視力は回復する?
視力を矯正する費用はバカになりません、コンタクトレンズは毎日のメンテナンスが必要ですし、使い捨ては定期的に購入する必要があります。
また眼鏡も数年置き視力に合わせて買い替える必要があります。眼鏡代を節約するのであればフレームはそのままにレンズだけを交換すればいいのですが、なるべくなら視力矯正をすることなく裸眼で暮らせるのが理想です。
私の視力は半年前まで0.3だったのですが、少し前の健康診断では0.7に向上していました。
実はこれには理由があります、いわゆる「視力回復トレーニング」を色々試してみたからです。
「視力が回復する人は一時的に弱っていただけ」という意見もあるのですが、私の視力が0.3になったのは20年ほど前であり、ここ半年ほどで0.7まで向上してくれたことに自分でも驚きました。
視力回復トレーニングを行ったきっかけは、単純に目に疲労を感じやすくなったからです。加齢に伴う老化で疲れを感じることが増えてきて、目の疲れを癒すための方法について調べていると、視力回復トレーニングなるものがあることを知りました。
正直にいって私は視力が回復することを望んでいたのではなく、凝り固まった目の周りの筋肉をほぐす目的で行っていたのですが、視力回復トレーニングの言葉の通りに、実際に視力が回復していて驚きました。
そこで今回は無料で行える視力回復トレーニングを紹介します。上手くいけば眼鏡やコンタクトレンズを手放せるかも知れません。
1 YouTube
動画サイトのYouTubeには、様々な視力回復トレーニングの動画が公開されています。
あまりにも数が多いので、どれが正解とも言えないのですが、ポイントはなるべく大きな画面にして視力回復トレーニングの動画を観ることです。
(私のお気に入りの視力回復トレーニング)
相性の良い視力回復トレーニングを見つけたら、ブックマークやお気に入りなどに登録してください。
相性の良さを判断するのも難しいのですが、ほどよく目に疲労感を感じるものがおすすめです。いわゆるパソコンやスマホと長時間向き合った時に感じる疲労感とは違います。普段使っていない眼球周りの筋肉を動かすと、目がしばしばするような疲労感ではなく、脳が疲れるような感じになります。
2 スマホアプリ
スマホの無料アプリの中にも、たくさん視力回復トレーニングのアプリが存在しています。
動体視力を鍛えるアプリや近視や老眼向けなど様々です、あなたの目の状態に合わせて選んでみてください。
数年前に視力が良くなると話題になった「マジカルアイ」という本があるのですが、こちらもアプリで同様のものがありました。わざわざ本を購入しなくても節約することが出来ます。
有料のアプリもありますが、まずは無料の視力回復トレーニングのアプリを試してみてください。よほど相性がよければ有料版を試してみるのも良いかと思います。
3 ピンホール眼鏡
ピンホール効果とは目を細めた時に視力が向上するように、光の加減をコントロール(減らす)ことでピントが合わせやすくなることです。
昔はテレホンカードの穴から覗くと視力が良くなると言われていたのですが、ピンホール眼鏡をかければ同様の効果があります。
こちらは無料ではありませんが、100円ショップにも売られているほどメジャーなモノなので、一度試してみる価値はあると思います。
ピンホール眼鏡では視力が上がらないという意見もあるのですが、実際に試してみると目の筋肉を普段以上に使っていると感じられます。
ピントを合わせる為の視力回復トレーニングの一つになると思います。
4 書籍
視力が回復するトレーニングを紹介している書籍も多く出版されています。
こちらも無料ではありませんが、視力が回復すると信じられると思えるので、何かしら一冊読んでみることをおすすめします。なるべく新しく出版された本がおすすめです。
視力が変化するメカニズムについては様々なことが言われており、正直どれが正解かもわかりませんし、どれが正解でも構いません。
問題なのは「あなたの視力が向上する」と信じられるかです。信じられないと行動(視力回復トレーニング)に移せません。
