節約はレジャー!

食パンでガーリックトーストを作ったら激ウマだった!

ガーリックトーストが食べたい・・・

少し前に深夜に無性にガーリックトーストが食べたくなってしまいました。

私は無性に食べたいものが思い浮かんだ時は、迷わず食べるようにしています。その理由については別のところでも紹介したのですが、

参考食べたくなるモノが健康に良い理由!

ガーリックトーストはパン屋さんでは人気メニューですが、コンビニなどのパンだとあまり売られていないので、どうしようかと考えていると、自分で作ってしまうことを思いつきました。

ガーリックトーストは売られていなくても、フランスパンならコンビニに売られているので、これはイケると思い、さっそくクックパッドでレシピを調べてみると、何と食パンでガーリックトーストを作っている人がたくさんいて驚きました

食パンなら丁度手元にあったので、さっそく食パンでガーリックトーストを作ってみると、

 

・・・

 

激ウマでした!

 

一般的なガーリックトーストに使われるのフランスパンと食パンは別物なので、それほど期待していなかったのですが、想像以上の美味しさに感動してしまいました。今まで食べたどのガーリックトーストよりも明らかに美味しく感じました。

これについてはいくつかの理由が考えられます。

食パンのガーリックトーストが美味しい理由!

実は私は若い頃にパン屋でアルバイトをしていたことがあります。当然ガーリックトーストもありました。

一般的なガーリックトーストはフランスパンから作られますが、これはフランスパンならではの事情と関係しています。

フランスパンはとても足が早い食品で、焼き上がりから半日も経つと風味が大幅に落ちて不味くなってしまいます。

一方で焼きたてのフランスパンというのは、そのままでも凄く美味しいので、当時の私はバゲット一本丸ごと食べることも出来ました。

実際に焼きたてのフランスパンを食べてもらうと一発で理解してもらえると思うのですが、これは白いご飯で考えるとイメージしやすいかと思います。

炊き立てのご飯はそのままでも美味しいですが、時間の経ったご飯はおかずなしでは厳しいようなことです。

なぜにフランスパンの足が早いのかというと、小麦粉と水と少量の塩とイースト菌のみで構成されているからです(パン屋によっては酸化防止剤や発酵促進剤も入っていますが)。

一方で一般的なパンの生地の中には、牛乳や生クリームや脱脂粉乳などの乳成分が含まれており、さらにバターやマーガリンやショートニングなどの油脂成分、そして砂糖や卵なども入っています。

これはご飯で言うところの「炊き込みご飯」のような事なので、冷めてもそれなりに美味しく食べられます。

劣化しやすいフランスパンを活かす為に、ガーリックトーストのようなパンがあるのだと考えられます。フランスパンの生地がベースのパンだと、他にも明太子やチーズやベーコンを合わせたものがありますが、どれも香りが強いものと合わせています。

ちょっとジャムを塗ったぐらいでは、風味が落ちてパサパサになったフランスパンは美味しくなりません。

だからこそ、ガーリックを塗り込んで再度焼き直すガーリックトーストが美味しいわけですが、これは必ずしもフランスパンと相性が良いということではなく、風味が落ちたフランスパンを活かす為に考えられたのではないでしょうか。

時間の経った白いご飯を活かす為にチャーハンにするような事です。チャーハンと冷やご飯との相性が良いのではなく、あくまでも冷やご飯を活かす工夫として広がった知識であり、きちんとした中華料理屋さんでは炊き立てのご飯でチャーハンを作っています。

一般的なフランスパンのガーリックトーストも同じなのだと感じました。フランスパンだから美味しいのではありません。

食パンのガーリックトーストを作ってみると、柔らかい食パンの生地ならではの相性の良さを感じました。この辺は作り方を紹介しながら解説してみようと思います。

食パンガーリックトーストの作り方(フライパン)

クックパッドにあった食パンでつくるガーリックトーストのレシピを見ると、様々なパターンがあったのですが、私は手持ちの材料だけで済ませたかったの、食パンとオリーブオイルとニンニクと胡椒のみで作りました。

まず初めにニンニクをみじん切りにします。私は二枚の食パンでガーリックトーストを作るので、ニンニクを二片にしています。この辺はお好みで増やしても構いません。

ポイントはニンニクを細かくみじん切りにすることです。細かい方がオリーブオイルにニンニクの香りが移りやすくなります。すりおろしても良いかと思うのですが、私はすりおろし器を持っていません。

クックパッドだとチューブのニンニクで代用されている人も多かったです。私は冷蔵庫を手放しているので無理ですが、チューブでもOKです。

参考冷蔵庫がいらないライフスタイルとは?

