニンニク臭も気にならなくて驚いてしまいました。

「やっぱり国産は違うんだなぁ~」

と知人と盛り上がっていると、気を良くした店主がそのニンニクを使った丸揚げ(素揚げ?)の料理も出してくれ、それも凄く美味しくて感動しました。

その後に帰宅して0時前にはベッドに入ったのですが、どうもニンニクのせいで妙な元気が漲ってしまい、なかなか寝つく事ができませんでした。

何時ごろに寝たのか分からないのですが、朝目が覚めると5時前で再び驚いてしまいました。普段は6時半頃に起きるので、それまでベッドの中にいたのですが、物凄く目が覚めてしまい、全く眠る事ができませんでした。

ニンニクのリスク

さらに驚いたのが胃もたれです。食べ過ぎや飲み過ぎによる胃もたれというよりは、胃が熱くなるようなもたれ方をしており、普段自分でニンニクを調理して食べた時には感じない違和感がありました。

その違和感はお昼過ぎまで続いてしまい、その後に強烈な眠気と戦う事になってしまいました。

当ブログでは以前に栄養ドリンクのリスクについて紹介した事があるのですが、

参考栄養ドリンクの意外なリスク

この時と同じような事になってしまいました。

ニンニクは元気が出るスタミナ食として有名ですが、時間帯によっては元気が出過ぎるのも問題です。

そこでニンニクのリスクについて調べてみると、過剰摂取は胃や腸の負担になるばかりでなく、肝臓の負担にもなるという情報が見つかりました。

特に最近はニンニクのサプリメントなどによる過剰摂取の問題が増えているそうで、健康の為に良かれと思って取り入れ過ぎてしまうと、身体の負担になる事があるようでした。

これはニンニクに限った事ではありませんが、何事もバランスが大事なのだと改めて感じる出来事となりました。

ちなみにニンニクの一日の摂取目安は、成人で生のものだと1片、加熱したものだと2片とありました。身体の小さな子供は半分です。

ただこの目安も人によって身体の大きさも違えば内臓の強さも違うので、必ずしもベストだとは限りません。

それこそ小さな輸入ニンニクと青森県産のぷっくりとしたニンニクでは、1片の大きさが全然違います。

健康の為に毎日ニンニクを食べているという人は、自分なりに食べるタイミングや量などを意識する必要があります。

元気が出るのは良いこと?

ニンニクのパワーや栄養ドリンクで元気になる効果が悪いわけではありませんが、それこそ就寝前に元気が出てしまうと、疲労回復にとって最重要な睡眠の質を悪化させてしまう事になってしまいます

よくサプリメントの広告などで、「毎日の活力の為!」といった感じで、元気が出そうな事をアピールしていますが、これに依存してしまうと、元気が出なくなった原因を改める事ができなくなってしまいます。

明らかに栄養不足の人が栄養を補う為に取り入れるのであれば別ですが、生活そのものに問題がある場合に無理やり元気を出して行動してしまうと、徐々に身体に負担が蓄積していってしまいます。

どうしても徹夜で仕上げなければならない仕事など、一時的に元気が出る食べ物や栄養ドリンクに頼るのであれば、負担も一時的なもので済みますが、常用してしまうとリスクが高まってしまいます。

あるサプリメントのCMで、子供のお弁当を作る為に毎朝早起きをして辛い主婦が、その元気が出るサプリメントのおかげで目覚めが良くなり、習い事にも精を出せるようになったとアピールされていたのですが、本当に身体の事を考えるのであれば、習い事をする時間に昼寝でもして身体を休めた方がずっと良いはずです。

お医者さんの管理の元に取り入れるのであれば、上手くバランスを取って調節してくれるのかも知れませんが、素人判断で「身体に良さそう」「元気が出そう」といった感じで取り入れてしまうと、徐々に身体が蝕んでいくかも知れません。

