節約はレジャー!

身軽になる方法は物を捨てることだけじゃない!

身軽になる方法とは?

一般的に身軽になる方法というと、身につけている物や所有している物を減らすことになるのでしょうか。

物を減らすと物理的に軽くなりますし、鞄やバッグや財布の中身といった物も当てはまるかも知れません。

最近は電子マネーの普及もあり、財布ではなくカードケースだけの人も増えてきました。小銭が無くなると想像以上に軽くなるものです。

スマホで支払う人も増えてきましたし、チップを支払う習慣のない日本は意外とキャッシュレスと相性が良いのかも知れません。

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これらのように物理的な重さから解放されることも身軽になる方法ではありますが、精神的に身軽になる方法もたくさんあるものです

ミニマリストや断捨離にハマる人というのは、物理的な物が減ることのメリットよりも、この精神的に身軽になったメリットに快感を覚えているものです。

背負う物が軽くなると身軽になるものですが、背負う物はリュックの中身だけではありません。精神的な悩みの方がずっと重く圧し掛かっているのかも知れません。

そこで今回は精神的に身軽になる方法について掘り下げていこうかと思います。

手間を減らすと身軽になる理由

単純に部屋の物を減らすと掃除が楽になるように、何かしらの物を減らすと管理する手間が無くなります

そもそも不要な物であれば処分する判断はそれほど難しくはありませんが、生活に必要な物まで減らしてしまうと支障が出てしまいます。

ただ生活に必要な物でも様々な選択肢があるので、ここに管理する手間が少ない物を選ぶという基準を加えることで、精神的にも身軽になる事が可能です

分かりやすいのは新聞や雑誌の電子化でしょうか。全ての人に新聞が必要だとは思いませんが、職業によっては毎朝新聞に目を通す必要があると思います。

これをスマホやタブレットで見られるようにすると、玄関まで新聞を取りに行くような手間や捨てる手間からも解放されます。単純に電子化で購読料が節約できというメリットだけではありません

観葉植物一つとっても掃除が楽なものや、それほど日当たりを考えなくても良いものがあります。自分の好きな観葉植物を飾る為に手間が惜しくない人であれば、そもそも精神的な負担を感じないので自由に選べばいいのですが、何かしらの都合で飾らなければならないのであれば、管理しやすいタイプを選ぶことで手間を大幅に減らす事が可能です。

車選びも分かりやすいかも知れません。都心部から離れるほど車のない生活は厳しいものがありますが、中途半端に車にこだわりをもってしまうと余計な手間が増えてしまいます。

ガソリンスタンドの洗車機で上手く洗えない形だったり、水垢や汚れが目立ちやすいホワイトのカラーだったり、故障した時に部品を取り寄せる時間が掛かる珍しい車や外車だったりすると、余計な費用や時間が奪われてしまいます。

参考洗車代を節約する方法

これも車が好きな人であれば、それらの手間を感じてでも好きな車を選ぶ価値がありますが、そうではない人が中途半端にこだわってしまうと、様々なデメリットばかりが増えてしまいます。

知り合いの女の子が事故に巻き込まれて愛車が廃車になってしまい、保険のお金(60万)で買えたという理由で左ハンドルのオシャレな中古車を選んでしまったところ、18万キロも走った古い車で直ぐに故障してしまいました。

おそらく同じ価格の国産車であれば、もう少し状態の良い中古車を選べたはずです。中途半端にこだわってしまったせいで、修理費用が30万円も掛かってしまいました。

そのオシャレな外車が大好きな人であれば、それでも幸せだったかも知れませんが、彼女は何となく選んだだけだったので、とても後悔していました。

趣味の世界の物やこだわりのある物であれば、手間が増えても精神的な重荷になりませんが、そうではない物ほど手間が少なくなるという基準を加える事で、精神的にも身軽になる事が可能です。

苦手な家事を楽にしてくれる家電なども分かりやすいでしょうか。ストレス発散の為にお金を使うよりも、ストレスそのものを貯めない選択をした方が精神的に身軽になれます。

参考ストレス発散は意味がない!?

単純に物を捨てることだけが、必ずしも精神的な負担を減らすことではありません。

人付き合いを整理する

精神的に重荷になるのは管理する手間が掛かる物だけではありません。人付き合いといったものも当てはまります。

お金に困った時や選挙の時だけ連絡してくるような人と付き合う必要はありませんし、昔の知り合いや前の会社の同僚との付き合いなども清算した方が身軽になります。

形だけの年賀状のような挨拶も重要ではなくなってきましたし、出世に響くような会社でなければ、さっさと手放した方が身軽になります。

大切な人に本気で感謝の気持ちを伝えたいのであれば、みんなが送る年賀状よりも、ふとしたタイミングで送る手紙の方がよっぽと効果的です

年賀状も気持ちのこもったものを貰うと嬉しいものですが、大抵は形だけの印刷された文章ですし、そのやり取りが無くなったところで、大して影響はありません。

家族や親戚付き合いや近所付き合いといったものも同様です。人によってはそれらが精神的な重荷になるので、適度に距離を保つようにする事で精神的に身軽になる事が可能です。

ちなみに私が行っているのは、定期的に連絡先(電話番号やメールアドレス)を変えることです。もちろん大切な人には新しい連絡先を伝えますが、そうでもない人とは終わりにしてしまいます。

参考個人情報を守るポイント!

