節約はレジャー!

スピーカーの布エッジの軟化作業で音色が激変した!

スピーカーユニットのエッジ?

少し前の記事で上向きタイプの純セレブスピーカーを作成したところ、なんだかイマイチの出来になってしまいました。

参考オープンソースの純セレブスピーカー!

なんと、その時の記事を見てくれた安冨歩さんがツイッター上でアドバイスをくださり、スピーカーユニットそのものと向き合う良い機会になりました。

このスピーカーユニットは元々実家にあったミニコンポから取り外したもので、2003年に発売されていたので、既に15年ぐらい前のものです。

単純に経年劣化で状態が悪かったのかとも思ったのですが、「T10-1226-05」で検索してみると、YouTubeに動画が見つかりました。

かなりダイナミックに動いており、それなりに良さげな印象を受けました。

安冨歩さんにアドバイスをしてもらっていたので、この動画を紹介すると、

と教えてもらえたので、何か改善策があるのかと思い、スピーカーユニットと向き合っていると、エッジがカチカチになっていたことに気がつきました。

私のは動画のように滑らかに動く気配が全くなく、指先で押してみるとペリペリと音を立てるほどカチカチでした。

そこでもう一つの純セレブスピーカーに使用しているダイソーのスピーカーのエッジを調べてみると、フニャフニャで驚きました。全く硬さが違います。

過去の安冨歩さんの動画でエッジがダメになっている場合は削り取ってテープで修復すると良くなると紹介しており、ツイッター上でもそのようにアドバイスを受けたので、それを実践しみようかと考えていたのですが、取りあえず指先でカチカチになっているエッジをマッサージをしていると、徐々に柔らかくなってきました。

そこで改めて何か方法がないのかと調べてみると、過去にオーディオマニアの方々が色々向き合ってくれており、様々な方法があると知りました。

理想はエッジを交換してしまえばいいのですが、それだと純セレブスピーカーらしくないなぁ~とも感じたので、今回は軟化させる方法を試してみました。

スピーカーのエッジを軟化させる方法

スピーカーのエッジを大きく分けると、ゴムとウレタンと布製があるようでした。

布製といっても洋服に使われているようなものではなく、布にダンプ剤と呼ばれる有機溶剤が塗り込まれており、適度に張りをもたせる仕組みになっているようです。

ゴムやウレタンが劣化してしまうと、ボロボロに剥がれてしまうのですが、布製の場合は固まってしまうようでした。

私のもこちらに当てはまっていたので、布エッジを軟化する方法を調べていると、驚くべきことに自動車のブレーキオイルを塗ると効果的だという情報がたくさん見つかりました。

昔の私は結構な車好きでガソリンスタンドでアルバイトもしていたので、ブレーキオイルの交換をしたことがあります。

自分の車のブレーキオイルを車の塗装面に少しこぼしてしまい、見事に塗装が溶けて鉄板がむき出しになったことを思い出しました。

ダンプ剤がどのようなものなのかわからないのですが、固まってしまった塗料を柔らかくするのはイメージできます。

ただこの為だけにブレーキオイルを購入するのもバカらしく、手持ちのもので何か出来ないかと調べていると、「うすめ液」が見つかりました。

これは車の細かなキズを補修する時に使用するタッチペン用に購入していました。

開封して空気に触れたタッチペンは、どうしても徐々に固まって使えなくなっていくので、この「うすめ液」が活躍してくれます。

塗料を溶かして軟化させるという意味では、ブレーキオイルの代わりになるのではないかと調べてみると、まさに「うすめ液」で布エッジの軟化をしている方が見つかり、安心しました。

さっそく硬化しているエッジ(左側)に塗り込むと、数分でフニャフニャになってくれました。

軽いものを乗せても凹むほどです。

 

「おおー!やったぁ~」

 

と布エッジの軟化の成功に喜んでいたのですが、よくよく見ると・・・

 

本体からも剥がれてしまいました。

 

適当な刷毛がなかったので、割り箸の先にティッシュを巻き付けて塗っていたのですが、どうも塗り過ぎだったようです。

内心かなり焦ったのですが、そもそもエッジは交換できるものなので、どのように接着しているのか調べてみると、単純に接着剤のようでした。

瞬間接着剤なら過去に100円ショップで購入したものがあったので、しばらく放置して「うすめ液」が完全に乾燥したところで無事に接着できました。

接着剤もタッチペン同様に開封後に固まってしまいますが、最近のは小分けパックになっているので最高です。本当に100円ショップは素晴らしいですね!

