ヘッドホンで生活向上?
みなさんは音楽を聴く時に「ヘッドホン」を使用しているでしょうか?
スマホや音楽プレイヤーに付属しているイヤホンであれば、多くの人が経験していると思うのですが、今回取り上げているのは、もう少し本格的な耳全体を覆う「ヘッドホン」のことです。
イヤホンでも高額な物だと高音質なのですが、ヘッドホンであればそこそこの価格でもそれなりの高音質を実現すること可能です。
外出先で音楽を楽しむのであれば、小型のイヤホンの方が相性が良いものですが、自宅で楽しむ分にはヘッドホンの方が割安な価格で高音質を楽しめるものです。
豪華なオーディオセットを揃えるとなると、それなりの費用になってしまいますが、スマホのイヤホンジャックにヘッドホンを挿すぐらいであれば、それほどお金を掛けずとも素晴らしい音楽の世界が楽しめます。
良質なヘッドホンは音楽を楽しむうえでコスパが良いので、節約家にとっても相性が良いのではないでしょうか。
音楽の質が向上
良質な「ヘッドホン」を使用することで音楽の質が向上することは、誰にでも理解出来ると思います。
本格的なオーディオセットを所有している人は別ですが、大抵のテレビやパソコンのスピーカーから感じる音よりも、良質な「ヘッドホン」から聴こえる音の方が断然優れています。
良質な「ヘッドホン」を使用するということは、所有している音楽、CDすべての音質を上げることになります。
今まで気づいていなかった小さな音に気かついたり、世界観がより広がって聴こえるようになります。知っているはずの音楽が新鮮に聴こえるようになります。
良質な「ヘッドホン」であれば、新しい音楽を購入することなく楽しめるので節約と相性が良いと感じています。
テレビの音質
そしてヘッドホンの使用でおすすめしたいのが「テレビの視聴時」です。
最近の薄型テレビについているスピーカーは、薄型というスペースの制約があるので、あまり良いものを付けることができません。
厚みのあるブラウン管テレビの後期のモデルの方が、音質はずっと上だったと言われています。
もちろんテレビに本格的なオーディオセットを別に組めば、臨場感溢れる音楽を楽しむことが出来るのですが、それなりのスペースやお金も必要になります。
一方で良質な「ヘッドホン」であれば、お手頃価格で最高の音を楽しむことができます。
テレビの音も地デジ化されてから情報量が増えており、映画や音楽番組の音も本当に良くなっているのですが、薄型テレビの小さなスピーカーだと、その良さを引き出せません。
テレビで放送されている音の臨場感が高まると、映画館に近い迫力を感じることができるかも知れません。他にもNHKのEテレで放送されるクラシックコンサートもおすすめです。耳元で迫力のある演奏を効くことが出来ます。
また多くのテレビには音質モードというものがあり、様々な設定に変えることができます。これを通常のテレビのスピーカーで変えても、それほど違いがわかりにくいのですが、ヘッドホンだと見事に違いを感じられるものです。
スポーツ中継などでは、観客席の声の臨場感が凄く感じられることがあります。良質な「ヘッドホン」はテレビの質が上がることにもなるということです。
もちろんライブのDVDやブルーレイを鑑賞するときにも相性は抜群です。耳元でアーティストの声を感じることができます。
そして周りの人に音を聞かれると恥ずかしいようなDVDでも、より楽しめることになると思います。
良質なヘッドホンを手に入れると、既に所有している音源だけでなく、DVDなどの作品を改めて楽しめることになるので、ソフトの購入金額の節約にもつながると思います。
動画サイトの音質
私が最も「ヘッドホン」の力を発揮すると感じているのが、インターネットの動画サイトを視聴するときです。
薄型テレビよりもさらにスペースがないパソコンのモニターには、やはりそれなりのスピーカーしか付属されていません。
パソコンで音楽を管理する人は多いですが、直接パソコンで音楽を聴いても物足りなく感じる人は多いのではないでしょうか。
わざわざ音楽プレイヤーにダウンロードしてイヤホンから聴かなくても、良質な「ヘッドホン」があれば、直接高音質で楽しむことが出来ます。