正しい理論に基づいて視力回復トレーニングを行うことが理想ではありますが、それよりもあなたの目と相性の良い視力回復トレーニングに出会うことがポイントになると思います。
多くの書籍に共通することなのですが、具体的な視力回復トレーニングの他にリラックスすることの重要性が説かれています。
肩や首の緊張をほぐすことが凄く大切です。単純に考えても姿勢が良い方が血液の流れが良くなりますし、身体のあらゆるパフォーマンスが引き出されるのは当然だと思います。
ガチガチに緊張している状態では目の周りの筋肉がピントを合わせるのに、ぎこちなくなってしまいます。逆に言えばリラックスするだけで視力が回復(元に戻る)することだって不思議ではないはずです。
現代人の多くは緊張状態でいることが多いので、身体の緊張をほぐすことは視力に向上に限らず大切なことです。そのような知識を書籍で学ぶことで、より「視力は回復できる」と確信できるようになります。
信じる力
私は20年ほど前に通っていた眼科の看護婦さんに、
「視力は絶対に良くならないから、これ以上に悪くならないように正しい眼鏡をつくることが大切です」
と教わりました。
「絶対に」という言葉が凄く印象的だったので、何も疑わずにずっと信じていたのですが、たまたまテレビで放送していた疲れ目を回復するトレーニングをその場で試してみると、今まで目に感じたことのない疲労感があり、その後に視力が上がったように感じました。
それから気になって様々な視力回復トレーニングを試してみたところ、約半年ほどで0.3から0.7に向上したわけです。
視力は一日に中でも変化するので、そもそもずっと0.3でなかったのかも知れませんが、最近は日常生活で眼鏡をかけなくても全く問題なく暮らせています。
いつも決まった席からテレビを観る時に必ず眼鏡をかけていたのですが、最近だとテレビを見終わった後に眼鏡をしていなかったことに自分で驚くことになりました。
現在では車の運転以外では眼鏡をかけていません。次の免許の更新では裸眼で試してみようと思います。もし眼鏡から完全に解放されれば、今後の人生の眼鏡代の節約効果が絶大です。
少し前まで人間の脳の神経回路は、若い頃をピークに減少していく一方だと考えられていたのですが、現在では何歳になっても脳内に新しい神経回路が構築されることがわかっています。
何歳になっても筋肉が成長するように、視力も向上する余地があるのだと思います。そう信じることが大事なんだと思います。信じないことには行動にうつせません。
行動にうつすようになると、今まで見えなかった視界の距離を集中して観るようになります。
この距離ならどうだ、もう少し近づけばどうだ、と自分の視力の限界を見極めるようになります。この基準が出来ると、昨日よりも視力が良い、悪いなど視力の違いを意識出来るようになります。
ギリギリ焦点を合わせられるピントを探ることは、視力回復トレーニングそのものです。行動にうつさないとギリギリの焦点をキープしようなどとは思いません。無意識では目の筋肉が疲れないように楽にピントが合うポイントしか見なくなります。
要は怠けるようなことなので、この状態で眼鏡やコンタクトで視力を矯正してしまえば、回復する必要性すらなくなってしまうわけです。
全ての人の視力が上がるとは言えませんが、まずは視力は回復すると信じて試してみてほしいと思います。
行動にうつさないことには、回復しても気がつくことすら出来ません。
最後に私なりに考えた視力回復トレーニングを紹介します。それは自分の興味のある対象を、ピントがギリギリ合わない距離で見つめる方法です。
大好きな人や俳優やアイドルのセクシー写真ほど有効だと思います。心の底から観たいと思う対象ほど集中力が発揮されます。
「何が何でも見たい!」と思えば思うほど、脳がフル回転して目の周りの筋肉をコントロールしてくれるわけです。
獲物を探す狩人の目は凄まじい力を発揮していたはずです。獲物が見つからなければ生死に関わることなので、全神経を研ぎ澄ませて視界の能力を高めていたはずです。