一般的なフランスパンのガーリックトーストの作り方だと、スライスしたニンニクを擦りつけて香りづけをするのですが、食パンの生地は柔らかいので難しいです。なので私なりに勝手にアレンジして作りました。

まずはフライパンにオリーブオイルを入れ、弱火でみじん切りにしたニンニクを温めます。

この「温める」というのがポイントです。ニンニクをカリカリに揚げてしまうのではなく、弱火の方が香りが移りやすくなります

オリーブオイルが少しでもフツフツとしてきたら、火を止めて3分ほど放置してください。これでニンニクが焦げて苦味が出るようなことは無くなります。これはペペロンチーノの美味しく作るテクニックで学びました。

3分ほど放置してニンニクの香りを移したら再び火をつけ、オリーブオイルがフツフツとしてきたら食パンを並べます。

すると食パンならではの柔らかい生地が、ジュッとオリーブオイルを吸い上げてくれます。

オリーブオイルが少ないと物足りなくなるので、大さじ1以上は入れた方が美味しくなります。この辺は好み次第ですが、大さじ2だと油っぽくなり過ぎたので、私は大さじ1より気持ち多く入れています。

フライパンで焼く時間は1分ぐらいです。既にオリーブオイルが高温になっているので十分です。そして食パンをひっくり返して火を止めます。最後に軽く胡椒を振りかけて完成です。

参考100均の胡椒ミルが最高過ぎる!

食パンの裏面はフライパンの余熱だけでいい感じに焼けます。余ったオリーブオイルやニンニクもくっついてくれますよ。

私はなるべく洗い物を増やしたくないので、フライパンのまま運んで食べてしまうのですが、お皿に移す場合は食パンをひっくり返してから、1分ぐらい放置して焼くと良いかと思います。

ニンニクの良い香りがするオリーブオイルをたっぷりと吸い込んだ「食パンガーリックトースト」の完成です。一般的なガーリックトーストよりもニンニクが強烈で、本当に美味しいですよ!

まとめ 試す価値あり!食パンガーリックトースト

初めて食パンでガーリックトーストを作るときは、みじん切りにしたニンニクがフライパンに残ってしまわないか心配していたのですが、見事なぐらい食パンにくっついてくれ、綺麗に食べきることが出来ました。

私がスーパーで購入している食パンは六枚切りで78円なので二枚だと26円です。ニンニクも3株で99円のものなので二片だと10円もしません。オリーブオイルや胡椒を合わせても、40円未満で美味しいガーリックトーストが作れてしまいました。

節約という意味でも食パンのガーリックトーストは超おすすめなのですが、本当にびっくりするほど美味しく出来るので、ニンニク好きの人はぜひ試してみてください。

パン屋さんで売られているガーリックトーストも美味しいですが、やはり焼きたてというのは別格の美味しさがあるものですよ。

ちなみに私がアルバイトしていたパン屋では、ガーリックトースト専用のニンニクオイルなるものがあり、それを塗って彩りのパセリを振りかけて焼くだけでした。そもそも難しい調理法のパンではありません。

クックパッドだとオリーブオイルではなくバターという人も多かったので、色々試してみるのも面白いと思います。チューブのニンニクがあればより簡単に作れるはずです。

ただ自宅でガーリックトーストを作るとなると、ニンニクの匂いが強烈に残るので翌日のスケジュールの事も考えておきましょう(笑)。ニンニクの匂いが体臭として消えるまでには16時間ほどかかるそうです。

ちなみにみじん切りをした時に手についてしまったニンニクの匂いは、ステンレスのキッチンに擦りつけると簡単に落ちてくれます。

ニンニクの匂い成分はステンレスと触れることで化学反応が起こり、スッキリと落ちてくれます。まな板の匂いも同じなので、軽く流し台の中で擦ってから洗うと綺麗になってくれますよ。

またフライパンにもニンニクの匂いが残ってしまうのですが、そのままスクランブルエッグなどを作ると、僅かに残っていたオリーブオイルを絡めとってくれ、しかも美味しくなってくれます。

鍋に残っているカレーでカレーうどんの汁をつくるようなことです。節約という意味でも洗い物の負担を減らす意味でもおすすめの組み合わせですよ。

無性にニンニクが食べたくなった時というのは、身体がニンニクに含まれている何かしらの成分を欲している可能性があるので、ガッツリ補給して元気になりましょう。

追記

その後に自宅のフライパンでフランスパンを焼くようになりました。

参考フライパンでフランスパンを焼いてみた

焼きたてのフランスパンなのでそのままで十分に美味しいのですが、余ったフランスパンで今回紹介した方法でガーリックトーストを作ってみると、

 

・・・

 

なんだかイマイチでした。悪くはないのですが、食パンで作ったガーリックトーストのほうが、ずっと相性が良いと感じました。フランスパンだからガーリックトーストが美味しいのではなく、やはりフランスパンならではの足の早さを活かす為に考えられたのかも知れません。

カリカリに焼き直すラスクなどもそうなのですが、あれはフランスパンが向いているという事よりも、風味が落ちてしまったフランスパンを活かす為に考えられたのだと思います。

食パンのガーリックトーストは本当に美味しいので、ぜひ一度試してみてください!もちろんチューブのニンニクでも良いですし、オーブントースターで焼いてもOKです。本当に簡単に美味しくできるのでニンニク好きには超おすすめですよ。

コメント

  • めっちゃ美味しかったです!にんにく好きにはたまらないですね。

    by 匿名 €

  • ニンニク料理は後始末が大変で避けていたのですが
    我慢できなくなって試してみたところ
    見事なぐらい食パンが吸い取ってくれて助かりました
    ホントにニンニク好きにはたまらない美味しさでした

    by 匿名 €

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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