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食べたいモノを食べると健康になる理由、好きなモノとの違い

食と健康

美味しそうなカレーライス先日、テレビを見ていると興味深い内容が紹介されていました。

「カレーが食べたくなった時は風邪のひきはじめ」

という情報です。

簡単にそのテレビで紹介されていた内容を説明すると、

ウィルスが体内に侵入してくると体は臨戦態勢に入り、ウィルスと戦う為に免疫細胞が活動的になり、するとカレーを食べたくなるのだそうです。

カレーに含まれているターメリック(ウコン)にはクルクミンという成分が含まれており、クルクミンは肝臓の機能を活発にする効果があります。

人間の脳は過去にカレーを食べた時に肝臓の機能が向上したことを記憶しており、無意識にウィルスと戦う為にカレーを欲するようになるのだそうです。

誰もがそれほど好きでもないはずのモノを、無性に食べたくなることがあると思いますが、風邪の引き始めにカレーが食べたくなるように、何かしらの理由があると考えられます。

この自分の心の声(○○を食べたい)に耳を傾けると、健康につながる可能性が高いです。

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食べたいモノと好きなモノ

「食べたいモノ」と「好きなモノ」は違います。

バーベキューの肉普段あまり肉を食べない人が、たまに「肉を食べたい」と感じた時は、身体がタンパク質なり、鉄分なりを欲している可能性があります。

甘いモノが苦手な人が、時々甘いモノ食べたくなるのも同様です。脳が今必要な栄養素を求めて、食べさせようと促します。

そして実際にそのような状態で食べたモノというのは、脳が要求していた(不足していた)栄養分なので、とても美味しいと感じます。

わかりやすく言えば運動をした後に喉が渇いている状態です。そのタイミングで飲む水は最高に美味しいと感じます。

この美味しいかった時の記憶だけを頼りに、好きな食べ物を選んでも同じような美味しさを感じるとは限りません。

「前に食べた時はもっと美味しかったのに・・・」と、誰もが感じたことがあるのではないでしょうか。

その時々の身体の状態によって美味しいと感じる栄養素は違います。どんなに好きなモノでも食べたいときに食べないと満足度は少なくなります。

水道水でも喉が渇いている時は美味しいものですが、一方で喉が満たされている時は高級ミネラルウオーターでも美味しさを感じないものです。

食べたいモノを見極める方法

身体が欲している栄養素が含まれている食べ物を見極めるには、常識に惑わされないことがポイントです。

シンプルな掛け時計ここでいう常識というのは、決まった時間に食事を食べるという常識です。

それほどお腹が空いていない状態なのにも関わらず、いつもの時間だからと食事を取ってしまうと、脳が求めている栄養には出会えません。

そもそも脳が栄養を求めていない状態なので、どんなに好きな食べ物でも満足感が得られません。

身体が欲している栄養素を見極める為には、食事を抜くことが最も簡単です。

参考一日一食の意外なメリットとは?

簡単といっても慣れないと難しいかも知れませんが、きちんとお腹が空いたタイミングで食事を選択することがポイントです。

普段から三食きちんと食べている方は、一食抜くだけで凄くお腹が空きます。この時に心から食べたくなるモノは、その時の身体が欲している栄養素が含まれている料理の可能性が高くなります。

