斎藤一人さんとは
斎藤一人さんは健康食品や化粧品を販売する「銀座まるかん」の創業者であり、本業のほかにも数々の本を出版している凄い方です。
詳しく知りたい方は公式ブログを参考にしてみてください(あまり更新されませんが)。
私の趣味が読書ということもあり、斎藤一人さんの本には多くの影響を受けました。具体的な節約テクニックというよりは、考え方について多くの気づきを与えてくれます。
斎藤一人さんのことが大好きになり、そしてより近くで感じたくなり、代表的な商品である「青汁酢」を購入したこともあります。
斎藤一人さんは一切メディアに登場するこはなく、会いたくても会えるわけではありません。
ある時にたまたま読んだ本に、東京の新小岩にある「ついてる神社」に行くと斎藤一人さんに出会えたという体験談があり、たまたま東京に行く用事があった時に私も行ってみることにしました。
結果から言うと、実際に斎藤一人さんに会えることはなかったのですが、「ついてる神社」に行くことで様々な体験を得ることができました。
斎藤一人さんファンであれば、ぜひ一度「ついてる神社」に訪れてみてください。実際に会えなくても凄い体験ができるはずです!!
ついてる神社での体験
斎藤一人さんも本の中で語っているのですが、「ついてる神社」と言っても本格的な神社ではありません。お店の入り口の左側に大きめの神棚のような感じで設置されていました。
私が訪れたときは、たまたま他のお客さんがおらず、スタッフの可愛らしい男性が丁寧に参拝方法を教えてくれました。
その途中から次々と常連らしいお客さんが訪れ、思い思いに参拝をしてはスタッフと談笑するのですが、その方々がまた印象深かったです。
見事に全員笑顔で嬉しそうであり、本当に斎藤一人さんの大ファンなのだと感じました。
見事なぐらい素敵な人達ばかりでした。
さらに驚いたのが商品の購入額です。私は青汁酢と本には付属していない講演のCD(一枚100円ぐらい)を数枚購入したぐらいなのですが、私がいた時に居合わせた人達の商品の購入金額が3~5万円ぐらいでした。
あまりにもポンポン売れていくことに驚き、私が滞在していた15分ぐらいだけでも30万以上の売り上げがあったと思います。
まるでアイドルのファンが金に糸目を付けずに、グッズを購入していくかのようで驚かされました。それだけ多くの人が斎藤一人さんに救われたのだと思います。
といっても、高額な金額を払わないと無下に扱われるような事もないので安心してください。私が「ついてる神社」にいって感動したのは、ファンの人達の行動もあるのですが、なによりも店内の雰囲気から伝わってくる情報に価値があると感じたからです。
質素、質素、質素・・・
とにかく店内が質素で驚いてしまいました。質素という言葉が適しているのか分かりませんが、徹底的に必要のない物や豪華に見せる物を置いていないのが印象的でした。
オシャレなコーヒーメーカーもウォーターサーバーもなく、水道水を昔ながらのヤカンでお湯を沸かして、お茶を淹れている常連客もいました。
コンロも昔ながらのオレンジのホースが出ているタイプで、その上にある換気扇も昔ながらのプロペラが回るタイプでした。
そして水道の蛇口も昔のままであり、さらに蛇口の先端に水の流れを整える(?)スポンジのようなものが取り付けられていました。
若い人は知らないかも知れませんが、数十年前の家庭にはよく見られた光景です。とても懐かしく感じました。
斎藤一人さんの本の中でも余計な物を持たない重要性について語られていたのですが、まさに「こういうことか!」と感動する出来事となりました。
もちろん質素といっても貧乏くさいわけでもなく、綺麗に掃除が行き届いている気持ちの良い空間です。
斎藤一人さんぐらいの大金持ちなら、いくらでも店内をカッコよく改装したり、凄そうに魅せることは出来るでしょうが、実際に「ついてる神社」に訪れたことで、本質はそこではないということを見事に感じる出来事となりました。
斎藤一人さんのファンであれば、ぜひ一度「ついてる神社」に行ってみてください。実際に会えなくても様々な学び、体験があるはずです。
ネットで検索すれば地元や近所でも「青汁酢」などが販売しているお店が見つかるとは思いますが、この体験はなかなか得られないかと思います。
