純セレブスピーカーのアレンジが止まらない!
当サイトでは純セレブスピーカーを自作してきた様子を公開してきたのですが、この楽しさに取りつかれてしまいました。
何よりもあまりお金をかける必要がないので、節約家として最高の趣味となっています(笑)。
私だけでなく様々な方が独自のアレンジをして楽しんでおり、オープンソースと謳っている純セレブスピーカーの凄さを実感しています。
wikiの使い方が僕もよく分からないんですが、純セレブスピーカーは、Linuxや味噌汁のレシピみたいなオープンソースなので、皆で知恵や経験を共有しながら、互いに磨き合いたいと思ってます。ぜひとも皆さんよろしくです。
— 純セレブ堂 (@PurecelebSound) 2018年11月27日
ダイソーの300円スピーカー製の純セレブスピーカーとは散々向き合ったこともあり、パソコンサイドで使用する分には、かなり満足がいく出来になっているのですが、
片岡祐介さんの動画を見ていると、もう一つの方の純セレブスピーカーには改良の余地があるように感じました。
これはこれで寝室で音楽を楽しんでいたのですが、ダイソーの方がちょっとしたアレンジでどんどん音質が変わっていったこともあり、何とかしたくなりました。
さらに安冨歩さんの動画でスピーカーユニットを上に向けると、また違った感じで良いとあり、再びアレンジすることにしました。
上向き蓋つき純セレブスピーカー
新作の為にバラしている最中、ふとそのままで音を出してみると、高音域を担当しているツイーターと呼ばれる小型スピーカーの音と、メインのスピーカーとの音の違いを感じました。
ツイーターからはシャンシャンとした軽い音が聴こえてくる一方、メインからはそれなりの低音が鳴り響いていました。
純セレブスピーカー関連の動画を見ていると、どうもこのツイーターとの相性が良くないとのことだったので、今回は外してみることに。
さらにこちらの動画を見ていると、いかにスピーカーユニットの動きを妨げずに邪魔しないことがポイントになっているのだなと感じだので、
そこで今回は箱の向きも変え、スピーカーユニットを上に向けることにしました。
ダンボールの面積が少ない側面より大きな面積のある面の方が、ダンボールそのものの弾力がスピーカーユニットの揺れをほどよく吸収できると考えたからです。
現在はダンボールにスピーカーをガチガチに固定する派と、軽く固定する派に分かれているようなのですが、おそらくダンボールの弾力との相性によって変わってくるのではないでしょうか。
大きな面のダンボールの中心部であれば、ガチガチに固定してもダンボールそのものの弾力で面全体が揺れ動きますが、小さなダンボールや側面だと弾力も少なくなるので、軽く固定した方がスピーカーユニットの動きを妨げないのかも知れません。
一般的なスピーカーはがっちりとした箱にキッチリと組み込み、スピーカーの中のコーンだけの振動で表現しているのだと思いますが、純セレブスピーカーは箱の面ごと振動しているのかも知れません。
これらはあくまでも私の勝手な推論であり、オーディオマニアの方からするとボロクソに言われそうですが、オープンソースは各々が自由に発想しながら発展していくものなので許してください(笑)。
ダンボールの程よい弾力を活かす為に、今回は裏面も工夫しました。
表面に出ているダンボールの下で折り重なっているダンボールがあると、この弾力も変わってしまうと思ったので切り離すことに。ついでにそれで穴を塞ぎます。
これでスピーカーユニットはより自由に動きやすくなってくれるのだと期待です。
さらに紙の詰め方も工夫してみました。ダンボールの程よい弾力が良いとはいえ、上に向けるとスピーカーユニットの重みで沈みがちになるかも知れないので、くしゃくしゃにした紙をふんわりと多めに入れてみました。
車のサスペンションで例えると、ダンボールの弾力がスプリングで、紙くずの弾力がダンパーのような役割を期待してのことです。
そして箱に蓋をつけ、新たに完成した純セレブスピーカーの音を聞いてみると、
・・・
・・・
・・・
ダメだこりゃ!
