歯ブラシがない時の対処法
少し前に友人とキャンプに行ったのですが、その時に歯ブラシを持っていくのを忘れてしまいました。
歯ブラシがないことに気がついたのが就寝前ということもあり、キャンプ場の売店は閉まっており、お酒が入っていたので車でコンビニに買いにいくわけにもいきません。
そこでスマホで「歯ブラシがない時の対処法」と調べてみると、
「指で磨く」
「木で磨く」
といったものが見つかりました。取りあえず指で歯を磨いてみたのですが、全くスッキリしません。
キャンプ場なので木はそこら辺にあるので、適当な枝を水で洗って試してみたのですが、こちらも歯を磨けている感じでもなく、しかも歯茎を傷つけて出血してしまいました。
「一晩ぐらいなら歯を磨かなくてもいいか」
と歯磨きを諦め、何度も水で口の中をすすでいると、思わぬ発見がありました。
口をすすぐ効果
水で口の中をすすぐといっても、なるべくなら歯を綺麗にしたいので、歯磨き後の軽いすすぎのような感じではなく、これでもかと力を入れてすすいでから吐き出してみると、想像以上に水が汚れており、そして思わぬ爽快感がありました。
「あれ?」
といった感じで、歯ブラシで磨いた後のようなスッキリ感がありました。
そして舌や指で歯を触れて確認してみると、見事にキュッキュッといった感じの綺麗な歯になっていました。
「これはイケる!」と思い、さらに力を込めて強くすすいでみると、口の中のモヤモヤ感がどんどん消えてスッキリとしていきました。
歯ブラシをしないでスッキリとする事に疑いをもつ方もいると思いますが、今その場で試してみてください。想像以上にスッキリとしてくれるはずです。
そして翌日の朝にさらに驚くことになりました
これは周りの友人達に言われて気がついたのですが、同年代の友人の多くが翌日に顔がパンパンにむくんでおり、深酒や慣れない睡眠環境が原因だと思われるのですが、私とお酒が飲めないA君だけが、全くむくんでいませんでした。
私もそれなりにお酒を飲んでおり、慣れないキャンプで十分な睡眠が取れた感じでもなかったのですが、全く顔がむくんでいなかったのだそうです。
鏡がないので自分で確認できたわけではないのですが、わざわざ指摘されたぐらいなので、他の同年代の友人たちとは違っていたのだと思われます。
この段階では私の顔がむくまなかった原因がわからなかったのですが、その後に再び歯を磨くタイミングで強めのすすぎを行っていると、顎周りの筋肉に疲労感がある事に気がつきました。
よく顔のむくみを取るエクササイズ(顔ヨガなど)やマッサージがありますが、おそらく水で強めに口の中をすすいだことで、同様の効果が発揮されたのだと思います。
歯ブラシを忘れたことで思わぬ嬉しい結果となりました。たかが水でも本気で力強くすすぐことで、様々な効果があるものです。
すすぎ方のポイント!
