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軽自動車は煽られやすい?その理由と対策を紹介します

軽自動車は煽られやすい?

結婚して子育てにお金が必要だからという理由で軽自動車に乗っていた友人が、少し前に押し出しの強い大きな車に乗り換えていました。その理由を聞いてみると、

「軽にしてから煽られまくっていたんだよ!」

とのことでした。

私は節約家ということもあり、ランニングコストの安い軽自動車に乗っているのですが、それほど煽られて困るとは感じていません。

しばしば軽自動車は煽られやすいと言われていますが、この理由は大きく分けて二種類あります。これを分けて考える必要があります。

軽自動車が煽られる理由

まず一つは実際に軽自動車ということでなめられた結果、煽られる傾向があります。

軽自動車だからといって法定速度よりも遅いということもありませんし、交通の流れを乱すほど加速が悪いわけではありません。荷物満載のトラックの方がずっと加速が悪いものです。

軽自動車に大人が四人乗っていたり、勾配のきつい登り坂だと加速が悪くなることもあるのですが、それだけなら加速の良いモード(エコモード解除、オーバードライブ解除など)にするだけで、煽られようなことはなくなります。

軽自動車だからといって極端に遅いわけではありません。

ただ軽自動車に乗ったことがない人や、昔の軽自動車の事しかしらない年配の人の中には、

「軽自動車=ノロマ」

といったイメージがあり、さらに軽自動車には女性が乗っていることが多い傾向があるので、強気になって煽る人が少なからずいるのは確かです。

また地方に行くほど男性の車にステータスが求められることがあり、実際に私も地元(田舎)に帰ると、

「なんで軽なんかに乗ってるの?」

と言われることがあります。このように軽自動車を下に見ている人達がいることも否めないので、バカにして煽ってくる輩がいることは事実です。

脳科学的にも大きな車(高級車やトラック)に乗っている人ほど、攻撃的になりやすいといった研究結果があるので、軽自動車のような小さい車に対してバカにしてくるような輩が一定数いるのは否めません。

これらは一般的な軽自動車が煽られやすい理由ですが、勘違いしてほしくないのが、もう一つの理由です。

 

それは車幅(全幅)です。

 

軽自動車の車幅は1480㎜以下に定められているので、単純に普通車よりも車幅が狭くなっています。

すると後ろの一般車が同じように走っているだけで、ドアミラーに後ろの車の右側がはみ出て見えるので、煽られているような印象を受けてしまいます

しかも教習所で習ったキープレフト(車線内の左側に寄せて走る)を、きちんとしている軽自動車ほど後方から煽られたと感じやすくなってしまいます。

これは車幅の狭いコンパクトカーなどでも同じなのですが、後ろの車が右側に寄せているような印象を受けてしまうと、余計な圧迫感を感じて煽られていると勘違いしてしまいます

特に渋滞している道路だと、割込みをされたくない心理が働いて車間距離を詰める運転をしたり、少しでも前方の視界を確かめようと右側に寄る車がいるので、「煽られている」と感じてしまうことがあります。

これは単純に車幅が短いという軽自動車の構造上の問題なので、いちいち煽られたとイライラしないようにすることが大切です。

参考運転中のイライラを抑える方法

特に今まで大きな車に乗っていた人ほど、軽自動車に乗り換えると後ろの車が右側にはみ出て煽っていると感じやすい傾向があります。これを勘違いしないでください。

軽自動車だからと煽ってくるバカな奴がいないとは言いませんが、単純に車幅の問題だけという事もあると覚えておきましょう。

また世の中には常に車線内の右側を好んで運転する人もいます。少しでも前方視界を良くしたいのかも知れませんが、そのような車が後ろにいると、常に煽られているように感じてしまうので、さっさと道を譲るなり無視するのが一番です。

