節約はレジャー!

洋服代を節約するポイントはオシャレと分けること!

洋服代を節約するポイント!

洋服代を節約する方法というと、セールを上手く活用する方法が一般的だとは思いますが、それは多くの人が意識している事だと思うので、今回は別の視点から考察していきます。

私が意識している洋服代を節約するポイントというのは、いわゆるオシャレの為の洋服選びと目的ありきの洋服選びをしっかりと分けて考えることです。

オシャレが大好きな人にとっては、ハイブランドの高額な洋服を購入する事は無駄ではありません。しっかりと目的(オシャレ)を達成しているので元は十分に取れています。

お気に入りの洋服を安く購入する事は上手な節約ですが、セール価格に惑わされて目的がズレてしまうと、例え安く購入できたとしても活躍する場が少なくなって無駄になってしまいます

洋服代を節約するポイントというのは、あくまでも目的に合わせてきちんと選ぶ事であり、中途半端な洋服選びにならないようにする事だと感じています。

洋服を着る目的

洋服選びをする時は、目的から逆算すると分かりやすくなります。

たとえば快適な睡眠を得るためにパジャマを選ぶのであれば、オシャレな要素が最重要項目になるわけではありません。

パジャマの生地の肌触りだったり、吸水性だったり、保温性だったり、締め付け具合だったりと、それぞれの人が睡眠にとって重要だと感じるポイントがあるとか思います。

参考睡眠の質を向上させるポイント!

それらの求めている目的や役割を達成できるパジャマを選ぶのが重要なのであり、この目的や役割が不十分だと、せっかくお金を掛けても無駄になってしまいます。

セールで安く買えたとしても目的が達成できないのであれば、結局は安物買いの銭失いになってしまいます。

もちろん目的を達成した上で自分の好きな色やデザインを選ぶ余地があるのであれば、そこは自由に選んでも問題ありませんが、先に好きな色やデザインやブランド名や価格といった基準で選んでしまうと、求めていた目的(パジャマなら良質な睡眠)が得られずに後悔する事になってしまいます

パジャマなんて何でも良いといった考え方の人であれば、適当に安いパジャマを購入するなり、Tシャツやジャージで代用する事で節約できますが、きちんと求めている役割がある洋服を選ぶ時というのは、価格ありきで選ばない事が重要です。

そこで選ばれた洋服を安く購入する方法を見つけるのは節約になりますが、安い洋服を購入する事が節約ではないという事をしっかりと理解する必要があります。

節約家あるある

私も含めて節約家によくあることなのですが、この目的が価格に引っ張られてズレてしまう傾向があります

本当はもっと肌触りの良いパジャマを求めていたのにも関わらず、ついつい割引されているセール品を選んでしまうようなことです。

すると本来の目的が達成できないので満足することができなくなり、寿命を迎える前に買い替えたり、我慢を強いられる事になってしまいます。

寝心地の悪いパジャマでは良質な睡眠を得ることが出来ませんし、他に使い道もないので不要な物になってしまいます。

福袋に入っていた奇抜なシャツやフィット感が微妙な洋服も同じです。定価が3万円の洋服を半額で手に入れられたとしても、目的に沿っていないと意味がありません。逆に定価が3000円で全く割引されていない洋服でも、しっかりと目的と合致していると最大限に活用する事ができるので無駄になりません。

これらのように洋服選びが価格に引っ張られて目的からズレてしまうと、クローゼットのスペースを圧迫するだけの不要な代物になってしまいます。さらに新しいだけに処分もしにくく、扱いの困る洋服になってしまいます。これでは全く洋服代の節約になっていません。

オシャレな人ほど洋服の購入時にはしっかりと試着をしてフィット感や着心地を確かめるものですが、まさにこれが目的と合致しているかどうかの確認作業です。

一方でオシャレに興味がない人(特に男性)ほど、試着を怠って適当に選んでしまいます。

自宅の中で着るだけのルームウェアであれば、そのような基準で選んでも大きな問題にはなりませんが、知らず知らずのうちに疲労の原因になってしまっているかも知れませんし、暖房や冷房の費用を増やすような事になってしまうかも知れません。

参考暖房費を節約するポイント!