私も何店舗か地元や近所のお店を訪ねてみた事があるのですが、中には「本当に一人さんの本を読んでいるのかな?」と思いたくなるほど、偉そうな振る舞いの店主だったり、そのような様子が感じられる店内の雰囲気という事もありました。
もちろん素晴らしいお店もあるので、わざわざ東京の「ついてる神社」にまで行かなければならないわけではないのですが、もし東京に行く機会があれば、足を運んでみる価値があると思います。
税金対策をしない一人さん
多くの企業は税金対策という名の下に、それほど必要のない物まで購入するものです。
もちろん事業に必要な投資であればいいのですが、事業に高級車が必要な業種など稀なはずですが、それでも多くの企業は経費で高級車を購入します。
もしそれが一般的な車だった場合、維持費も燃費も悪くないのですが、排気量の大きな高級車は維持費も税金も燃費も保険も高くつきます。
もちろんそれらの費用も経費にできますが、確実に固定費として積みあがっていきます。たとえ本業が順調でも必要のない物まで背負うことになり、徐々に足取りが重たくなって本業に悪影響を与えることは珍しくありません。
すると支払いの為にリスクの高い仕事を受け入れたり、やりたくもない仕事をすることになってしまいます。利益率が低いばかりでなく、精神的にも負担になっていくものです。
バブルの頃に本業とは関係ない不動産投資に手を出した多くの企業が、そのせいで苦しんでしまったように、見栄や税金対策の為に余計な事をしてしまうと、かえって自分の首を絞めてしまう事があります。
斎藤一人さんは徹底的にこのような無駄を省いているのだと感じました。本当にやりたいことをやるためにも、あまり余計なことはしないのではないでしょうか。
それが「ついてる神社」に行ってみたことで凄く実感できました。斎藤一人さんに出合えなくとも、空間で感じることができます。これこそが私が感じた斎藤一人さんの凄さです。日本一税金を納められた理由なのかも知れません。
まとめ 体験というご利益
「たくさんの税金を納めるぐらいなら全部使ってしまえ!」という考えの経営者(税理士も含む)も多いのでしょうが、それだとあまり現金は残らず、固定費だけが積み重なっていきます。
経営が傾くと無駄な贅沢品の固定費が首をしめることになり、結局それらを二束三文で手放すことになります。ほとんどお金は残りません。
これは一般家庭にも当てはまることです。
税金対策としては住宅ローンや保険などに限られるかも知れませんが、必要以上の物は固定費、維持費としてじわじわと家計を圧迫していきます。
高機能な電化製品ほど電気代は高くなります。省エネモデルの家電製品も増えていますが、家電製品の数も増えているので電気使用量はそれほど減っていません。
また家の中の限られているスペースも奪われます。極端なことを言えば、滅多に使用しない物の為に家賃を支払い続けているようなことになっている家庭も珍しくありません。
「ついてる神社」に行ってみると「足りるを知る」という言葉の意味がよくわかります。これは単純に質素やケチという意味ではなく、余計な物を抱え込まないことで身軽になるようなことが、その空間から伝わってきました。
斎藤一人さんは身なりに関しては「少し煌びやかにした方が良いよ」といったスタンスですが、何から何まで金持ちを真似る事を勧めているわけではありませんし、本物の宝石やブランド物でなくてもOKという感じであり、その辺のバランス感覚も店内の雰囲気から伝わってくるものがありました。
私自身は「ついてる神社」に参拝したことで、ご利益があったのかどうかはよく分かりませんが、この体感が得られた事で本の内容がより身に染みていくような体験ができたので、これこそがご利益だったのかも知れません。
一般的な神社でも同じですが、ろくに努力もしないでご利益ばかりを期待して参拝や寄付をしても、おそらく大した効果はありませんが、日頃から斎藤一人の本に感銘を受けて実践されている人であれば、気持ちの面でのご利益(清々しさ)が得られると思います。
斎藤一人さんは「青汁酢」という健康食品をメインに商売をしている人ではありますが、ある本の中で「ポン酢納豆」という物を勧めており、その理由にも驚いてしまいした。
代表的な商品である「青汁酢」の売り上げが下がってしまうかも知れないような情報を、あっさりと公開してしまいます。