この時に炭水化物がメインの料理が思い浮かぶと、それほど栄養は不足していないのかもしれません。炭水化物は主にエネルギー源となるカロリーを摂取することが目的です。

カロリーは身体に蓄えられた脂肪でも十分に代用できるので、本当に身体が欲している栄養素ではなく、空腹感を満たす為に欲している可能性が高いです

一方で肉や魚や野菜やキノコや貝類など、特定の食材を食べたくなった時は、まさにその食材に含まれている栄養素を欲している可能性が高くなります。

ケーキ普段甘いモノが苦手な方でも、疲れている時に甘い物を欲したりするものです。まさに脳が無意識に求めている証拠です。

油分を求めれば揚げ物が食べたくなるものです。

塩分を求めれば味の濃い料理が食べたくなるものです。

寒ければ体温が上がるモノを欲します。暑ければ体温を下げるモノを欲します。

食べたくなるモノというのは、その時々に必要としている栄養素が含まれている可能性が高いです。だからこそ、とても美味しく感じられて満足度が高い食事になります。

当然、不足している栄養分が補われるので健康の為にもメリットがあります。

自分の心の声に耳を傾けてください。

それが最も美味しく食べ物を頂くコツです。お腹が減っていないタイミングで三ツ星レストランの食事をしても、満足するとは限りません。

逆にそれほど食欲がわかない時は、食事の時間だからと無理やり食べる必要などありません。脳が食欲を落とす理由が必ずあるので、食事を抜くなり、減らすなりすればいいだけです。

粗食のすすめ

シンプルな卵かけご飯食べたいモノを見極める為に簡単な方法が食事を抜くことですが、普段の食事を質素にすることでも同様の効果があります。

質素といいますか、量を減らしたり、粗食を中心にすることで、必要以上に栄養素を取らなくて済みます。

そしてたまに「○○を食べたいな~」と感じた時だけしっかりと食べれば、とても満足度の高い食事になります。

美味しく感じるのはもちろん、身体が欲している栄養素なので消化吸収も適格に行われます。

栄養が不足しはじめてから摂取しても十分に間に合います。昔の日本人の食生活がまさにそうだったのではないでしょうか。粗食が中心で特別な日にだけ「ご馳走」がふるまわれていました。

現在のように日常的にご馳走に恵まれていると、不必要な栄養素までどんどん蓄積されていきます。要するに過剰摂取です。

過去に飢餓を経験している人類は、必要以上の栄養分を脂肪として蓄えてしまいます。

不必要な栄養分が尿や便として排出されることもありますが、その排出される為だけの不必要な栄養素を分解するために、内臓は活発に働かなければなりません

必要な分だけの栄養を分解するだけなら2時間で済んでいた内臓の活動が、4時間に伸びるようなことです。内臓も疲労していきます。

食べ過ぎて良いことなどありません。

食べ過ぎたモノを消化するために膨大なエネルギーを使います。これが食べ疲れです。眠くなるのも当然の流れです。だからこそ日頃から食べる量を抑えるなり、粗食にすることが効果的です。

内臓の負担がグッと減ることになるので、健康に悪いわけがありません。

習慣のリスク

どんなに健康に良いとされていることにもリスクがあります。

朝昼晩とご飯を食べることが正しいという習慣がありますが、これだって全ての人に当てはまるとは限りません。

田植えをする男性昔の多くの人は体を動かす仕事をしていたので、しっかりとカロリーを摂取する必要がありましたが、現代人はそれほど身体を動かしていません。

太っているということは、まさに栄養過多の状態です。

同じ食べ物でも脳が欲しているときと、そうではない時では満足度が違います。

太っている方は、意外と食事で満足感が得られていない可能性があります

お腹がいっぱいの時に大好物を食べても満足度が低いのと同じです。一杯目のビールと三杯目のビールでは満足度は大きく違うものです。

また日頃からご馳走ばかりを食べている方も同様です。食事の満足度が低い可能性が高いです。脳は常に必要十分な栄養素を得ている状態なので、美味しく感じさせてくれません。

一方で粗食を心がけている方は、たまに食べるご馳走に非常に高い満足度を得られます

星のついたレストランでしか満足しない美食家と、極貧生活をおくっている方が半年ぶりに食べる吉野屋の牛丼では、圧倒的に後者の脳の方が幸せホルモンで満たされるはずです。

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まとめ 本能と向き合う方法

苦そうなゴーヤ「良薬は口に苦し」という言葉がありますが、本当に身体が欲している食材は苦味があっても美味しく感じられるものです。

おそらく苦いと感じている時点で、それほど必要のない栄養素の可能性があります。

これはカカオが多く含まれているチョコレートで試すとわかりやすいかも知れません。最近はカカオの成分が多い苦いチョコレートが売られていますが、体調によって美味しさの感じ方が結構違うものです。