歯ブラシがない時の口の中のすすぎ方のポイントは、少量の水で力強くすすぐことです。口の中にたっぷりと水を含んでしまうと、あまり激しく動かすことが出来ません。
一方で熱いコーヒーを一口、二口すするぐらいの水の量であれば、かなり強めにすすぐことが出来ます。
口を開けて「ガラガラ」とうがいするようなやり方ではなく、しっかりと口を閉じて少量の水を荒々しく動かしてみてください。歯の隙間に挟まっている汚れがスッキリと落ちてくれます。
前歯、右側、左側のようにいくつかポイントを分け、少量の水で何度も力強くすすいでみてください。
同じ箇所を30回ぐらい「グシャグシャ」(クチュクチュ程度ではない)と力強くすすいでいると、おそらく顎の筋肉にかなりの疲労感があると思います。
30回といっても10秒もあればできると思います。疲れてきたらポイントをかえて、何度か水も変えながらすすいでみてください。
ハムスターの頬や猿真似をするように、口周りの筋肉を大きく動かしながら力強くすすぐと、歯の前側にも強い水流を当てることが出来ます。
これらの感覚は自分なりに色々な角度や力加減を試してみてほしいのですが、想像以上に口の中がスッキリとすると思います。
私はこのスッキリ感にハマってしまい、普段からお風呂場でシャワーを浴びているタイミングなどでよくやっています。慣れてくると一気に50回ぐらい素早くすすげるようになりますよ。
おそらく普段はあまり使われない筋肉の使い方なので、顔のシェイプアップ効果やむくみ防止効果があるのだと思います。
歯ブラシがない時だけでなく、エクササイズとしても日頃からおすすめです。
そしてこれは口臭予防にもなると考えられます。普通に歯を磨いても舌の汚れは落ちませんが、水で力強くすすぐと歯ブラシが届かない歯茎の奥や舌の裏側の汚れまで落ちてくれます。
この歯ブラシでは落とせない箇所の汚れを落としたからなのか、適度な刺激があったからのかはわかりませんが、その後の唾液の分泌も良くなります。
そもそも唾液には歯を修復する成分(ハイドロキシアパタイト)が含まれていますし、口内環境を正常に整える効果があるので、唾液の分泌が良くなると口臭予防や虫歯予防の効果も期待できます。
世の中には唾液の分泌量が多いという理由で、全く歯を磨かなくても虫歯にならないという人がいるほどです。
歯ブラシがない時だけでなく、日頃から少量の水で口の中を強くすすいでみてください。想像以上に気持ちよく、たくさんのメリットを感じられると思います。
まとめ 歯ブラシは必要ない?
洗濯機に洗剤を入れなくても、汚れはそれなりには落ちるものです。
洗濯洗剤に意味がないとは言いませんが、それほど頑固な汚れでなければ、必ずしも必要なわけではありません。
洗剤要らずのグッズも売られていますし、油汚れは水温によっても落ち具合が全然違います。
ある歯科医師の本に、
「歯磨き粉をつけると爽快感が増して歯磨きが疎かになる」
とあり、歯磨き粉をつけずに歯ブラシだけで歯を磨くことが推奨されていました。
歯磨き粉のミントの刺激や香りや泡立ちがあると爽快感が得られやすいのですが、それが本来の目的である歯の汚れを落とす事とは別の問題です。
歯ブラシを使わずに水で強くすすぐだけでOKとは言いませんが、歯ブラシがない時や歯を磨けない時の為にも、今回紹介した「少量の水で強くすすぐ方法」を覚えておいて損はないかと思います。
マウスウォッシュのような専用の洗口液も売られていますが、そのようなものに頼らずとも水を勢いよく動かすことで、かなり細かい汚れを落とすことができるものですよ。
飲食店などで食事をした後にトイレの洗面所で強めにすすぐだけで、かなりスッキリしてくれます。あまり人前では行わない方が良いかも知れませんが、本当に便利なテクニックなので試してみてください。
エクササイズ効果で顔もシュッとしてくるかも知れませんし、歯茎に適度な刺激を与えられるので、口内環境も良くなるかも知れません。
指で歯茎をマッサージしたり、舌の汚れを落とす専用のグッズもありますが、おそらく強く水ですすぐことでも同様の効果が期待できます。
実際に私の歯茎の色も少しずつ健康的な色になってきました。これも嬉しい誤算でした。
世の中には様々な口内ケアのグッズが売られていますが、それらに頼らずとも水で強くすすぐだけで十分なのかも知れません。節約とも相性抜群の方法です。
歯ブラシがない時だけでなく、日頃から取り入れて綺麗な口内環境を手に入れてほしいと思います。唾液の分泌も促されるので口臭ケアにも一役買ってくれますよ!
コメント
コレ本当に良いですね!びっくりするぐらい口の中がスッキリとします。なんでテレビの健康番組ではこういう情報を取り上げないのかな
by 匿名
電動歯ブラシとか歯間ブラシとかマウスウォッシュのCMを出している企業から嫌われるからじゃね?
by 匿名