だからこそ斎藤一人さんは、一般常識にとらわれない自由な発想が出来るのではないでしょうか。
私は「ついてる神社」に行くことで、改めて斎藤一人さんのことが大好きになりました。
斎藤一人さんの本で感銘を受けた事がある人は、ぜひ機会をつくって「ついてる神社」に足を運んでみてください。実際に会えなくても本の文字情報からだけでは伝わらない様々な情報を全身で受け取れると思います。
そしてその体感を得てから斎藤一人さんの本を再び読むと、より深い理解が得られるようになるものです。
大好きなミュージシャンのコンサートに行った後は、いつも聴いていたCDでもより臨場感が得られて感動ができるなるようなことです。
CDの音(データー)そのものは全く変化していなくても、聞き手の気持ちが変わると感動もひとしおになるように、「ついてる神社」に行ってみた体感があると、本の内容もより深く理解できるようになるはずです。
もちろん地元や近所のお店でも素敵なところがあるかも知れないので、それはそれで良いかと思いますが、関東の人や東京に訪れる機会がある人であれば、わざわざ時間を割く価値があると思いますよ。
追記 ついてる神社への行き方
「ついてる神社」の場所は東京葛飾区の新小岩の商店街(ルミエール)の中にあります。新小岩駅の南口から商店街の中を進み、5~6分ぐらい歩いていくと左側にたくさんの旗(のぼり)があるので、初めて行く人でも迷うことはないと思います。
私は北海道の田舎に住んでいる事もあり、、初めて「青汁酢」を購入した時はネット通販を利用したのですが、
やはり実際の店舗で購入した方が様々な気づきがあってお得だったと感じます。もちろん近所にお店が見つからない人や東京に行けない人であれば悪くはないと思いますが、何かの機会で東京に行く事があれば、ぜひ時間をつくってみてください。
最近は高額なブランド物でもネット通販で購入できますが、同じぐらいの価格なら正規のお店で購入した方が、店内の雰囲気や丁寧な接客を受けられて満足するのではないでしょうか(私自身はほとんど経験ありませんが苦笑)。
ブランド側もそれが分かっているので、上客にはビップルームを用意したり、新商品の発売前に特別に招待したりして優越感を刺激してくるのですが、「ついてる神社」に関していえば、たくさんの商品を購入しなくても無下に扱われる事もないですし、本に付属していない講演のCD(100円)も売られているので、安心してください。
あからさまに貧乏人をバカにするような人はいませんでしたし、お金持ちでないと入れないような雰囲気でもないので、「お金に余裕がないから行けない・・・」と躊躇する事はありませんよ。
私は東京には滅多に行く事がないので、「ついてる神社」には一度しか行けてないのですが、札幌に行った際にまるかんの商品を扱っているお店に行ってみると、実際に斎藤一人さんの講演に参加したという店主から、様々な話が聞けて楽しかったです。こういった体験も含めて実店舗に足を運んでみる価値があると感じています。
ちなみにその札幌の店主いわく、斎藤一人さんの見た目はCDの優しそうな声の印象とは違い、かなりダンディな男性だったとのことでした。
コメント
こちらの記事を参考についてる神社に足を運んでみることができました。
ホントに可愛らしい男性が対応してくれました(笑)。
素敵な情報をありがとうございました。感謝します。
by 中山
さあ、その時が来ました^ – ^
用事で小岩に来ましたので
寄ってみます!ご丁寧なシェアをありがとうございました
by 井上まゆみ
仕事が行き詰った時に斎藤一人さんの本にたくさん励まされました。
一人さんのお話はシンプルで楽しくて気持ちが前向きになります。
今度の土曜日に、行ってみようと思います。
この記事に背中を押していただきました。
ありがとうございました。
by ヤンちゃん
私も斎藤一人さんが好きな節約家なのでとても参考になりました。
前々から青汁酢には興味がありましたが、それなりに価格なのでまるかんのお店に入るのを躊躇していました。
どうせ買うならついてる神社がある本店に行ってみようかと思え、さらに100円のCDもあるとの事で安心できました。
私も地方に住んでいるので東京に行くのはいつになるのかわかりませんが、楽しみが一つ増えました。ありがとうございます。感謝です♪
by 匿名