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薄毛対策の共通点!特定の原因やポイントなどないことを知ろう

薄毛対策は情報過多

私自身が薄毛に悩みだしたのは20代の半ばを過ぎた頃でした。

私の趣味が読書ということもあり、その頃から様々な薄毛対策についての書籍を読み漁りました。

地元の図書館にある薄毛関連の本は全てチェックし、気になる著者は最新刊の本を取り寄せて調べていました。

そこで学んだことは「薄毛対策に正解などない」ということです。

何か特定の薄毛対策グッズ(シャンプーや化粧水やサプリなど)を推している書籍の場合、大抵はその会社の関係者が書いており、要するに宣伝目的でした。

そうではなくオリジナルの薄毛対策について紹介している書籍もありますが、あくもでもその人に効果があったものであり、全ての人に当てはまるものではありません。

ただし、どの書籍にも共通している内容がありました。そこを意識することが薄毛対策の正解なのだと感じています。

薄毛の原因

薄毛の原因についても様々なことが言われており、こちらもこれといった正解があるわけではありません。現代の科学でもまだまだわからないことだらけです。

たまたま著者が提案している薄毛の原因と、読者の薄毛の原因が合致していれば、何かしらの効果が期待できるかも知れませんが、そもそも薄毛の原因を一つに絞ることなどできません。

これは血圧が高くなる原因で考えるとわかりやすいと思います。たった一つの原因に絞れるものではありません。

ある人にとっては栄養不足が原因なのかも知れないですし、逆に栄養過多という可能性もあります。運動不足や睡眠不足やストレスなど様々な要因が複雑に絡み合っています。

よく薄毛対策には頭皮マッサージがよいと言われますが、薄毛に悩んでいない人が日ごろから頭皮マッサージをしているわけではありません。

逆に頭皮への物理的なダメージが薄毛の原因ともいわれていますが、それだったら多くのサッカー選手が薄毛になるはずです。

帽子やヘルメットの蒸れが薄毛の原因だという説もありますが、一方で自宅内でも帽子をかぶって頭皮を温めた方が血行が促進されるといった説もあります。どちらも人によっては当てはまるのかも知れないですし、逆に薄毛の原因となってしまう可能性もあります。

これらのように薄毛の原因を特定することは出来ません。

なので特定の薄毛対策が上手くいく可能性は高くありません。

これを理解する事が薄毛対策の本質です。

これは別の箇所の対策で考えるとわかりやすくなります。

例えば「目の下のクマ」です。

目の下のクマを優しくマッサージして血行が良くなれば、いくらかクマの症状は改善するかも知れません。

ですが、目の下にクマが出来る原因が解決されたわけではありません

目の下にクマが出来ない同年代の人が、日ごろからマッサージをしているわけではないということです。

冷え性なども同じです。足の指先を温めることで冷えの辛さは一時的に和らぎますが、冷え性の原因を解決したことにはなりません。

目の下のクマや冷え性になる原因についても色々いわれていますが、これも正解があるわけではありません。

参考目の疲れを取るより疲れない工夫を!

運動不足なのか、食生活の乱れなのか、筋肉や内臓の衰えなのか、睡眠不足なのか、靴や靴下の間違いなのか、またそれらが複雑に絡み合っているかも知れません。

多くの薄毛対策も同じです。頭皮マッサージのような対策が悪いとは言えませんが、根本的な解決策ではないということです。

 

ここを理解することがポイントです。

 

薄毛の原因を特定したくなる気持ちもよくわかりますが、ポイントを絞るよりも総合的に薄毛と向き合うことが、本当の薄毛対策だと感じます

薄毛対策の共通点

薄毛対策について書かれている様々な書籍には、ある共通点があります。

 

それは「健康」です。

 

