節約はレジャー!

高級食パンのリスク!スイーツを食事替わりにするな!

話題の高級食パン

数年前から高級食パンのブームが起こっており、全国でとんでもないペースで勢力を伸ばしているのですが、私自身はパン屋でアルバイトをしていた経験がある事もあり、懐疑的でした。

いわゆる高級食パンの魅力と言うと、

「そのままでも美味しい!」

といったところになるのですが、これ自体は素晴らしい事です。一般的な食パンのリスクとして、自宅で焼き直すトーストがあげられるのですが、トーストで焼き目を付けるというのは、要するに焦げを増やす事なので、発がん性が高まる傾向があります。

パンは製造過程で既に表面に焼き目(焦げ)がついていますが、トーストの内側の白い箇所に限っていえばリスクが少ないわけです。

そこを自宅でトーストする事で一気に焦げ目が増えてしまい、さらにバターやジャムを加える事になるので、そのままでも美味しい高級食パンというのは、そういう意味では安全性が高い健康的な食パンだと考えられます。

高級食パンを初体験

私が住んでいる地方都市には、まだ高級食パンの店舗がない事もあり、実際に食べた事がなかったのですが、友達の家に遊びにいくと、奥様がホームベーカリーで焼いた食パンをご馳走してくれました。

かなり甘みが強い食パンでそのまま食べても美味しかったので、奥様に感謝を伝えると、

「これは乃が美の食パンのレシピなんですよ」

と教えてくれました。高級食パンブームを中心である「乃が美」がレシピを公開している事に驚いたのですが、自宅に戻って調べてみると、ホームベーカリーのメーカーが「乃が美」とコラボしているようでした。

おうち乃が美

バターの銘柄や生クリームの乳脂肪分まで指定しており、自宅で作る人にはありがたいレシピですが、一般的な食パンのレシピでは生クリームはあまり入れません。

コストの問題もあって牛乳や脱脂粉乳を入れる事は多いですが、脂肪分が多い生クリームを入れるという事は、それだけ配合がリッチ(贅沢)になる事を意味します。

このような食パンは昔から存在していました。ホテルの朝食で提供される食パンは配合がリッチな甘い食パンが多いです。

高級生食パンというネーミングも、おそらくこの生クリームから取っているのではないでしょうか。生チョコも生クリームを入れるかどうかの違いです。生ビールの「生」のように、加熱処理をしないというものではありません。

さらにレシピの中で気になったのが、三温糖の多さです。三温糖と上白糖の成分の違いというのは、ほとんどありません。

黒糖のように健康に良いイメージをもっている人もいるかも知れませんが、三温糖は言葉の通りに加熱される工程が多く、煮詰めて焦げて茶色くなっているだけです。

中にはカラメル色素で着色をしているものもあるので、むしろ上白糖よりも健康面でリスクが高まります。煮物のように茶色い調理とは相性が良いのですが、三温糖だからといって健康に良いという事はありません

その三温糖が乃が美の食パンのレシピでたくさん使われていました。一般的な食パンの砂糖の倍ぐらい入っています

糖分はパンを膨らませるイースト菌の発酵を促すので、高級食パンならではのフワフワ食感の正体というのは、まさに糖分の多さを意味します。

さらに砂糖には保存料として意味合いもあります。観光地で常温で売られているお土産のお菓子の多くが、砂糖漬けの甘いものになっているのは賞味期限を延ばすためです。

一般的なパン屋さんで売られているフランスパンを思い浮かべてみると分かりやすいのですが、砂糖が一切入っていないフランスパンというのは、焼きたては中がフワフワで小麦粉とのほのかな甘みを感じられるのですが、半日も立つと甘みはほとんど感じられなくなって中も硬くなってしまいます。

参考フライパンでフランスパンを焼いてみた

これが本来のパンの性質です。時間が経ってもフワフワ食感が残っている方が不自然な状態です。

一般的なパン屋で売られているパンというのは、翌日には硬くなってしまうものですが、様々な添加物が加えられている大手パンメーカーのものほど、賞味期限が長くてフワフワしているものです。

また乃が美の食パンのレシピでは、250gの小麦粉に対して35gもの三温糖が使われていますが、これは菓子パンの生地の糖分よりも多いぐらいです。

菓子パンの多くは何かしらの甘い食材が合わせられるので、そちらの甘みの方が際立っていますが、何も加えられていないスティックパンのような菓子パンでも、それなりに甘みを感じられると思います。

