自動販売機の当たり!
私は節約家ということもあり、滅多に自動販売機のお世話になることがありません。
同じ飲み物を購入するのであればスーパーの方がお得ですし、最近はコンビニでもオリジナル商品の飲み物だと、100円を切ることも珍しくありません。
おそらく多くの節約家の方々も自動販売機とは縁のない生活をおくっているのではないでしょうか。
私はそもそも外出中に飲み物を購入する機会も少なく、たまに購入するのはコンビニの淹れたてコーヒーぐらいです。
そんな私なので、年に数回しか自動販売機のお世話になりません。おそらく年間で10回を超えることはないと思います。
ですが、私はよく自動販売機で当たりが出るのです。
当たりが出る確率
先日カプセルホテルに泊まりまして、そこで久しぶりに自動販売機でミネラルウォーター(110円)を購入したのですが、何と当たりが出てくれました。
そのカプセルホテルに泊まったのは今年2回目であり、おそらく前回も同じミネラルウオーターを購入しています。
今年は約半年を過ぎた頃ですが、自動販売機にお世話になったのは、そのカプセルホテルの2回のみです。今年の私の当たりが出る確率が脅威の50%です。
そこで自動販売機の当たりが出る確率を調べてみると、メーカーによって違いはあるそうですが、大抵は0.5~2%に設定されているそうです。
このような低設定にもかかわらず、私は毎年のように自動販売機で当たっているように感じます。
何故当たる?(と感じる?)
ネットで調べると自動販売機の当たりを出す攻略情報なるものが見つかるのですが、はっきり言って信ぴょう性があるものではありませんでした。
私が自動販売機の当たりと相性が良いと感じる理由は、おそらくギャンブルにはまっている人と同じなのだと思います。
要するに勝った時の記憶だけが強烈に脳に刻み込まれることで、自分に都合よく解釈をしているということです。
そもそも自動販売機の場合は、多くの方が当たりを狙ってわざわざ購入しているわけではないので、ギャンブルのように負けたという記憶にはなりません。
だからこそ、当たった時の記憶だけが残りやすいのだと思います。
外れがないシステム
そもそも自動販売機に外れというシステムはありません。ギャンブルのようにお金を支払って何も得られないということはなく、あくまでも自動販売機の当たりは、おまけ程度の認識です。
ですが、そのおまけがメインと同等の価値を持つという珍しいシステムです。
先日カプセルホテルの自動販売機で購入したミネラルウオーターの価格は110円でしたが、他の商品は130円~160円でした。
メインよりも価格のボトルの高い缶コーヒーをおまけでゲットできたわけです。
メインの価格をおまけが超えるというインパクトは、多くの方の記憶に深く刻み込まれるのだと思います。
特に私のようにたまにしか自動販売機を利用しない人にとっては、一大イベントになってくれます。毎日のように自動販売機でお世話になる方だと、逆に当たったときのありがたみも少ないのではないでしょうか。
(ただ久しぶりに缶コーヒーを飲んでみて思ったのですが、コンビニの100円ドリップコーヒーの方が断然美味しいですね)
ちなみに昨年も自動販売機で当たりを出しています。旅行先で同伴していた方がコーヒーを飲みたいと言ったので、近くの自動販売機に向かい、銘柄は何でもいいと言ったので自動販売機の中で50円のセール中の微糖の缶コーヒーを選ぶと、なんと当たってしまいました。
そこの自動販売機でも当たりが出ると、価格は関係なく選ぶことが出来ました。おかけで人生で一度も挑戦したことがなかった「おしるこ」の缶ジュースを私がゲットしました(その後にのどが渇いて苦しかったですが苦笑)。
当たりが出る人の特徴
世の中には「運の良い人」と「運の悪い人がいる」と言いますが、これをより正確に言うと、
「運が良いと感じている人」と「運が悪いと感じている人」がいるということです。
ざっくり言うと本人の気持ち次第です。
「運が良いと感じている人」は自動販売機の当たりが出たという出来事を、積極的に楽しむことが出来ます。
一方で「運が悪いと感じている人」は同じような出来事に遭遇しても、「こんなところで運を使いたくなかった」とまで言ってしまいます。
そもそも運やラッキーというものは、正確に数値化できるものではありません。たとえ数値化できたとしても、受け手の捉え方次第で意味合いが変わってきます。
何が言いたいのかといいますと、自動販売機の当たりを楽しめる方は「運が良い人」「幸運の捉え方が上手に出来る人」ということになります。
運の良い人は500円のカレーライスを食べた時に、美味しい理由を積極的に見つけられます。
- 安いのに本格的だね!
- 大きな野菜がある!
- 何だか深い味がするね!
など上手に美味しいポイントを見つけて楽しむことができます。
一方で運の悪い人は同じカレーライスを食べても、悪いところしか感じられません。たとえ90点のカレーライスだとしても、残りの10点をわざわざ積極的に感じとって不平不満を吐き出します。
- これなら家のカレーの方がいい
- 皿やスプーンの形が悪い
- 店員の接客態度がダメだ
と常に悪いところを探してしまいます。このような思考回路の人は何が起こっても文句しかいいません。
きっとあなたの周りにも、
- 同僚が悪い
- 上司が悪い
- 会社が悪い
- 政治家が悪い
- 国が悪い
と口を開けば文句しか言っていない人がいると思います。このようなタイプの人と適切に距離を取らないと、せっかく訪れた幸運の出来事でも不運な出来事に書き換えられてしまいます。
幸運やラッキーが全ての人に平等に訪れるとは言いませんが、世の中にはわざわざ受け取らない人が多くいるものです。
凄くもったいないことなので、積極的に受け取って楽しんでください。
自動販売機の当たりが出たときは、飛び跳ねて喜んでしまえる自分でありたいと思います。
今「そんなこと出来るか!」「くだらない」と思った人は、不幸を積極的に探す人です。
悲劇のヒロインを気取って落ち込んでいるのは勝手ですが、周囲の人の幸運まで奪うような発言は控えてほしいと思います。
たかが自動販売機の当たりでも喜べる人は、間違いなく「運が良い人」です。
ちょっとした自動車事故に遭遇しても「ケガがなくて良かった」と感じられます。
一方で運の悪い人は自動車の傷を見つけると「ふざけるな!!!」とこの世の終わりかのように怒ってしまいます。
そしてイライラしながら運転するので、大事故に発展する可能性が高まってしまいます。
運は自分で選択できることに気がついてください。どうせなら積極的に幸運を見つけてほしいと思います。