外出着となると尚更です。似合う要素や清潔感といった要素を意識する必要があるので、適当に選んでしまうと目的を達成できなくなってしまいます。

サイズが合っていても生地によってはシワが目立つものがありますし、生地のカラーによっても汚れの目立ちやすさに違いがあります。メンテナンス(洗濯やクリーニング費用)のしやすさも全然違うので、高価な高級生地の洋服がセールで安かったからと安易に選んでしまうと、直ぐにダメにしてしまう事があるものです。

参考カシミヤのメリット、デメリット!

オシャレ好きの場合

逆にオシャレが大好きな人だと、好みのデザインやカラーや流行を重視する傾向があります。

これはこれで間違っていません。耐久性の低い生地の洋服でも「今シーズンさえもてば満足」といった洋服の選び方もあります。

高価な天然素材の洋服ほどメンテナンスが大変になりますが、オシャレが好きな人だとクリーニング代の費用や、最適な洗剤選びや防虫剤といった手間も苦になりません。

参考洗濯洗剤を節約するポイント!

大好きな洋服を着て気分が高揚するのが目的なのであれば、十分に役割を果たしています。

ただオシャレ好きの人の多くが、仕事で着る洋服やパジャマのような洋服にまでオシャレ要素を取り入れてしてしまう傾向があります

仕事で着る洋服の目的は、その仕事に適していることが重要なので、中途半端なオシャレを取り入れる事でマイナスに働いてしまうケースがあります。

誠実さが求められる銀行員や保険の外交員がオシャレ過ぎると軽薄な印象になってしまいますし、清潔感が求められる飲食店勤務の人や医療関係者が、汚れ落ちが悪いオシャレな洋服を選んでしまうとマイナスになってしまいます。

もちろん美容師や洋服屋の販売員のように、オシャレがプラスに働く職場もありますが、多くの仕事で着る洋服というのは、オシャレとは違った基準(仕事がしやすい洋服)があるものです。

それらの目的を達成した上でオシャレ要素を取り入れるのであれば良いのですが、何でもオシャレありきで選んでしまうと目的からズレてしまいます

ナース服に白が多いのは、汚れが目立ちやすい色だからこそ清潔感を保ちやすいメリットがあるからであり、それがお客さんの安心感にもつながります。

最近はナース服でもカラフルなものが増えてきましたが、それでも大抵は薄いピンクやブルーといったカラーで、汚れがない清潔な状態をアピールできるだけでなく、いち早く汚れに気がつきやすい役割があります。

知り合いの看護師さんから聞いた話なのですが、ナース服が白しかなかった頃は下着が透けやすかったので、下着の色選びにも気をつかっていたそうです。靴や髪留めといったものにも様々な基準があり、安全や清潔感を損ねない範囲で選択する必要があります。

これらのような目的がある洋服に、中途半端に個性的なオシャレ(カラフルな下着など)を持ち込んでしまうと、仕事面でマイナスに働いてしまう可能性があります。

これらのように洋服を着る目的は、それぞれのシーンや考え方によって大きな違いがあります。それらを上手く使い分けて選ぶ事こそが洋服代を節約する上で凄く重要なポイントになります。

参考節約上手はオシャレ上手!?

洋服の購入代金を節約

あくまでも目的に合わせた洋服を選ぶことが前提ですが、目的と合致した洋服を安く購入することは上手な節約です。

セール価格に惑わされて目的からズレてしまっている洋服を選ぶのではなく、目的に合っている洋服を安く購入することが上手な節約です。

たとえばユニクロのAという洋服が目的と合致しているのであれば、ユニクロのセールに合わせることで節約することが可能ですし、他にもクレジットカードで支払いをして、ポイントを貯めるような事も節約に当てはまります。

また特定のメーカーの洋服がお気に入りの場合だと、ネットで最安値を探すのも上手な節約です。

私の場合だと肌着や下着は着心地が良いグンゼ一択なので、基本的にネットのセールを狙って購入しています。

グンゼだけが素晴らしいとは言いませんが、過去に様々なメーカーの肌着を着用していた時、圧倒的にグンゼの下着や肌着の着心地がよく、しかも長持ちしてくれたのでお気に入りになりました。

