節約はレジャー!

商品を棚の奥から取るのはNG?本音と建前を見極めよう

商品を棚の奥から取る行為がニュースに!

少し前にワイドショーの名物コメンテーターが、スーパーやコンビニの商品を奥から取る行為に対して、

「奥から取ることが悪いのかな?そこにあるんだから、新鮮な物を取ろうというのは自然なこと。例えば自分の子どもに食べさせたいというのは普通だと思う」

と発言したところ、ネット上で物議が沸き起こったことがニュースになっていました。

反対派の意見をまとめると、「食品ロスにつながる行為であり、影響力のある人が言うべきことではない」といった感じでした。

一方で賛同する人達も多く、

  • 消費者の自由だろ
  • 店側の管理次第
  • 新鮮な方がいいじゃん

といった感じで話題になっていました。

どちらの意見も間違っていないですし、必ずしも正解が出るものではありませんが、私個人の意見としては、「消費者の自由」が一番しっくりときます。

あえて消費期限間近の物を選ぶのも自由ですし、明後日の子供の誕生日ケーキを作る為の材料を購入するのであれば、棚の奥から消費期限が長い物を選ぶといった選択肢がベストかも知れません。

食品ロスを少なくする為というと立派な意見なように感じますが、これはすり替えの論理のような気もします。

反対している側の本音としては、「食品を廃棄して損をしたくない」というお店側の論理を、エコや地球の為といった綺麗な言葉でアピールしているのではないでしょうか。

本音と建前

「消費期限切れで売り物にならなくなった損するから、棚の前から買えよ」と言われて気持ちよく従える人は多くないと思います。

トイレの貼り紙に「汚すな!一歩前に出ろ!」と書いてあるより、「いつも綺麗に使用していただき、感謝しております。」と書いてあった方が、気持ちよく使用できるものです。

食品ロスを減らす為という言葉にも、同じような本音と建前があるのではないでしょうか。

そもそも多くのスーパーでは食品ロスを少なくする為に様々な工夫を行っています。以前にスーパーの半額シールで節約する方法を紹介したことがあるのですが、

参考半額セールで狙うべき商品とは?

鮮度が良い商品を扱っているスーパーほど、傷むのが早い商品に値引きシールを貼って管理しているものです。

肉や魚も見た目でわかるほど劣化してしまうと売れなくなるので、お惣菜コーナーに回して調理します。総菜に揚げ物が多いのは高温で調理することで食中毒のリスクを減らし、見た目の問題も解決できるからでもあります。

さらにその調理に使われる調味料なども、店内にある消費期限が短いものから選ばれます。

きちんとしたスーパーではこのような食品管理は当たり前であり、食品ロスが少なくなるような工夫を積極的に取り入れています。

一方で問題になりやすいのがコンビニです。大手コンビニチェーンほど半額シールを認めない傾向があるのですが、これはフランチャイズの仕組みが理由になっています。

消費期限が切れたお弁当を廃棄して損をするのは店舗だけであり、仕入れ先のコンビニ本部にはしっかりと支払いをしなくてはなりません。要するに本部にとっては痛くも痒くもないということです。

お弁当を10個仕入れて2個廃棄すると、本部にとっては10個分の売り上げがありますが、店舗側にとっては8個の売り上げから2個分の仕入れ価格が引かれるので、実質7個分の売り上げにしかなりません。

初めから8個だけ仕入れるのであれば、食品ロスが少なくなるのですが、売り切れたというデーターが本部に残るので、もう少し多く仕入れるように指示します。

本部側の都合によって、常に直品ロスが発生するような仕組みになっているということです。単純にその方が儲かるからです。

半額シールなどで食品ロスを少なくする工夫を用いると、周囲のコンビニと差別化されて値崩れを助長することになり、価格競争に発展してしまいます。また店員さんの仕事が増えて人件費も増えてしまいます。

これらのような事情があるので、半額シールで値引きして食品ロスを少なくするより、売れ残った商品を廃棄する方が儲かるということです。

このような本音を隠して建前として、「食品ロスを少なくする為に棚の前の商品を取りましょう」といった意見が声高にアピールされるようになりました。

要するにお店側にとって都合の良い意見だということです。必ずしも消費者がその都合に従わなければならない理由はないのではないでしょうか。

消費者側が出来ること

私自身も節約家ということもあり、食品を捨てるような事は滅多にありません。急に体調を崩した時ぐらいなので、数年に一度ぐらいの頻度です。

そもそも冷蔵庫を手放しているので、基本的にその時々に食べる分だけを購入することが多く、消費期限が切れて困るような事はありません。

参考冷蔵庫がいらないライフスタイルとは

消費期限を気にするのはパスタや蕎麦などの常備している乾麺と、調味料ぐらいのものです。調味料も劣化しやすい大きなサイズのものは選びません。

積極的に商品の棚の前から選ぶのも良いのかも知れませんが、個人で行える工夫は他にも色々あるはずです。

ちなみに私が商品の棚の前から積極的に選ぶものもあります。それは発酵食品です。ヨーグルトや漬物のような発酵食品は、消費期限間近が最も乳酸菌が多い状態なので、半額でなくても選ぶことがあります。

一方で揚げ物類は半額シールが貼られていても滅多に選びません。私は酸化した油を食べると胸やけしてしまうことが多いので、揚げ物を食べる時は外食で揚げたてのものを選ぶといったマイルールがあります。

参考揚げ物のリスクを回避するポイント!