煽られない対策

軽自動車に限ったことではないのですが、後ろの車に煽られない対策がいくつかあります。

一番簡単なのは少し前から普及してきた「ドライブレコーダー」を取り付けることです。

ドライブレコーダーに残されている映像が証拠となり、煽り運転で捕まるケースがニュースで紹介されるようになってきたので、抑止力になる可能性があります。

ただドライブレコーダーをつけていることが後ろの車に伝わらないと意味がないので、車の後方にステッカーを貼るのが効果的です。

予めドライブレコーダーにステッカーが付属されているものもありますが、ステッカーだけならカー用品店やホームセンターでも売られています。

逆に言えば、ステッカーだけでも煽られる可能性を下げられます

セコムやアルソックなどのホームセキュリティーを導入している家庭の窓には、わかりやすくステッカーが貼られていますが、あれと同じようなことです。

セコムやアルソックを導入していないのに同じ名前を使ってしまうと違法ですが、それっぽいデザインのステッカーやダミーの防犯カメラが売られています。これらも空き巣対策として機能します。

ドライブレコーダーも随分と安くなってきたので導入しても良いと思いますが、煽られない対策だけならステッカーだけで機能します。

軽自動車に乗るようになってから煽られる事が多いと感じている人は、このようなステッカーを後部の窓の目立たない箇所に貼ってみてください。ボディに張るのが理想ではあるのですが、色褪せてしまうと買取価格に影響が出るかも知れないので、窓の下の邪魔にならない箇所が良いと思います。

もう一つの煽られない対策は、先ほども紹介した加速を気をつけることです。

アクセルを床まで踏みつけるような危険な加速をする必要はありませんが、重い荷物を積んでいる時や大人が四人乗って重たい時などは、いつもよりも加速しやすいモードに切り替えたり、少し多めにアクセルを踏み込むようにしてください。

急発進をすると燃費が悪くなるからと、じわじわとした加速を心がけている人もいるのですが、ある自動車雑誌の調査では法定速度まで速やかに加速してアクセルを一定にする時間を長くした方が燃費が良かったというデーターもあります。

法定速度の60キロまで1分かけてじわじわ加速するより、20秒ぐらいで60キロまで速度を上げてアクセルを一定にする時間を長くした方が、燃費が良い走行状態の時間が長くなります

もちろん危険な急発進をしろということではないのですが、じわじわと加速させるメリットはそれほどありません。これをエコドライブと勘違いしている人も多いのですが、状況に合わせて運転を変えることで、遅いという理由で煽られることが少なくなります。

一定の速度で走っている時に煽られる場合は、さっさと抜かせてしまうのもテクニックです。しばしば、

「法定速度を守っているんだからオレは悪くない!」

と頑なになって運転している人がいるのですが、そのイライラとした状態をずっと続けるより、さっさと道を譲った方がイライラが早く収まります

追い越し禁止の道路でも対向車がいない安全なタイミングで、左に少し寄せてウインカーを出すと、煽ってくるような車はさっさと抜いていきます。

私もたまに道幅のせまい山道を走ることがあるのですが、後ろに車が追い付いてくると直ぐに譲ってしまいます。もちろんカーブの途中や先の見通しが悪い状況だとやりませんが、対向車のいない直線になるとアクセルを緩めてウインカーを出します。

その車が速度違反で捕まっても関係ありませんし、事故っても自己責任です。

煽ってくるような奴の為にイライラさせられることの方がバカバカしいので、一本道で後ろの車が追い付いてきたら、さっさと譲ってしまえば煽られてイライラすることも少なくなります。

もしかしたら子供がケガをして急いでいるのかも知れませんし、家が火事なのかも知れませんし、大事な仕事に遅れそうで必死になっているのかも知れません。

もちろん軽自動車だからとバカにして煽ってくる奴もいるかも知れませんが、どんな理由にしろさっさと道を譲った方が、自分の心の平穏を保つことになり、安全運転を続けることが出来ます