そのグンゼを下着を購入するときは、楽天スーパーセールなどに合わせてポイントを多くもらえるように購入します。

参考楽天のスーパーセールを調べる方法

楽天に限らずネット通販ならグンゼの下着よりも安い下着が、いくらでも見つかりますが、安易にそれらを選んでしまうと質が下がって目的(快適な着心地)が達成できません。

肌着に着心地を求めない人であれば問題ありませんが、私は肌着や下着の締め付け具合やムレが気になる方なので、質を重視するようになりました。

これも若い頃は気にならなかったのですが、ある程度の年齢になってから、こういった些細な事で疲れ具合が全然変わってくるようになったので、選択基準(目的)も変わっていきました。

この選択基準を明確にする事こそが洋服代を節約するポイントになるのですが、年齢や体型の変化によっても選択基準が変わりますし、地域や流行によっても変化していくので、一概に正解があるものではありません。

誰にでも似合う洋服があるわけではないように、きちんと現在の自分や環境に相応しい洋服を選ぶ事で、結果的に無駄な洋服を選ばなくなって節約につながります。

ここを間違えないでください。目的に合致した洋服を安く購入することは上手な洋服代の節約ですが、目的からズレている安い洋服を購入することは、全く節約になりません。

まとめ 目的から逆算しよう

セール品や中古や古着でも目的に合致した洋服であれば問題ありませんが、目的からズレてしまった洋服を選んでしまうと、どんなにお得な価格でも節約にはなりません。

洋服の福袋やワゴンセールの洋服を購入してから後悔したことがある人は多いのではないでしょうか。

あくまでも洋服選びは目的ありきです。その目的を明確にする事こそが、洋服代を節約するポイントなのであり、それから安く購入する方法を探すという順番を間違えないでください。

もちろんオシャレが大好きな人であれば、大いにオシャレを楽しんでください。そこを否定しているわけではありません。

どんなに着心地が良いパジャマでも、大嫌いな色やデザインだと気分が落ち込んで良質な睡眠が得られなくなるかも知れません。

参考パジャマは意味がない?意外なメリット6選

風水やラッキーカラーのようなものを気にする人であれば、洋服の着心地やフィット感のような要素よりも、体調を大きく左右する要素になるのかも知れません。

この辺の基準も人それぞれ違うので、一概に正解が決められるものではありませんが、しっかりと自分の基準と向き合って選べるようになると、結果的に不要な洋服を所有する事がなくなり、その洋服の寿命が全うするまで着られるようになって無駄になりません。

洋服選びのポイントは何の為に着ていく洋服なのか、どこに着ていく洋服なのかを、目的から逆算して考えてみてください。

「洋服なんて清潔感があれば十分!」

といった考え方の人も多いですが、しっかりと清潔感と向き合う事でシワになりにくい生地や、汚れが目立たないカラーや、体臭を抑える生地や、洗濯が簡単な生地といった基準が見えてくるようになるはずです。

どんなに気品のある生地のTシャツでも、襟元が直ぐにダルダルになってしまうようなTシャツだと無駄になってしまいます。

また目的が明確になると、首元が伸びてしまうような脱ぎ方をしなくなったり、洗濯後に干すハンガーの質といった事にも気がつくようになります。

このような経験を積む事で洋服選びの基準も洗練されていき、洋服の生地や縫製の質を見極める眼力が磨かれていくので、安いだけの低品質な洋服を選んで失敗するような事もなくなっていきます。

