電子書籍は節約家の味方!
当サイトでは以前に楽天の電子書籍「楽天kobo」について紹介したことがあるのですが、
電子書籍は節約家にとって、とてもありがたい存在です。単純に購入価格が安いだけではありません。
とはいえ、電子書籍に対して何となく不安に感じて、紙の書籍を選んでいる方も多いと思います。
そこで今回は電子書籍のメリット、デメリットについて紹介します。それぞれのメリット、デメリットを理解した上で、上手に使い分けて節約につなげてみてください。
電子書籍のメリット
節約家にとっての電子書籍の一番のメリットというのは、何といっても紙の書籍よりも安いことです。
全ての電子書籍が紙の書籍よりも安いとは限らないのですが、たとえ定価が同じだとしても、様々なキャンペーンと合わせて節約することが可能です。
紙の書籍でもキャンペーンと合わせて獲得ポイントを増やすようなことは出来ますが、せいぜいその程度です。一方で電子書籍は割引クーポンなどを利用した上で、ポイント10倍を合わるようなことが可能です。
電子書籍と言えばamazonkindleが有名ですが、私は楽天koboの方が節約効果が高いと感じているので、楽天の電子書籍を購入することが多いです。
もちろんkindleの方が圧倒的にタイトルが多いので、kindleで購入することもあります。
kindleやkoboには専用のリーダー(タブレット)がありますが、一般的なスマホやタブレットにアプリを入れると、どちらも読めるので便利です。もちろんパソコンでも電子書籍を読むことが出来ます。
他に電子書籍のメリットをあげると、
- 購入して直ぐに読める
- スペースを取らない
- 管理が楽
- 家族などで共有できる
- 文字のサイズを変えられる
などがあります。中でも文字のサイズを変えられるのが電子書籍ならでは特徴であり、老眼の方でも読みやすいという特徴があります。
そしてこの文字のサイズを変えられる機能というのは、速読を習得するのにも向いています。
速読には様々なアプローチがあるのですが、ポイントは目線をあまり動かさないことにあります。
速読の達人にもなると上下左右に視線を一切動かすことなく、文字全体を読めてしまうほどです。
いきなりこのレベルにまで到達することは難しいですが、電子書籍だとかなり文字を大きくできるので、この感覚を身につけやすいという特徴があります。
これだけ文字が大きくなると、自然と視線の移動も少なくなるので、どんどんページをめくっていく感覚が身につけやすいものです。
普通の文字のサイズでもタブレットを横にするだけで、上下の移動も少なくなるので、新聞のような読みやすさにすることが可能です。
私自身も電子書籍を読むようになってから、飛躍的に文章を読み進めるスピードが上がりました。これは意外なメリットでした。
電子書籍のデメリット
節約家にとっての電子書籍のデメリットは、売れないことです。
出版されて間もない紙の書籍であれば、古本屋さんに持ち込めば数百円で買い取ってもられますが、電子書籍だと無理です。
つまらない本を電子書籍で購入してしまうと、かなり後悔することになってしまいます。
同様の理由で友達に貸すことも出来ません。家族や親友であればアカウントを共有してもいいとは思いますが、所有している全ての電子書籍を知られるリスクがあるので、あまり現実的ではありません。
他にも目が疲れやすいのも電子書籍のデメリットかも知れません。これは年齢にもよりますが、一般的なスマホやタブレットで電子書籍を読むとなると、どうしても画面の光の影響を受けてしまいます。
電子書籍専用のタブレットであれば、この辺も良く考えられており、目にも優しくバッテリーもかなり長持ちしますが、スマホやタブレットに電子書籍のアプリを入れて使用する場合は、それなりに目を酷使してしまいます。
ただこれらのデメリットは、工夫次第では回避することが出来ます。
文章を読むだけであればスマホやタブレットの画面を暗くすることで、かなり目に優しくなりますし、ブルーライトをカットするアプリを入れるのも効果的です。
また友達や仕事仲間などのグループで新規アカウントを登録すれば、仲間内で電子書籍を共有することも可能です。
流石に電子書籍を売ることは出来ませんが、そもそも購入額を抑えられているので、新刊の紙の書籍を売った場合と、それほど損益に差がありません。