といった出来になってしまいました(苦笑)。
こもった音でガッカリでした。高音域も明らかに足りていません。
紙くずを詰め込み過ぎたのが原因かと思い、少し量を減らして聞いてみたのですが、結果はあまり変わりませんでした。蓋を外してみたり、横に向けてみてもダメでした。
うーん、純セレブスピーカーは難しいものです。
ツイーター込みの時の方が、明らかに済んだ気持ちの良い音が響いてくれていました。
そもそもツイーター込みでバランスが取られたスピーカーだったので、無理があったのかも知れません。
この辺の事も動画で語られているのですが、初めからツイーターなしで設計されているものの方が、やはり相性は良さそうです。
ただ上向きにして蓋をつけたのは面白く感じました。
床に置いて聴くときは90℃に近い方がバランスがよく、壁際の棚の上に設置した時は60℃ぐらいが良かったりしました。
ダンボールなので簡単に角度を変えられますし、より好みに近づけそうな予感がします。使用していない時には蓋をしてホコリも防げます(笑)。
もう少し良いスピーカーユニットやダイソーの300円スピーカーで同じ事を試してみると、さらに良い結果になったのかも知れません。
ただ鼻セレブ製の純セレブスピーカーは、デザインも含めて完成したと思っているので、さらなるアレンジには悩むところです。
まとめ ダイソーは凄い!
こちらの動画でも片岡祐介さんがダイソーのスピーカーユニットの素晴らしさを感じたようで、
今後の制作キットの販売が暗礁に乗り上げてしまったのが残念なのですが、なんだかんだダイソーは凄いということです(笑)。
当サイトでダイソー製の純セレブスピーカーを紹介したところ、同じように作ってみたという連絡をくれた方がいたり、ツイッター上でもたくさんの方が挑戦されているようで、本当に嬉しい限りです。
もし純セレブスピーカーが特許や権利で固められていたのであれば、おそらく私は芳醇な音の世界があることを知ることなく一生を過ごしていたことでしょう。
改めて、片岡祐介さんと安冨歩さんに感謝です。ホントにありがとうございます。
またオープンソースならではの様々な方のアレンジも素敵です。その内にダイソーのスピーカーユニットにベストな箱の材質や大きさの傾向も生まれてくるかも知れません。
私はパソコンサイドに設置して聴く分には、耳の高さに近づけることが有効だったと感じていますが、聴く位置が固定していないケースであれば、床に置いて上に向けたり、逆に天井から吊るしてみたり、蓋やメガホンをつけて方向を調節するのも面白いかも知れません。
まだまだ進化していきそうで楽しみです。
金に糸目を付けなければ、より良いスピーカーユニットはいくらでも見つかるのでしょうが、高級スポーツカーのように誰にでも楽しめるものではありません。
高級車にだけ装着されている特別な装備で救われる命より、大衆車にも普及してきた自動ブレーキなど方が、より多くの命を守ることが出来ます。
もちろん新たな装備を開発するのにはお金が必要なので、価格を上乗せしやすい高級車から普及していくのは仕方がないのですが、現在の大衆車に当たり前に搭載されているABSやエアバッグやオートマやパワーステアリング(ハンドルの重さを軽減する装置)やマスターバック(ブレーキの踏力を増す装置)なども、元々は高級車にだけ装着されていたものです。
自動車メーカーの企業努力により、セレブだけが恩恵を授かることが出来ていたものを、現在は誰もが得ることが出来るようになりました。
純セレブスピーカーにも、この可能性を感じています。
純セレブスピーカーを制作するにしてもアレンジするにしても、大した予算も道具は必要ではありません。
誰にでも挑戦できる敷居の低さこそ、純セレブスピーカーの魅力であり、凄さなのだと思います。
オーディオ専用のお店は都会にしかありませんし、ネット上でも専門用語も多いので、初心者が足を踏み入れるには敷居が高いものです。
多くの人が手に入れられる価格に設定したウォークマンやiPodが、たくさんの人に音楽ライフをもたらしたように、敷居の低い純セレブスピーカーも多くの方にセレブな音の世界を届けられる可能性を秘めています。
目をつぶってしまえば、重厚な高級スピーカーや煌びやかなアンプが目の前になくても、芳醇で潤沢な音の世界を体験することが出来るので、純セレブスピーカーが気になる方は、ぜひ一度試してみてください。
試しもしないで批判ばかりしていると、軽自動車の安全性をボロクソに言いながら、ものすごく衝突安全性の低いイタリア車のフィアット500に乗っているような事になるかも知れません。
オシャレなデザインに惚れて乗るのは自由ですが、ヨーロッパの車だから安全だと決めつけてしまうと、本当に求めていたものにたどり着けないかも知れませんよ。