まとめ 過ぎたるは猶及ばざるが如し

私はニンニクパワーのおかげで元気が出る事を実感したわけではあるのですが、逆に怖さも感じてしまいました。

「明日は失敗できない大事な用事があるから、元気が出るニンニクを食べておこう」

と良かれと思ってたくさん食べてしまうと、睡眠不足になってしまうかも知れません。

普段の私は週に2回ぐらいのペースで、小ぶりな輸入ニンニクを2片ぐらい自炊に使用していたので、あまり怖さは感じなかったのですが、ニンニクのような身体に良いと言われている食材でも、食べ過ぎるとリスクになるのだと改めて実感する出来事となりました。「過ぎたるは猶及ばざるが如し」です。

最近は健康を気にする高齢者を中心に、サプリメントの過剰摂取による肝機能低下が増えているそうなので、皆さんも健康食品といったものでも取り過ぎには注意してください。

ビタミンCのようなものであれば、たくさん摂取しても不要な分は体外に排出されるから問題ないといった意見もあるのですが、不要な栄養をただ排出する為だけに内臓を疲弊させてしまっていると、思わぬリスクを巻き込まれるかも知れません。

慢性病と呼ばれるものの多くは食べ過ぎが原因ですし、過剰摂取は単純に体重が増えるだけではないので、改めて自分の身体の体感と向き合ってほしいと思います。

もちろんニンニクが悪いわけでもありませんし、適度に取り入れる分には味方になってくれると思いますが、あまり極端な取り方にはならないように意識してほしいと思います。

それこそニンニクには口臭のリスクもありますし、人によっては体臭も臭くなる事があるそうなので気をつけてください。

逆に普段あまりニンニクを食べない人が、たまに

「ガッツリとしたニンニク料理を食べたい!」

といった気持ちになったのであれば、それは身体がニンニクに含まれている何かしらの成分を欲している可能性が高いので、そのようなタイミングであれば不足している栄養を補えて身体に良いと思います。

参考好きな食べ物と食べたい物の違い

人間の身体というのは良く出来ているもので、身体が欲している栄養があると、過去の経験を元にその栄養分が含まれている食べ物を食べさせようと促してくれます。

汗をかいて身体の水分が不足すると喉の渇きを感じるように、自分の好みではない食品を妙に食べたくなった時というのは、脳からの指令が下されている可能性が高いです。

そのようなタイミングで摂取するのであれば、不足している栄養を補えるので健康に良いのですが、「テレビで身体に良いと紹介されていたから」「医者が勧める健康食品だから」といった基準で安易に取り入れ過ぎてしまうと、自分の身体からのサインを見逃す事になってしまいます

子供が甘い物を欲するのにも理由がありますし、辛い物や苦い物を嫌うのにも理由があります。大人と違って身体の成長に必要な栄養分があるので、大人側の都合で無理やり健康食ばかりにしていると、必要な栄養を摂取出来ません。

もちろんお菓子のような加工度の高い食品だと、脳が求めている栄養とのズレが生じやすくなってしまうので、ある程度の管理は必要ですが、無理やり苦手な野菜ばかりを食べさせる必要はありません。

逆に運動量も筋肉量も減っているお年寄りが、三食しっかりと食べないといけないわけでもありません。成人一人当たりに必要な栄養といったものも、あまり身体を動かさない人にとっては過剰摂取になってしまうかも知れません。

全く同じ量の食事を取っても太る人もいれば痩せる人がいるように、人それぞれ求められる栄養量は違います。運動量や筋肉量だけでなく、身体の大きさや内臓の強さも関係してきますし、一概に正解など決められるものではありません。

最新の研究による情報といったものを参考にするのは構いませんが、自分の体感を無視して鵜吞みにしてしまうと、思わぬリスクに巻き込まれるかも知れないので、自分の体感も大切にしてほしいと思います。

ニンニクによって元気が出る効果は素晴らしいものですが、時と場合によっては元気が出る事がリスクになる事もあるので、それぞれ自分の生活に合わせて上手く取り入れてほしいと思います。

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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