もちろんセール品の中からでも目的に合った良い品質の洋服を見つけやすくなるので、節約も上手くなっていきます。

どこそこのブランドだから良いといった基準ではなく、あくまでも自分が洋服に求めている役割を、しっかりと明確にしてから選ぶようにしてみてください。

結果的に無駄な洋服を購入することがなくなり、大幅に洋服代を節約することにつながるものですよ。

同じような見た目の洋服でも品質には大きな差があるものです。ちょっとしたポケットだったり、生地の質や縫製の違いで着心地や寿命は大きく変わります。

参考洋服の寿命を延ばして節約する方法

私が以前ユニクロで冬物のジャケットを探していた時のことです。当時のユニクロの男物のジャケットの平均的な価格は6980円でした。

店内を見ているとあるコーナーに期間限定セールで3980円の素敵なジャケットが展示してありました。

「これは見た目もカッコよくてお得だ!」

と嬉しくなって試着をしてみたのですが、そのジャケットには内ポケットがありませんでした。

私は長財布を使用しているので、ジャケットの内ポケットは必須です。

参考「稼ぐ人は長財布を使う」レビュー

内ポケットだけなら後から自分で付けられないこともないので悩んでいたのですが、よくよくそのジャケットを見てみると裏地やベント(裾の切れ込み)がありませんでした。

夏用のジャケットだと裏地がない方が涼しくて良い事もあるのですが、冬用のジャケットだと防寒機能が失われてしまいます。

ベントの有無は座った時の着心地に影響があるので、立ったまま洋服を着る試着室では違いがわかりにくいものです。

そのジャケットの見た目と価格は理想的ではありましたが、私はそのジャケットを諦めました。

一方で6980円のジャケットを試着してみると、しっかりと裏地や内ポケットやベントがありました。結局はそちらのセールではない定価のジャケットを購入しました。

おそらく3980円のジャケットを購入していたら、ほとんど着る機会がなかったと思います。

6980円のジャケットがセールで3980円になっていたのであれば嬉しいのですが、セール品の中には予めセール用に安く作られているものも多いので、安易に選んでしまうと目的を達成できなくなってしまいます。

全国にアウトレットモールがたくさん出来ましたが、中にはアウトレット用にわざわざ開発された商品も多いです。そのブランドの正規店より安いとしても、同じような品質があるとは限りません。

こういった事に騙されない為にも、日頃から洋服に求める目的や役割を明確にしておき、品質を見極める目を養っておいてください。メンテナンスのしやすさも含めて眼力が養われると、本当にお得な洋服も見つけやすくなりますよ!

追記 私の失敗談

ここまで偉そうに洋服の選び方について語ってきましたが、私も過去に何度も洋服選びで失敗しています。

以前にネットの特別セール価格で購入してしまったセーターがあるのですが、手元に届くと驚愕しました。

なんと素敵なデザインの柄が、セーターの表側にしかありませんでした。

しっかりと安いなりに手抜きされていました。

これも理解した上で購入したのであれば失敗ではありません。スーツやジャケットの内側に着るセーターであれば、裏側のデザインは関係ありませんし、むしろ着ぶくれしなくて良いのかも知れません。

ただ私はジャストフィットのジャケットを好んでいるので、セーターを合わせる隙間はありません。このセーターはアウターとして利用するつもりでした。

私がこのセーターを購入したショップの販売ページには、裏側のデザインについての情報はいっさいありませんでした。

ネットで洋服を購入することには、このようなリスクがあります。

私が購入しているグンゼの下着のように、既に手元にある洋服を買い足すようなケースであれば、通販でも失敗はしませんが、スタイル抜群のモデルさんが着用している洋服を安易に購入してしまうと、

「思っていたのと全然違う!!」

という事になってしまう可能性があるので気をつけてください。

ネット通販だと返品可能なケースもありますが、このセーターは激安だったので返品の送料の事を考えるとバカバカしくなり、結局はルームウェアとして着ることにしました。

単純にルームウェアを選ぶという目的であれば、それこそもっと安い洋服がいくらでも見つかりますし、セーターのように洗濯に気をつかう必要もなかったはずです。

洋服代を節約しようと価格ばかりを優先してしまうと、このように目的から反れて失敗してしまうので気をつけてください。

しっかりと目的から逆算して洋服を選んでほしいと思います。特に高額な洋服ほどしっかりと試着が出来るお店で選んでください。多少価格が高くなってもクローゼットの肥やしになるリスクを減らせるので、長期的に考えれば節約になるはずです。

コメント

  • あるあるですね。セール品でも掘り出し物がないとは思いませんが、売れ残って安売りされる洋服には、それなりの理由がありますよね。

    by 匿名 €

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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