高級食パンにはそのような甘い菓子パンよりも、多くの糖分が含まれています。これが私が高級食パンに感じるリスクです。

スイーツ替わりにたまに食べるぐらいであれば、それほどリスクにはならないと思いますが、毎朝のように高級食パンを食べるというのは、食事がスイーツになるような事を意味します。

大手パンメーカーやコンビニパンのような防腐剤は少ないのかも知れませんが、甘ったるいお土産もののように糖分の取り過ぎになってしまうリスクがあります。

まとめ 高級食パンのリスク

パン食が当たり前の欧米では、日本のような甘いパンを普段の食事に用いる事はありません。それこそフランスパンのような砂糖が入っていないパンがほとんどです。

日本に旅行にきた欧米人は日本の多種多様なパンに大変驚くようです。これは日本人が海外で妙なお寿司に驚くような事です。

日本のような米食文化で砂糖を加えて炊き込む事が一般的ではないように、普段の食事に用いるパンに砂糖を加える事にはリスクがあります。

砂糖がたっぷりと加えられている高級食パンというのは、極端な事を言えば、おはぎやお団子を食事替わりにするような事です。

流石におはぎほど砂糖が多いとは言いませんが、毎朝ホットケーキを食べるぐらいの感じなので、糖尿病の人が取り入れたら大変な事になるかも知れません。

先ほど紹介した乃が美のレシピは、ホームベーカリー用にアレンジされているので、おそらく本家の高級食パンとは違いがありますが、そのままでも美味しくてフワフワ食感が特徴なのであれば、おそらく似たようなレシピになっているのではないでしょうか。

当ブログでは以前に、お菓子を手作りすると学びがあると紹介した事があるのですが、

参考お菓子をやめられない人は手作りしよう

同じように実際にパンを作った事がある人であれば、甘くてフワフワな高級食パンのリスクも理解できるのではないでしょうか。

トーストをしなくても美味しい高級食パンは、トースト(焦げ)によるリスクを減らせる意味では良いと思いますが、だからといって健康に良い食べ物ではないので気をつけてほしいと思います。

砂糖が少ない食パンにちょっとジャムを塗って食べた方が、糖分が少ないかも知れません。

ご飯も炊きたてならそのままでも美味しいものですが、時間の経ったご飯は美味しさが失われてしまうので、チャーハンなどで活用する人が多いと思います。

それもたまになら良いと思いますが、毎食チャーハンを食べるとなると、健康面で様々なリスクが増すのはイメージできると思います。

一般的な食パンにはコストの問題でバターではなく、悪名高きマーガリンやショートニングが使用されている事が多いので、配合がリッチな高級食パンの方が脂肪分としては良質な傾向がありますが、やはり糖分の取り過ぎになるので、ほどほどにした方が良いかと思います。

追記 本家のレシピ

本家の「乃が美」の高級食パンのレシピについて改めて調べてみると、詳しい配合は分からなかったのですが、ハチミツを使用しているようなので、ホームベーカリーのレシピの三温糖ほどのリスクは少ないのかも知れません。

ただ残念な事にマーガリンも使用しているようでした。健康の事を考えてトランス脂肪酸を抑えたオリジナルマーガリンのようですが、マーガリンのリスクはトランス脂肪酸だけではありません。

マーガリンやショートニングには防腐剤としての機能もあるので、フワフワ食感を維持する為にも有効なのかも知れませんが、やはり日常的に摂取する事にはリスクがあるのではないでしょうか。

ケーキのようにたまに食べて楽しむぐらいの距離であれば、それほど大きなリスクにはならないと思いますが、食事替わりにするのは止めた方が良いと思います。

これは高級食パンに限らず一般的なパンにも言える事ですが、時間が経っても美味しいのには必ず訳があるので気をつけてほしいと思います。

配合がリッチではないパンでも焼きたてなら本当に美味しいものなので、パンが好きな人はそのようなタイミングを狙って楽しむのが良いのではないでしょうか。

うどんや蕎麦だって茹でたてなら余計なものと合わせなくても美味しいものです。立ち食い蕎麦のように既に茹でてある麺を温めなおすようなところほど、濃い味付けの汁だあったり天ぷらなどを組み合わせる傾向があります。

節約家だから高価な料理を目の敵にしているわけではありません。身体に良いもの食べるよりも身体に悪いものを避けた方が、ずっと健康に良いので意識してみてください。

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]