そしてもう一つの方の布エッジも軟化させ、半日ぐらい放置すると「うすめ液」の匂い(シンナー臭)がしなくなりました。

手で触れてみるとフニャフニャな状態ではなく、少し硬く戻っていました。カチカチに戻ったわけではなく、手で押してもペリペリといった感じは一切ありません。ほどよく弾力がある状態です。

動画ではかなりダイナミックに動いていたので、まずは同じように動くのかと指で押してみると、かなり滑らかに上下するようになりました。期待に胸が膨らみます。

そして実際に音を出して確認してみると、

 

・・・

 

残念ながら微動だにしませんでした。

私はアパートに住んでいるので、音量をマックスにするわけにはいかないのですが、隣の住民が出かけたタイミングを見計らってマックスにしてみたのですが、ほとんど動きませんでした。

手で触れてみるとかなりの振動を感じるようになったのですが、そもそもアンプの容量が小さ過ぎるのかも知れません。

軟化した布エッジのエージング

純セレブスピーカーのおかげで様々な知識が入るようになったこともあり、オーディオ製品のエージングについても知ることになりました。

スピーカーだけでなく、アンプやケーブルにもエージングによる変化があるらしく、馴染むまでにそれなりの時間が必要なのかも知れません。

軟化した布エッジが馴染んでいないことも考えられますし、ダンパーと呼ばれている下側の布も固まって動きが悪くなっているのかも知れません。

下側の布も軽く手でマッサージをしてみたのですが、指先しか届かないので上手く出来ません。何か方法はないかと調べてみたのですが、交換する方法ぐらいしか見つかりませんでした。

そこで私になりにエージングを考えてみました。

それはスピーカーユニットを下に向けて大音量で動かしてみるということです。

下に向けることで今まで動かなかった方向に重力が働き、適度にダンパーもほぐれるのではないかと考えたからです。

オーディオマニアの方に鼻で笑われそうですが(苦笑)、自己満足なので気にしません。

ただ自宅で大音量で流すわけにはいきません。そこで純セレブスピーカーの理論を逆向きに考え、穴を空けていない箱の中に音を閉じ込めてしまう方法を思いつきました。

とにかく外に音を漏らさないことが重要なので、ギュウギュウに紙を詰め、しっかりと箱を閉じます。

さらに袋で密封し、さらに大きなダンボールで同じ事をしました。

これでも音量をマックスにすると低音がズンズンと響いてきたので、さらに毛布でくるんでベッドの布団の中に突っ込みました。

するとかなり音量が抑えられたので、音楽を流しているウォークマンのカスタム設定で低音を増強し、うるさい系のロックをしばらく流してみました。

もしかしたら火事になるんじゃないかなと不安になり、途中で開封して確かめてみたのですが、大音量でも特に熱をもつようなことはありませんでした。

ただアンプの方は熱くなっていたので、時々休ませながら半日ほど逆向きのエージングをしてみました。

そしてスピーカーを取り出し、そのままで一瞬だけ大音量で流してみると、

 

・・・

 

残念ながら動きませんでした。やはりアンプのパワーが足りないのかも知れません。

それについても調べてみると、一般的なスピーカーでもかなりハイパワーのアンプで低音を響かせないと、目視で確認できるほど動かないという情報があったので、取りあえずは良しとしました。

そんなアンプを手に入れたところで、自宅アパートでは役に立てそうもありません。

まぁ、多少は軟化させた布エッジやダンパーがほぐれて馴染んだはずだと信じ、上向きの純セレブスピーカーに再装着して音を出してみると、

 

・・・

 

物足りなかった高音域がグッと鳴り響くようになりました。取りあえずは成功です!