自分にとって何が一番良いかと考えるようにしましょう。煽ってくるバカは相手にしないのが一番です。

まとめ 煽るバカから離れよう

世の中には車に乗ると気が大きくなって、我が物顔で煽ってくるバカな奴がいるものですが、そんな奴は相手にしないことが一番です。

  • 軽自動車だから煽る
  • 女が乗っていそうだから煽る
  • 黒塗りの高級セダンだから煽らない

のような相手によって態度を変えるような奴はろくでもないので、そんな奴がずっと後ろを走っていると気分が悪くなってしまいます。

なので抜きやすそうな道やタイミングを見計らって、さっさと道を譲ってしまいましょう。それが結果的に自分の気持ちが最も落ち着いて安全運転を続けることができます

「あんな馬鹿な運転をする奴がいるおかげで、罰金を払って警察の予算を支えてくれているんだよな~」

と考えると、気持ちが和らぐものですよ。

みんなが安全運転をしてしまうと、ちょっと車線をはみ出したり、下り坂で知らずに少し加速しただけで捕まってしまうようになるかも知れません。

前の車を煽ったり、平気で速度オーバーをしてくれる車がたくさんいるおかげで、こちらは余計なお金を支払わなくて済むので、むしろありがたい存在です(笑)。

彼らの納税(罰金)のチャンスを潰してしまわぬよう、さっさと道を譲ってお国に貢献してもらいましょう!

そしてもう一つ忘れてならないのは、車幅の狭い軽自動車はどうしても後ろの車が右側にはみ出て煽っているように感じやすいので、そこは分けて考えて気にしないようにしましょう。

同じように自分が右側に寄ってしまうと、さらに前の車に対して煽っているような印象になってしまうので、余計なトラブルを引き寄せるかも知れません。

常に車線の右側によって前方視界を良くしながら運転する人もいるのですが、これもあまり極端な事はしない方が良いかと思います。対向車と衝突するリスクも上がりますし、前の車に余計なストレスを与えてしまいます。

同じような理由で押し出しの強いデザインの車や改造車も避けた方が良いかと思います。

そのような車が好きで乗るのは個人の自由ではありますが、それほど車にこだわりがないのであれば、無意味に押し出しの強いデザインの車や改造は避けてください。余計なトラブルの元になってしまいます。

何かしらの事情でそのような車を運転しなければならないのであれば別ですが、無意味に大きな車に乗っても運転しずらいだけでなく、燃費が悪かったり、税金や保険が高かったり、周りの迷惑になる事も増えてしまいます。

同じ車種でもグレードが高いモデルほど、余計な装備が付いて押し出しの強いデザインになる事もあるので、よほどのこだわりがないのであれば避けた方が良いと思います。

煽られない対策として、あえてそのような押し出しの強いデザインの車(黒塗りのベンツなど)を選ぶといった発想もありますが、そこで得られるメリットよりも、周りの人から避けられるデメリットの方が大きいので気をつけてください。

駐車場といったところでも無駄に大きな車は迷惑ですし、窓に黒いスモークを貼ってしまうと周辺の視界も悪くなるので、余計な事故を引き起こす要因となるかも知れません。

参考駐車場でぶつけられないポイント!

ドライブレコーダーが普及してきている現在でも、平気で軽自動車だからと煽ってくるような輩が少なからずいるので、そんな奴とはさっさと距離を置いて安全運転を心掛けるのが一番です。

「君子危うきに近寄らず」の精神で、自分にとって一番良い選択をしてほしいと思います。

コメント

  • でもカミさんの軽に乗るとやっぱり煽られることが多いよ
    ステッカーでも貼るかな

    by 匿名 €

  • 車幅が狭いから煽られていると感じやすいのは同意
    仕事でトラックに乗っているとミラーに後ろの車が映らないから煽られていることにすら気がつかないし

    by 匿名 €

  • アルファードやエルグランドが後ろにいると圧迫感があってムカつく
    わざわざ改造して押し出しを強くしている奴はバカだけど
    純正で強面のフロントマスクの車があるのには困ったもの
    そんな車を喜んで買う奴がバカなんだけど

    by 匿名 €

  • 煽る車がいっぱいいるおかげで、こっちが交通違反にならないという考え方は素敵ですねw
    これからはそう考えるようにします

    by マンチカン €

  • あるあるですね
    今特に二輪車のマナーの悪い地域に住んでいますが、本当にそう思います
    二輪車は左でなく普通に右を走ってますw

    by 匿名 €

  • 最近の軽はトールモデルが増えて重量が増えているから実際に加速が遅い事も多いよ
    でっかい軽や人や荷物満載が多いならターボ付きでないと厳しいと思う

    by 匿名 €

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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