特に最近のYouTubeに投稿されている動画は、高音質なものがすごく増えてきました。様々なミュージシャンが公式チャンネルを持っており、CD並のクリアな高音質で動画を視聴できるようになりました。
パソコンモニターら出る薄っぺらい音とは雲泥の差です。良質な「ヘッドホン」だけで一気に音楽の世界が広がります。
良質な「ヘッドホン」はコストパフォーマンスが抜群なので、音楽が好きな節約家は検討してみる価値があると思います。
まとめ 全ての音質向上
ここまで良質な「ヘッドホン」をおすすめしておきながら言うのもなんですが、「良質」を定義するのは実は難しいです。
音質は今までの環境に比べて少しでも向上すれば高音質と感じますが、逆に僅かでも下がると違和感を覚えてしまいます。
iPhoneに付属しているイヤホンの評価はかなり高いので、適当なイヤホンを装着すると耐えられなくなります。
なので良質な「ヘッドホン」を選ぶポイントは、あくまでも予算次第ではあるのですが、現在の音質よりもレベルを少し上げることです。
これを間違えるとせっかくのお金が無駄になってしまうので気をつけてください。
アップルやソニーのスマホのイヤホンは評判が良いので、適当な物を選ぶと聞いていられなくなってしまいます。
ただこれも「ヘッドホン」であれば、公式のイヤホンよりも安い価格の物でも音質が良い可能性があります。小さなイヤホンほど技術力も必要なので、高音質な物ほど高価になってしまうのですが、ヘッドホンはスペースに余裕があるだけに、それほど高価なものでなくてもイヤホンより高音質な物が多い傾向があります。
ヘッドホンの経験がない人であれば、3000円前後でも凄さを実感することが出来ると思います。
また最近はワイヤレスのヘッドホンも増えていますが、同価格帯であれば有線の方が音質は上です。節約という意味でも充電の必要がないコード有りのヘッドホンがおすすめです。
「ヘッドホン」を購入することが節約とは言いませんが、僅か数千円で所有している全ての音楽の質を向上させることが出来るのであれば、コストパフォーマンスが高いといえるのではないでしょうか。
ハイレゾ音源なども徐々に普及してきましたが、オーディオ機器からソフトまで、すべてを買い替えるには大変な出費になってしまいます。
お金に余裕がある人は別ですが、節約という意味でも良質なヘッドホンは素晴らしい選択肢だと思うので、普段から自宅で音楽を楽しんでいるという人は、検討してみる価値があると思います。
ちなみに私が数年前に購入したヘッドホンは、家電批評という雑誌のヘッドホン特集を見て、その当時の最も評価の高い(コスパも含めて)ヘッドホンを選びました。
ベストテンに入っているヘッドホンの多くが10万位するなか、私が所有している1位に輝いたヘッドホンは、音質は最高評価(5段階評価で4)ではなかったのですが、1万を切る価格で圧倒的にコスパが良いという結果になっていました。
10万オーバーのヘッドホンでも5段階評価で4の物が多く、確か20万を超えているヘッドホンの二つが最高評価だったのですが、価格からすると有り得ないほどの高音質との事だったので参考にさせてもらいました。
よほどの音楽好きでもない限り、自分で購入して比較するのは難しいので、そのような雑誌の評価を参考にするのも良いかと思います。その後にも良質なヘッドホンが次から次へと発売され、評価もどんどん塗り替えられていったので、ある程度新しい情報を参考にして選んでみてください。
また実際に電気屋や楽器屋で良質なヘッドホンの高音質を体感してみるのも良いかと思います。驚くほど臨場感を感じられると思います。お店によっては手持ちのスマホに接続しても良いので、普段使っているイヤホンよりも良い物を選びやすいかと思います。
節約情報を勧めているブログでヘッドホンを勧めるのもおかしな話なのですが、音楽好きの人にとっては本当にコスパが良い選択肢なので検討してみる価値があると思います。
追記
良質なヘッドホンは迫力があるだけに大音量で楽しみたくなるかも知れませんが、長時間使用し続けていると難聴になるリスクがあるので音量には気をつけてください。
ヘッドホンはイヤホンほど圧迫感がないので、耳の負担も少ないのですが、それでも大音量だと鼓膜に悪影響があるので、ほどほどの音量で楽しみましょう。