大抵の書籍にはメインとなる薄毛対策について詳しく書かれていますが、それと同時に健康状態を改善する内容も必ず含まれています。

これはダイエットで考えるとわかりやすくなります。

特定のダイエット器具やサプリなどが多く販売されていますが、そのような商品を購入する人というのは、そもそも気持ちがダイエットに向かっています。

せっかく高額なダイエットグッズを購入したので、何かしらの効果を期待するものです。

すると日ごろの生活習慣を見直すきっかけになります。そのダイエットグッズによる得られる効果だけではなく、自然と食べる量を控えたり、エスカレーターが階段になったりするわけです。

むしろ購入したダイエットグッズによる効果より、そちらの生活習慣の変化による効果で痩せていくことになります。

そこで多くの人が効果の出どころを勘違いし、「このダイエットグッズは効果がある!」と油断してリバウンドしてしまいます。

 

薄毛対策も似ています。

 

多くの薄毛対策の商品も高額な事が多いので、購入まで踏み切った人のモチベーションはかなり高まっています。

ダイエットグッズを購入した人のように、初めは自然と生活習慣を見直すようになります

食生活を見直したり深酒を控えたりすると、当たり前ですが健康になります。肌ツヤが良くなったり、髪に張りが出てきたりします。

すると「この薄毛対策シャンプーは凄い!効果がある!」と感じ、その商品への信頼が深まると同時に、せっかく見直された生活習慣が徐々に戻ってしまいます。

そして徐々に効果を感じられなくなり、他の商品へと向かってしまうわけです。次から次へとダイエットグッズを購入する人のように、いたちごっこになってしまいます。

 

本当の薄毛対策とは健康を意識することです。

 

そしてこれも当たり前のことですが、健康対策にも正解があるわけではありません。

健康はバランス

どんなに健康に良いと言われる食品でも、食べ過ぎれば身体に負担をかけます。

お医者さんに骨密度が低いと診断されて、カルシウムのサプリメントを取るのは構いませんが、数値が改善されたのにも関わらず同量のサプリメントを摂取し続けると、身体にとっては毒になるかもしれません。

また同じような食生活をしている家族でも、特定の栄養素が不足したりするものです。生まれ持った内臓の強さや仕事内容(力仕事やデスクワーク)によっても求められる栄養は変わります。

日ごろから運動不足を実感している人が、休日に運動を取り入れるのは健康に良いものですが、日ごろから力仕事で疲労している人だと、休日はゆっくり体をいたわるほうが健康に良いはずです。

また睡眠も重要です。人によってベストな睡眠時間は違います。5時間睡眠でスッキリと疲労回復する方もいれば、8時間睡眠が必要な方もいます。

「最低でも6時間は睡眠を取りましょう」といったような目安もありますが、それも人それぞれです。

また睡眠環境によっても大きく差が生まれます。同じ睡眠時間でも睡眠の質が低いと疲労回復に影響を与えます。睡眠の質を上げるポイントについては、別のところでも紹介しましたが、

参考睡眠の質を上げるポイント!

こちらにも正解があるわけではありません。私も様々な安眠枕やエア○ィーブ(高額なマット)など購入したことがありますが、正直私には合いませんでした。

睡眠の重要性については理解しているつもりなので、思い切ってオーダーメイドの枕をつくってもらったこともあるのですが、現在では枕を使用せずに眠るようになったほどです。

参考枕は必要ない!?相性の問題です。

もちろん枕を使用するのが悪いわけではありません。しっかりと相性を見極めることが大切です。人によっては枕を抱きしめると安心して眠れるということもあると思います。

睡眠の質を上げるには自分の睡眠環境と向き合う必要があります。部屋が汚い場合は掃除や換気で質が上がるかもしれませんし、国道や線路沿いの住宅に住んでいる人だと、耳栓が効果的かもしれません。

参考カプセルホテルで節約するなら耳栓が必須

夜型の生活の人であれば、遮光カーテンやアイマスクが効果的かもしれません。しつこいようですが正解があるわけではありません。

あくまでも自分で相性を判断する必要があります。

遮光カーテンを取り入れたからといって、必ずしも睡眠の質が高まるとは言えないわけです。

これは薄毛対策についても同様です。

あきらかに髪に悪いシャンプー(そんなものがあるのか知りませんが)を使っていた人が、薄毛対策シャンプーを使用することで改善するかもしれませんが、もしからたらシャンプーをしない方がより改善するかもしれません。

参考シャンプーをやめると髪が増える!?