たまたま再会した時に指摘されると、

「すいません、携帯が壊れてデーターが失われてしまったんですよ」

と言ってやり過ごしています。

本当に重要な連絡がある時は人づてに連絡が来ますし、必ずしも直接やり取りしなければならないわけではありません。

親との関係が上手くいかない人であれば、本当に重要な時だけ兄弟や親戚を経由して連絡をすれば良いような事です。

近所付き合いが苦手な人であれば引っ越せばいいだけです。田舎に行くほど近所付き合いが重要になるものですが、田舎の中でも比較的人口が集中しているところを選ぶ事で、煩わしさから解放されるかも知れません。

「出会った人を全て大切にする」

といった精神論もありますが、全ての人と相性が良いわけではありませんし、自分の性格を誤魔化してまで乗り切れる人など多くありません。

自分を変えるより環境を変えてしまった方が、ずっと簡単に精神的に楽になれます

これを逃げだとか怠慢だとか考える人もいるのですが、誰にでも無性の愛を注げる成人君主でもない限り不可能ですし、誰にだってその境界線があるはずです。

この境界線を世間一般の常識だけで判断していると、どんどん手間が増えて足取りが重たくなってしまいます。年賀状などはまさにその典型です。

職場の人間関係に馴染めないのを無理して乗り越えたり、上司に直談判したり、出世するまで頑張って関係性を変えるといった方法もありますが、精神的な重荷を抱えたまま長い時間を過ごしてしまうと、先に病んでしまうかも知れません。

転職したら収入が下がってしまう可能性が高いですが、病院通いやストレス発散に余計なお金を使わなくなるかも知れませんし、長期的に人生を考えてみるとメリットの方が大きいかも知れません。

「他人を変える事は出来ないが、自分は変えられる!」

といったような名言のようなものがありますが、自分を変えるのも簡単ではありませんし、環境を変えるという選択肢がないと、鬱になってしまうかも知れません。

問題が大きくなる前に距離を取ることで避けられるトラブルも多いので、定期的に人間関係も整理して精神的に身軽になりましょう。

まとめ 節約も身軽に!

節約が上手くいっている人というのは、他人から見ると大変そうな行為でも本人は楽しみながら行えているものです。

イヤイヤ節約をしていると精神的な負担となってしまいますが、その節約に取り組むことで目標に近づいている事を日々実感できていると、手間や苦労といったものが快感になっています。

料理が好きな人は仕事から疲れて帰ってきた後でも、手間の掛かる料理をつくることでストレスを発散になっている事もあります。逆に料理が苦手な人なら、外食やお弁当を買ってきた方が精神的な負担になりません。

新聞の電子化もチラシを楽しみにしている人には向いていませんし、雑誌の電子化も袋とじを楽しみにしている人には向いていません。

これらのように全く同じ行動や選択でも、人によって精神的な重荷になったり、身軽になる事があるので、一概に正しい選択などは決められるものではありません

あくまでも自分にとって精神的な負担になっている要素が何なのかと整理する事がポイントです。

その物を手放す事だったり、手間を減らせる物に変える事だったり、距離を保つ事だったりします。

ミニマリストや断捨離にハマる人というのは、初めは物を減らす事による快感から始まりますが、その後に手間が減った事によるメリットの方が上回るようになるので、余計な手間が増える選択肢を取り入れなくなり、益々自由な時間が増えていく傾向があります

ファッションにそれほど興味がない人なら、洗濯のしやすい衣類を選ぶようになったり、同じ衣類で揃えてコーディネートに悩まなくなるような選択をするようになります。

参考速乾タイプの衣類が便利過ぎる!

食器洗いが苦手な人なら食洗器を導入するといった方法の他にも、洗いやすい食器に統一したり、丼ぶりやワンプレートのようなお皿を少なくする工夫もあります。

油汚れが残りやすい料理を避けたり、そのような料理の時だけ使い捨ての紙の皿やアルミホイルの器にするといった選択肢もあります。

ちょっとした工夫で物理的な手間だけでなく、精神的な負担を減らせる選択肢があるものなので、改めて考えてみてください。

もちろん楽しさや気持ちよさを感じる手間まで無くす必要はありませんが、精神的な負担を感じる手間を減らせる方法がないか、日々考えるようにしましょう。

自己啓発やスポーツジムに通って鍛えるといった自分を変える方法もありますが、環境を変える方がずっと簡単なので、日頃からより良い選択肢がないか考えてみてください。意外な解決策が見つかるかも知れません。

そして心身ともに身軽になりたい人は、物理的な物だけではなく、人間関係といった精神的な重荷を下ろす選択肢がないか考えてみてください。

スマホのアドレスや年賀状のような事だけでなく、見栄を張るような事も周りの人に合わせてやっているだけかも知れません。

身につける物を軽くして手ぶらで歩いていても、精神的に落ち込んでいて肩を落としていると、肩や首に負担が掛かってしまうものです。足取りを重たくするのは物理的な重さだけではありません。

精神的に身軽になる方法と向き合う習慣が身につくと、ミニマリストや断捨離好きの人のように物を選ぶ基準が変わり、余計な手間がどんどん減って楽しい手間(?)が増えていきますよ。

もちろん必要な物まで減らして余計な手間が増えてしまうと、身軽になるどころか重たくなってしまうので、なんでもかんでも手放すのが良いわけではありませんよ。

参考ミニマリストは結果論!目指すものではない

部屋に何もない極端なミニマリストや行き過ぎた節約に傾いてしまうと、膨大な手間が増えて足取りが重たくなってしまう事もあるので、しっかりと必要な物とそうではない物(付き合いなども)を判断して身軽になりましょう!

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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