節約はレジャー!

全身の筋肉を刺激するラジオ体操の効果!節約と相性抜群

ラジオ体操とは?

ラジオ体操をする少年のイラストそもそもラジオ体操とは健康の為に考えられた体操です。音楽に合わせて13種類もの運動を組み合わせて構成されており、全身の筋肉をバランスよく刺激する事ができる体操です。

ラジオ体操の順番もきちんと考えられており、序盤はストレッチ要素が強く、徐々に大きな動きになるように構成されています。

そして勢いが付きすぎるような体操ではないので、ケガのリスクが少ないのもメリットです。年配の方の健康にとっても相性が良い体操です。

子供の頃は多くの人がラジオ体操をする機会があったと思いますが、成人になると職場でラジオ体操が義務付けられているようなケースでもなければ、なかなかする機会がないのではないでしょうか。

そこで今回は節約とも相性が抜群なラジオ体操の効果について紹介します。改めてラジオ体操の凄さを理解する事で、自宅の中でも手軽に楽しみながら行えるようになるものですよ。

ラジオ体操ならではの効果

赤い砂の砂時計ラジオ体操の効果は色々とあるのですが、一番のメリットは誰もが経験した事があるだけに、取り入れやすい点にあります。

一からヨガのストレッチを覚えるとなると、よほど意志が強い人でないと自宅で1人で行うのは難しいものですが、ラジオ体操であればこの壁がありません。

しかも音楽に合わせて行うので途中で止めるような事にもなりにくく、「3分10秒」という短い時間もあって最後までやり切りやすいメリットもあります。

これがラジオ体操が他のトレーニングやストレッチと大きく違う点です。誰もが経験した事があるだけに、取り入れやすさや継続しやすが段違いに高い傾向があります。

もちろん他の体操やストレッチが悪いわけではないのですが、初めの壁が低いだけに多くの人に役立つ可能性が高いです。

また近年の研究でもラジオ体操のストレッチ効果の有効性が認められるようになりました。ストレッチには柔軟体操やヨガのポーズのような特定の筋肉を伸ばすような静的ストレッチと、ウォーミングアップのような軽い動作で筋肉をほぐす動的ストレッチに分かれており、ラジオ体操も動的ストレッチに分類されます。

いわゆる柔軟体操のような特定の筋肉を伸ばすストレッチというのは、やり過ぎるとパフォーマンスが低下してしまう事が分かっており、ウォーミングアップとしては相性が悪いので、スポーツ選手を中心に避けられるようになってきました。

運動後のリカバリーとして静的ストレッチで筋肉を伸ばすような取り入れ方であれば悪くはないのですが、運動前のウォーミングアップとしてはラジオ体操のような動的ストレッチの方が相性が良いと言われています。

たまに思い立って若い頃のようにストレッチなどをやってしまうと、筋肉が伸びすぎて痛みを引きずるような事があるものですが、動的ストレッチでもあるラジオ体操にはそのようなリスクがありません。

ラジオ体操も正しいフォームできっちりと行うと、それなりに様々な筋肉が伸びてくれるのですが、ダラダラと行っても悪くはないのも大きなメリットです。

さらにラジオ体操は音楽に合わせて行う点にもメリットがあります。近年はダンスが脳の発育にも良いという事が分かってきたので、学校でもダンスが必修科目になりましたが、自分の好きなタイミングだけで動く動作よりも、音楽に合わせて身体を動かす事で筋肉のコントロール能力が向上するメリットがあります。

筋力というのは単純な衰えだけの問題ではなく、適切にコントロールする能力も重要なポイントになるので、音楽に合わせて全身を動かすラジオ体操が最適だと言われています。

これらのようにラジオ体操ならではの効果や魅力があるので、運動不足の人はぜひ取り入れてみてください。誰もが経験しているだけに壁が低く、適当に行ってもそれなりの効果があり、さらにきちんと向き合う事で効果を高めていく事もできるのでお勧めですよ。

おすすめのラジオ体操のやり方

数年前に「大人のラジオ体操」という書籍がブームになり、ラジオ体操の効果が見直された事がありました。

私もこの本がきっかけでラジオ体操を行うようになったのですが、正しいフォームを意識することで効果がより高まってくれます。

しばらくラジオ体操を行っていなかった人であれば、むしろダラダラと行って無理のない範囲で全身をほぐしていった方が、ケガのリスクも避けられて良いと思いますが、ある程度慣れてきたら正しいフォームを意識するようにしてみてください。

わざわざラジオ体操の本を購入しなくてもOKです。NHKで放送されているラジオ体操(テレビ体操)を見ながら行えば、正しいフォームを確認する事ができます。

ラジオ体操の放送の度にワンポイントアドバイスのような形で、それぞれの体操のコツを紹介してくれるので、しばらく放送を見続けることで全てのラジオ体操のコツを掴めると思います。

ラジオ体操第2は余裕が出てきてからでも良いかと思います。息切れしてまで無理して行う必要はありません。また最近はラジオ体操よりもさらに難易度が低い「みんなの体操」や「リズム体操」というものもあるので、ラジオ体操でも難しいという人はそちらから取り入れてみるのも良いかと思います。