これらのような判断は個人の自由ではないでしょうか。

誰だって野菜や果物売り場で形の良い物を選んだことがあるのではないでしょうか。お肉だって料理に合わせて脂身の多い少ないを選んだり、健康の事を考えて選ぶこともあると思います。

棚の奥のなるべく新鮮な物を選びたいという判断も間違いではないですし、大好きなお店を支える為に、あえて前から取るという選択をするのも自由です。

私は仲の良い人が経営している居酒屋に行った時は、「今日中に出ないと困る食材で組み立ててよ」と言います。毎回「ホントにいいの?」と言われますが、その人を応援したい気持ちがあるので納得しています。

ただこれを言うと大抵はサービスしてもらえます(笑)。

「なんでこんな新鮮な刺身を出すの?」

「いやいや、流石に全部は悪いから。これはサービス」

といった感じで毎回恩恵を受けています。もちろんこれを狙っているわけではないのですが、相手に気持ちが伝わると良いことがあるものです。

これらのように誰にでも選択する自由があります。棚の奥から消費期限が長い物を選ぶのも自由ですし、あえて棚の前から選ぶのも自由です。食品ロスを無くすために好き嫌いを減らすのも自由ですし、食べきれる量を見極めて無駄にしないのも自由です。

お店側の都合(儲かる)で強制されるものではありません。その仲の良い人の居酒屋の人だからといって、「今日中に出ないと損するからお前は○○を食え」とメニューを強制されるとイヤです。

まとめ 選択の自由

お店側にとって都合の良い(儲かる)食品ロスを無くすために、私はわざわざリスクを取ってまで協力しようとは思えません。

この辺の自由まで奪われてしまうような論理のすり替えには賛同しかねます。

お店側の都合ではなく、自分の都合で選ぶのがベストなのではないでしょうか。

そもそもきちんと食品管理をしているスーパーほど頻繁に前出し(商品を前列に陳列)を行っていますし、そこで消費期限間近の物があれば値引きシールを貼って食品ロスを減らす工夫を取り入れているものです。

お惣菜コーナーのメニューが日によって違うのは、安く仕入れられた旬の食材があるだけでなく、売れ残った商品によっても影響されています。

一方でコンビニのように手軽さを前面に押し出して、割引しないスタイルを貫くのも自由です。行列が出来ているコンビニには入りたくないですし、急いでいる時には私も重宝します。

商品を棚の奥から選ぶのも自由ですし、あえて前から選ぶのも自由ですが、これらは強制されるものではありません。

もちろんお店側は利益を出さなくてはならないので、廃棄する食品があったとしても効率の良い選択肢を選ぶのは当然の事です。ここを責めても仕方がありません。

ある回転寿司屋ではお皿を洗う人件費より安い、使い捨ての紙のお皿にしたことで利益率が上がったということもあります。紙の皿だと風情がないと思う人は行かなければいいですし、その分安くて美味しいお寿司が食べられるのであればOKという人もいると思います。

私はゴミをなるべく増やしたくないという考えなので、牛丼のように店内で食べられるものであれば、なるべくテイクアウトしないのですが、消費税率が変われば安い方を選ぶようになるかも知れません。

時代が変われば選択肢も変わりますし、環境問題や食品ロスの問題も同様です。その時々に自分で判断をするしかありません。

プラスチックごみの問題でストロー廃止が叫ばれていますが、この裏にはストローの代替品を開発した企業の戦略が隠されているかも知れません。あくまでも問題なのは不法廃棄であり、ゴミの分別の教育やゴミ処理場の改善をした方が、根本的な問題解決になるのではないでしょうか。

これらのように建前としては地球環境を守ることですが、本音は別のところにあることは珍しくありません。

昆虫食なども同様です。昆虫が食べている野菜を人間が直接食べればいいだけであり、わざわざ昆虫を育てて食べないと食料不足になるというのはおかしな道理です。昆虫食を開発した企業が政治家やハリウッドセレブを利用して、世界中にアピールしているだけなのかも知れません。

もっともらしい綺麗な言葉の裏には、様々な本音が隠れているものなので、安易に惑わされないように気をつけてほしいと思います。自分の頭で考えて選択したものであれば、たとえ間違っていたとしても後悔が少ないものですよ。

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光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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