髪の毛に良い栄養サプリなども、食生活がよほど乱れている人には効果的なのかも知れません。

ただ髪の毛だけに良い栄養素というのは怪しいです。すべての細胞は同じ栄養素で構成されているので、髪の毛の栄養が不足している人は全身の細胞の栄養素が不足しています。

腋毛やすね毛も同じように薄毛になっているのであれば、効果があるのかも知れませんが・・・。

要するに、薄毛にだけ効果的な対策はないということです。

あえて薄毛対策をするのであれば、「全身の健康を意識する」ことにつきます。これが薄毛対策の本質だと思います。

頭皮をマッサージして頭皮の血行だけに働きかけるより、全身の血行に働きかけた方が健康になるようなことです。

薄毛対策グッズが悪いと言いたいのではなく、それらはあくまでも対処療法です。しかも原因が特定できない曖昧な対処法ばかりです

また遺伝的な要因で薄毛になっているという事も考えられるので、必ずしも薄毛の人の身体が不健康だとも言い切れません。

健康になったからと言って、必ずしも薄毛が改善するとも限りません。

ですが、健康になって悪いことなどないはずです。

身体の調子が良くなると日々のあらゆる行動の質まで良くなっていきます。

薄毛の一番のデメリットというのは、単純に見た目の問題ではなく、その事によるメンタルのダメージ(自信喪失)が一番です。

「どうせ俺は薄毛だからモテないんだ・・・」

といった思いが、自らの行動を制限してしまいます。せっかく目の前にチャンスが転がってきても掴む事ができません。

このメンタル面にもアプローチできるのが、全身の健康を意識することの凄さです。

同じ仕事時間でも活発に行動できるので成果も上がりやすくなります。たとえ薄毛に効果がなかったとしても、活き活きと生活できるようになり、行動力が上がっていきます。すると益々全身の血行が良くなっていくものです。

医療機関で徹底的に薄毛の原因を突き止めれば、ピンポイントで対策がわかるのかも知れませんが、そこまでお金をかけられる人は少ないと思います。

薄毛にだけ注目してしまうと何か特別な対策があるような気がしてしまいますが、人間の身体全体(健康状態)で意識すると、巡り巡って髪の毛にも良い影響があらわれるのはイメージできるのではないでしょうか。

どの薄毛対策の書籍にも健康状態を改善することが書かれています。これが薄毛対策の真実なのだと思います。

薄毛にだけ向き合うのではなく、全身の健康と向き合ってください

目の下のクマも全身の血行が悪くなったから、皮膚の薄い目の下にあらわれたわけです。目元のマッサージだけをしても全身の血行は改善されません。

目の下の血行が悪くなっているということは顔全体の血行が悪くなっている可能性があります。首や肩こりを改善することが効果的かも知れませんし、肩こりの原因も色々なので運動不足や姿勢を意識することが効果的かも知れません。

姿勢を良くするには日ごろの歩き方や靴選びも関係してくるかも知れません。「風が吹けば桶屋が儲かる」のように、目の下のクマの原因が思いもしないところから影響を受けているかも知れません。

ラジオ体操が効果的な人もいれば、食生活の改善や睡眠の質を上げることが効果的な人もいます。結局は自分の身体の健康状態と向き合うしかありません。

参考ラジオ体操は節約家と相性抜群!

