節約ではないモノ
節約する目的や節約をして貯めたお金で何を購入するかは自由ですが、日頃から節約に敏感な私があえて安くはない商品を購入することがあります。
その理由は私にとって重要だと認識している商品です。
いわゆる贅沢品とも言えますが、いわゆる趣味や娯楽のためのものではなく、生活必需品や消耗品でありながらも、重要だと認識しているモノは自己投資と割り切って購入しています。
今回はそのようなプチ贅沢だけど、重要だと思う消耗品を紹介します。これらのモノが重要だという意味ではなく、自分にとって重要なモノを判断する基準を確認してほしいと思います。
プチ贅沢品?の数々
まずは歯ブラシと歯磨き粉です。
別の記事でも紹介したのですが、健康に関するモノに対しては、あまり節約を意識しません。価格よりも質を重視します。
歯ブラシや歯磨き粉は健康に直結する消耗品なので、ある程度の質を意識して選んでいます。
激安品を試してみたこともありますが、やはり質も悪かったです。
次は石鹸です。
石鹸の質にこだわるというと、うるおい成分配合や香りの良いボディーソープを思い浮かべるかもしれませんが、いわゆる普通の石鹸のことです。
石鹸も安いものなら3個で100円前後で売られていますが、私は1個辺り100円以上もする「シャボン玉せっけん」を愛用しています。
正直に言って「シャボン玉せっけん」は泡立ちも悪く洗浄力は弱めです。石鹸そのものの質が優れているというよりは、身体の安全を考えて選択しています。
多くの石鹸のように石油ベースではなく、天然の素材に由来しているので安心です。
数年前に普通の石鹸のサンプルをもらい、数週間ほどそれを使用していたことがあるのですが、何と加齢臭が発生してしまいました。
その時はショックで「そういう年齢になったのか・・・」と嘆いていたのですが、しばらくすると加齢臭は消えました。
しばらく石鹸が理由だと気がつかなかったのですが、どこかで体臭は石鹸のタイプが影響するという記事を読み、「これか!」と納得し、改めて「シャボン玉せっけん」が好きになりました。今は髪まで洗っています。
泡立ちが悪いので消費が激しいのですが、泡立ちのいいタオルを使用することで解決できました。
ちなみに歯磨き粉も「シャボン玉せっけん」の製品があり、昔は愛用していたのですが、少し前から歯茎の衰えを感じるようになり、現在では歯肉炎や歯周炎を防ぐ「トマリナ」を愛用しています。
この歯磨き粉を使うようになってから歯茎の色が健康的なピンクに戻って嬉しかったものです。
続いてはコーヒー豆です。
私はコーヒーが大好きでそれなりにこだわりがあるのですが、いわゆるスーパーで売られているお得用サイズのコーヒー豆は買いません。それらは開封して1週間も経てば香りが弱まってしまいます。
なのでコーヒー豆は少し割高になりますが、少ない量のパックを選んで購入しています。
ちなみにコーヒーカップにもこだわっています。
全く同じコーヒーでも見た目の印象が良くなると美味しく感じられるものです。これは見た目だけではなく保温性も優れていますが。
続いては調味料です。
最近少し良いオリーブオイルを購入してみたのですが、パスタの質が一段と向上してくれて嬉しかったです。
美味しいパスタソースをつくるとなると、それなりの食材を用意しなければなりませんが、少し高級な調味料であれば一回当たりに換算すると1円ぐらいの差にしかなりません。
調味料の節約については別のところでも詳しく紹介しています。
次は靴です。
靴は高いモノというよりは、慎重に質を意識して選ぶようにしています。
足に合わない靴は健康に悪いだけではなく、歩き姿や姿勢にまで影響を与えてしまいます。あまりにも高い靴は購入しませんが、数千円の差であれば、よりフィットするものを選んでいます。
フィットした靴はバランスを崩した時の転倒防止にも重要な要素ので、しっかりと靴紐を結びなおして履いています。
最後は書籍です。
書籍は消耗品というよりは贅沢品かもしれませんが、あまりテレビを見ない私にとってはなくてはならない重要のものです。
私はよく図書館を利用するのですが、どうしても読みたい本があるとは限りません。少し古い書籍であれば古本屋を利用することも多いですが、好きな作家の最新刊はさっさと購入しています。
本を安く購入する方法についても紹介したことがあるのですが、
この記事で紹介しているように、最近は電子書籍で購入することが多いです。紙の本は何度も読み返したくなるような内容でもない限り、さっさと古本屋に売って節約に役立てています。
まとめ 重要度の見極め
今回紹介したこだわりのある消耗品を、なるべく安く購入して節約するようには心がけていますが、これらの質を下げるようなことはしていません。
健康に関するものは、あとになって高くつくこともありますし、それこそ病気やケガをしてしまうと、お金だけではなく膨大な時間まで失うことになります。
投資というと株や保険などが思い浮かびますが、自分の健康に対する自己投資も立派なお金の使い道だと思います。
他に外食や食材選びでも同様です。心から食べたいものがあるときは、その欲求に従いますが、それほど食べたいものがないときは、健康を意識するように心がけています。
どんなモノでも節約しようと思えばできるものですが、自分にとって重要なモノの質まで下げてしまうような節約は、やはりおすすめできません。
それらの重要なモノを安く購入できるお店をチェックすることはありますが、質まで下げてしまわないように気を付けています。
重要なモノの基準は人それぞれですが、健康に関する消耗品のように、あとになって返ってくるものも多いので、上手くバランスをとってほしいと思います。
歯ブラシを数十円節約して虫歯になってしまえば元も子もありません。結果的に高くついてしまいます。
趣味や娯楽の贅沢品だとわかりやすいですが、頻繁に購入する生活必需品や消耗品も上手に見極めて節約につなげください。
もちろんそれほど重要ではないモノに関しては、どんどん減らして積極的に節約してください。
眠気覚ましの為だけにコーヒーを飲んでいる方であれば、質にこだわる必要はありません。お得用サイズでもインスタントコーヒーでも良いと思います。なんならカフェインの錠剤を購入した方が安上がりかも知れません。
あなたにとって本当に重要なモノを改めて確認してみてください。はっきりと分けることが出来ると節約するべきモノも見つけやすくなりますよ。