録画しておけばいつでも好きなタイミングで行えますし、YouTubeなどでも無料で見られるので、ぜひ取り入れてみてください。

個人的にはNHKのラジオ体操のワンポイントアドバイスも参考になると思うので、ある程度慣れてきたら正しいフォームを学ぶ為にも参考にしてみてください。

まとめ ラジオ体操は無料

ラジオ体操の歴史について調べてみると、元々アメリカの生命保険会社が考案したとありました。保険に加入している人が健康になれば、それだけ保険料を支払う可能性が低くなるという理由で、健康に効果がある体操が考えられて普及していきました。

日本にはそのままの形で入ってきたのではなく、何度か改変しながら現在のラジオ体操の形に進化していきました。

子供からお年寄りまで行えるように考えられているので難易度が低く、ケガのリスクも少ないので多くの人の健康に役立つのではないでしょうか。

本格的なエクササイズは誰もが出来るわけではありませんし、安易に真似てしまうとケガをしてしまうリスクもありますが、ラジオ体操であれば誰もが経験しているだけに、久しぶりに行っても出来てしまいますし、ダラダラと行ってもそれなりの効果が出てくれます。

他の体操やストレッチやエクササイズが悪いわけではありませんが、費用面でもラジオ体操には負担がありませんし、経験済みなだけに初めの壁が低く、継続のしやすさも優れており、音楽に合わせて行うだけにやり切りやすいメリットもあるので本当におすすめです。

「所詮ラジオ体操だろ!」と軽視せずに行ってみてください。ダラダラと行っても効果がありますが、ある程度慣れてきたら正しいフォームを意識してより効果を高めていきましょう。

NHKのワンポイントアドバイスは本当に素晴らしいです。正面からの映像だけではなく横からもうつしてくれるので、より正しいフォームがイメージしやすくなりますよ。

何よりもラジオ体操は無料で行えますし、健康な身体になって将来の医療費も節約できるかもしれないので、バカにせずに取り入れてみてはいかがでしょうか。

スポーツジムのようなところだと、会費を支払うだけに「行かないと損をする」と考えて継続しやすくなるメリットもあるのですが、この手のモチベーションは長続きしないだけに、高額なスポーツジムほど2ヶ月といった短期間の契約に設定しています。

参考公共のスポーツジムで節約!

お金を損したくないから2ヵ月だけイヤイヤ頑張るよりも、毎日のラジオ体操を継続した方がずっと身体に良いので、節約家に限らず取り入れてみてください。

ある程度慣れてきたら正しいフォームを意識したり、ラジオ体操第2にも挑戦してみてください。第2までやれば相当な運動量になりますよ。

デスクワークやスマホの普及で上半身の姿勢が崩れてしまっている人が多い現代だからこそ、ラジオ体操の効果と相性が良い人も増えているのではないでしょうか。ラジオ体操は下半身のストレッチという意味では不十分な点がないとも言えないのですが、通勤などでそれなりに歩いている人であれば十分だと思います。

何よりも無料で行えるので、バカにしないで取りいれてみてください。節約家に限らず多くの人の健康に役立ってくれると思います。

追記・耳も良くなるかも!?

しばらくラジオ体操を行っていると、ピアノの伴奏のちょっとした違いも感じるようになります。

NHKのラジオ体操だとピアノの演奏者が何人かいるので、録画して特定の一人の演奏に慣れていくと、別の演奏者でラジオ体操を行うと、妙な違和感を感じる事があります。

定番のラジオ体操の音声だけだと分からないかも知れませんが、NHKのようなピアノ演奏のラジオ体操だと、ちょっとした為にも気がつくようになります。

音楽に詳しい人であれば、耳で聴くだけで演奏者の技量の違いや個性といった要素を聞き分けられるのかも知れませんが、私にはそのような能力がまるでなく、クラシック音楽を聴いてもよく分からないタイプだったのですが、ラジオ体操は全身の身体の動きと連動して身についていくだけに、僅かな違いを聞き分けられるようになりました。

音楽に合わせて全身を動かすラジオ体操だからこそ、聴覚以外でも感じ取る事になるので、脳の神経ネットワークなどにも影響があるのだと思います。

ダンスが子供の脳の発育に良いというのもそうなのかも知れませんが、おそらくラジオ体操も年配の人の脳にも好影響があるのではないでしょうか。

認知症予防にも音楽に合わせて身体を動かすラジオ体操の有効性が示されていたので、単純な体操やストレッチよりも相性が良いのではないでしょうか。

ラジオ体操で耳が良くなるというと大袈裟に聞こえるかも知れませんが、リズム感や音感が乏しかった私からすると、かなり嬉しい発見だったので追記しました。

音楽に合わせて身体を動かすのは、それこそダンスだったり、エアロビクスのようなものもあるので、ラジオ体操だけのメリットではないのかも知れませんが、誰でも簡単に行いやすいだけに多くのメリットがあると思うので、ぜひ日頃の習慣としてラジオ体操を取り入れてみてはいかがでしょうか。

コメント

  • イケメンの先生のラジオ体操があれば毎日みるのに笑
    もこみち見たさに料理コーナーが人気になるんだから、美人やイケメンがラジオ体操の先生をやれば健康になる人が増えるんじゃない?笑

    by 匿名 €

  • 私は定年になった5年前から毎朝テレビ体操を行っていますが、おかげさまでこれといった運動をしていなくても健康的な身体をを維持できております。耳が良くなる効果は気がついていませんでしたが、ピアノの演奏者が変わるとタイミングが変わるのは分かるので、もしかしたら私の耳にも良い影響があるのかも知れませんね。

    by 匿名 €

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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