苦く感じるときは身体がカカオのポリフェノールを求めていません。逆にとても美味しく感じられる時は欲しているのかも知れません。

のどが渇いている時に飲む水は間違いなく美味しいですが、高級なミネラルウォーターでものどが潤えば美味しさは感じません。

普段からご馳走にありついている方というのは、常に水をたらふく飲み続けているようなことです。

ペットボトルの水を飲む女のここれでは水を飲んだ時の満足度が得られることはありません。

水は多少飲み過ぎてもおしっことして排出されますが、漢方には水毒という考え方があります。

水だって極端に飲み過ぎてしまうと、血液中の塩分濃度が薄めてしまいます。また冷たい水を体温と同じぐらいの温度にまで温めることになるので、余計なエネルギーが必要となります。

よほどガリガリの方でもなければ、大抵の栄養素は身体の中に蓄積されています。スポーツ選手のような激しい運動をしている方でもない限り、極端に不足することはありません。

少し不足してくれば、脳がその栄養素が含まれている食材や料理を食べたくなるよう促してくるので、そサインを見逃さないでください。

安易に健康に良いとされている食材やサプリメントを取る必要もありません。必要以上の栄養を摂取していると内蔵の負担になってしまいます。

だからこそ、身体が本当に食べたいと感じたタイミングで、食べたいモノを食べると健康になります。

自然と不足していた栄養素を取り入れることになり、バランスが整います。

その心の声をしっかりと感じる為にも、日頃から食べ過ぎにならないように気をつけてください。食事の量を減らすなり、質素にしてみることもおすすめです。

昔ながらの醤油ラーメンたまにラーメンが食べたくなった時に食べるとすごく美味しいものです。身体が欲しているのでスープまで飲み干してしまうかも知れません。

逆にラーメンが大好きだからと毎日のように食べている方は、とてもスープなど飲み干すことができません。身体が必要としていないので受け付けません。

またラーメン好きな方ほど、ラーメンで美味しさを感じられません。

最高に美味しいラーメン(技術的な)を知っているだけに、「麺の太さが・・・」「スープの雑味が・・・」「メンマが余計だ・・・」など、判断基準が増えてしまい、減点法で判断してしまいます。

「好きなモノ」と「食べたいモノ」を混同しないでください。

大好物ほど心から食べたくなるまで待つことがポイントです。そうすることで最高に美味しく食べられながらも、健康に良いはずです。

参考ご馳走を見つける方法

甘そうなケーキ心から甘いものを欲した時はどうぞ食べてください。ただし三時のおやつだからと習慣で食べる必要はないということです。

風邪のひき初めにカレーが食べたくなるように、脳は様々な過去の経験をもとに「食べたいモノ」を無意識に「美味しそう」だと選んでくれます。

健康診断の数値をもとにサプリメントを取るのが悪いとはいいませんが、数値だけではなく、自分の身体の声にも耳を傾けてみてください。

もちろんお医者さんのアドバイスとは分けて考えてくださいね。明らかに不足している栄養素を薬やサプリで補うなと言いたいわけではありません。

現代人の多くが食べ過ぎです。日ごろから少し食べる量を減らすだけで脳の声を感じ取るセンサーが鋭くなってくるので、意識してみてください。

空腹感が食事の満足度を上げ、健康にも好影響を与えてくれるはずです。

そして、これらは節約とも相性が抜群です。

食費が減るのにも関わらず、食事の満足度があがります。そして健康になります。最高の節約健康法ではないでしょうか。

食事の量や回数は仕事や年齢や体調によっても違うので、一概に正解があるわけではありませんが、少し量を減らしたり、休日に一食我慢するぐらいは誰でもできると思います。

ダイエットと考える必要はありません。美味しく健康に頂く為に食事の量をコントロールしてください。

ぜひ一食抜いたあとの食事の美味しさを知ってください。本当に自分が食べたいモノと向き合ってください。好きなモノと混同しないでください。

きっと今までよりも美味しくて健康的な食生活になると思います。


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