てっきり低音が良くなるのかと思っていたのですが、むしろ高音が自然な感じになりました。

ただ高音域が良くなったせいもあり、低音域のこもった音が気になるようになりました。

箱に設置する前にスピーカーユニットを両手で持って耳の近くで聞いてみると、とてもバランスの良い綺麗な音がするのですが、箱に入れた途端に低音がこもってしまいます。

こうやって外して聞いてみると、低音が響かないだけにバランスは悪くありません。

これはダンボール箱との相性なのかと思い、音を出しながら箱の中の紙の量を減らしていくと、「キター!」という瞬間が訪れました。

だいたい箱の半分下ぐらいの紙の量です。上半分はスカスカな状態です。

スピーカーユニットとの相性なのか、上向きだからなのか、箱の大きさなのか、これといった理由は見当がつかないのですが、「コレコレ♪」といった感じの純セレブスピーカーらしい生々しい澄んだ音質になってくれました。

純セレブスピーカーには、この調節の楽しみがあります。ちょっとしたことで劇的に音質が変わる瞬間があるので本当に楽しいですよ。

まとめ やっぱり楽しい純セレブスピーカー!

硬化した布エッジを軟化する為に色々と調べているうちに、オーディオマニアの方にも様々なタイプの方がいるのだなと感じました。

エッジの軟化作業そのものを否定している方もいましたし、私のようにお金を掛けずともアイディアで乗り切ろうとしている方もたくさんいました。

それこそ安冨流テープ補修だって悪くないのかも知れません。ボロボロに剥がれたゴムやウレタンのエッジでも、お金を掛けずに補修できるはずです。

純セレブスピーカーと出会う前の私は無知だったこともあり、オーディオの世界は湯水のようにお金が必要なのだと思っていたのですが、どうもそのような人ばかりではないようで、なんだか嬉しく感じました。

アンプについても調べていると、中華アンプと呼ばれている中国製の安価なアンプが高く評価されていたりして、思っていたよりも金銭的な敷居が高くない世界なんだなと感じるようになりました。

このアンプなんてコメントの数が凄いです。数年前から話題になっているようでした。

もちろん中には辛辣なコメントがあったり、権威を振りかざした決めつけをしている方もいるのですが、それほどお金を掛けずとも音楽を楽しんでいる方が、たくさんいて嬉しくなりました。

そのようなタイプの方にこそ、純セレブスピーカーの存在を知ってもらいたいものです。

ちょっとしたアレンジでどんどん音質が変化していくので、オーディオマニアのような自分好みの音質に合わせることを、気軽に楽しむことが出来ますよ。

 

ちなみに最近はネットの雑誌読み放題でオーディオ雑誌も眺めるようになったのですが、あまりにも広告が多くて驚きました。これでは本音は書けないだろな~と感じます。

専門雑誌ほど部数を稼げないので広告収入がメインになり、広告主を喜ばす内容になるものです。

自動車雑誌でも新型車両をボロクソに評価することは滅多にありません。前のモデルと比較して向上している機能ばかりを褒めちぎるのが常です。

オーディオ雑誌にもこの傾向が強いような印象を受けました。

どの雑誌でもそうなのですが、表紙の裏と背表紙の広告主がメインなので、持ち上げていることを加味しながら読み進めることで、記者の本音がチラチラと見えてくるものです。

結局は自分のフィルターに通して判断するしかありません。参考にするのは構いませんが、盲目的に鵜吞みにしてしまうと思わぬ落とし穴にハマるかも知れません。

純セレブスピーカーと戯れていると、自分好みの音楽や音質も見つけやすくなるはずです。ちょっとした変化を楽しみながら、自分のフィルターを磨いていきましょう!

ちなみに最近の私は純セレブスピーカーで、たまたまYouTubeで見つけたケルト音楽を聴くのが楽しみになっています。

純セレブスピーカーの生々しい音質と相性が抜群で気持ちが良いものですよ。著作権フリーのものが多いので、ダウンロードしてウォークマンに入れています。

もちろん気持ち良く感じない人は気にする必要はありません。あの人が言っているのだから気持ちの良い音なんだろうと受け入れるのではなく、何事も自分の身体と対話しながら判断していきましょう!


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