食べることに困らない動物園のライオンの目は死んでいますが、サバンナで獲物にロックオンしているライオンの目は光り輝いています。生きるためにしっかりと見る必要があれば、その能力は研ぎ澄まされるのだと思います。
現代人は食欲が簡単に満たされるので同じ方法は難しいのですが、大好きな異性の写真は性欲を利用して目の力を引き出せる方法です。
あくまでも私が考えた方法なので、科学的な根拠などありませんが、是非一度試してみてください。ぼやけている写真がグッと見える瞬間を感じてほしいと思います。
まとめ 信じなければ行動はできない
今回紹介した視力回復トレーニングをまとめると、
- YouTube動画
- 無料アプリ
- ピンホール眼鏡
- 書籍
- 興味のある写真
の5つです。どれでも気軽に試すことが出来るので、是非チャレンジしてみてください。
「科学的に視力は回復しない」と信じていると、回復するものも回復しません。
プラシーボ効果という思い込みによる作用がありますが、実はこれは逆にも働きます(ノーシーボ効果)。
何も効果のない薬をテレビで名医と呼ばれる立派な先生が処方すれば、プラシーボ効果で劇的に効く可能性がありますが、一方で悪い評判のある怪しい医者から処方されると、何も効かないどころかマイナスの効果を引き出してしまうこともあります。
アントシアニンのサプリメントは目に良いと言われているのですが、これも信じて飲む人とそうではない人では、アントシアニンの成分以外の要素で効果に差が出る可能性があります。
視力の回復についても様々な意見があるのですが、半年前の私のように偏見を持っているとチャレンジすらしなくなります。これはすごくもったいないことです。
レーシックの手術のように高額な治療は誰にでもおすすめ出来るわけではありませんが、お手軽にできる視力回復トレーニングは試してみる価値があると思います。
ダイエットの方法も全ての人に対して相性がいいわけではありません。その人の生活習慣や食生活と相性が良いものが見つかると結果が出やすくなります。
食事を減らすべきなのか、運動をするべきなのか、ストレスを無くすべきなのか、睡眠の質を見直すべきなのか、ベストなダイエットというものはありません。あるのは相性だけです。
視力回復トレーニングも相性の良いものが見つかると、より効果も引き出されると思います。色々試してみてください。
視力回復トレーニングは普段あまり動かさない目の周辺の筋肉をほぐすことになるので、例え視力が劇的に回復しなくても目にとって悪いことではありません。
目の周辺の筋肉の影響は視力だけではありません。動く対象を素早くとらえる能力やピントを合わせる能力、奥行きを感じる能力、視界の広さなどにも影響します。眼鏡やコンタクトをかけている人にとっても視力回復トレーニングには意味があります。
ただし、やり過ぎには注意してください。普段意識してあまり動かさない筋肉なので初めは慣れる必要があります。アプリでは時間制限がある場合もあるほどです。視力回復トレーニングをやりすぎると目まいを感じてしまうことがあるので、少しずつ取り入れてみてください。
そして自分の視力の変化を意識するようになると、長時間のパソコンや身体の疲れ具合によって、視力が変化することを実感するようになります。視力の変化は自分の健康状態のバロメーターにもなるということです。
上手くピントが合わないと感じたら、「疲れているのかな」「睡眠不足かな」「ずっと同じ姿勢だったな」と気がつくようになります。すると適度に休憩を取れるようになるわけです。
目を酷使して強い疲労を感じる前にほどよく休憩を挟めるようになるので、目のためにも身体のためにも良いのではないでしょうか。
目の疲労を取るための目薬や温めるグッズやサプリメントなどがありますが、そのようなモノに頼る前に目の疲労に敏感になって症状を悪化させないようにコントロール(適度な休憩)をしてほしいと思います。
視力回復トレーニングを行うことで視力の変化に敏感になれるので、ぜひ挑戦してみてください。