写真集のようなものであれば、電子書籍と紙では大きな差がありますが、文字情報のみで考えると、電子書籍のデメリットはそれほど多くないように感じます。
私は雑誌の読み放題を契約していますが、流石にスマホやタブレットでは写真の魅力は伝わりにくいと感じています。
本や雑誌にグラビア写真のような情報を求めている方には電子書籍は向いていません。これも人によってはデメリットの一つかも知れません。
まとめ 上手に使い分けよう
電子書籍には様々なメリットやデメリットがありますが、工夫次第でデメリットを抑えられるので、上手に使い分けてみてください。
私は北海道に住んでおり、少し前に胆振東部地震を経験したのですが、本棚(カラーボックスですが)から数冊の本が落ちていました。
カラーボックスなのでそれほど高さもなく、本の角が少し潰れた程度の被害でしたが、大きな本棚となると被害も大きくなっていたかも知れません。
私は読書好きなので、大きな本棚に綺麗に揃えたくなる気持ちもわかるのですが、本をインテリアとして機能させるのには、やはり大きなリスク(スペース、転倒など)があると感じています。
本当に大事な本は紙の書籍として手元に置いておきたくなるものですが、そうでもない本がリスクになるのは避けたいものです。
このような災害時のリスク軽減も、電子書籍のメリットかも知れません。たとえ自宅が全壊したり火事になったとしても、電子書籍であれば再び読むことができるものです。
これはCDや写真などの電子データー全般に言えることですが、インターネット上のクラウドに保管しておけば、パソコンやスマホの容量にも空きができますし、リスク回避にもなるものです。
写真集のようなものであれば、紙の書籍と電子書籍では品質に差があるかも知れませんが、書籍のような文字情報や音楽データーであれば、質は全く変わりません。
電子書籍のメリットは単純に価格が安いだけではないということです。
ちなみに私が本を購入する時というのは、まずは地元の図書館のホームページで検索して無料で読めないかチェックします。
それからamazonや楽天内にある古本を検索します。いくら電子書籍が安いとは言え、大抵は中古本の方が安いので節約になります。
中古で見つからなかったり、新刊本の場合は、楽天koboとamazonの電子書籍をチェックします。
マイナーな本は電子書籍化されないので、その場合は一般的な紙の書籍で購入することになります。
とはいえ、お気に入りの著者の新刊本でもない限り、滅多に紙の書籍で購入することはありません。
なんとなく読んでみたい程度であれば、そのうちに図書館や古本として出回るので、気長に待つことも多いです。
この辺は本の購入代金を安くする方法として紹介したことがあるのですが、
私は以前よりも電子書籍のお世話になるケースが格段に増えてきました。本当に便利ですよ。
特に楽天koboは様々なクーポンが頻繁に発行されるので、ほぼ割引でしか購入していません。
電子書籍にデメリットがないとは言いませんが、一度でもメリットを体験すると、手放せなくなるほどの魅力があるので、読書好きの方ほど毛嫌いしないで試してみてほしいと思います。
毎月1万円の読書代を当てている方であれば、電子書籍で節約することでもう一冊買えるかも知れません。それだけ多くの著者に利益を還元できることにもなるので、素晴らしいことではないでしょうか。
電子書籍専用のリーダーであれば、本体も軽くて目にも優しく、バッテリーも長持ちして快適に長時間の読書ができるそうなので、検討する価値があると思います。
私は普通のタブレットにブルーライトカットのアプリを合わせて使っていますが、移動時にはスマホで読むこともあります。
いきなり電子書籍やリーダーを購入するのが怖いという方は、手持ちのスマホやタブレットにアプリをインストールして試してみてください。
ちなみに無料の電子書籍や格安の電子書籍がたくさんあるので、実際に使用してメリット、デメリットを感じてから判断してほしいと思います。
スマホでも画面を横にして文字を少し大きくすると、視線をいっさい動かすことなくサクサク読んでいく感覚がつかめるので、速読を身につけたい方にも電子書籍はおすすめですよ。