私自身も様々な薄毛対策を試してみた経験があり、どれも初めは効果があったように感じるものですが、実際には何も改善しませんでした。

そもそも髪の毛の張りといいますか、髪の勢いは毎日違うものです。薄毛に悩んでいなかった頃は、髪の毛の調子など意識したことがありませんでしたが、髪の毛が細くなると身体の疲れ具合や睡眠時間などで、髪の勢いが全然違うことがわかるようになります。

メイクをする女性は肌の調子の違いを日々実感していると思いますが、男性に肌の調子を聞いてもピンとこないと思います。

髪の毛の調子も意識しないと違いを感じられません。

だからこそ薄毛対策グッズなどを購入してモチベーションが高い頃は、自然と生活習慣などが見直されるので、それなりに効果があったように感じるものです。

そして安心しきって生活習慣が元に戻ってしまうと、髪の毛の元気も失われていきます。

身体の調子が髪の毛の勢いに影響があるということは、まさに健康を意識することが薄毛対策の本質なのではないでしょうか。

まとめ 本質と向き合おう

あえて薄毛に良い健康法の目安を紹介すると、肌の調子が良くなる方法が当てはまるかと思います。髪の毛も頭皮の肌につながっているので、肌の状態が良くなる健康法と相性が良いと考えられます。

肌荒れに薬を塗ると改善することもありますが、そもそもの原因である生活習慣の乱れを改善しない限り、根本的な解決にはなりません。

睡眠不足や食生活の乱れやストレスによって肌が荒れてしまうように、頭皮から伸びている髪の毛にも悪影響があっても不思議ではないはずです。

参考肌荒れの為に食べるべき物とは?

根本的な肌荒れ対策というのは薬を塗り込む事ではなく、肌が荒れる原因と向き合い、身体の回復力を高める事です。

ちなみに現在の私は、これといった薄毛対策はしていません。むしろ何もしないことを心がけています。シャンプーすらやめてしまいました。

ただ睡眠環境を見直したり、ストレスのない生活を心がけたりすることで、健康的な身体を取り戻すことができたこともあり、徐々に薄毛が改善してきました。

流石にフサフサになったとまでは言えませんが、久しぶりに会った友人には「髪、何かやってるの?」とよく聞かれるようになりました。

しつこいようですが、最後にもう一度言います。

 

薄毛対策に正解はありません。

 

ですが、健康状態が改善されていけば、髪の毛にも良い影響があるのは当然の流れなのではないでしょうか。メイクをする女性であれば、睡眠不足やストレスで化粧ノリが全然違うのはイメージできるはずです。

もちろん頭皮にだけ良い栄養素も食事もありません。タンパク質が不足している人には肉が良いかも知れませんし、ビタミンが不足している人には野菜や果物が良いかも知れません。腸内環境が悪くなっている人なら、食物繊維の多い食べ物や発酵食品が良いかも知れません。

参考乳酸菌をコスパで考えてみた

ただ便秘だからとヨーグルトを食べるのが必ずしも良いとは限りません。ヨーグルトに含まれている脂質や糖分が悪影響を与える可能性もあります。

あくまでも身体全体のバランスを整える方法が、結果的に肌の調子を整えてくれることになり、髪の毛の状態も良くしてくれます

私は全ての薄毛対策グッズを試したわけではないので、それらに効果が絶対にないとは言い切れませんが、高額な薄毛対策グッズを購入する前に、まずは自分の健康と向き合ってほしいと思います。

仮に育毛剤や育毛シャンプーを使用するにしても、身体が健康な状態の方が効き目があるのではないでしょうか。節約という意味でも、最も効果的な健康という本質的な薄毛対策と向き合ってほしいと思います。

コメント

  • ストレスの影響は大きいよ
    オレも色々試してきたけど
    転職したら薄毛が改善して白髪も減ってきたし

    by 匿名 €

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節約はレジャーを書いている人

光司

光司

離婚を経て人生のどん底を味わってから節約に目覚めたアラフォー男子の光司(コウジ)です。 実際に役に立った節約情報やオリジナルの節約方法を紹介します。 お金のかからない健康法や節約が上手くいく人の考え方など、様々な観点から節約について紹介するブログを目指しています。 より詳しいプロフィールはこちら⇒ [詳細]

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